ガルボトップへ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
16年めの9月11日に想う
b0053082_19272449.jpg
これは16年前の新聞です。
手前が11日の夕刊、奥が12日の朝刊。
アメリカ・ニューヨークで起きた世界中を震撼させた同時多発テロが起きたことを報じています。
NY貿易センタービルに旅客機が突っ込んだのは現地・米東部時間で11日の朝8時45分と報じています。
そのとき日本は11日の21時45分。

すでにフリーランスで仕事をしていた私はPCを前に執筆をしていました。
まだやっとネットとメールが浸透し、ブログが普及されはじめた時代。ツイッターもFBも当然ありません。
そんな中、ふと執筆の手をとめてつないでいたネットに目をやると
「ニューヨーク貿易センタービルにセスナ機がぶつかった」
そんな速報が出ていました。
「おお!」となったもののそれほど関心を持つこともなく再び、執筆。
しばらくしてまた見ると、そこには「テロ」の文字。
そこから続々と臨時ニュースが流され、大規模なテロ行為が今まさに起こっていることをリアルタイムに知ることとなったのです。
ワシントンの国防省にも飛行機が突入したほか、ペンシルベニア州でもハイジャックされたのち墜落させられています。
わたしが海外へよく行くことを知っている友人や仕事仲間、親族などからも電話が入ってきました。今のように現場での状況がタイムラインで流れてくるわけではない。テレビやネットでの情報を見守るしかありません。

実はこの日、東京は台風でした。
写真手前の日経の夕刊が伝えていますが、中型で並みの強さの台風15号は11日午前中に鎌倉市付近に上陸、東京や神奈川も暴風雨圏に入っていました。そんな中でのアメリカからのショッキングな事件。崩れ落ちるツインタワーをテレビで観たときの衝撃と、何かが変わってしまった瞬間の喪失感はいまだに肌が粟立つほど。ぬぐいきれない痛みとやるせない思いにわたしをさせます。

この同時多発テロの犠牲者は死亡が確認された人だけで3025人。
いまだ身元が判明しない遺体や発見されていない方も数多くいらっしゃます。

あれから16年。
失ったものを取り返すことはできません。
だからこそ、残されたわたしたちに託されたのは新しい未来。

罪もなく、声も言葉も、そして体そのものも残すことができないまま。
一瞬にして人生をうばわれてしまった人たちの存在の重さを
わたしたちはどれだけ理解しているのか。

もうまもなく16年前のあの日がめぐってきます。





# by naoko_terada | 2017-09-11 20:09 | その他 | Trackback | Comments(0)
ドバイ メディアトリップ② ホテルステイはドバイのおたのしみ


さて、ドバイのホテル。

今回、政観が用意してくれたのがホテル・アル・マンジールという4つ星ホテル。ドバイには最高級ホテルからカジュアルなものまでさまざまあり、また、ビーチサイドなのかビジネスエリアなのか。旅の目的によって選ぶことがポイントです。
このホテル・アル・マンジール。雑誌やテレビをにぎわすようなド派手なわけでもなく、目玉が飛び出るほど絢爛豪華なわけではありませんでした。なので、第一印象は割と地味め(ゴメンなさい)。
でも、チェックインして部屋に入って驚愕!窓の外にジャーン。世界一の高さ(828m)を誇るバージュ・カリファが目の前に屹立していました。ひぇぇ。

b0053082_2282032.jpg

b0053082_2283450.jpg

ロビーはコンテンポラリーでシャープな印象ながら、アラビア風のテイストもあり、洗練されたムード。2階にはリゾートのようなプールも。今回は朝から夜中まで取材で外出していたので利用できず。。涙

b0053082_312024.jpg

b0053082_3121161.jpg

わたしの部屋はデラックス・バージュ・ビューというバージュ・カリファが見えるタイプ。32㎡と一般的なシティホテルの広さですがひとりなら問題なし。バスルームがガラス張りになっていてシャワーを浴びながらバージュ・カリファを眺めることができます。

