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フランス風に ~In the French Style~



タイトルは、アーウィン・ショーの短編の題名。
パリを舞台に美しい娘に恋をした、アメリカ人青年のちょっとほろ苦いお話。


そんな物語をふと、思い出したのは、
今週、とてもフランス風な時間を楽しんだから。

そのひとつが、駐日フランス大使館邸で開催された、
「ルフレ ダミティエ - 輝く友情 ジオ・ポンティとクリストフル 1925-2008」展覧会。

これは、ご存知、フランスのシルバーウェアの老舗、クリストフルと、
長年、クリストフルと家族のような関係を築いてきた、イタリア・建築&デザイン界の巨匠、
ジオ・ポンティとの友情を形にしたコレクション。
今年のミラノ国際家具見本市「ミラノ・サローネ」で発表されたもの。
「日仏交流150周年」を記念した、イベントです。

駐日フランス大使をはじめ、クリストフル本社CEO、日本支社CEOなどが列席。
記者会見の後、シャンパンと軽食をいただきながら、コレクションを鑑賞。
今回、展示されているものは、復刻したものですべて限定制作。
その場で、購入することができ、
この日の収益は、
「国境なき子どもたち」と、「国際難民支援会」ふたつのNPOに寄付されます。


力強いデザイン性を持ったコレクションは、
どれも輝く一級の芸術品。
なかには日本の折り紙を思わせる、シンプルなフォルムのものも。

慈善イベントでもあるので、どれかひとつ。
と、思うのだけれど、さすが、クリストフル。
お値段もこれがまた一級。
リミテッドアイテムということもあり、どれも20万円、30万円というプライス。
中には限定50の、60万円超えという銀製の花瓶も!

その中で、どうにか手に入れられるアイテムが、
直径5センチの小さなキャンディ・ボックス。
クリストフルのオーナー、トニー・ブイエがポンティの姪である
カーラ・ボーレッティと結婚をしたことを祝して、
1928年にポンティがデザインした、「フレシェ」コレクションのひとつ。
今回が復刻初版とのこと。

フレシェとは「矢」の意味。
ハートに愛の矢がささった、とてもロマンチックなデザインです。

ささやかながら、善意の気持ちをこめてひとつ。


帰りには、おみやげにピンバッジをいただきました。
ジオ・ポンティが1978年にデザインした、「イル・ディアボロ・マスク」と
名づけられたシルバーの花瓶がモチーフ。

かわいい。
ちゃんとクリストフルと印字された小箱に入っています。


この、ジオ・ポンティ・コレクション。
12月から青山の「クリストフル ブティック」と、六本木の「クリストフル ブティック六本木」にて、展示・販売されています。


イタリア現代工芸アートとフランス伝統の匠とのマリアージュ。

まさに、「アール・ド・ヴィーヴル(生活の美)」の世界です。





by naoko_terada | 2008-12-05 10:30 | その他 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from イタリア旅行 at 2009-04-13 01:47
タイトル : 今年も開催「ミラノサローネ」2009年4月22日から27日
「ミラノ・サローネ」とはミラノでは「ミラノ・コレクション」と同じぐらい有名な年に一度の大きな国際的イベントです。サローネというのは元々イタリア語で展示会という意味。ミラノでサローネといえば家具インテリアの国際展示会のこと。ミラノにて1961年から開始され現在世界一の規模を誇る大きな家具市であり、世界中から千何百という企業が参加しています。地元イタリアの企業が多いですが北欧やアジア、アメリカなどといった世界各地の家具メーカーが集う、まさに最先端のデザイン、インテリアの発表会とも言えるでしょう。毎年4月に......more
Commented by w-atanabe at 2008-12-07 14:39
はじめまして、「アールド・ヴィーヴル」を意識して暮らすと日常がとても豊かになってゆきますね。
若い時パトリスジュリアンさんの「生活はアート」という本に目を通した事を思い出しました。
Commented by naoko_terada at 2008-12-07 22:52
w-atanabeサマ

はじめました。

パトリス・ジュリアンさんのレストランもとても素敵でしたね。
おっしゃるとおり、意識して暮らすことは大切だと思います。

最終的には、自分自身のスタイルを持つこと、なのでしょう。
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