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シェムリアップで出会ったトゥクトゥクドライバーVibolさん


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広範囲に広がる遺跡見学や、ナイトマーケット探訪などシェムリアップでの移動に欠かせないのがトゥクトゥクです。タクシーもありますが地元の人も観光客もいたるところで見かけるトゥクトゥクを気軽に使いこなしています。

しかし、これがメーターではないので交渉が必要です。
ただ、観光客向けの相場があるようです。ちなみに滞在していたビクトリア・アンコール・リゾート&スパからナイトマーケットまで片道2ドルでした。

今回、わたしが滞在中、通しでお願いしたのが上の写真のショッキングピンクのシートがド派手なこちら。ドライバーのお名前はVibolさん。

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このVibolさん、とっても誠実でしかも英語が堪能。
最初にアンコールワット遺跡めぐりをお願いして気に入ったので、翌日のトンレサップ湖、さらに帰国時の空港までの送迎もお願いしてしまいました。

彼との縁は偶然でした。

当初、遺跡めぐりは一ヶ所づつ個別にトゥクトゥクをその場で見つけて移動する予定でした。遺跡にどれだけ時間をかけるかわからないし、チャーターだと待ってもらうのがしのびないので。
そこで、ホテルのコンシェルジュにトゥクトゥクの相場を聞くと、「一ヶ所まわるだけで12ドル」とのこと。うわ、結構、高いのね。
「何か所かまわるのであればチャーターが絶対、オススメ!ドライバーは待つのはまったく苦にしないから大丈夫ですよ。アナタがまわりたい遺跡だったら18ドルで全部、連れていってくれます」と強くいわれたので、ではチャーターにしましょう、と。

コンシェルジュがホテルのベルにトゥクトゥクを呼んで手配してあげなさい、と告げてくれる。
ベルマンとホテルのエントランスに出て、外で待機している複数のトゥクトゥクに手をあげて1台、呼ぶ。
1番前で待機していたトゥクトゥクが来る。ベルが、わたしがチャーター希望でこれこれとここに行きたいという旨を告げると残念そうに「ノー」の返事。
すでにほかのアポが入っている様子でした。

ということで次のトゥクトゥクを呼ぶベルマン。
やってきたのが、Vibolさんでした。
こちらに向かってくるショッキングピンクのシートを見ながら、「うわぁ、あれかぁ」と心の中で思う(苦笑)。

ベルの言葉にすなおにうなづくVibolさん。値段はもちろん18ドルで問題なし。
わたしを乗せてショッキングピンクのトゥクトゥクはアンコールワットなどの遺跡めぐりに出かけたのでした。

遺跡に関してははしょりますが、結果、とても親切でさらに運転もおだやかで安心感があったのでホテルに戻ったところで、「明日、トンレサップに行きたいのだけれど空いている?」と聞くと、「大丈夫」との答え。
「料金は?」というと「15ドル」。
いいでしょう。20ドルを出して、「18ドルは今日の分、残りの2ドルは明日の前金」と手渡すとうれしそうに、「サンキュー」と返してくれる。

トンレサップ湖での顛末はコチラを見てもらうとして。

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以前はバイクで商売をしていたようですが、「もう年なのでバイクは疲れてきてねー」とトゥクトゥクに商売替えをしたとのこと。子供は二人。この仕事で家族を養い、学校にも通わせているのだから立派。いいお父さんです。

ホテルから空港までは片道6ドル。普段は道が悪いので夜間は仕事をしないそうですが、わたしのために特別に送ってくれました。トンレサップ湖までの代金の残り13ドルとチップ1ドルを含め20ドルをわたしてお礼をします。

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もし、彼のトゥクトゥクをチャーターしたいなら連絡先はこちら。
通常、ビクトリア・アンコール・リゾート前で待機するとのことです。英語が堪能ですが、予約をするのなら滞在ホテルの人に電話をかけてもらうといいかと思います。最後の数字は7。12968537です。


