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長友啓典
Keisuke Nagatomo -------------------- 1939年大阪生まれ。1964年桑沢デザイン研究所卒業。日本デザインセンター入社。1969年黒田征太郎とK2設立。 エディトリアル、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説に挿絵、エッセイ連載など、現在に至る。 日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問 、東京造形大学客員教授 ![]() ![]() Translation to English -------------------- 装丁問答イッキ読み -------------------- ![]() 「PIKADON」 衣食住をテーマにイノチのことを考えます。 お友達ブログ 山村幸広さん 南川三治郎さん 勝手にロワイヤル!! 宮澤正明さん 貫場幸英さん お友達ホームページ 新正卓さん ネームカード
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![]() この文章は「あとん」の5月号に掲載されたものです。東京タワーが、例の事件でお蔵入りになりそうなのが残念です、折角久世さんの意志を継いで完成したのにねぇ。 装丁問答.17 名文家の久世さん。 久世光彦さんが亡くなって二ヶ月になる。突然の事だったのでいまだに連載中の締切りが迫ってくると久世さんから電話が入りそうな気がする。「トモさん、あれはこういうことだから、こんな絵が良いね……」。作家の方から直接そういう電話が入るのは伊集院さんくらいだ。「トモさんゴメン、今月も書けなかった。一回お休みください……」といわれている時もある。 久世さんと知り合った頃、こんな楽しいエピソードがある。山本周五郎賞を受賞されたパーティの二次会が、今はなくなったが六本木のインゴという皆が集まる酒場で行われた。それを祝う参加者で店はあふれていた。 宴もたけなわの頃、一人の老人が現れ、久世さんの隣に座られ話をされていた。そのお姿のあまりの貫禄に「あの人だれ?」と皆がなんとなく気になりはじめた頃、小林薫さんと人形作家で役者の四谷シモンさんの会話をちょっと耳にした。 「あのご老人、山本さんと皆が呼んでいるけど……」「そうか、あの人が久世さんに賞を与えた山本周五郎さんに違いない」と言っているではありませんか。僕があっけにとられながら「違うぞぉ」とお二人に言う暇もなく、山本さんと久世さんの会話をさえぎるかのように「久世に賞を下さり本当にありがとうございます」と二人は挨拶しはじめるではありませんか。 山本さんも久世さんも一瞬「何事か?」と固まられ、何秒かして事の成り行きを理解し、大笑いされた事を思い出す。 そのご老人は、「昭和」の事をこよなく愛されている久世さんが最も尊敬されている山本夏彦さんだったからだ。小林薫も四谷シモンも本気でそう言ったのか、洒落だったのか、いまだに僕は解らないが、山本翁も山本周五郎さんに間違えられたことはまんざらでもないようで、苦笑いされていた。 久世さんはと見てみれば、あまりのバカバカしさに両切ピースの煙をため息混じりに思いっきり吐き出されていた。 久世さん、開高健さんの世代の人達はやたら読書家が多い。バケツいっぱいに「何貫目の本読んだ」と友達と話し合っていた事を聞いた事がある。 私がこれまで読んだ本なんか高が知れていると久世さんは謙遜されているが、本当は大変な読書家で書評の数も多い。 『美の死』「ぼくの感傷的読書」というサブタイトルの本が筑摩書房から出ている。そのあとがきに「一冊の本を読むことは一人の女と寝ることに似ている」という文章がある。 当たり外れは世の常と思えば気楽だが、結局のところ女は寝てみなければわからない、という久世さんらしい読書の勧めがある。なるほどである。 ![]() カバーの題字、表紙の絵、見返しの模様、扉の文字と続くすさまじい迫力は、この小説にはこの装丁でしかないだろうと思われるものだ。大正時代に作られた『根津權現裏』装幀・広川松五郎、題字・高村光太郎とある。装幀の題字も藤澤の集字とある。どこまでもこだわりを見せている。 ![]() 月曜日は渋谷の「アートン」に終日いる。お昼は皆なと「ス-ぺ」のお弁当を頂く、本日のメニューは「豚キムチ弁当」です。エゴマの葉ご飯に豚キムチがよく合う.スープがついてくるがこれだけでも、お金を払っても良い程の代物だ。 ▲ by k2-d | 2006-07-31 13:24
![]() このエゴマの葉でおにぎりにすると美味しいんですよ。豚キムチと合わせると抜群のスタミナ食となります。 「スーペ」頑張れ、フレー フレー「スーペ」。 ▲ by k2-d | 2006-07-31 13:19
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