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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージ シャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連 の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィ スやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形 外科医としても第一線で活躍中。

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カテゴリ:映画&DVD
  • 2011-12-29 『ミッション・インポッシブル』@「TOHOシネマズ」
    [ 2011-12-29 08:54 ]
  • 2011-12-02 『リヴィング・イン・ザ~』@六本木「TOHOシネマズ」
    [ 2011-12-02 09:47 ]
  • 2011-11-24 『マネー・ボール』@「六本木TOHOシネマズ」
    [ 2011-11-24 12:42 ]
  • 2011-11-14 映画「ステキな金縛り」@六本木「TOHOシネマズ」
    [ 2011-11-14 23:15 ]
  • 2011-09-21 日曜に『ゴーストライター』を観てきました
    [ 2011-09-21 09:53 ]
  • 2011-09-19 『シャンハイ』@「有楽町ピカデリー2』
    [ 2011-09-19 11:16 ]
  • 2011-08-18『ツリー・オブ・ライフ』@六本木「TOHOシネマズ」
    [ 2011-08-18 18:54 ]
  • 2011-08-08 『大鹿村騒動記』@「丸の内TOEI」
    [ 2011-08-08 15:44 ]
  • 2011-07-06 『ラスト・ターゲット』@「角川シネマ有楽町」
    [ 2011-07-06 09:43 ]
  • 2011-06-28 『スーパーエイト』@「六本木ヒルズTOHOシネマズ』
    [ 2011-06-28 09:38 ]
 年末が迫ってきましたが、ぼくはNYにいるときと同じで、朝食後に1時間ほどウォーキング。その後はスタバで読書やiPhoneでビデオを観るのが午前中の日課です。

 昼食後は仕事(たいしたものじゃないです)をして、ほったらかしにしていた諸々の片付け。時間があればどこかの街に繰り出してブラブラ。夜はたまに誰かと会ったりして、適当な時間になったら寝ちゃう。

 師走ですが、このヘボ先生はぜんぜん忙しくないです。でも家にこもれない性質なので、何かと外出しています。

 それで、先日ですが六本木でこの映画を観てきました。シリーズ4作目ですか? 『ゴースト・プロトコル』というタイトルがついています。こういうアクション物は何も考えずに上映時間を過ごすことができるので重宝してます。

 といっても、今回のストーリーはちょっと複雑でした。深く考えていると話がどんどん進んでいきますから、こういう場合は感覚的に楽しめればそれでOK。

 中では駐車場でのアクションが面白かった。アクション物って設定が大変だと思うんですが、これは新鮮でした。いままでこの趣向で誰かやったことあるのかしら?

 アメリカではIMAXでも上映してるんですね。

 あとは来年と2013年(!)に上映が予定されている予告編にけっこう面白いものがあったので、これからが楽しみです。風邪も治ってきたし、年末は快調にダラダラと過ごせそうです。
 
by jazz_ogawa | 2011-12-29 08:54 | 映画&DVD | Trackback | Comments(6)
 少し前ですが(11月27日)、ジョージのドキュメンタリー映画『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を観てきました。マーティン・スコセッシが監督で、休憩を挟んでの4時間弱。

 彼が監督したボブ・ディランのドキュメンタリー『ノー・ディレクション・ホーム』がよかったので、今回も期待していました。長さを感じず十分に楽しめましたが、ビートルズやジョージのことを知らないひとはどうなんでしょう? そういうひとは観ないか。

 前半はビートルズ解散直前まで。『アンソロジー』と重なる映像やエピソードも多数出てくるので、『アンソロジー』のダイジェスト版といったところでしょうか? でも観たことのない古い映像や写真も次から次へと出てきますから、飽きません。テンポもいいです。

 後半はビートルズ末期からソロ活動、そしてこの世を去るまで。ジョージがインド哲学にのめり込み、音楽にどれだけ強い影響を受けたか、そのことがよくわかる内容でした。宗教観ゼロのぼくにも、旧態依然とした宗教観の持ち主たちと多宗教派のジョージとのやりとりが興味深かったです。しかもジョージの考えの方に説得力があったように思いました。