ショッキングピンクのトゥクトゥクに乗って観光にGO!
いかがですか?
# by naoko_terada | 2016-07-26 11:30 | トラベル | Trackback | Comments(0)
トゥクトゥクに乗ってシェムリアップから悪名高きトンレサップ湖へ②
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ということで始まった2時間クルーズ。
いちおう、ボートは私だけの貸切り。スタッフが乗り込んできます。

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さらに意味もなくどんどん乗り込んでくる。
わたしの何人かの友人が、同じくトンレサップ湖クルーズをチャーターしたところ、湖の途中でボートを止められて、「チップをよこせ」とスタッフに囲まれたという話がよぎります。

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結局、こんな感じ。笑
あ、左側に座っているニコニコした人の好さそうなおじさんはわたしのトゥクトゥクドライバーさんです。クルーズ中、「待ってる」と言ってくれたのですが、「もしよければ一緒に乗らない?」と誘ったのでした。クルーズスタッフに聞くと、「(地元の人間は)無料」とのこと。じゃあ、チャーターだし、席はあるし、2時間も昼寝してもつまらないでしょ。と誘うと、「え、いいんですか?」ととまどいながらもうれしそう。こういう外国の観光客向けのクルーズに乗ることはまずないはず。ということで、ドライバーさんも同乗。
珍道中です。
あ、手前にはまったく浮力がない役立たずのライフベスト。苦笑

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まずは、ミルクコーヒー色の入江をゆっくりと進みます。

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わたしが訪れた5月は乾期のため水位が低く、さらに湖の面積も縮小されていました。だから水上生活の村がある湖の中央までしばらく入江を進むことになります。
地元の人たちが操る小さいボートが疾走する横をのんびり、風を受けながら進みます。水深1メートルもないそうです。

わたしとドライバー以外に乗り込んでいるのは船長のほかに若いお兄さんが3人。ただし、ひとりは途中で降りたので便乗していただけの模様。残る2人が船長のアシスタントといった感じです。

その中のひとりの青年がかなりキレイな英語で話しかけてきました。
まずは、お決まりの「どこから来たの?」という質問。
経験からこういう場合、「日本から」と答えるといいカモだと思われる傾向にあるので、わたしはいつも「日本人だけど海外で暮らしている」と答えます。タフな外人ツーリストに思わせるほうが相手も、ぼったくれないと判断するからです。

そして彼との会話からトンレサップ湖のクルーズ事情がなんとなく見えてきました。

水上村出身の青年いわく、
「以前はいくつかクルーズ会社があったけど今はひとつ」
「水上村はとても貧しいのでお金が必要」
「観光客の買ってくれる食糧などが大事」
「自分たちも安い賃金で働いている」などなど。

すべてを信じる理由も、まったくウソとも判断できないのでここは聞き流しておきます。

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案の定、途中で「水位が低いので水上村まで別の小さなボートに乗らないと行けない」と言ってきました。
「いくらなの」と聞くと、「20ドル」だという。
あきらかに法外な値段。クルーズ料金として30ドル払っているので、それを足したら50ドルです。カンボジアの平均月給が1~3万円とのことですからありえません。

「じゃあ行かなくていいです」

そう言うと、外国暮らしのおばちゃんにはこれ以上言ってもムリ、と判断したのかどうか。意外に、「わかった」とあっさり。
代わりに、「ひと休みしにあそこに行きましょう」と指差したのがこんな感じのボートハウス。立ち寄りは無料とのことなので、経験として見てみましょうか。

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ボートを寄せて中に入ると木のフローリングの休憩兼みやげもの屋といった風情の空間。

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自称「クロコダイルファーム」と呼んでいる淡水ワニの水槽もあり、「見る?」と聞かれるので、すかさず「見ない」と即答。おみやげグッズもまったく興味がわかないものばかり(苦笑)。
これで商売になるのでしょうか。

