
今回の「東京Jazz 2011」ではぼくも出演者になりました。ミュージシャンとしてではないですが。
今年から始まった(来年も続くかどうかはわかりませんけど)「Club Tokyo Jazz」という無料コンサートでのトーク・セッションです。頼まれたのは3日の夜の部と4日の昼の部。
ステージの合間に30分ほどゲスト・アーティストを招いてトーク・セッションをするというものです。3日のお相手はピアニストのマイク・ノックさんで、4日は日野皓正さん。

マイクさんとは初対面の上、奥様が日本の方。ぼくのインチキ英語じゃまずいなぁなんて思っていたんですが、もう居直るしかないと。ですから、最初からお客さんに白状しちゃいました。「英語はいい加減なので通じるかどうかわかりません」。ついでに「ぼくは通訳ができないので、そのあたりもよろしく」なんて、ね。
でも、まあなんとなくかっこはついたと思うんですが、どうだったでしょう? 自分じゃわかりません。

マイクさんといえば、あまり知っているひとはいないかもしれませんがThe Fourth Wayというフュージョンのパイオニアみたいなバンドのリーダーでした。サンフランシスコで1968年に結成されています。

1968年のサンフランシスコ。ラヴ&ピースの時代じゃないですか。ハイト&アシュベリーに「フィルモア・オーディトリアム」。この話で盛り上がってしまいました。こうなったら英語力なんて関係ありません。いやぁ、楽しかったです。って、楽しめたのはぼくだけ?
でも、トーク・セッション終了後、奥様にも喜んでいただきました。彼女もこの時代が大好きで、「主人からこういう話を聞き出してもらえてよかった」といっていただき、ホッ。

4日の日野さんは、日本語なので気分は楽。もちろん日本のジャズにおける偉大なひとですから、最大の敬意を払ってのトーク・セッションです。

日野さんはまったく気取らず、ぼくのようなものにも優しい心遣いをしてくれます。話はいつだって面白いし、最後はお互いのボケ話を暴露しあい、おまけに小話までしてくれました。

それにしても日野さんは若い。まさにYoung At Heart。そのYoung At Heartを体現したのが、今回の新作『AFTER SHOCK』でした。日野さんの音楽に寄せる熱い思いが聞けて、こちらのトーク・セッションもぼくは大満足。
でも勝手に暴走気味のぼくでしたから、ご来場のみなさんはどう感じたか、はなはだ疑問ではあります。本人は「やばいなぁ」と思いながらもけっこう楽しんじゃいましたが。
NHK主催のイヴェントでしたが、この模様はInterFMの「Jazz Conversation」でそのうち紹介しようと思っています。請うご期待(期待に添える内容じゃないかもしれませんけどね)。
【おまけ】

3日の夜のことです。時刻は午後10時すぎ。コンサートは終了しましが、「東京Jazz」は不眠不休です。台風の影響で到着の遅れたマーカス・ミラー。彼は翌日のコンサートのため、そのまま国際フォーラムにあるリハーサル室にやってきました。サウンド・チェックをするためです。

その前に、テレビ用のインタヴューに応じてくれました。長旅で疲れていたにもかかわらず、そしてこれからバンドのメンバーと重要なサウンド・チェックが控えているにもかかわらず、気さくにぼくの質問に答えてくれました。

この模様は今月の25日(日)、13時50分からNHKの総合チャンネルで放送される「NHKアーカイヴス~疾走するマイルス・デイヴィス」で紹介されます。ぼくもゲストです(しつこく言っておきます)。
そしてこの番組が終わったら16時からは「Jazz Conversation」。マイルス・リクエスト大会です(これもしつこく言っておきます)。jazz@interfm.jpまでリクエストしてください。マーカスにもリクエストしてもらいました。これ、あっと驚く曲目です。