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今年は、本当に多くの場所へ行きました。 そこで、年末年始のホリデイの参考にと(ちょっと遅いですが。。。)、 これから何回かにわけて、 今年、訪れた国、ステイ先をアップしていきたいと思います。 ![]() ![]() まずは、7月に行ったマレーシアを。 このときのテーマは、「プラナカン」。 「プラナカン」とは、15、16世紀に大陸から渡ってきた 中国人とマレー系女性たちが結ばれたことによって築かれた一族の子孫たちの総称。 彼らが今でも守り続けるライフスタイルは 大陸的な中国文化とマレー、ヨーロッパの文化が溶け合い、 他では見ることのできない繊細でアートフルさが何よりも特徴。 プラナカンならではの美学がそこには凝縮されています。 そのプラナカン文化の中心がペナンとマラッカ。 そして、ペナンで滞在したのが、シャングリ・ラ ラササヤン リゾート&スパ ペナン。 ご存じ、シャングリ・ラのリゾートです。 ![]() ![]() ![]() ゆったりとした敷地に、美しい庭園がみごとに調和。 樹齢100年という大木が作る木陰は涼やかで、 心からくつろげる空気感が漂い、いつになく、着いたときからリゾート気分に。 ここはペナンの中では古株のリゾート。 この贅沢な空間も、それゆえ。 最新リゾートでは決して、演出できない奥深い時空間が随所に刻みこまれています。 ビーチに面したガーデン、 午後の斜陽がさし込む、ひんやりとしたチークウッドの回廊。 建物、プール、冷えたビール、子どもたちの声、スタッフの笑顔。 すべてが違和感なく、ゆるりと南国の景色に溶け込んでいる饒舌さ。 ![]() ![]() ゲストルームは「ラサウイング」、「ガーデンウイング」に分かれ、 写真は「ラサウイング」のプレミア・ルーム。 ノン・スイートの中では、最も広く、バルコニーはなんとバスタブ付き! ここから美しいガーデンや、その先の水平線を眺めることができます。 また、「ラサウイング」に滞在すると、 専用のラウンジや専任ゲストリレーションによるパーソナルチェックインなど、 ワンランク上のサービスが受けられます。 ![]() ![]() ![]() そして、シャングリ・ラといえば、「氣(チー)スパ」。 ラササヤンにもしっかり用意されています。 緑の庭園の中、独立したマレー風の建物がそれ。 さわさわと、柔らかなシーブリーズが吹き抜けるスパ・ヴィラは、 東京やバンコクの「氣スパ」よりもぐっと開放感にあふれています。 テクニック、メニューはもちろん「氣スパ」のスタンダード。 スパと滞在を組み合わせたパッケージも用意されているので、 お得に「氣スパ」体験をすることもできそうです。 ![]() ![]() ![]() ![]() リラックスの後は、お楽しみのひとつ、食事が待っています。 ダイニングのオプションはいろいろありますが、 人気だという「スパイス・マーケット・カフェ」へ。 マーケットと名付けられただけあり、 マレー料理はもちろん、チャイニーズ、和食、タイ料理など、 各国の味をその場でオーダー&チョイスするのが楽しい。 「プラナカン」の味を伝える、ニョニャ料理、ペナン料理などは、 ぜひ、味わいたいメニューのひとつです。 美味しそうな手延べ麺を仕上げ中のシェフにお願いして、 熱々のヌードルをオーダー。 ひょいっ、とこねては伸ばしながら、どんどん麺になっていくのが面白い。 スタイリッシュなシャングリ・ラのラグジュアリーも大好きですが、 こういう人肌を感じる、ゆったりとしたリゾートもまた、アジアの魅力のひとつ。 奥深きアジアの桃源郷です。 ![]() Tags:ペナン ![]() デンマーク語で「灯り」を意味する、Lys。 そこに、英語の「再生」という意味のReuseを組み合わせて、リュース。 ![]() シンプルなフォルムのリュースは香炉。 山口県の北欧のライフスタイルを提案する会社「ライフ」が、 山口県・萩「大屋窯」の濱中史朗氏に依頼、山口県産業技術センターが技術協力を行い、誕生した空気清浄機能を持った香炉です。 なぜ、空気をきれいにすることができるのか。 それは、皿の裏側に白金触媒をこっそり身につけているから。 白金、つまりプラチナは自動車の排気ガスの浄化に使用される物質。半永久的に使用でき、シックハウスの原因でもあるホルムアルデヒドなどを排除します。 リュースが優れているのはアロマを入れて香炉として使用するのはもちろん、 茶葉やコーヒーを入れて焚いたり、浄化機能だけを活用するための空焚きができるほか、 水を入れれば加湿器にも変身。 濱中さんがこだわったフォルムは微妙な厚みと、曲線を奏で、 キャンドルを灯すと、透け感のある香炉から柔らかく温かな光がほんわり。 ひとつひとつ濱中さんが創り上げたからこその、手技のみごとさです。 ![]() さらに、田辺貴子さんが絵付けしたものや、手頃なプライスで登場したLys+2も。 こちらもステキです。 ちなみにライフでは安全性の高いカメヤマキャンドルを推奨しています。 香りを放ちながら、同時に空気を清浄する。 自分自身で完結する美しさ。 まるで、ひとつの小宇宙のようです。 ![]() そして、その宇宙に熱き思いを託したのが、ライフの藤井社長。 灯りのある暮らし、人が幸せに暮らす空間を考えていたときに、白金の存在を知り、 形にできないかと考え、試行錯誤を重ね、 多くの方たちと努力をしながらこの、リュースを製品化させた方です。 社長といっても、ライフは藤井一家のファミリー企業。 藤井社長の情熱を受け止め支えあっているのが、あたたかなムードの家族。 山口市郊外に、自宅を兼ねたショップ&オフィスを構えていらっしゃいます。 ![]() ![]() 一階には店長厳選のキュートな北欧雑貨が。 地元の女性のみなさんがよく、バースデイギフトを選びに訪れるそう。 たしかに、もらってうれしいグッズばかり。 贈るほうも選びやすいプライスのものが多い。 ![]() 同行の山口県庁のK嬢や、山口きっての銘菓で知られる「豆子郎(とうしろう)」のF嬢がとびついたのが、 リュースに使われている白金を用いたストラップ。 スワロフスキーのビーズをあしらい、キレイ。 これもしっかり空気清浄機能があるので、車の中につるしたりすればタバコの匂いも一掃です。 わたしはこれに、ライフご自慢のハッピーチャームをドッキング。 最近は海外取材に携帯し、滞在先のホテルで活用しています。 ![]() ![]() ショップの外にはこんなテラスも。 夏には気持ちのいい空間ですね。 そして、2階はオフィスとカフェの「チルム」。 ![]() ![]() このカフェが小さいのですが、なかなかおしゃれ。 北欧らしいモード感とシンプルさ。 メニューも女性好みのサンドイッチやランチプレートなど。 なかでもお薦めは、特製チーズケーキ! 口に入れるとホロリととろけ、チーズの濃厚なコクと優しい甘さが広がります。 この美味しいチーズケーキをはじめ、メニューを担当する美人シェフは、 なんと、山口市が誇る「日本一のコロッケ」を生んだ昭ちゃんコロッケが実家とのこと! 「うちのおじいちゃんなんです」 と微笑む彼女。 おそるべし山口市の人脈(笑)。 リュースにご興味をお持ちになられたら、 東京では、地方の職人の手技、日本のデザインをコンセプトにしたセレクトショップ、「Rin」に置かれていますので、 ぜひ、手に取ってその温かな肌ざわりを体験してみてください。 このショップはわたしのお気に入り。 全国のすばらしい日本の逸品たちが並んでいます。 でも、もし、機会があればどうぞライフを訪問してみてください。 アットホームな空間で、社長や店長、シェフたちに会い、リュースへの想いを、 仕事への情熱を聞いてみてください。 ひとつのモノが生まれるまでのドラマ、 それがさらに人と人をつなぐキセキを生むことを。 きっと実感するはずです。 ![]() ![]() 集英社のメンズライフスタイルマガジン「UOMO」12月号でコメントをしております。 テーマはUOMO Beauty 「攻めのホテルスパで若返る」 巻頭でホテルスパの効用をさらりとご紹介。 記事内では、パーク ハイアット 東京、グランド ハイアット 東京、 そして、W香港、3つのホテルスパが登場です。 今回、お声をかけてくださったのは、UOMO編集部のS嬢。 以前、一緒に会食をして名刺を交換。 おぼえていてくださったとのこと。 大変、ありがたいことです。 コメント&記事のまとめ役は、美容ジャーナリストの加藤智一さん。 美肌百貨というブログをお持ちのほか、なぜか沖縄百貨なるブログも運営、とっておきの沖縄情報や、”美らアイテム”を紹介しています。 でも、なんで沖縄なんだろう。 今度、聞いてみましょう。 上記3つのスパはわたしも体験していますが、それぞれに個性的です。 パーク ハイアットは天空の開放感が、 グランド ハイアットなら、ほの暗く温かな空間に包まれるようなおこもり感。 逆にW香港は、エッジの効いたはじけるようなライブ感にあふれています。 トリートメント技術もさすが、一流ホテルならでは。 こだわって導き出された独自のテクニック、プロダクト使いはブレがなくみごと。 女性だけではなく、男性がたにもぜひ、この快楽を味わっていただきたいものです。 日本に戻りました。 ふー、大変でした(苦笑)。 前回でお伝えしたようにアメリカの国内線から国際線への乗り継ぎが25分。 そんな綱渡りな帰国。 実にスリリングな展開でありました。 まず、オレゴン州ユージーンの空港でチェックイン。 ホライズン航空という会社の小さなコミューター機です。 デルタ航空とのコードシェアでデルタ便扱い、 ということで荷物はそのままスルーで成田まで行くことに。 