それでも、風が吹き抜けるテーブルは心地よく、冷えたローカルビールの「アンコール」を1ドルで購入。
※ちなみにビールは遺跡など観光地ではまずどこも1ドルでした。

トゥクトゥクドライバーさんにもコーラをご馳走してあげて二人で竹のテーブルに座ってしばし、湖を眺めながらのーんびり。観光客を乗せた何隻ものボートが行き交います。

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さて、ビールブレイクを終え再び船上に。
船長のアシスタントの青年が、「水上学校を見ないか?」と聞いてきた。

きたきた。

トンレサップ湖でネット検索すると多くの観光客が、学校訪問をするためには貧しい子供たちのために食品などを買わないといけないと言われ、理不尽なほど高い値段を請求されたという記事やブログが見つかります。こういった水上生活の村はほかにも見たことがあるので、「行かなくていい」と返そうかと思ったのですが、どんな手口でブログの記事のような流れになっていくのかちょっと知りたい。そこで、あえて行くことに。
貧しい子供たちのためになることであれば、という思いもあったわけですが。

案の定、「学校に行く前に水上スーパーに寄っていきましょう」と青年。

「スーパー?」
「そうです。地元の人たちの唯一のスーパーです。もし、何か気に入れば学校の子供たちのために買って持っていきましょう」
「値段は一般のスーパーと同じなの?」
「もちろんです!(ニッコリ)」

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しかし、中に入れば一目瞭然。ここはスーパーじゃあない。売っているのは水、米、それにカップラーメンくらい。地元の人たちが日用品・常用品を買いにくるような場所ではありません。
壁には「To buy products here is helped the poorest villagers in this community(ここで商品を購入することが最も貧しい村人たちを助けます」というメッセージ。

中には数人の男性が。
料金を聞くと、米30キロが30ドル、50キロが50ドルとのこと。
うわぁ、とんでもない値段。おそらく10倍くらいふっかけていることと思います。

「これはローカルプライスじゃないよね」
「いえいえ、そうですよ」
「我々もお給料なしでボランティアでここで働いているんです」
「観光客のみなさん、買っていきます」

これはもう、組織的なものなんだなぁ、とこのやりとりで実感。
観光客の好奇心と善意を悪用したシステム。ブログで非難されるワケです。

とはいえ、ここに暮らす人たちが決して豊かな生活を送っているとも思えません。
子供たちの環境も推して知るべしです。
実際、ボートを走らせていると粗末な木造の手漕ぎ船に乗った母親と、まだ3歳ほどの汚れた服を来た子供。その子の首にはヘビが巻きついています。小銭を渡せばヘビの写真を撮らせるよ、というジェスチャー。よく見れば母親のおなかが大きいのがわかります。妊娠中です。なんともやるせない。
刹那的なほどこしが彼らの人生を変えることはないとわかっていても、思わず1ドル札をにぎらせます。

そんなことがあった後での自称スーパーマーケット訪問。
いろいろ考えます。
逡巡したあと、目の前の男性に告げる。

「じゃあ、30キロのお米を買います」

法外な値段だし、おそらく払ったお金の大半は本当に必要な人のもとへは行かないでしょう。でも、多少なりとも子供たちにごはんを食べてもらうことができるのであれば払おうとわたしは考えたのでした。
買ったら自分たちがあとで学校に届ける、というので「自分で持っていくから」と青年たちにたのんでボートに乗せてもらう。

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買い上げた米をのせて、ゆっくりと学校へ向かいます。
「Charity rice to help poor people」の看板が目につく。

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学校とも呼べない簡易の屋内では、授業を受ける子や遊びまわる子供たちの姿。寄付するものを持ってきた人間にはあいさつをするようにしつけられているのでしょう。英語で「サンキュー」と口ぐちにわたしに向かって言ってくれます。意外に身ぎれいでさきほど粗末なボートに乗って物乞いをした子供のような必死さはありません。学校が受け皿になっているからでしょうか。

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青年が台所に連れていってくれました。
炊いたごはんと、ちょうど魚料理を作っているところ。
驚いたのは食用の水。水上生活ゆえの衛生面の不備が際立ちます。

子供たちがキチンとした教育を受け、安定した環境で暮らすためにも観光客の落とすお金は貴重です。
それゆえに、「ぼったくり」と呼ばれるような現行のシステムは大きな可能性をつぶしているようにわたしには思えてなりません。そこに気づいて現状を変えることができるのは地元の人たちであるべき。
次世代の若い人たちが希望です。

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複雑な思いを胸に、帰路につく。

隣に座った青年に語る。

「これはアナタに言ってもしょうがないことかもしれないけれど。貧しい人や子供たちを助けることは大切。だけれど2時間のクルーズに30ドルも払っている観光客にさらにモノを買わせるシステムはおかしいと思わない?」

来るとき、「自分でビジネスをしたい」と語った青年はじっと前を見つめて考える。

「観光客は貧しい人たちの暮らしを見たいのではなく、ここにしかない生活環境を教えてほしいの。それを伝えることができるのがここで暮らすアナタたち。トンレサップ湖に来てよかったって言われたらうれしいよね」

かるくうなづく青年。


やがて、船着き場が見えてきました。
2時間のクルーズが終了です。


結論として、ある程度、英語での交渉や不要な提案に対して「ノー」ときっぱり拒絶する強さがなければ個人でチャーターするのは現状、おすすめしません。シェムリアップのホテルからの送迎とガイドがついた現地発ツアーを予約をするのが最もいい方法でしょう。わたしが今回支払ったのはシェムリアップからのトゥクトゥク代15ドルとクルーズ代30ドル。現地発ツアーも同じくらいの料金で見つかるはずです。

船着き場にはこれから乗船する中国や韓国人のグループ。
カンボジアは観光客も受け入れ側もこれから多くのことを学習し、成熟していくのでしょう。
きちんとしたサービスを提供してその対価を得る。
そこからが、はじまりです。
がんばってね、青年たち。

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# by naoko_terada | 2016-07-19 05:39 | トラベル | Trackback | Comments(0)
自由人「The Chef and his dishes 人間力レストラン」

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食と日本の風土に根付いた暮らしを真摯な姿勢で提唱する雑誌が、自由人

その最新号はズバリ、食と職。
日本人シェフ、料理人たちにフォーカスした読み応え、見応えのある一冊です。

巻頭には評論家・山本益博氏と、友人でもあり世界のベストレストラン50の日本評議委員長中村孝則氏のインタビューが圧巻。

わたしは、「わたしのベストレストラン」という企画で青森県弘前にある愛すべき1軒をご紹介。

実は候補は2軒ありました。
熟考のすえ、ここに決定。
その理由はぜひ、誌面でごらんください。

食は文化です。
お取り寄せが便利な時代ですが、やはりその土地で生まれたものはそこで味わってこそ。
なぜ、これが生まれたのか。
気候風土、歴史など。その背景も含めての郷土料理といえます。
それこそが、ガストロノミー。

これを読めば、いますぐ旅に出たくなります。
まずは、身近なレストランから、ぜひ。

おいしい一冊を召し上がれ。
# by naoko_terada | 2016-07-02 22:28 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)
宝島社 GLOW8月号 「鉄道の旅が楽しい!」


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あいかわらず自然体で個性あふれるキョンキョンが表紙。
GLOW8月号。

この企画のお誘いがあったときは、本当にうれしくて興奮しました。
うしろのほうのわずか4ページですが、
テーマは「GLOW世代にもブーム到来!鉄道の旅が楽しい!」。

鉄道ジャーナリストの渡部史絵さんとわたしの対談形式で、最新の観光鉄道ニュース、鉄道旅の魅力、女性ならではの楽しみ方などがぎっしり詰まっています。

ななつ星、北陸新幹線、現美新幹線など魅力的なコンテンツが次々に登場し、じわりじわりと女性のファンも増えている鉄道の旅。普段から旅のひとつのスタイルとして楽しんでいるわたしとしては待ちに待った企画。インタビュアNさん、編集担当者Yさんをまきこんでの楽しい対談となりました。

