なにが残念かって、アクオスの52インチが当選していたんですが、貰いそびれてしまったことです。先日、ニューヨークのアパートで溜まった郵便物の整理をしていたんですね。その中にアメリカのSharpからの封書がありました。
開けてびっくりです。まず飛び込んできたのが
Conglaturations! We are pleased to announce that you have been selected as a GRAND PEIZE WINNER in the Sharp Electronics "AQUOS EXPERIENCE Sweepstakes". As a Grand Place Prize Winner and subject to the sweepstakes rules, you are entitled to receive;
A Sharp AQUOS 52" 1080p LCD HDTV!
という文面でした。
これって新手の詐欺? アメリカでは、よく「1万ドルあたりました」とか、「10万ドル当選」とかいった手紙が届き、すごいときはその金額の小切手が同封されてくることもあります。テレビの宣伝でも、突撃レポーターがひとの家のブザーを押し、「あなた、10万ドルの当選者です」みたいなことをいって小切手をわたし、そのひとがビックリ、みたいな映像が流れます。でも、そういう詐欺商法、最近は来なくなったし、テレビでも観なくなりました。
シャープからの手紙を見て、即座にそのことを思ったのですが、仔細に読んだところ本当に当選していたんですね。それで思い出しました。去年の暮れ、グランド・セントラルでアクオス・ツリーというイヴェントがあったんです。そのことは12月24日のブログにも書きました。
アクオスを積み重ねてクリスマス・ツリーのディスプレーをしていたんです。アクオスが抽選であたるという宣伝を見て、家から近いのでちょっと寄って、備え付けのPCでアプライしたことも思い出しました。
ぼくは悪運が強く、これまでの人生すべてその運で生きてきた、みたいなところがあります。ただし、まったくもって駄目なのがクジ運です。ほとんどあたった記憶がありません。それで、そのときも絶対あたるはずないと思いながらPCにデータを打ち込みました。
しかし、ここからがくじ運のなさです。この手紙を受け取ってから10日以内の消印で、同封の書類に必要事項を記入して返送するようにとなっていました。手紙の日付は1月27日です。そういうわけで、アクオスの52インチをフイにしてしまいました。
今回のニューヨーク滞在でアパートのTV回線をデジタル化しました。アメリカでは日本より先にデジタル放送に切り替わりました。部屋のテレビは古いアナログ方式ですが、デジタル放送が観られるのはどうしてでしょう? ケーブル・ボックスにDAコンバータが組み込まれているのかしら。そのあたりのシステムがよくわかりません。
そろそろHDTVを買おうと思っていたので、このアクオスが手に入っていれば最高でした。近々テレビの買い替えをしますが、大きいので配達してもらわないとなりません。そうなると、しばらく滞在しているときじゃなければ受け取るのが難しいため、年末年始のタイミングで買うしかないかな、と思っています。
今回契約したRCNというケーブル局はすごいです。チャンネルが400以上あって、実際に観られるのも200チャンネルくらいはあるんじゃないでしょうか? 映画もOn Demandで、各社のちょっと前に封切られた作品が4.99ドル、古い作品なら無料で観ることができます。
世の中、どんどん便利になってきました。ただし、無用の便利もあります。そんなに多チャンネルが必要かどうか? PCにしても携帯にしても、機能が多すぎます。必要なものだけに特化し、それのグレードアップに磨きをかけたほうがいいのでは? といつも思っています。そんな風に思うのは年を取った証拠かもしれませんが。