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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャケ裏の真実
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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


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2014-06-18 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』
2014-06-18 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』_e0021965_09282979.jpg
 先週の金曜日に日比谷の「TOHOシネマズシャンテ」で観てきました。

 1961年のニューヨークはグリニッチ・ヴィレッジが舞台。無名のフォーク・シンガーの物語で、虚実ごちゃ混ぜのストーリーが実に面白かったです。

2014-06-18 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』_e0021965_09283096.jpg
「ガスライト」は伝説のライヴ・ハウスで、ぼくが住み始めたころは「フォーク・シティ」と名前を変えていましたが、アパートの近くだったこともあり何度も行きました。

 ディランがニューヨークで初のライヴをやったのもこの店で、映画のエンディングでディランもどきのひとがステージに立つシーンにもニヤリとさせられました。

 感心したのは、ストーリー上中断せざるを得ない場面を除き、歌はすべてが完奏されていたことです。コーエン兄弟も音楽好きなんでしょう。

 映像は色彩がちょっとくすんでいて、あの時代に作られたような色調になっています。これもよかったですね。

 ぼくの心は常に60年代にありますから、60年代でニューヨークでフォーク・ミュージックとなれば、最高の取り合わせです。

 そういえば今度の土曜日は「ONGAKUゼミナール」での60年代音楽シリーズ。こちらはいまのところガラガラ。ア~。60年代後半のUKロックに興味のあるひとは来てほしいなぁ

 映画に話を戻せば、アルバート・グロスマンを思わせるひとがPPM結成を匂わせる下りなんかフォーク・ミュージック好きには堪らないです。

2014-06-18 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』_e0021965_09283066.jpg
 ライヴのシーンでは「500マイル」も歌われますが(もちろんフル・コーラスで)、ぼくも最初から最後まで歌えました。50年近く前にバンドで歌っていたときのことが懐かしく思い出された瞬間です。

2014-06-18 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』_e0021965_09283583.jpg
 でもこの映画、音楽をやっているひとにとってはきつい内容かもしれません。デイヴィスさんみたいなひとはそれこそいまも昔も世界中にいくらでもいるでしょうから。プロの世界がいかに厳しいか、そのことを痛烈に感じさせてくれる映画でした。


by jazz_ogawa | 2014-06-18 09:31 | 映画&DVD | Trackback | Comments(6)
Commented by NetHero at 2014-06-18 12:47 x
小川さん、ご無沙汰です。
"Gaslight"と"Folk City"は、別ハコだった様に記憶するのですが、、。
と言いますのは、私がNew Yorkに居た73~74年頃には、既に"Gaslight"は、クローズされていましたが看板は残っていました。
"The Bitter End"の前辺りで、Thompson@Bleeker近辺だったと記憶するのですが、、。"Folk City"は、別の場所でオープンしていました。
得意の古い話なんで、間違っていたらお許し下さい。
Commented by jazz_ogawa at 2014-06-19 17:12
NetHeroさん、お元気でしたか?
記憶があいまいなのですが、「ガスライト」はブリーカーからウエスト・サードに引っ越しして、そこが「フォーク・シティ」になったんじゃないでしょうか? ただし、これはぼくの記憶違いか妄想かもしれません。
Commented by NetHero at 2014-06-20 05:39 x
小川さん、お騒がせしてすみません。ウェッブで調べたところ、「ガスライト」は、「ビター・エンド」の前辺りではなく、2ブロック程、離れた場所に在ったようです。全く、私の記憶違いでした。隣に白い建物が在った記憶もあるのですが、ウェッブで「ガスライト」の跡地付近を見たら白いレンガの建物は在りました。しかし、40年前から在ったのかは全く不明です。まぁ、いずれにしろ古い話ですみません。
「フォーク・シティー」は、ウエスト・フォースに在ったのが70年にウエスト・サードに移転したとウェッブに書かれています。
40年以上前の話を、よく調べもせずに自分の記憶だけで書き込んだ事、再度お詫び致します。でも、古い話って楽しいですよね。(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2014-06-20 23:59
NetHeroさん、当時のフォーク系ライヴ・ハウスとしては「Cafe Wha?」も重要で、こちらはいまもオーナーは変わりましたが、同じ外観のまま営業していますよね。たしかこのとなりにオリジナルの「Gaslight Cafe」はあったと、誰かに聞いた記憶があるんですが、これまた勘違いかもしれません。
ディランが掛け持ちで同じ晩に両方のクラブで歌っていたことがあるなんて話も聞いたような気がします。
Commented by NetHero at 2014-06-21 14:43 x
いやぁ、小川さん、流石によくご存知ですねぇ。「Cafe Wha?」なんててっきり小川さんのスペルミスと思いながら(笑)ウェッブを調べたらナナント、実在する有名な老舗カフェーなんですね。住所は115 MacDougal StなんでGaslight Cafeの隣となっています。その内、再訪の旅に行ってみたいです。ちょっと遠いのが難ですが。
Commented by jazz_ogawa at 2014-06-22 23:11
NetHeroさん、この店の近くに住んでいたので、たまたま知っていただけのことです。
いまや60年代のフォーク・シーンで重要な店はここと「Bitter End」ぐらいかしら。
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