先日、偶然発見した「寺田駅」とのツーショットもちゃっかり掲載してもらい、満足、まんぞく。

ドラマチックなロケーションの中、全国を快走する人気鉄道の情報もバッチリ。
ぜひ、ご参考にしてください。
# by naoko_terada | 2016-06-27 07:00 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)
トゥクトゥクに乗ってシェムリアップから悪名高きトンレサップ湖へ①


カンボジア・シェムリアップから、この日は遠出。
郊外にあるトンレサップ湖へ日帰りで行ってみました。

トンレサップ湖は実は悪名高い場所。
クルーズに乗ると法外なチップを要求されたり、湖上生活する貧しい子供たちのためにこちらも高額な食糧を買わせようとするなど観光客がカモにされることがあります。

ということなのであまりにも悪徳すぎるようだったらクルーズにも乗らず、帰ってこようと。
そんな気軽な感じでちょっとしたドライブ気分で出発です。

この日のドライバーは昨日、アンコールワット遺跡めぐりでチャーターをお願いした運転手さん。
おって書きますが、この方がとーーーっても親切で誠実な方でした。
なので、トンレサップ湖行きを昨日、ホテルに送り届けてくれたときにお願いしていたのです。
ホテルから行って帰ってきて15ドル。
この値段は言い値。わたしもねぎっていません。

トンレサップ湖までは1時間半程度とのこと。
快晴の朝、トゥクトゥクに揺られてスタートです。

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シェムリアップの市街地をどんどん進む。
ひとりでの貸切りトゥクトゥクは風が抜けて快適、らくちん。

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しばらく行くと田園風景に変わっていきます。

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こんな感じで田んぼの間に点在するのは、ハンモックをつるした休憩スポット。コーラなど飲みながらハンモックで涼める、という趣向です。

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1時間半ほどで湖沿いに来ました。
ドライバーが、「ノー・ウォーター」と指さす。
そうなんです、わたしが訪れた5月は乾期とのこと。雨季ならばこの家々も湖に浮かぶそう。
ちなみに5月あたりは一番暑い時期で、観光客の少ないオフシーズンでもあります。

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とりあえずクルーズ乗り場へトゥクトゥクで向かいます。
船着き場から見ても、あきらかに水位が低いのがわかります。

トンレサップ湖は「伸縮する湖」といわれ、雨季には1万2000平方キロメートルの面積に広がり、深さも12メートルを超えるそう。それが乾期になるとわずか250平方キトメートルに縮小。数位はなんと1.5メートルに。実際、今回もかなり沖合でも子供たちが裸で水につかって遊んでいるのを見ました。

さて、どうしましょうかねぇ。

クルーズの受付に行くとあんまり人相のよからぬ男性が英語で話かけてくる。
クルーズ料金を聞くと2時間で30ドルだという。

水位も低いし、水上生活の風景はほかでも見ているので、このままシェムリアップに引き返してもいいけどなぁ、とぼーっと考える。でも、戻ってもホテルはすでにチェックアウト済み(この夜に帰るため)だし。

せっかくなので乗りますか。

「オーケー」
わたしがそう言って30ドルを渡すとさっとそれを手にしたおじさんはこう言った。
「今は乾期なので、大きな船では水上村まで行けない。途中から村人がこぐ小さなボートに有料で乗らないとダメだ」
なに、それ。お金払ってから言うこと?
「じゃあ、それはいくらなの?」と聞くと、村人の船だから自分にはわからないととぼける。
ひどいね、詐欺ですね。

こうなってきたらどんな手口で観光客からお金を取ろうとするのか逆に興味がわいてきました。
韓国人の学生グループたちがきゃあきゃあ盛り上がっている横をすり抜けてボートに乗り込みます。

2時間、30ドルのクルーズの開始ですよ。
# by naoko_terada | 2016-06-25 23:13 | トラベル | Trackback | Comments(0)
リンネル 「ナチュラルな旅で見つける幸せ時間」