ボーディングも、ポートランドまでの国内線と成田への国際線の2枚を手渡される。 これで、国際線の分もチェックインされたことになり、 私が乗客として乗りこむ意思があることがコンピュータ上で認識されるはず。 たとえ、出発間際になっても待ってくれる可能性が出てきます。 荷物もとりあえず日本に届きそう(前回のロスバゲ体験があるので、やや疑心暗鬼ですが)。 あとは自分が乗り継ぎの国際線に滑り込むだけ。 ドアが開いたらダッシュするつもりなので、 入口に最も近い通路側の空席をリクエストします。 「乗り継ぎが25分しかないので」 そうカウンターの担当者に告げると、 「Oh !...」 ですよね。 わかってるんだってば。 予約入れたのは私じゃないんだから。 と心の中でつぶやく。 ユージーン~ポートランド間はわずか40分。 シートは入口に近い3B。 隣にはこれからスポケーンに帰るというおじいさん。 私が日本人だとわかると、かつてネイビーで横須賀にいたと、教えてくれる。 そんな彼としばし、気分転換の雑談を楽しみます。 ポートランドではオンタイムに到着。 でも、機体はどんどん空港の奥へと進んでいく。 えー、どこに連れていくのぉ。。。(涙) なんとボーディングブリッジが使えないコミューター機なので、空港の一番端に駐機。 タラップを使って降り、そこから空港内まで徒歩で移動するよう。 もう、この時点で軽く諦めました。 でも、とにかく空港内に入り東京行きのフライトの登場ゲートを目指す。 今回のオーガナイザーの担当女性は、 「ポートランドの空港は小さいから」と言っていましたが、全然、小さくない! 感覚的には羽田のターミナルの2倍、といったところ。 そして、コミューター機が到着したのは空港の端のターミナルA。 私が乗る(はず)のデルタ便が出るのは、D-11。 コレが空港のマップなのですが、 ごらんのように、なんと空港を端から端へと横切ることに。 走りました。 本当に久しぶりに。 警官とトラベルジャーナリストは走ってはいけないものですが、 このときは本気で走りました。 前夜、走るであろうことを想定していたので、 抱えているカメラバッグの中は最低限、持ち込まなければならないモノだけ。 かなり軽くしたとはいえ、カメラとその備品、 さらにパソコンもあります。 フロアを走り、エスカレータを走ってあがり、ターミナルDをめざす。 一歩ごとに荷物が重みを増し、心拍数もあがってくる。 コーナーをまくったところで、11ゲートが遠くに見えてきた。 ターミナルのほとんど最後。 このブッキングを入れた人間が恨めしい。 動く歩道をよろけながら走っていると、 向かいからフリントストーンの毛皮のコスチュームを身に付けた女性が歩いてくる。 手にはこん棒ではなく、ハンディカム。 そう、この日はハロウィーン。 空港やエアラインのスタッフも、パイレーツや骸骨などの衣装を身につけて勤務中。 普段ならよろこんでお相手するのですが、 今日はそんな余裕はいっさいなし。 逆毛をたてたヘア、ひょう柄の肩だしの衣装で、彼女が「ナリタ?」と聞いてくる。 「イエス」と、息を切らしながら答える。 もう、血管きれそう。 私の名前を確認し、「すぐにゲートに行って」と、ひょう柄が指示。 ハンディカムで搭乗口のスタッフに、 「今、向かっているところ」と告げているのが聞こえる。 ああ、これで大丈夫。 乗れる。。。 搭乗口では血糊をつけたエイミー・ワインハウスみたいな地上職員がお出迎え。 ボーディング、パスポートを見せて機内へ。 荷物を上にあげ、シートに落ち着き大きくひと息。 さあ、これから11時間のフライトです。 乗れなかったら、貯まっている自分のマイレージを使って ラスベガスにでも行っちゃおうかとなかばヤケクソで思っていましたが、 Say good by to USA. 日本に帰ります。 じゃない、帰れます。
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ) トラベルジャーナリスト。年間150日は海外ホテル暮らし。オーストラリア、アジアリゾート、ヨーロッパなど訪れた国は60ヶ国ほど。旅先での出会い、ふれあい、美味、美酒の感動が忘れられなくて旅を重ねる日々が続く。主に雑誌、週刊誌、新聞などに寄稿。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)、「ロンドン美食ガイド」(日経BP社 共著)、「イギリス庭園紀行」(日経BP企画社、共著)、プロデュースに「わがまま歩きバリ」(実業之日本社)などがある。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com ネームカード
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