
このところなぜかたくさんの方に来ていただいている駒場の「ONGAKUゼミナール」。一昨日も有り難いことに少し前から予約で満員の状態でした。いったいどうしちゃったんでしょう? 理由はちっともわかりませんが、とにかくお越しいただいた方に感謝です。窮屈な思いをさせたかもしれません。そのことに関してはごめんなさいです。
昨日のテーマは「Miles In The 60's」。「60年代音楽」をシリーズ化しての3回目です。8月に京都で開いた「ONゼミ」と選曲はほぼ同じです。曲を変えても構わなかったのですが、京都のときはこの時代の演奏から厳選しましたから、やっぱりここは変えるのよそう、という結論に達しました。

ですが、話の内容はだいぶ違ったと思います。忘れっぽいので、京都で話した内容を覚えていないことと、その場の思いつきで話が進行していくので、同じ曲をかけても話の内容はそこそこ違ったんじゃないでしょうか?
それで、予定していたのはこんな曲です。この中から話の流れで適時チョイスしようということです。結局完奏したのは5曲で、あとは途中でフェイドアウトしたり、話のバックで流したりという形になりました。

1. Blue In Green from KIND OF BLUE
2. Spanish Key from BITCHES BREW
3. Concierto de Arnjuez from SKETCHES OF SPAIN
4. Someday My Prince Will Come from SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
5. Seven Steps To Heaven from SEVEN STEPS TO HEAVEN
6. So What from MILES IN TOKYO
7. Eighty-One from ESP
8. Pinocchio from NEFERTITI
9. Paraphernalia from MILES IN THE SKY
10. Frelon Brun(Brown Hornet) from FILLES DE KILIMANJARO
11. Shhh~Peaceful from IN A SILENT WAY
12. Spanish Key from BITCHES BREW

いつも思うのですが、マイルスの楽歴の中でもっとも大きな変貌を遂げた10年が1960年代でした。この10年は、とりわけ彼がジャズ・シーンをリードした時代でもあります。極端なことをいうなら、マイルスを聴けば1960年代のジャズはわかる。これがぼくの持論です。とはいっても1時間半では絶対にわかりませんが。
駒場の次回は2月20日(土)、20時からの2時間で、ビートルズ(パート1)を取り上げるつもりです。こちらはいまからでも予約可能です。
お問い合わせ・予約:「Orchard Bar」 080-3463-1807
(
http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html)、
もしくはコチラから。
なお、1月30日には銀座の「le sept」で「ウィズ・ストリングスで聴くジャズ」と題した「ONゼミ」を開きます。こちらの予約も次回のブログあたりから開始しますので、ご希望の方はときどきこのブログをチェックしていてください。
あと2月1日には「マイルスで聴くモダン・ジャズの変遷」と題し、「ONゼミ」の番外編をやってきます。これは東京医科歯科大学教養部「芸術II」の講座です。ぼくが担当するのは最終回で、そのほかには、谷戸基岩(クラシック音楽他)、倉田量介(キューバ音楽)、 松岡秀明(ブラジル音楽)、 アリエル・アッセルボーン(アルゼンチン・フォルクローレ)、岡本郁生(サルサ)、宮田信(チカーノ)、常味裕司(アラブ音楽)といった方たちの講座が組まれています。これまたマイルスで行こうと思っています。
それからこれはまったく関係ないですが、ニューヨークのボブ・ベルデンがこんな映像を教えてくれました。笑えますし、この才能は凄いと思います。ジャズ好きならこの凄さ、わかるんじゃないでしょうか? ぼくは敬服しました。