次回の「Jazz Conversation」でフィーチャーする【Meet The Star】のゲストのことです。今回は特別編成で2本立て。このブログで紹介済みのエリック・ルイスと、もうひとりがイタリア人ピアニストのジョヴァンニ・アレヴィ。
アレヴィはイタリアでかなり知名度が高いそうです。ジャズというより、クラシックにコンテンポラリーな音楽性を持ち込んだピアニストといったタイプでしょうか?
「フリーでモダンな“ピアノ哲学者”」なんていうキャッチコピーが使われています。
『CDジャーナル』ではこんな紹介がされていました。
イタリアではその名を知らない人はいないと言われるほど高い人気を誇るコンポーザー、ピアニスト、そしてコンダクターでもあるジョヴァンニ・アレヴィ(Giovanni Allevi)。スパイク・リー監督がBMWのCFに彼の楽曲を使用したことによりヨーロッパ中でブレイクし、アメリカにおいてはニューヨークの「ブルーノート」公演がソールドアウトに。北京五輪や上海万博といった国際的な大イヴェントにも、イタリア人アーティストの代表として出演しており、世界中がその存在に注視している。現在、もっとも旬のアーティストの一人と言っても過言でない。
そんなアーティストなら放っておくわけにいかないでしょう。インタヴューしたところ、本人はジャズのジャンルで語られることに少々の違和感を覚えていました。即興演奏はしないそうです。しかし、その演奏はキース・ジャレットのソロ・ピアノを聴いているようで、なかなかいい感じです。こういう音楽は好きですね。
ということから、そしてたまたま来日も控えているので、イタリアの自宅に電話インタヴューを敢行しました。向こうは朝の8時。眠い目をこすって待っていてくれました。ピアノと同様、穏やかな話し方のアレヴィさん。東京でのコンサートには時間の都合がつけば行くつもりです。
来日スケジュールです。興味のある方は、チケットまだ大丈夫だと思います。
11/20(土)アルカイックホール・オクト(兵庫県)
11/24(水)トッパンホール(東京都)
11/25(木)浜離宮朝日ホール(東京都)
経歴はここに書いてあります。
http://www.samonpromotion.com/artist/list/giovanni/index.php
そういうわけで、次回の「Jazz Conversation」もよろしく。内容はこんな感じ。
Jazz Conversation #046(2010.11.14.放送)
①【16:00:スイング・ピアノを聴く】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第46回:『死刑台のエレヴェーター』)】
③【17:00:Meet The Star(第40回:エリック・ルイス+ジョヴァンニ・アレジ)】
④【17:30:楽器別特集(第11回:バリトン・サックス編)】
あと、今回は少し早いですが、クリスマス・プレゼントがあります。告知は今回だけで、締め切りは準備の都合があるため(どんな準備でしょう?)20日の土曜日。ご希望の方は、番組をお聞きになったら即メールしてください。
それではCiao!