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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージ シャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連 の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィ スやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形 外科医としても第一線で活躍中。

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 あっという間の3ヶ月でした。ボルボのおかげで、まったくといっていいほどしないドライヴも何回かさせてもらいました。といったって、一番遠いところが群馬県の月夜野で、あとは横浜に数回と鎌倉ぐらいのものですが。でもこれはぼくにとって画期的なことなので、当分は忘れないでしょうね。

 ボルボを組み込んだ写真を撮るというのを目的にしていたんですが、なにせ地方に出ないものですから、都内ではなかなかいい場所での写真が撮れません。本気で撮ろうと考えればそれなりの場所はあるんでしょうが、そこまではしません。思いつき人生ですから。

 ボルボの試乗レポートをやって楽しかったのは、車をダシに、しばらく会っていなかったともだちと会ったことでしょうか。

 アウトドア派じゃないので、そういう用途で使えばかなり面白いのかもしれません。でも、そのあたりの楽しさは知らないまま終わってしまいました。ですから、荷物がたくさん載せられるとか、坂道が楽とか、そういうことにはあんまり恩恵にさずかりませんでした。

 この3ヶ月間、ボルボとポルシェを気分で乗っていました。といっても車に乗るのが週に1~2回程度。車を生活の必需品にしているひとなら、これら2台を用途別に使い分けたら面白いでしょうね。タイプがまったく違いますから。

 実をいうと、ぼくは30年前にもボルボに乗っていました。娘が生まれたときに、一番頑丈な車を買おうと思い、選んだのがボルボです。それから2年、留学するため手放すまで乗り回していました。あのころは車が必需品で、東京を拠点に、今日は茨城、明日は大月、さらには茨城から大月に直行とか、毎日相当な距離を走っていました。

 その娘も30歳。それを考えると、ボルボに今回試乗させてもらったことに感慨深いものがあります。こういうチャンスを与えてくださったみなさん、どうもありがとうございました。
 さて、次はマセラッティでしょうか?
# by jazz_ogawa | 2009-11-20 23:13 | Volvo | Trackback | Comments(2)
 いつの間にか、こんなものも出ていました。6月に『愛しのジャズメン』『同 2』が発売されましたが、売れ行きの点でなかなか大変みたいだったんで、こちらは出ないのでは? と思っていたんです。ところがある日、版元からほとんどなんの前触れもなく現物が送られてきました。期待していなかったでけに嬉しいですね。

 CD-R版とダウンロード版があるみたいです。

 こちらも興味ある方はよろしく。

 こうして3セット並ぶと、気分いいですね(自己満足)。
# by jazz_ogawa | 2009-11-19 10:45 | Works | Trackback | Comments(10)
 相変わらずビートルズとストーンズ関連のCDを買い続けています。ここに来てまたいろいろ出てきたので、自分のコレクションを整理するためにも今回はまずビートルズのリマスター盤から。

 ボックスは国内盤とEU盤(中央)とアメリカ盤(右)のステレオ・ボックスとモノ・ボックスを買いました。ステレオ・ボックスは国内盤の丈が少し長いこと、わかりますか? EU盤はEMIミュージックジャパンが輸入して国内のCD屋さんに流通させているんでしょうね。そういうわけで右上に日本語のステッカーがついています。このステッカーも重要です。なんてことをいうのは世の中でぼくだけかもしれないですが。

 モノ・ボックスは、外国で発売されているものも日本盤が使われています。というわけで、国内盤と外国盤仕様をひとつ買えば完璧です。ですからこれでOKかな。ただしEMIはあざとくも、アンコール・プレスと称し、帯の色と帯に掲載された文言(限定盤→アンコール・プレス)を変え、再発売します。せっかく限定盤といって売り出したのに、これじゃぁ非難ごうごうでしょう。でも、当然予約はしましたが。

 国内盤と外国盤仕様の違いは、写真のようにレーベルに印刷された番号やデザインが異なる点。こちらは外国盤仕様。

 それでこちらが国内盤。

 国内盤は日本語の解説書が入っている分、ボックスの厚みも違います。わかりますか?