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「ふわっとやさしい暮らし&おしゃれマガジン!」がコンセプトのリンネル
そのメッセージらしく、「とと姉ちゃん」でブレイク中、自然体が魅力の高畑充希さんが表紙の8月号。テーマは「自分らしい旅の道具と旅の服 ナチュラルな旅で見つける幸せ時間」。

鶴田真由さんの「幸せを探すブータンの旅」や、モデルのKanocoちゃんによるオーガニックでかわいいハワイ特集などストーリーのある旅記事から、参考にしたい&手に入れたい旅に最適なファッション、小物、バッグなどの情報もたっぷり。

わたしは、「旅上手さん12人の”わたしの旅”自慢」のページで「少し背伸びする大人の一人旅」をご紹介させていただきました。

旅の達人のみなさんの海外だけではなく国内のとっておきがちりばめられた一冊。
次回の旅行の参考にしてみてください。

あ、リサ・ラーソンの保冷バッグ3個セットのふろくもステキですよ♪


Bon voyage
# by naoko_terada | 2016-06-23 06:58 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)
クラシックさと清潔感が◎ カンボジア・シェムリアップ「ヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ」
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2016年5月に行ったカンボジア・シェムリアップで滞在したホテルが思いのほか、心地よかったのでご紹介です。名前はヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ

クラシックなムードで目の前がロイヤルガーデンというロケーション。ナイトマーケットまではトゥクトゥクで5分ほど(片道2ドル)、国立博物館まで徒歩5分と、静かな環境です。

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フロントもシックな雰囲気で個人的に好きなスタイル。2003年開業で、2014年にクラシックさはそのままに改装が行われています。

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客室はこんな感じ。
ガーデンビューのスーペリアルームを予約していましたが、中庭に面したプールビューのデラックスにアップグレードしてくれました。外には広いバルコニー。ただ、広さ、デザインなどはスーペリアもデラックスも一緒のようです。ガーデンかプールビューかの違い。

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バスルームはいたってシンプル。シャワーの水圧は文句なし。

感心したのは清潔さ。すみずみまできちんと清掃が行き届き、とても心地よい。床がウッドフローリングなのですが、この手のタイプはホコリぽかったり、ワックスでべたつくことが多いのですが、ここは違いました。磨きこまれた床は素足で歩いてもまったく気にならないきれいさ。かわいらしいタイル装飾も好感度アップ。バスルームの水回りもていねいにクリーニングが施され、滞在を快適にしてくれました。

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中庭に広いプールがありレストラン、スパがそれを取り囲みます。シェムリアップの中心にありながら熱帯のガグリーンが豊かでリゾート感もたっぷり。昼間はほとんどのゲストがアンコールワットの遺跡見学に出ているためプールもデッキチェアもほとんど独占状態でした。

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夕方になるとさらにググッといい雰囲気に。

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プールサイドのオープンエアのダイニングL’Escaleへ。フランス語で「寄港地」という意味。カンボジアの料理だという鶏肉ミンチにさまざまなハーブが入った軽めのメニューを注文。さっぱりさわやかで美味しかったです。

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伝統音楽がゆるやかに流れ、それもまた心地いい。
演奏をやめずにこちらを見つめる彼女と、遺跡で見たたおやかなアプサラの彫刻がシンクロします。

オフシーズンということでゲストが少なかったこともあるかもしれませんが、ホテルのスタッフはみなフレンドリーでサービスも丁寧。日本人女性のゲストリレーションもいらっしゃったので安心感もありますね。3泊しましたが、とても満足。シェムリアップに行った際はまた利用したいと思うほど気に入りました。

そうそう。宿泊者用の25%オフのスパのクーポンをいただき、マッサージをお願いしましたが手頃な値段でなかなかよかったです。帰りが深夜のフライトだったのでチェックアウト日の夕方にスパを予約。観光して戻ってからマッサージ&シャワーでリフレッシュ。着替えをして空港へというスケジュールを組んでみました。

