4月22日のアース・デー(Earth Day: 地球の日)後っていうことで、この週末、ニューヨーク市内各所では様々なアース・デー関連イベントが開催されました。多様な文化の混在するニューヨークには、一年を通じて多種多様のイベントがあるんですけど、『地球の日』は誰にとっても大切な日・・・。
っていうか、よく考えると、『地球』がテーマのイベントってすごくないですか?まぁ、主に『環境問題』について考えたり、情報をシェアしたりする日なわけですけど、こういうおっきなテーマのイベントに参加すると想像力が鍛えられる感じで、ちょっと快感だったりして(笑)。
特に、
セントラルパークでのアース・デー・イベントは、大自然の緑の中で催されるからいいんですよー。野外ステージのライブの他、子供向けの教育的なアトラクションがいろいろ登場します。
アトラクションで自然環境について説明してる方々は、ボランティア・スタッフよりも『基本的には毎日がアース・デー』っていうニューヨーク市公園維持管理部門のプロフェッショナルの方々が多めで、やたらに専門知識に詳しくて良いんですよ。
多分、日頃から幼稚園や小学校を訪れてレクチャーやってるんでしょうね。子供向けの説明も上手だし、教育用ツールのアイデアも素敵。ペットボトルを自分でリサイクルして植木鉢にする実演とか、大き目のボードに木の幹と枝だけ描いてあって、葉っぱの形した紙に
「木はニューヨーク市で何やってると思う?」というクイズの答えを書いて貼り付けていくとか、楽しく学べるようになってるんです。
あと、こちらの方々は、日頃からこういったイベント慣れしてるから、いちいち演出がうまいんですよ。日本の学校の先生とか、こういうイベントの現場を視察してみると日米の教育に対するスタンスの違いみたいなものもお手軽に実感できて、すごく良い参考になると思います。
ステージで使用する電力は人力発電!ボランティアスタッフは霧吹きで応援、発電機は手作りステージ上ではレクチャーもQ.「木が何してるか?」 A.「美味しいフルーツを育てる」(笑)いろいろ楽しいですよ
ニューヨークでは、年々、アース・デーがどんどん注目を集めてるような印象を受けます。でも、昔はアース・デーのイベントってこんなにやってなかったんですよね。私も子どもの頃、日本で「地球の日」だって言って何かやった記憶とかぜんぜん覚えてません。今の子ども達は小さな頃から、こういう遊びを通して「環境問題」や、「地球」全体の出来事について学ぶ機会がある・・・、それって素晴らしいことだと思います。もし、世界中の人々が地球全体のことを少しでも考えられるようになれば、きっと、いろんなことが良い方向へ変わるでしょう。
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