 こちらは単体で発売されたCDで、国内盤しか持っていませせん。ステレオ・ボックスに入っているものと同じじゃないかといわれるかもしれませんが、帯がついているじゃないですか。ここが重要です。アメリカ盤とEU盤は帯つきじゃないですから、ボックスに入っているものと同じと判断し、単体ではとりあえず買わないことにしました。


 こちらは発売前に関係者に配られた2枚組サンプラー。もったいなくて開封できません。

 これは、現在予約中の『ビートルズBOX USB』。おなじみの緑のリンゴに堂々の“THE BEATLES”ロゴ、ぴょこっと飛び出した茎の部分をよくよく見るとその根本がUSBメモリになっているのがカワイイこの限定アイテム。16GバイトのUSBメモリに、デジタル・リマスター盤に収録されているアルバム14作(FLAC 44.1KHzおよび320KbpsのMP3)とミニ・ドキュメンタリー映像などのビジュアル・コンテンツ、UKオリジナル盤を元にしたアルバム・アート、レア写真、拡張版のライナーノートなどが入っている、とこれは宣伝文句を貼り付けさせてもらいました。

 それで国内盤とアメリカ盤を予約しています。EU盤はどうかとAmazonUKをチェックしてみたところ「Import」となっていたので、EU盤は作られないのかもしれません。あと、年が明けるとシングル・ボックスも出ますし、まだまだ散財の人生は続きます。
# by jazz_ogawa | 2009-11-17 10:53 | マイ・コレクション | Trackback | Comments(16)
 封切初日の昨日、この映画を観てきました。小説も何度も読みましたし、昔作られた映画も観ています。何度かテレビ化もされているのでそれらもたいていは観ているんじゃないかしら。なにせ清張ファンですから。彼の小説は文庫になっているものならほぼ全部読んでるでしょうね。

 って、自慢しても仕方ないですが、この映画、過去の映像作品の中では一番豪華な作りだったかもしれません。清張といえば社会派ミステリーの代表格です。この話も、戦後の混乱期の世情が背景にあります。ぼくはこの時代をテーマにした映画やテレビ・ドラマをいろいろ観ていて、服装に違和感を覚えることが多いです。

 ぼくが小学校低学年のころの時代の話です。この時代に市井のひとたちがこんなにばりっとした服を着ていた記憶がないんですね。どちらかといえばボロに近い服装のひとが多かったです。ところが、登場人物はいずれもきれいでちゃんとデザインされたスーツや服やコートを着ています。色もきれいなものばかり。お見合いの席で主人公の男性が着ていた深い切れ込みのセンターベンツなんてあの時代にあったでしょうか? 映画だから視覚的要素も重要ですが、ぼくはそういうところが気になります。

 自分のことを振り返って一番共鳴できたのは『三丁目の夕日』ですね。あの映画に出てくる子供たちの薄汚れた感じ。ぼくと同じ歳ごろの子供たちですが、ぼくもあんな感じでした。医者の息子で、平均よりは少し上の生活をしていたかもしれません。それでもあんなものでした。だって、お金があったって、そんないい服なんかほとんど流通していなかったんですから。

 物がなかった時代です。その時代に育ったぼくとしては、どうも服装が気になって気になってしかたありません。でも、そんなことは瑣末なことでしょう。悲しい映画です。自分ではどうしようもできない人生の流れ。

 ぼくだって思いもよらぬことの積み重ねでいまの生活があります。いいほうに転ぶこともあれば悪いほうに転ぶこともあります。そこが人生です。この映画の主人公は、戦争の不幸を背負い、それでも健気に生きてきたんだと思います。しかし誤解や引け目やさまざまな思いが交錯し、自分たちの人生が翻弄されます。

 それを思うにつけ、いい時代に生まれたことを実感しました。服装がどうだとかこうだとか言えることだって、幸せな時代に生きているからこそでしょう。経済は最悪かもしれません。そこから引き起こされる悲劇がドミノのように広がっているのもわかります。それでも、戦争のない国に生きている幸せをかみ締めたいと思います。
# by jazz_ogawa | 2009-11-15 14:02 | 映画&DVD | Trackback | Comments(7)
 先日のことですが、「ONGAKUゼミナール」に参加していただいてるmikiさんがお住まいの北鎌倉に行ってきました。

 鎌倉を含めて湘南は懐かしい場所です。物心がつく前から中学のはじめごろまで、毎年夏になると江ノ島海岸からすぐのところに一軒家を借りて、ひと夏をすごしていました。江ノ電をはさんで、向こう側にはうっそうと木の茂った神社があり、こちら側(海岸側)には「鈴傳」という海産物屋さん。そのお店の脇にある細い路地を入り、「鈴傳」の裏手に夏の間だけ借りていた家がありました。