今年9月1日からはANAがプノンペンへの直行便を就航。カンボジアが身近になるのもうれしいニュース。

カンボジア、楽しいですよ。
さらにいくつかお薦めスポット&情報をおって公開していきますね。
# by naoko_terada | 2016-06-15 23:48 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(0)
バリ島 久しぶりのクタ滞在で思うこと
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バリ島に来ています。

到着が遅めだったこともあり、最初の滞在は久しぶりのクタ。
ビーチ沿いにはデザイン系のしゃれたホテルが増え、新しい大型ショッピングモールもできるなど、開発は進んでいます。
かつて、「ヤシの木以上高い建物は建ててはいけない」という不文律がバリ島にはありましたが、これもゆるやかになかったことになりつつあります。

とはいえ、路地に入ればシャリンシャリンと鈴の音を響かせてドッカル(馬車)が走り、小売店がぎっしりとクタらしい風情も残っています。
路地を走るバイクの音がなぜか心地よく思えるのもバリ島らしい。

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そんなクタで久しぶりにこちらを訪れました。2002年、観光客を中心に202名が犠牲になったボム(テロ爆発事件)現場に建てられた慰霊碑です。場所はクタのメインストリート、レギャン通り。
完成時はまぶしいほど真っ白でしたが、14年の歳月を経て風化したように見えます。知らずに通り過ぎる観光客も多いでしょう。

当時からバリ島のガイドブックを作っていた私は今でもあの時のバリ島の哀しみを思い出します。

事件から約2ヶ月後、現地のホテルの招へいで視察に入りましたが、現場はいまだ焦げ臭く生々しい傷跡を残し、そして周囲の店はすべて閉まり、観光客はまったくいませんでした。

あの当時、バリ島のホテルの動きは迅速でした。
主要ホテルのGMが中心となり、すぐに日本の観光メディア、旅ライター向けの視察ツアーを立ち上げたのです。
「ページ数の確約も、内容もまったく気にしません。とにかく今のバリ島を見て、その思いを記事にしてください」と。

また、バリ島のホテル全体の安全性が確信できなければ観光客は戻ってこない、という認識からホテル間の情報共有を行う組織が発足。その中心となったのもインターナショナルなホテルチェーンのGMたちでした。彼らは人的・経費的に危機管理能力の薄い地元ホテルへの啓もう、情報提供を惜しみなく行いました。あのときのGM、ホテリエたちに、「人を安全に守る場所」としてのホテルの意義を強く感じたものでした。

彼らの行動の背景にはバリ島という稀有な場所の存在もあったように思います。

バリ島にはバンジャールと呼ばれる相互扶助システムが古くから続いています。日本でいうところの「結(ゆい)」のようなものですね。困っているときは互いに助け合うという意識がとても強くあります。2012年、バリ島の棚田などの景観が世界遺産に登録されましたが、バンジャールのひとつである水田を維持するための互助制度「スバック」の文化的価値が認められてのことでした。

さらに、バリ人の概念に「Tri Hita Karana(トリ・ヒタ・カラナ)」といものがあります。

これは「神・自然・人」がそれぞれ調和しあい世界を構築ししているという考えで、それゆえにテロ行為により怒りや憎しみ、哀しみでバランスを失ったバリ島の秩序を保つために、ホテル関係者が思いを共有し、助け合ったことは自然な行為だったのかもしれません。

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慰霊碑には202名全員の名前が刻まれています。

爆破で、わたしたちのガイドブックで紹介予定だった店も犠牲にあいました。
ちょうど色校時というタイミングでの事件。笑顔のバリニーズのスタッフの写真が載った校正紙を前に、涙しながら差し替えの指示を出したことは決して忘れることができません。

そんなさまざまな当時の記憶が、開発が進み、にぎわうクタの喧騒の中で呼び起されました。


フロリダでの銃乱射、シリア、トルコなど世界各地でテロ行為が続いています。

あれから14年、私たちは何を学んできたのでしょうか。
# by naoko_terada | 2016-06-13 17:43 | トラベル | Trackback | Comments(0)





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