 この映画を観て、これまで以上にジョージの物事に対する考え方がはっきりとしました。紹介された曲がいかに奥の深い内面を持っていたか。それも驚きのひとつです。一般にはジョンが哲学的な考えをしていたと思われていますが、ジョージはジョンとは違う形で世の中や人生を哲学していたようです。

 ジョン・コルトレーンが来日時のインタヴューで「わたしは聖者になりたい」と発言しましたが、ジョージも同じように考えていたんですね。

「マイ・スウィート・ロード」を聴いたときからそう思っていましたが、それ以前、たとえばビートルス時代の「ヒア・カムズ・ザ・サン」にも、ラヴ・ソングの形を取りつつそういう思いが込められていたことがわかりました。

 あとはそこまで言うかというくらいクラプトンが個人的な話をしていたのにもビックリ。昔の面影はほとんど消えてしまった(残念!)パティの話もストレートで、こういうのはスコセッシ監督ならではでしょう。瞬きひとつしないで話を続けるフィル・スペクターの異様さも存在感十分です。

 この映画は12月にDVDで発売されます。いつものように数ヴァージョンが出るようですが、とりあえず5000セット限定のボックスを予約しておきました。
by jazz_ogawa | 2011-12-02 09:47 | 映画&DVD | Trackback(2) | Comments(10)
 先日、ブラッド・ピット主演のこの映画を観てきました。面白かったです。メジャー・リーグに起こった奇跡のような実話を脚色したもので、記録映像と映画のオーヴァーラップが自然で、テーマもユニークですし、10年ほど前の話なのでぼくも覚えていた出来事ですし、というわけで、最初から最後まで楽しめました。

 アスレチックス20連勝の裏にこんな話が隠されていたとは知りませんでした。今回もプロデューサーのひとりにブラッド・ピットが名を連ねていましたが、いい映画を作ったものだと思います。彼とコンビを組むおデブちゃんのジョナ・ヒルがこれまたいい味を出していました。

 メジャー・リーグはヤンキー・スタジアムに何度か行った程度ですが、日本の野球にはまってシーズン中ほとんどテレビにかじりついていた時期もあります。この写真は2003年のヤンキースVSマリナーズ。松井とイチローが出たので観に行きました。

 ま、それはそれとして、この映画というか原作には「The Art of Winning An Unfair Game(不公平なゲームに勝利する技術)」という副題がついています。ヤンキースは一勝するのに140万ドル、いっぽうのアスレチックスは26万ドル(だったかな?)。映画の中で、「アスレチックスはヤンキースのためにスター選手を育てるファームなのか」なんて言葉も出てきます。

 貧乏球団が勝利を得るための理論=不公平なゲームに勝利する技術。それを実践したのがアスレチックスのGMビリー・ビーン(ブラッド・ピット)とピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)のコンビでした。

 こんな横暴なGM、日本だったら鶴の一声でクビでしょうね。そこは野球に対する文化の違いでしょうか? でもビリー・ビーンの成功にしても「勝てば官軍」的な面もあるとは思いますが。
by jazz_ogawa | 2011-11-24 12:42 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(6)
 封切り直後に観てきました。相変わらずの三谷映画といった感じ。ドタバタでナンセンスで、最後はちょっとほろりとさせられます。そこに後味のよさがありました。

 いつものことながら、いろいろな要素がてんこ盛り。それらがうまく絡み合っているところに、三谷監督の脚本と演出のうまさが出ているんでしょうね。これでもかこれでもかというほどのオールスター・キャストも徹底していて、ここまでやれば天晴れというしかありません。

 ぼくには気分転換するのにうってつけの映画でした。内容がどうだとかこうだとかいう必要はありません。名作か? といわれたらちっとも名作とは思えませんし。でも2時間半近く、浮世のいろいろを忘れさせてくれたことで大満足。

 邦画で次に期待しているのは、来年公開される「三丁目の夕日」かな?
by jazz_ogawa | 2011-11-14 23:15 | 映画&DVD | Trackback | Comments(0)
 その前にひとつお知らせ。

 今度の日曜にNHK総合1チャンネルで放送される『HNKアーカイヴス』と10月1日の『マイルス・デイヴィス・イン・トーキョー1973』ですが、残念なことに東海3県(愛知、岐阜、三重)と金沢では放送されません。あと、九州・沖縄地方ではこの『NHKアーカイヴス』、9月29日(木)午前2:00からの放送になるそうです。お間違えのないように。