 場所はいまも明確に覚えています。それで、せっかくだからとそのあたりを走ってみました。すると、記憶どおりの場所にいまも「鈴傳」はありました。でも、昔はもっと大きな感じがしたんですけど。ぼくが大きくなったせいで小さく感じたのか、実際にお店の規模を縮小したのかわかりません。屋号を含めてはっきり覚えていたのは、われながらびっくりです。なにしろ半世紀ほど前の情景ですから。

 デジャヴとは違いますが、こういう懐かしい気分は海岸線を走っているとさまざまなところで心をよぎりました。あの岩場で遊んだっけとか、あそこからここまで泳いだっけとか。海の景色は変わりませんね。でも、江ノ島に立っている塔は違う形になっていました。

 お昼ごはんは「葉山マリーナ」で和食。時系列でいくと、「鈴傳」のある江ノ島方向に向かったのはそのあとです。途中で海岸とボルボを一緒にパチリ。

 海にはサーファーがちらほら。海辺には散歩しているひとやドッグランをさせているひとたちが数名。真夏の喧騒が嘘のようにひっそりとしていましたが、こういう情景、ぼくは好きです。祭りのあとの寂しさみたいな雰囲気とか気持ちって、どこか風情があるじゃないですか。

 その昔、初めての「マウント・フジ・ジャズ・フェスティヴァル」が終わったあと、ぼくはとてもいい感じで1ヵ月くらいを呆然としていました。あれは夢だったのかな? みたいな思いというか、余韻を味わっていたんですね。そういう気分の状態、割と好きです。ちょっと自虐的なところがあるのかもしれませんが。

 江ノ島には、大学生のころにも夏になるとよく行っていました。家のすぐそばに第3京浜ができたので、道がすいている朝の早い時間に行って、お昼過ぎには戻ってくるとか、夜に行って、ともだちとさんざん騒ぎ、夜中に帰ってくるとか。こういうのもいまではとてもいい思い出です。

 江ノ島のあとは鎌倉山を越えてmikiさんのお宅にお邪魔しました。お宅は山の中腹(かしら?)にあって、窓から見える景色が綺麗でした。これは途中でmikiさんが寄ったお花屋さん。

 今回はちょっとした日帰りの小旅行みたいなものですが、このくらいのドライヴにボルボはぴったりかもしれません。
# by jazz_ogawa | 2009-11-13 10:04 | Volvo | Trackback | Comments(10)
 先週末に観てきた映画です。
 ときは1966年。ロンドンはスインギン・シクスティーズ前夜といったころでしょうか。ビートルズがツアーするのをやめて、ストーンズが大暴れしていた時代。ザ・フーがモッズ・キッズの心をとらえ、クラプトンがクリームで斬新なギターを聴かせていました。

 ところがお堅いイギリスのこと。国営放送のBBCラジオは、ロックのレコードは1日に45分しかかけないという規則をかたくなに守っていました。そんなときに国中で聴かれていたのが、北海に浮かぶ船上で1日中ロックを流している海賊放送局。

 そのパイレーツ・ロックと、それを取り締まる政府との攻防をひとつの軸に、船の上で繰り広げられるDJたちの面白おかしい、そしてちょっと悲しかったり切なかったりのエピソードをさまざまに盛り込んでドラマは進展していきます。

 主役は個性的なDJを演じる役者たち。彼らがかける音楽の1曲1曲が当時のことを思い出させてくれます。ぼくの世代のロック好き、ソウル好き、ポップス好きなら、ほとんどの曲に覚えがあるでしょう。マニアックな曲なんかほとんど出てきません。そこに選曲のセンスが光っています。

 シーカーズはイギリスでも人気がなかったんですね。そういうのがわかって面白かったです。あと映像から判別できる範囲ですが、ちゃんとオリジナルのシングル盤が使われていたようです。そのあたりの凝り方がいいじゃないですか。マニアにしかわからない作り手からの密かなメッセージみたいなもので、思わずニヤリとしてしまいます。

 最後は船が沈没してたくさんのレコードも海の底に沈むんですが、あれはまさか映画で使っていたオリジナル盤じゃないでしょうね。そんな心配をしているぼくは、相当におかしいかも。

 こういう海賊放送局は日本にもありましたし、いまもあります。違法ですが、イギリスの場合、そのお蔭でロックがラジオで市民権を獲得します。映画の最後に、現在、イギリスでロックを流す放送局が299あることを教えられました。

 どうしてレコードをわずかな時間しかかけなかったのか? それはミュージシャン・ユニオンの規制が強かったからです。イギリスのミュージシャン・ユニオンはミュージシャンの保護に神経を尖らせていました。