b0053082_3134534.jpg
b0053082_3135923.jpg
b0053082_314998.jpg

ツアーに参加した女性記者やライターに好評だったのが朝食。ザクロなどみずみずしいフルーツに野菜、バラエティに富んだチーズやヨーグルト、焼きたてのパンにひよこ豆のディップやドライデーツ(なつめやし)など充実の内容とエキゾチックさ。そのどれもが美味しいのでつい食べ過ぎてしまいます。食のレベルの進化に驚いたドバイですがホテルの朝食も裏切りません。

b0053082_316855.jpg
b0053082_3162077.jpg

なかでも中東風パンというかクレープのようなものを焼いていた彼は、常に笑顔をたやさず丁寧に一枚一枚焼いては熱々をわたしたちに持ってきてくれました。

b0053082_3182958.jpg

いやホント、おいしい。3泊しましたが、全部制覇することができませんでした。というか、彼がわたしたちが「おいしい!」と言って喜んでいるのをみて、毎朝、何もいわずに焼きたてを持ってきてくれるためというのもあり。そんなフレンドリーなサービスもまたうれしいのですけどね。

ごちそうさまでした!
b0053082_3221168.jpg

# by naoko_terada | 2017-07-31 07:00 | トラベル | Trackback | Comments(0)
ドバイ メディアトリップ① エキゾチックさが新鮮!最先端な魅力をチェック
b0053082_23123262.jpg

10年ほど前は年に2回取材に訪れたこともあったドバイ。
当然、この世界一の高さを誇るバージュ・カリファもありませんでした。

久しぶりのドバイはさて。
と思ったのですが、当時よりも観光向けサービスが洗練され、とても質が高くなったと実感。ホテルやレストラン、アクティビティのスタッフの接客ぶりもとても優秀。これには感心しました。

b0053082_23154884.jpg

まずはドバイに来た観光客の多くが向かうこちらへ。
はい、上記で登場したバージュ・カリファ。高さ828メートル、160階。その124階部分にある展望フロア「アット・ザ・トップ」に行きますよ。なお、入場チケットはオンライン購入できるので時間の節約として事前に買っておいたほうがいいです。

b0053082_23424538.jpg

b0053082_23425556.jpg

案内にそって移動、高速エレベータに乗って到着!うっわー、と思わず声に出してしまいました。これは確かにすごい眺望。もう飛行機から見るのに近いレベル。しかも屋外に出られるポイントも。それにしてもここが砂漠の国とは思えないですよね。眼下にはまだまだ工事まっただ中の開発エリアがいくつも見えます。

b0053082_2347661.jpg
b0053082_2347449.jpg

新しいだけではちょっとつまらないものですが、歴史・文化的な表情もドバイの魅力。ガイドブックにはあまり紹介されませんが、ぜひ見ておきたいのがムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム首長が暮らす王宮。近くまでは行けませんが壮大かつ端正なたたずまいが圧巻。周辺には華麗なクジャクたちが放し飼いにされ、彼らだけ警備にとがめられることもなく自由きままに動きまわっています。

もうひとつがモスク。ドバイにはいくつもの大小のモスクがあります。その中でも観光客に人気が高いのがジュメイラ・モスク。アラビア語で「美しいモスク」の名前のとおり厳かなたたずまいが印象的。金曜以外の毎日、10時から見学ツアーを行っています。

b0053082_0275118.jpg
b0053082_028458.jpg

b0053082_0302968.jpg

b0053082_0281675.jpg

また、開発とは無縁な昔ながらの風情を残す旧市街に迷いこむのも楽しいもの。スパイス、ゴールドなどに特化した市場(オールドスーク)は観光客向けの商品も多いですが地元の人たちのショッピングスポット。サフラン、デーツ、香辛料、ナッツ類などはお土産としても人気です。

b0053082_0332979.jpg
b0053082_0334837.jpg

スークが集まるのはドバイクリークの両岸。ローカルの足であるアブラと呼ばれる渡し船は乗船料・片道1ディルハム(約30円)と安いのでぜひ、トライを。楽しいですよ。

b0053082_0375352.jpg
b0053082_038536.jpg

オールドスークとはまったく正反対。最先端のショッピングゾーンもその規模に驚かされます。世界最大級と豪語するドバイ・モールを筆頭にモール・オブ・ジ・エミレーツ、最も新しいシティ・ウォークといったショッピングモールには高級ブランド品からダイソーまでなんでもそろっています。わたしはもっぱら空調が効いたモール内に涼みに行くのとトイレタイムに活用。カフェやレストランなどもあるので食事にも使えます。でも、とにかく広いので迷子にならないように!

