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Q クリーニングに出すとついてくるハンガー
服をクリーニングに出すと毎回ついてくるハンガー。
家にはすでにあまるほどあり、使わないハンガーも多い。
あれはもったいないと思う。(まそさん)
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クリーニングした服についてくるハンガー、針金のものやプラスチックのものいろいろあります。
とりあえず服を掛けとくには便利だけど、毎回毎回ついてくると確かにたまってくるし、あれってあんまり使いやすいハンガーでもない。
仕方ないからたまったら捨てる、となったらやっぱりMOTTAINAI!
さて、皆さんのご意見は?
YES 87.5% NO 12.5%
モッタイナイと思っている方が大半のようです。
しかし、皆さんただゴミにしているというわけではなく、多くの方が「クリーニング屋に持っていくと回収してくれる」という意見を書き込んでくださいました。
クリーニング屋さんがリユースやリサイクルしてくれるのならもったいなくないですよね。
そんな中、marnyさんや花梨さんがご利用のクリーニング店では
ハンガー10本返却すると5%割引のサービスがあるとのこと。
こういうサービスがあるお店は使いたくなりますね。
リサイクルも進んで、お客さんも増えて、お客さんも得していいことずくめ!
そんなお店が増えるといいのに。
しかし、実際のところそのようなお店はあまりないようです。
そして、ハンガーを回収してくれるお店でも、回収するのは基本的にそのお店でもらったハンガーに限られるというのが多いようです。
しかも、そのようなクリーニング店ではリユース、リサイクルが可能なプラスチックのハンガーを使っており、針金のハンガーは回収してくれないとのこと。
それは、そもそも針金ハンガーの場合はリサイクルが難しいということがあり、東京都クリーニング生活衛生同業組合などでは、加盟店にプラスチックハンガーの使用とリサイクルを推奨しているそうです。
そのような努力にもかかわらず、ハンガーのリサイクルがいまいち進んでいないのには実は理由があり、それはなんと法律なのです!
商品を包装するビニールなどのリサイクルを推進する法律は容器包装リサイクル法ですが、実はこの法律の対象となるのは「商品」を包装するもののみ。
クリーニングの場合包まれているものが「商品」ではないため、リサイクルの対象にはならないのです。
つまり、クリーニング店からでたビニール袋やハンガーは市町村でリサイクルすることはせず、ゴミとして出すのが原則ということです。
だから、回収やリサイクルはクリーニング店の費用で行うことになるわけです。
それでも資源を節約することは大切だと考えて(あるいはそのような企業努力によるイメージアップを狙って)、クリーニング店やクリーニング店の組合はリサイクルを推進しているわけです。
リサイクルを推進するはずの法律がリサイクルの障害になるなんて、これこそ究極のMOTTAINAI!ではないでしょうか!?(怒)
すみません、ついつい興奮してしまいました(笑)
気を取り直して、ここで動画をひとつ。
ご存知の方も多いかもしれませんが、頭に針金ハンガーをはめると勝手に頭が動いてしまうという面白い現象です。
試したことがないという方はぜひ一度お試しください!
びっくりしますよ。
リサイクルが難しい針金ハンガーはなくなってほしいですが、こういう遊びが出来なくなってしまうのはちょっと残念ですね。
リユースとかリサイクルというと、不要なものを何かに役立てなきゃ、という発想になりがちだけど、こうやって楽しむだけでも立派なリユース、エコな遊び心も大事です!
◎MOTTAINAIからはじめること
→リサイクルしてくれるクリーニング屋さんを利用する。
→捨てる前に遊んでみる!