 いまでは笑っちゃうような話ですが、「レコードをかけるとミュージシャンの仕事が減る」。これが理由です。だからBBCにはビートルズでさえたくさんの生演奏を残しているんですね。生演奏ならいいけど、レコードは駄目だったんです。そういうわけで、ぼくたちの手元には、海賊版ですがビートルがBBCの放送用に吹き込んだ音源がCDにして10枚分ほど残されることになりました。これ、怪我の功名ってやつでしょうか。

 脱線しますが、オーネット・コールマンがクロイドンでコンサートをやったのは、やはり1966年のこと。このときもミュージシャン・ユニオンがクレームをつけてきました。「アメリカのミュージシャンがイギリスでコンサートをする場合、同じギャラの分だけ、イギリスのミュージシャンがアメリカで演奏できる機会を作らなければ許可しない」。これが言い分です。

 それで一時はコンサート開催が危ぶまれましたが、なんとか解決して誕生したのが『クロイドン・コンサート』という名盤です。この話、ほんとかどうかわかりません。たしか、アルバムが初めて日本で発売されたときのライナーノーツか『スイングジャーナル』に出ていたんだと思います。そんな話を、この映画を観ながらふと思い出しました。
# by jazz_ogawa | 2009-11-10 14:36 | 映画&DVD | Trackback | Comments(8)
 一昨日、丸の内の「コットン・クラブ」で観てきました。いやぁー、楽しかったです。ぎりぎりに行ったら、なぜか前から二人目の席か、横のカウンター席しか空いてなくて、せっかくだからとかぶりつきで観させてもらいました。

 本物のテンプスは一度も観たことがありません。というか、彼らがヒット曲を連発していたころはモータウンを少し軽んじていたんですね。ソウル・ミュージックならスタックスやアトランティック系だろうと。若気の至りで、モータウンのサウンドはコマーシャル過ぎて本物のソウル・ミュージックじゃない、なんてね。

 でも、いまではそのコマーシャルなサウンドに強い魅力を感じるようになっているので、つくづく変節の人間なんですね、ぼくは。それにしても楽しかったです。「マイ・ガール」なんて、オーティスの方が100倍いいと思っていたぼくが、テンプスのコーラスに合せて歌っていましたから。ただし、オーティスの節回しで、ね(笑)。

 こういう「昔の名前で出ていますグループ」は世にたくさんあります。その中で、テンプテーションズと名乗らず、「ザ・テンプテーションズ・レヴュー」と名乗っているところに好感を覚えました。インチキなグループになると、オリジナル・メンバーがひとりもいなくたって平気でその名前を使って活動していますから。

 この「ザ・テンプテーションズ・レヴュー」にもオリジナル・メンバーはいません。でも、デヴィッド・ラフィンの後任としてリード・ヴォーカルを担当したデニス・エドワーズがいるので、由緒はかなり正しいんじゃないでしょうか。ショウ・ビジネスの感覚でいけば、テンプテーションズと名乗ってもおかしくありません。ひょっとすると権利関係で名乗れないのかもしれません。でも、テンプテーションズとしていない点は好ましいです。

 それでデニスが加わったテンプス最大のヒット「Papa Was A Rolling Stone」なんかも当然のことながら歌ってくれて、往年のテンプスの雰囲気を存分に味わわせてもらいました。彼らのちょっとした仕草や手の動きとか足の動きがなんともかっこよかったですね。いい歳をしているし、すっかり体重が増えているのに、動きはシャープです。

 その昔、高校時代のことですが、新宿に「ジ・アザー」だったかな? そういう名前のゴー・ゴー・ホール(ディスコなんていう名称はまだ一般的でなかった)があり、そこにソウル・ブラザーズという二人組のダンサーがいて、いまでいうパラパラのように、全員が曲に合せて同じステップや手の動きをするダンスが流行っていました。

 高校生なので見つかったら補導されてしまいますが、同級生と3人で行ったことを思い出しました。あのときもこういう曲に合せて振り付けを覚え、学校の屋上で昼休みに3人でこっそりと練習したっけ。

 テンプス、ミラクルズ、フォー・トップス、シュープリームス、マーサとヴァンデラス・・・モータウンのコーラス・グループはいいですね。リアルタイムでもっと真剣に聴いておけばよかったですけど、あのころはオーティスやサム&デイヴに夢中だったからなぁ。でも60年代のモータウンにもいい曲が多いし、いまとなっては「コマーシャル過ぎて」と思っていたストリングス入りの甘いアレンジも大好きです。いまではモータウンのコンプリート・シングル・ボックスとかも全部買って、遅まきながらモータウン三昧をしています。
# by jazz_ogawa | 2009-11-08 14:25 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(14)
 先日、天気のいい日に、せっかくですから家の近くで東京タワーとボルボを一緒に写してみました。これは三田にある赤羽橋の近くからの1枚。

