MOTTAINAIフリーマーケット 回収ステーションへ、本やCD,DVDを持ってきてくださったみなさま、ありがとうございます。国際協力NGO JEN東京本部広報の濱坂です。皆さまが回収ステーションへ持ち寄ってくださった本やCDの買い取り額が、ミャンマーでは、サイクロンに強い学校の校舎建設と防災教育へと役立っています。
2月のご報告では、ミャンマーで行っている防災教育について、ご紹介しました今回は、着々と進む学校建設の様子を詳しくご紹介します。
地鎮祭。地平線が続くデルタ地帯(湿地帯)のど真ん中に、学校の建設予定地があります。

2月、サイクロン・シェルター兼小学校の建設に向け、建物の基礎に使う資材の搬入と、基礎のための深さ約2mの掘削作業を、村人とともに行いました。グエチャウンジー村とタヨ―チャウ村という2つの村が、今回の学校建設の対象地域です。2つの村で同時に工事を開始しました。

地平線に沿って建っているのが、グエチャウンジー村の学校

校舎は、こんな建物です
ジェンのエンジニアは53歳。今までに様々な現場を管理した経験があります。建設の始まった当初、建設会社のスタッフは、注文の多いジェンのエンジニアに戸惑っていましたが、最近では、しだいに指摘内容を理解するようになりました。だんだんと、信頼関係ができつつあります。

右端が凄腕エンジニアのマウン・マウン・アイエさんです。知識と経験とアイデアで、村人、建設業者、われらJENスタッフから、とても尊敬されています。

念入りに、校舎を建てる場所を測定します。
建設予定地は、海に近いデルタ地帯で海抜ゼロメートルです。1メートルも掘ると水が湧き出てきます。サイクロンに強い建物を作るので、基礎をしっかり固めなければなりません。地面から2メートルほど掘り下げ、慎重に水をくみ上げながらの掘削になります。そのため、水をくみ上げるポンプのメンテナンスも大事な仕事です。

基礎を作るにも、地面を掘り始めると水が湧き出てきてしまいます。
いわゆる建設工事を行っているわけですが、これは、ミャンマーの人々を自然災害から守る大切な大切な施設です。慎重に丁寧に活動を続けていますが、日々多くの問題と向き合っています。
たとえば、ここエヤワディ管区はデルタ地帯で、もともと土壌が弱いので、基礎を作る工事が予想以上に時間がかかりました。さらに今年は、いつもなら雨の降りだす季節(5月)になっても、なかなか降る気配がありませんでした。かわって、激しい暑さが続き、溜め池の水が枯れてしまいました。建設現場で作業を続ける村人たちの飲み水を確保するために、遠くまで歩いていかなくてはなりませんでした。


グエチャウンジー村で行った基礎工事の様子。鉄筋が随所に、ていねいに埋められ、セメントが流されてゆきます
予想外の困難と向き合いながらも、グエチャウンジー村では基礎工事がようやく終わりました。学校建設中のもうひとつの村、タヨーチャウ村でも間もなく基礎が完成します。いよいよ学校建設は本格始動です。基礎を固める地道な作業の次には、日々の進み具合がはっきりと分かる建設作業が始まるので、村人たちの期待も高まっています。
次回は、少し遅れをとっているタヨーチャウ村の様子と、出来上がり間近の学校について、お伝えしたいです。(いつになるかなあ?)

学校の建設と同時に行っている、村人への防災訓練。手にしているポリタンクには、少しだけ水がはいっています。サイクロンで波に飲まれても、浮きの代わりをしてくれて、ふたを開けると、飲み水も確保できるのです。
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