b0053082_0451579.jpg

b0053082_0443631.jpg
b0053082_0445026.jpg

戒律が厳しいイスラムの国の中で最もオープンなのがドバイといってもいいでしょう。ビーチに行けば水着姿の男女が実に開放的にサンベイジング。また、ノースリーブやミニスカートの欧米人観光客も見かけます。宗教観へのリスペクトと節度さえ持てばリゾートバカンスもしっかり満喫できるのもドバイならでは。

b0053082_0591587.jpg

ホテルやリゾート以外ではお酒の販売はもちろん、提供することもNGなのですが、これもゆるやかに解釈が変わってきていました。「ホテルに隣接した商業施設もホテルの施設である」ということで、うれしいことにバーやお酒を出すレストランが!!アルコールの値段が高いドバイなのですが夕方になるとこういった場所がハッピーアワーをやっていて1杯の値段で2杯、つまり半額に。10数年前にはありえなかったありがたいサービスに感謝、感謝です。笑

b0053082_1493.jpg

b0053082_142354.jpg

そしてドバイ観光にはずせないデザートサファリもやっぱり楽しかった!わたしは3回めなのですが今回が最もウェルオーガナイズされた内容になっていました。

b0053082_193938.jpg

b0053082_194966.jpg

ドバイにはいくつもデザートサファリを催行するツアー会社があり、わたしたちが今回体験したのはデザート・サファリ・ドバイ社のツアー。夕暮れの中、4WDで砂漠のオフロードを疾走。その後、各ツアー会社が運営する砂漠のキャンプサイトへ。そこでキャメルライド、サンドスキー、シーシャ(水パイプ)、ヘナ体験などを楽しむ趣向。すべてツアー料金に含まれています。同行の初ドバイの女子たちはラクダに乗って歓声をあげ、ヘナやシーシャに大興奮。やはりこのツアーはドバイでやりたいことがすべて入っているのでテンション上がります。

b0053082_1135291.jpg

b0053082_11417.jpg

その後、BBQディナーを食べながら民族ダンスやベリーダンスを鑑賞。ここでもビールやワインなどお酒が飲めると聞いて感動!もちろん有料ですがそれまで参加したサファリツアーでは一切飲めなかったのでもう、うれしい。苦笑 乾燥した砂漠で味わう冷えたビールは最高すぎました!料理もつくりたてでお味も上々。


確実に観光デスティネーションとして実力をつけたことを実感したドバイ・トリップ。このエキゾチックさとスケール感ある空間&アクティビティは他では味わえないもの。好きか嫌いかは別にして一度は体験しておいて損はしません。こういう世界もあるんだなぁ、としみじみ感じることでしょう。

ということで次回は滞在ホテル編!
# by naoko_terada | 2017-07-10 01:23 | トラベル | Trackback | Comments(0)
ドバイ発 エミレーツ航空で心に残るバースデイフライトを体験
b0053082_23235947.jpg

「ドバイに行きませんか?」そう、お声がけいただいたのが春。

ドバイに最後に行ったのはおそらく10年ほど前。そろそろ最新情報をキャッチアップしないと、と思っていたところでした。しかも、3月から成田線に導入されたエミレーツ航空の総二階建てA380に乗せてくれるというじゃないですか。あのダイナミックな乗り心地を体験するのも久しぶり!

