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![]() 氷のレストランでディナーを体験した後、 アイスビレッジ内にあるアイスホテル用のレセプションへ。 といってもここも氷。 氷のホテルは今年は3室。 去年は1室だけだったのですが、1室だと 「お泊りのお客様がいらっしゃると見学できないので」とのこと。 そうなんです、みんな見に来るんですね。 「こんなとこに泊まる人いるの?信じられない~!」 といいながら携帯で写真を撮る見学中のゲストの横を通ってチェックイン。 一番奥の部屋へと通される。 唯一、木製の扉を開けると、そこは本当に氷に包まれた空間。 「ほうっ」と感心してみせると、息が白くなる。 室内はだいたいマイナス3℃前後に保たれるとのこと。 トマムのある占冠(しむかっぷ)村は道内でも冬場の気温低下が著しい場所。 わたしが帰った翌日は、なんとマイナス34.4℃!という日本一の寒さを記録! そんなときも室内はマイナス3℃あたりを維持。 カマクラと一緒ですね。 今回は、広報のM嬢と同室。 室内はふたりでも余裕の広さ。もちろん火はつきませんがキャンドルでライトアップされた暖炉、テーブルなどが置かれます。 もちろん、これらもすべて氷。 ![]() そして、ベッドの代わりにふたつ並んでいるのが、寝袋。 モンベル社製の最高級品。エベレスト登山隊なども使用するようなハイスペックです。 心強いです。 さらに、着ぐるみのように着こむもこもこフリースのパジャマとスリッパ! 床には毛皮が敷かれ、氷に直接触れないようになっています。 あたりまえですが、室内にはテレビや電話、ミニバーなどは一切ありません。 この時点で、23時頃。 このまま寝てもいいのですが、どうしようか、なんて話あってみる。 ![]() 実は、氷のホテルに宿泊するゲストだけの特権、 なんと、外には氷の露天風呂があるのです。 時間制の貸切になるので、ゲスト同士がかちあうことはありません。 この日、ゲストはわたしたちだけだったので自動的に貸し切り状態に。 外は雪がかなり降り積もってきている。 このまま寝袋にもぐりこみたいけれど、やっぱり氷の露天風呂も体験しないと。 と決心し、ひとりづつ入ることに。 まずは、わたしから。 室内でバスローブに着替えて扉を開けると、その瞬間、雪の粒が顔にかかる。 その冷たいこと! そして、シープスキンのスリッパで一歩、外に出ると。 ズボッ! ほんの数時間であっという間に降り積もった雪にくるぶしまで埋まる。。。 意を決してズブズブと雪に埋まりながら進みつつ露天風呂へ。 もうすでに頭に雪が積もっている。 露天風呂自体は、温かいお湯がたっぷりで給湯も可能なので、 一度入ってしまえば天国。 でも、出るのに勇気がいります。 濡れた体をタオルでふき、冷たくなったバスローブを着るのは、ちょっと罰ゲームぽくて泣きそう(笑)。 無事、遭難せず部屋戻ると、なんと!室内が温かく感じる。 すごいです。 露天風呂への罰ゲームをM嬢にバトンタッチして、こちらはさっさと寝袋に。 中は信じられないくらい温かい。 ゆったりしているので寝返りもできるし、ぬくぬくです。 温かく、乾燥していることのなんと幸せなことか! 実際、この夜、寒くて起きるということはまったくなし。 最近のハイテクギアはすごいですね。 驚きました。 罰ゲームから戻ったM嬢も無事、寝袋におさまり、 柔らかな灯りがもれる室内でおやすみなさい。 ふと、夜中に目をさます。 ミシッ、とときおり氷がつぶやく。 雪が降っているときだけ感じる、音が飲みこまれた闇に包まれる。 氷と雪が語りかける、北の国の夜は饒舌です。 翌朝は7時に起床。 扉を開けると、ひと晩たっぷり降った新雪がまぶしく輝いている。 青空も顔を出している。 ![]() ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
うわ~,泊まられたんですね!? でも,寒さで起きなかったってスゴイですね. 顔,冷たくなかったですか?>顔まで布団をかぶれない鯔 温泉に入ってお部屋でまったりビールでも… と言うことにはならないのでしょうね(^^;) ビールも凍っちゃうかな? 寝袋に入ってピロートーク,が無難でしょうね. ところで, >一度入ってしまえば天国。 >でも、出るのに勇気がいります。 この一文を読んでいつも「思っていること」を思い出しました. それは,露天風呂に浸かる野生の猿のこと ↑ごめんなさい,teradaさんと猿は何の関係もないですよ(^^;) お猿さん達,すごく気持ちよさそうにお風呂に入ってるけど, お湯から上がっても,バスタオルで体を拭いてもらえるわけでも ドライヤーで乾かしてもらえるわけでもないじゃないですか. あの極寒に濡れたからだをさらすのは,さぞかしつらかろうと. しかも湯上がりだからなおさらそのギャップが… そうなると,お猿さんも温泉に入ったはいいけど, その後のことを考えると寒くて上がれないんじゃないか,と(笑) そんな余計なお世話を,お猿の入浴シーンを見るたびに 考えているのです(笑) ボラさん 猿です。 たしかに、どうしてるんでしょうね。 毛についたお湯が凍ったりしないんでしょうかね。 氷の部屋、朝おきたら置いてあったペットボトルのミネラルウォーターは凍ってました。 素朴な疑問、その2 氷の温泉って、氷で出来た浴槽にお湯が入っているのですよね? 浴槽は溶けてしまわないのですか??? 友人がスウェーデンのアイスホテルに泊まった時、寒さより氷のベッドの上に敷かれたトナカイの毛皮の臭いに耐えられなくてギブアップしたと言っていました。 その話を聞いて、私はいいやって思っていたのですが、さすが日本のアイスホテルはそんな野性的な臭いはなく快適そうですね。 これなら体験してみたいな! hiyokoサマ
あれはですねー、 実はバスタブがすっぽり雪の中に埋め込まれているのです。 ですので、もちろん給湯、温度調節も湯船の中でできます♪ 外はマイナス10℃ほどの中での入浴。 全身お湯につければまったく問題ありません。 でも、出るときが。。。 なので罰ゲームちっくなのですね。 今年はもう終了なので、来年ぜひ、どうぞ♪
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ) トラベルジャーナリスト。年間150日は海外ホテル暮らし。オーストラリア、アジアリゾート、ヨーロッパなど訪れた国は60ヶ国ほど。主に雑誌、週刊誌、新聞などに寄稿。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)、「ロンドン美食ガイド」(日経BP社 共著)、「イギリス庭園紀行」(日経BP企画社、共著)、プロデュースに「わがまま歩きバリ」(実業之日本社)などがある。 ◆連載中サイト OPENERS 旅賢人の麗しきホテル選び AB-ROAD エアライン・空港ガイド 大島ナビ 東京アイランダー気分で 問い合わせメール happytraveldays@aol.com ![]() ↑ツイッター、始めてみました ネームカード
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