 映画『3丁目の夕日』の舞台は場所が明らかにされていませんが、東京タワーの風景や位置関係からして、このあたりじゃないかとぼくは思っています。あの映画ではダイハツのミゼットが出てきますが、このブログではボルボの最新型です。

 これは、芝公園の脇から写しました。東京タワーの足元近くなので、結構大きく見えます。

 それで最後は芝大門の近く、日比谷通りから横に入った路地に停めてパチリ。東京タワーは夜景も美しいのですが、暗くなるとボルボとの2ショット(?)は、ぼくのデジカメでは綺麗に撮れません。

 できればボルボとあっちこっちに行ってみたいものです。でもほかにもやることがいろいろあるため、近場からのレポートでした。来週は遠出する予定があり、それをレポートしようと考えています。
# by jazz_ogawa | 2009-11-06 11:13 | Volvo | Trackback | Comments(7)
 昨日観たこの映画、ぼくは素直に感動しました。リハーサルのシーンを繋いでいるだけで、作りはいたって簡単。MJのインタヴューがあるじゃなし。練習風景ですから、ドラマティックな展開もなければ、とんでもない問題が発生することもなし。ひたすらMJとキャストやスタッフが懸命になって、これまでに誰も観たことも聴いたこともないステージを作り出そうと努力する。その姿に胸が熱くなりました。

「どうして死んじゃったのよ~」

 映画が始まって、すぐにそう思いました。世界中からオーディションを受けに集まったダンサーちの言葉で始まったこの映画。彼らに限らず、出演者もスタッフもMJと仕事ができる喜びを、体で、言葉で表しています。そして、どれほど多くのひとたちが彼から影響を受け、生きる喜びを教えられてきたか。その当の本人が死んでしまったとは。

 MJとの共演に胸をわくわくさせていたキャストやスタッフは、その死に接してどんな思いがしたでしょうね。苦しいリハーサルに絶え、ようやく先が見えてきたときにすべてが消えてしまったのですから。その喪失感から立ち直るのは大変だと思います。

 でも、ひたすらロンドン公演に向けてリハーサルを繰り返しているMJに死の影はまったく感じられません。創造の喜びに浸っていたんでしょう。引き締まった体から推測するに、かなりの精進をしていたに違いありません。でなければ、あんな動きはできないでしょう。それにしてもリハーサルでのMJは輝いていました。

 何かを作り上げていくことの大変さ。あれだけ成功したMJが真剣にに音楽とダンスに向き合い、一切の妥協を許しません。それでいて周囲への気配りも怠らない優しさ。驕りや横柄なところはまったくありません。その姿を観ているだけで心が癒されました。周囲のひともMJを大切にし、尊敬しています。全員が信頼関係の上で成り立っていたリハーサル。

 ここまで本気で一所懸命になって、しかも本格的な規模のリハーサルを重ねていたとは知りませんでした。ぼくは完成形のコンサートを観るより、このリハーサル映像が観れたことで、MJの真の姿が理解できました。ものごとに夢中になっている姿って、どんな場合もかっこいいですね。

 あることないこと、さまざまなことが伝えられていたMJ。しかし、音楽の現場では本当の姿をさらしていたんでしょう。音楽に向かうときの、子供のように純粋でひたむきなMJの姿に目頭が熱くなりました。ぼくはそれほどMJに思い入れはありませんが、彼の音楽は昔も今も大好きです。

 家に帰ってチェックしてみたら、ジャクソン5時代から最後のアルバムまで全部ありました。おまけにDVDやビデオも大半が残っていましたし、ボックス・セットとか別テイクの入ったシングルCDなんかもどさっと出てきたので、自分でもびっくりしています。そういえば、香港に行ったときは香港盤も買っていましたから、あのころはかなり好きだったんでしょう。

 スキャンダルまみれになったことで、MJ熱が冷めたことを思い出しました。それでもとことん付き合うのが本当のファンですから、ぼくは彼らにまったくおよびません。そのぼくがこれだけ感動したということは、本当のMJファンの感動は言葉で言い表せないほど大きいんじゃないでしょうか。

 何かクリエイティヴな仕事をしているひとには、この映画、いろいろな面で思うところがあるんじゃないでしょうか。ぼくはそんなにクリエイティヴな人間じゃありませんが、それでも強く触発されましたから。マイケル・ジャクソンというアーティストが同じ時代にいて、リアルタイムでその素晴らしさを何度か実際に体験できたことの幸せ。それをいましみじみと感じているところです。
# by jazz_ogawa | 2009-11-04 10:34 | 映画&DVD | Trackback | Comments(15)
 そろそろ東京は涼しくなってきましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 新型インフルエンザも流行しています。ワクチン配布のばたばたもあり、ぼくもまだ接種できていません。もともとこういうものには神経質にならないようにしているので接種できなければそれでもいいと思っているのですが、他人様に迷惑をかけるわけにもいかないし、かといって自分でコントロールできるものでもないし、こればかりは成り行きにしたがうしかないと思っています。

 さて11月は、8月に続いて京都で「ONGAKUゼミナール」を開催します。たくさんのひとが来てくれるといいのですが、集客力なしのぼくですから、心配です。それにもかかわらず、せっかくだからと翌日は神戸にも足を伸ばします。こちらはそこそこの人数が集まっているようですが、ぼくの場合はドタキャンが多いので、安心はできません。それにしても、ネガティヴ・シンキングですねー。

 トップの写真は、予定より1ヵ月ほど遅れて10月20日あたりに発売された『ブルーノート・ブック』です。以前の原稿+新規書下ろしが何本かあります。監修の行方均さんがまえがきでやけにぼくのことを書いていてくれるんですが、ちょっと気味悪いです。悪い気はしませんが。書店で見かけたら、立ち読みでもしてください。

【Activities】
11.21. Talk Event『小川隆夫のONGAKUゼミナール・イン京都』(テーマ:ブルーノートの名演を聴く)
日時:2009年11月21日(土) 午後7時-9時
場所:バー探偵 075-334-5418
料金:1,500円(1ドリンク付)
詳細は「バー探偵」のHP(http://bartantei.blogspot.com/2009/07/ongaku-in.html)をご覧ください。

11.22. Talk Event『小川隆夫のONGAKUゼミナール・イン神戸』(テーマ:ブルーノートの名演を聴く)
日時:2009年11月22日(日) 午後5時-7時
場所:「Jazz & Cafe M&M」
料金:2,500円(1ドリンク付)
詳細は「Jazz & Cafe M&M」のHP( http://www6.ocn.ne.jp/~kpsikeda/MandM/
)をご覧ください。


【Book】
10.20. 『21世紀版 ブルーノート・ブック』(株式会社・松坂)


【JAL国際線・機内放送】
10.01.-11.30. ジャズ・チャンネル(Jazzy Life)選曲・構成(テーマ:Love Song)


【Articles】
11.20. 『スイングジャーナル』(12月号) 
    「ディスク・レビュー」
    「名盤のウラに記された真実:第12回オスカー・ピーターソン」
    「RVGで甦るCTI伝説 リマスタリングされたジャズ・クロスオーバー名盤
    を再聴」

11.20. 『CDジャーナル』(12月号)
    「カラー・レビュー」
    「モノクロ・レビュー」
    「輸入盤紹介」
    「試聴記」


【Linernotes】
11.04. (LP復刻:翻訳)『ソニー・ロリンズ/サキソフォン・コロッサス』(ユ
    ニバーサル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『ソニー・ロリンズ/テナー・マドネス』(ユニバーサ
    ル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『ソニー・ロリンズ/ワークタイム』(ユニバーサル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『ジョン・コルトレーン/ソウルトレーン』(ユニバー
    サル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『ジョン・コルトレーン/コルトレーン』(ユニバーサ
    ル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『ジョン・コルトレーン/スターダスト』(ユニバーサ
    ル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『ケニー・ドーハム/クワイエット・ケニー』(ユニバ
    ーサル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『ロイ・ヘインズ/ウィ・スリー』(ユニバーサル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『モダン・ジャズ・カルテット/ジャンゴ』(ユニバー
    サル)
11.04. (LP復刻:翻訳)『モダン・ジャズ・カルテット/コンコルド』(ユニバ
    ーサル)
11.18. 『V.A./アイ・ラヴ・ジャズ・ベスト・ヒッツ!』(ユニバーサル)
11.18. (翻訳)『ポール・マッカートニーグッド・イヴニング・ニューヨーク・
    シティ』(ユニバーサル)
# by jazz_ogawa | 2009-11-01 13:26 | Works & Information | Trackback | Comments(10)
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