ということでドバイへと。

b0053082_23304539.jpg

成田と羽田便両方を体験してほしい、ということで行きは羽田から。深夜便なので仕事を終えて出発です。羽田便はボーイング777-300ER。ナイトフライトなので機内食もお酒も軽めに。それでも映画をついつい見てしまい夜更かし。これも飛行機での楽しみです。

この夜のフライト、エコノミーはほぼ満席でした。日本人以外の方たちも多く、クルーたちは大忙し。それでもみな、ひとりひとりの乗客のリクエストに親切に応え、ミール&ドリンクサービスなども実に丁寧。これには感心しました。チームワークの良さが光るフライトは記憶に残りますね。

b0053082_23384060.jpg

そんなことを考えながらもいつの間にか爆睡。ふと、目が覚めると天井は満天の星空。これは時差ボケ解消、つまり体内時計を調整するもので到着に近づくとゆっくりと青みが増して自然に目覚めるよううながしてくれます。まるでプラネタリウムです。

b0053082_23425992.jpg

サービスには定評のあるエミレーツ航空ですが、それはエコノミーでも感じることができます。昨年から新しくなったエコノミークラスのアメニティ。エミレーツが就航する6つの地域(中東・アジア・アフリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・中南米)をモチーフにデザインされたもので、これがとってもキュート。柔らかい素材で私がもらったのはゾウが描かれたたぶん、アジアバージョン。今でも小物を入れるのに大活躍中です。
さらに、ユニークなのはスマホで専用アプリをダウンロードし、アメニティキットをスキャンするとその各地域の伝統音楽が聴けたり、お薦め旅行情報を入手できたりするというからビックリ!こんなところにもハイテク技術を導入していることに脱帽です。

b0053082_033172.jpg
b0053082_034230.jpg

そして帰国日。ドバイ発成田行きのフライトは深夜02:40発。なのでプレスチームはディナーまでしっかり取材。観光客のみなさんは夜までバッチリ遊べるってわけです。

まずはエミレーツ航空の拠点であるドバイ国際空港でラウンジを見せてもらいました。ラウンジのレセプションの女性スタッフ。本当にいつ見てもキリッとしたメイクとエキゾチックな制服にハッとさせられます。

b0053082_093778.jpg

エミレーツが使用するターミナル3にはなんとファースト&ビジネスあわせて6つのラウンジがあります!何ですかそれ。笑 その中で昨年2年かけて一大改装されたのがコンコースBのビジネスクラスラウンジ。これがですね、もうステキすぎました。

b0053082_017587.jpg
b0053082_0181329.jpg

改装後のハイライトのひとつが、「シャンパンラウンジ」。モエ・シャンドンとエミレーツのパートナシップによるもので、「モエ アンペリル」、「モエ ロゼ アンペリアル」、「モエ・シャン ドングランヴィンテージ」、「モエ ネクターアンペリアル」を提供。それぞれにあわせたカナッペも用意されていて、泡好きにはたまりません。もう飛行機に乗らずにここでずっと飲んでいたいです。いやホント。

b0053082_0234158.jpg
b0053082_024118.jpg
b0053082_0242233.jpg

このほか淹れたてのコーヒーが味わえるバリスタサービス、キッズ用プレイエリア、スパなどいたれりつくせり。一度に1500名収容という広さなので、仮眠スペースやクワイエットゾーンなど用途にあわせてくつろぐくことができるのはうれしいところです。

b0053082_0244579.jpg

b0053082_0301019.jpg

b0053082_0302494.jpg

「せっかくだから」とファーストクラスのラウンジもちら見。こちらはアラカルトの食事を提供するダイニングや、なんとファーストクラスゲストだけのための免税店やワインセラーも!さまざまな空港のラウンジを見せてもらってきましたがここまでスケール感があり、充実したサービス&施設を備えるのはさすが、とうならされます。

b0053082_0384269.jpg

ラウンジ視察に思った以上時間がかかり搭乗の時間です。今回の楽しみのひとつA380との久しぶりの邂逅。ありがたいことに帰りはビジネスクラスに乗せてもらいました。

b0053082_0414339.jpg

深夜のフライトなのでフルフラットになるシートですぐに眠りたいところですが、充実のエンターテイメントと大きな画面が気になります。でも、それよりも気になる場所が。。

b0053082_0522652.jpg

はい、そうです。エミレーツ航空A380名物のファーストクラスとビジネスクラスの機内ラウンジです。

b0053082_0561674.jpg

無事に取材がおわったことを祝して、今回のツアー同行の新聞記者、ジャーナリストなど女性3人で乾杯!深夜なのでほかのゲストも少なく、日本人含め女性クルーたちも仕事の合間に会話にまじってガールズトーク。楽しい!