 それでは本題。

 ロマン・ポランスキーが監督した映画ということで、前日の『シャンハイ』から2日続けて有楽町で映画を観てきました。場所は「ヒューマントラストシネマ有楽町」。初めて行く映画館です。日曜の午後の有楽町駅前はかなりの混雑。震災直後の閑散とした雰囲気はすっかり霧散していました。いいことです。

 この映画館、事前のネット販売がなく、上映開始の1時間ほど前にチケットを買いにいったところ、残り3席でした。友人とふたりで一緒に観られる席は最前列の一番はし。そんな席で映画を観たことは一度もないのでこれも体験、ということで購入。

 画面が極端に扁平(かな?)になっているので観ずらかったです。でも映画館で映画を観るのが好きなぼくですから、これも良しと。

 ポランスキーにしてはわかりやすい内容でした。複雑な話や登場人物がたくさん出てくると、ただでさえ理解力の乏しいぼくには、あの席では内容を楽しむことができなかったかもしれません。

 物語は引退したイギリスの元首相がモデル。自叙伝を出版するにあたり、彼はゴーストライターを雇いますが、この人物が執筆途中で不慮の死を遂げます。後任のライターがその死を不審に感じたことからストーリーが展開。

 全体の印象はポランスキーというよりヒッチコック的。だからわかりやすかったのかもしれません。

 この元首相はトニー・ブレアを連想させます。彼が行なった政策の裏にはおおいなる陰謀が隠されていた。それが映画では重要な要素になっています。よくブレア元首相側から訴えられなかったものだと思います。ポランスキーはそんなこと超越しちゃってんるんでしょうね。ある意味、アナーキーなひとですから。

 ほどよいサスペンス・タッチと、どこか実話めいたストーリー。そしてウィットに富んだセリフ。もう一度、今度はいい席でゆっくり観てもいいかな、という気分になれた映画です。肩と首がけっこう凝ってしまいましたから。
by jazz_ogawa | 2011-09-21 09:53 | 映画&DVD | Trackback | Comments(0)
 封切り前から観たかった映画です。このところ週末はバタバタしていたのでずっと観られず仕舞い。土曜日は午前中が本業で、そのまま有楽町に出やすい場所にいたこともあり、観てきました。

 こういう時代背景や舞台設定は嫌いじゃないです。戦前から1940年代にかけてのロスとか、フィリップ・マーロウや『LAコンフィデンシャル』に通ずる暗黒の部分。それを第2次世界大戦直前の上海に置き換えたような映画です。

 渡辺謙も好きな役者です。ジョン・キューザックは『ハイ・フィデリティ』のころが一番よかったかしら? このふたりが中心になってサスペンス仕立てのストーリーが動いていきます。

 ただしストーリーはありきたりだし、当時のシャンハイの街並みがいかにも「セット」を作って撮影しましたという感じで、そこがちょっと残念。莫大な予算を使ったと聞いていたので、楽しみにしていたのですが。

 アメリカ人のポール・ソームズ(ジョン・キューザック)と映画の中で重要な役割をする中国人のアンナ(コン・リー)は思いを寄せ合っているのですが、第2次世界大戦が勃発したことで別れ別れになります。映画はそこで終わりますが、ずっとあとになってソームズが上海に戻ってくることをナレーションが教えてくれます。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のように、歳を取ったふたりが再会。なんていうシーンがあれば、最後にほのぼのとした気分になれたんですが。

 それでも観たかった映画ですから、観ないで終わったら心残りになります。そういう意味では満足。そもそも映画を映画館で観ることが好きですから。

 好きなことをやったあとの銀座は夕方になっていました。そのまま歩いて家に戻ったんですが、残暑というには暑すぎる。やっぱりおかしいぞ、にっぽん!
by jazz_ogawa | 2011-09-19 11:16 | 映画&DVD | Trackback | Comments(0)
 気になるので封切直後に観てきましたが、ぼくにはよくわからない映画でした。何を伝えたいのか? 視点がはっきりしないというか、それともぼくの理解力が貧困なのか。カンヌで賞を取っているくらいですから、素晴らしい映画なんでしょうけれど。

 キリスト教について無知・無関心だから理解できなかったのかしら? 延々と続く環境ビデオのような映像。実に美しいのですが、そんなに必要? あるいはジュラシック・パークのようなシーン。そこに地球誕生からその後のことと、ブラッド・ピット演じる一家の歴史をオーヴァーラップさせているんでしょう。映画のタイトルもそういう意味だと思います。なんとなくわかるんですが、ぼくにはピンと来なかったです。一緒に観た友人なんか怒っていました。

 ショーン・ペンの役もどうだかなぁ。ふたりとも大好きな役者さんなので、もったいない使われ方の印象があります。ぼくが思っていたものとまったく違う内容でした。最初からそういう内容の映画と思って観ていれば印象も違うんでしょうね。

 最後の三途の川のようなシーンも意味がわからなかったです。製作者側の思い入れが強すぎる映画なのかなぁ。といっても、これは単なるぼくの感想です。ご覧になった方はみなさんが「素晴らしい」というかもしれませんし。

 それより、予告編で観たブラッド・ピットとショーン・ペンの映画(それぞれの主演作)が面白そうです。あと、来年は『ボーン・スプレマシー』の4作目が公開されるんですね。やっぱり彼は死んでいなかった(当たり前か)。まだまだ面白そうな映画が登場してくるみたいです。

 20日から公開される渡辺謙が出る『シャンハイ』も観にいかなくちゃ。
by jazz_ogawa | 2011-08-18 18:54 | 映画&DVD | Trackback | Comments(2)
 先日惜しまれつつこの世を去った原田芳雄さん主演の映画『大鹿村騒動記』を銀座で観てきました(8月6日)。

 去年の秋に京都で「ONGAKUゼミナール」をした際、映画監督の林海象さんから、原田さんの体調が悪いことは聞かされていました。ちょうどそのときにこの映画を撮影していたようです。それで翌日、林さんは車を運転して差し入れをしに現地まで行くといっていたことを思い出しました。

 具合はかなり悪かったんでしょう。しかし映画の中の原田さんは元気いっぱい。そんなことは微塵も感じさせません。役者根性という言葉が脳裏をよぎりました。

 この映画の完成を見届けてから原田さんはあの世に旅立ちました。不謹慎かもしれませんが、役者としては最高の引き際です。最後まで原田さんは役者だったんでしょう。

 サッカーの松田直樹選手も練習中にピッチで倒れ、そのまま帰らぬひととなりました。本人は無念でしょうが、そして不謹慎なものいいであることも十分に承知していますが、これまたサッカー選手冥利に尽きる最後だったと思います。

 ぼくも松田選手と症状はほとんど同じでしたが、幸いそこまで心臓に急激なダメージを受けなかったため、なんとか間に合いました。倒れた場所も病院ですし、妙なところで倒れなくよかったなぁとしみじみ思います。車を運転しているときにおかしくなったら大変でから。恥かしいような場所で倒れるの嫌ですし。

 倒れてから7年がすぎました。それ以来、「いつ死んでもいいや」と思って生きてきましたが、なかなか身の回りの整理ができません。いま死んだら、残されたひとが大変です。もっとすっきり片付けておかなくてはと思いつつ、相変わらず物が増えています。

 話はまとまりませんが、原田さんとぼくは顔見知りだったようです。「ようです」と書いたのは、すっかりそのことを忘れていて、いまだにそういわれてもまったくそういう場面がぼくの頭の中に甦らないからです。

 学生時代、大学の前にあった喫茶店にぼくと仲間は入りびたりでした。普通の喫茶店だったんですが、いつの間にか常連のぼくたちがマスターを説得してジャズ喫茶にしてしまいました。そこに、ときどきふらりと立ち寄っていたのが原田さんです。

 そのことを先日あるひとからいわれたんですが、ぼくにはまったく記憶がありません。別の友人によれば、ぼくたちは言葉も交わしていたそうです。いまから40年ほど前の話です。

 原田さんといえば、10年くらい前でしょうか、下北沢の小さな映画館で、彼のライヴを観たことがあります。渋いブルースを聴かせてくれました。ぼくは彼のようなタイプにも憧れているところがあって、そのときもすっかり触発されちゃったんですけどね。

 いまのぼくは、当時の原田さんの年齢になりました。あの渋さと男らしさには逆立ちしたってかないません。生き方がそのひとの存在感を作りますから、真似したって無理です。

 役者という仕事に入れ込んだ原田さん。ひとつのことに夢中になって生きている点では、ぼくだった負けていません。その分、まわりのひとは迷惑でしょうけど。

 映画を観ながらいろんなことを考えちゃいました。とりとめのないことばかりですけどね。
by jazz_ogawa | 2011-08-08 15:44 | 映画&DVD | Trackback | Comments(0)
 先日の日曜日(7月3日)は昼すぎからジョージ・クルーニー主演のこの映画を観てきました。原題はシンプルに『The American』。

「角川シネマ有楽町」は初めて行く映画館です。有楽町駅前にあるビッグ・カメラの8階。狭からず広からずで、手ごろなスペースでした。

 クルーニーの役どころは暗殺者。舞台はイタリアで、異国にいる孤独な暗殺者の心情がラヴ・ストーリーを絡めて描かれていきます。刹那的といってしまえばそれまでですが、クルーニーの物悲しい表情に哀愁を感じました。

 主人公はこういう仕事をしているから普通のひと以上に平凡な幸せを願うんでしょうね。遅まきながら、ぼくはこの歳になってようやく平凡なことがどれほど大きな幸福感を与えてくれるかわかりました。永遠のお子ちゃまですから、いろいろなことを体験しないと気がつかないんです。

 でも、気がついてよかった。そんなことを思いながらこの映画を観ていたら、主人公の心情に思わず涙してしまいました。取り返しのつかないことも世の中にはたくさんあります。でもぼくは幸運なことに、これまでの人生に満足しています。生まれ変わっても同じ人生でいいかな、なんてね。

 取り返しのつかないこともいろいろやってはきたんでしょうけれど(自分で気がついていないことも多々あるんだろうなぁ)、それでも楽しい人生が過ごせているのは、周囲のひとの温かい目があってこそのもの。映画のストーリーとはまったく関係ないですが、そんなことを思いました。

「自分はどうあるべき」なんてことは一度も考えたことがありません。そのときどきで楽しいことを優先してやってきただけ。それが結果として、これまでのところはよかったみたい。今後もこの姿勢は変わりませんし、いまさら変えようもありません。変える気もさらさらないですけど。

 このままどこまで行けるか。そんなことを考えるのも楽しいじゃありませんか。暗殺者にならなくてよかった。当たり前か。

 それで映画ですが、ストーリーはいまいち。でも、そういうのもそこそこ楽しめちゃうのがぼくなんで、不満はまったくありません。楽しいことはいいことだ、です。
by jazz_ogawa | 2011-07-06 09:43 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(0)
 昨日の午後、時間があったので観てきました。先週の金曜日に封切られたばかりですが、ウィークデイの午後の回なので館内はガラガラ。当然といえば当然ですが、映画はこういうところが営業的に難しいんでしょうね。

 制作:スティーヴン・スピルバーグ、監督:J.J.エイブラムス。このコンビですから、観る前から期待大でした。キャッチ・コピーは「E.T.以来の最高傑作」。その通りかどうかはなんともいえませんが、最初から最後まで楽しめました。こういうダイナミックなシーンが連続する映画はやはり大きなスクリーンで観るに限ります。だから映画館通いはやめられません。

 時代は1979年。ウォークマンの一号機が登場したころです。映画の中で使われたザ・ナックの「マイ・シャローナ」もこの年にヒットしました。

 アメリカの秘密軍事施設・エリア51からあるものを輸送中に脱線事故が発生。8ミリ映画の撮影をしていた少年たちが、偶然その事故を撮してしまいます。そしてそこから事件が起こります。

 怖い映画ですが、スピルバーグ物らしく、主人公の少年とそのあるものとが最後は心を通い合わせます。こういうところがスピルバーグの手腕なのかエイブラムスの手腕なのかわかりませんが、最後にほっとさせられました。

 昨日は雨も降りましたし、気温もいつもより涼しめ。でも、これから暑くなる季節を考えると、映画館で時間を過ごすのはいいかもしれません。今週の土曜日にはジョージ・クルーニーが主演した『ラスト・ターゲット(原題:The American)』も封切られます。これも観にいかなくちゃ。
by jazz_ogawa | 2011-06-28 09:38 | 映画&DVD | Trackback | Comments(4)
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