b0053082_0592082.jpg

b0053082_059341.jpg

実はこの日はちょうど私の誕生日でした。
30年以上飛行機に乗ってきましたが空の上でリアルにバースデイを迎えるのはこれが初めて。それだけでも浮き立つのにそれを聞いたクルーが「では、お祝いを作りますね」といって、シェーカーをふってオリジナルカクテルを作ってくれました。

b0053082_134860.jpg

b0053082_135977.jpg

さらに愛らしいデコレーションを施したバースデイケーキも!これには感動。飛行機が成田に着く直前にはクルーたちの手書きのメッセージが書かれたバースデイカードもいただきました。

あとで調べたらエミレーツ航空では事前に申告すると今回のような誕生日や結婚祝いなどのアニバーサリーケーキを用意してくれるそうです(有料)。もちろんエコノミーでもオーダー可能。今回はエアラインからのサプライズでしたが、次回は家族のためにこんなお祝いもいいな、と思っています。

人生初の機内での体験は心に残る大切な「思い出」というバースデイギフトに。

また、いつか空の上で会えること楽しみにします。
ありがとうございました。
# by naoko_terada | 2017-06-27 01:37 | トラベル | Trackback | Comments(0)
「インスタントコーヒーの楽しみ方」 日本インスタントコーヒー協会インタビュー
b0053082_5165826.jpg

コーヒー偏愛者です。

ということをいろんなところで言っていると、うれしいことにコーヒーに関するお仕事をいただくことがあります。
イエイ!
今回は知人のライターWさんからのご紹介で日本インスタントコーヒー協会のウェブでインタビュー記事を掲載していただきました。→コチラ

インスタントコーヒーとのつきあいは長いです。

子供の頃、父が飲むのをちょこっとお相伴させてもらっていました。今でこそエスプレッソマシーンがホテルの部屋に置いてあることも多くなりましたが、電気ポットとマグカップ、その横にインスタントコーヒーというセットはホテルのスタンダード。英国やオーストラリアといった国ではさらに小さなショートブレッドやアンザッククッキーがあるのがささやかな楽しみでもあります。

長い移動のあと、チェックインして部屋に入ってお湯を沸かしてまずは一杯。ホッとしながら窓の外の景色をぼんやり眺める。あるいは、バスタブにお湯がたまるのをコーヒーを味わいながらゆっくり待つ。
わたしにとって大切な旅の通過儀礼です。

詳細はぜひ、記事をお読みください。
できれば一杯のコーヒーと一緒に。
b0053082_5161089.jpg

# by naoko_terada | 2017-05-13 05:24 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)
雨の日と彼の行方
b0053082_16331637.jpg


事務所の近くの中華料理店がひっそり店を閉じていた。

そこにはたまに、ひとりでの夕食、というか軽く飲みながら餃子や焼売などの単品を頼む、そんな感じで訪れていた。いたって普通の店だった。厨房にひとり、ホールには茶髪の若い男性。客とは日本語でやりとりするがどちらも中国語を話していた。

ある日、店に行くとツーリストらしい外国人グループが先客でいて、何やら茶髪の彼に質問をしていた。英語でのそれを聞くと、「この料理に肉は入っているのか」と問いかけている。どうやらベジタリアンらしい。茶髪の店員は英語が苦手だったようなので、それを通訳してあげると、「アリガトウゴザイマシタ!」と本当にホッとした様子でニッコリと笑顔を見せた。

その次に店に行くと、彼が私に気づきニカッと笑った。メニューと一緒に今まで一度も出てこなかったおしぼりが出てきた。なんだよ、あるじゃないのおしぼりと苦笑い。頼んだ紹興酒もグラスになみなみと注がれてきた。わらしべ長者の気分だ。彼なりのお礼だった。

その日から行くと彼とひとこと、ふたこと会話をするようになった。

「ア、イラッシャイ」
「今日ハヤイネ」

そんなあたりさわりのない言葉だけれど、なんとなく通うのが楽しみになっていった。

ある冬の夕方。
薄いシャツ姿の彼を見て、私が
「えー、そんな薄着じゃ寒くないの?」と聞くと。
「ダイジョウブ、けっこうアッタかいよ、ホラ」
シャツの裏をめくるとボアになっていた。
「コドモがいるから。キレイじゃないコレでイイんだ」

そうか子供がいるんだ。お父さんなんだね。

ここしばらく取材が続き、店には行っていなかった。
彼は今、どうやって暮らしているだろうか。
たくましくすでにどこかの店にもぐりこんで働いているのか。
そうであったらいいな。

シャッターが閉まった人気のない店を見た昨日から、ずっとそう思っている。
# by naoko_terada | 2017-05-10 16:39 | その他 | Trackback | Comments(0)
ヤフーニュース個人オーサーに。一回目はルクセンブルクの世界記憶遺産『ザ・ファミリー・オブ・マン』
b0053082_10403737.jpg

旅を通じてより、ジャーナリスティックな切り口の情報を掘り起したい。
最近、そう強く思うようになってきていました。
そんな中、Yahoo!JAPANニュースの個人オーサーとして寄稿する機会をいただきました。

タイトルは「トラベルジャーナリストの旅する視点」

第一回目は「今こそ見たい世界記憶遺産。魂ゆさぶる伝説の写真展『ザ・ファミリー・オブ・マン』」
どんな記事がふさわしいかいろいろ考えたのですが、昨年ルクセンブルク大使館の方から教えてもらい、ぜひ見たいと思った伝説の写真展『ザ・ファミリー・オブ・マン』についてのものです。いまだに世界をセンセーショナルにわかせた構成とほぼ同じ内容で見ることができる貴重なコレクションなのですが、その存在が埋もれてしまっています。パリから日帰りで行けるので、ぜひ一度、訪れてみてほしいと願います。

詳細はぜひ、記事でお読みください。

今後、みなさんに何かしら考えるきっかけになるような情報を、旅を通じてお伝えできればと思います。

あ、写真は『ザ・ファミリー・オブ・マン』が展示されているクレルヴォー城です。なんと、古城の中にあるのです。写真展を企画したエドワード・スタイケンがルクセンブルク出身で、彼のコレクションとして寄贈されたのが理由。周囲は緑に囲まれたのどかな場所。このギャップがおもしろかったです。
ぜひ、また訪れたいと思っています。
# by naoko_terada | 2017-05-08 11:06 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)
クレア トラベラー「満たされるアジア微笑みの楽園リゾート」
b0053082_1242629.jpg

すでに店頭に並んでいますが、遅れてのご報告。

最新号のクレア トラベラー。アジア好きのみなさま、お待たせしました。満を持しての最新アジア特集です。

タイトルは「満たされるアジア 微笑みの楽園リゾート」。

アジアの持つうるおい、生命力、癒しなど心身を包み、浄化させて五感を満たしてくれる。そんな場所、体験を網羅するタイ、ラオス、カンボジア、バリ島の最先端アドレスを紹介しています。わたしはカンボジアを担当。いつもステキな写真を撮ってくれる写真家・秋田大輔さんの渾身のビジュアルとあわせてお楽しみください。
あ、ラオスやタイ、バリ島もとってもステキな情報&写真なのでそちらもぜひ!執筆はせきねきょうこさんです。

もうひとつ。
誌面内で、ビーチライターの古関千恵子さんと対談をしています。
テーマはたびレジ。たびレジは外務省が管理する海外旅行時の無料登録サービス。かんたんなステップで登録をしておくと緊急時にメールで情報が届くというもの。わたしも毎回、ひとり旅の際は登録をして行きます。海外旅行を安心して楽しむために欠かしたくないツールです。ぜひ、旅行の際に活用してもらいたと思っています。

アジアの記事とあわせてチェックしてみてください!
# by naoko_terada | 2017-04-10 01:39 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)





woman.excite TOP Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイトホーム