文/紀里谷和明
「もったいない」という言葉で一番最初に頭に浮かぶのは
世界における子供の扱いではないだろうか。
現在、日本では少子化が問題視され様々な対応がうたわれている。
もっと子供を産めと政府が躍起になっている。
しかし、その一方で、世界は過剰人口の問題を抱えており、
親がいない子供たちが最悪の状況で生きている。
奴隷にされ、虐待され、捨てられ、飢え死にしている。
子供を私たちの資源と考えた場合、
これは本当にもったいない話ではないだろうか?
一方で大量に石油を海に捨て、汚染しつつ、
もう一方で必死になって石油を掘り当てようとしているようなものである。
世界中の親がいない子供たちの一部を日本人にすれば
現在の少子化問題など、あっという間に解決するのである。
「問題はそんな簡単なものではない」という言葉が聞こえてきそうだが、
正にその姿勢が、現在の環境問題を引き起こしているのである。
リサイクルは簡単ではない。節約は簡単ではない。
「もったいない」と言う言葉が死語の社会において、
「もったいない」と言うのは簡単ではない。
紀里谷和明
プロフィール
● 紀里谷 和明(キリヤ カズアキ) 映画監督
1968年熊本県生まれ。1983年に映像技術を学ぶ為に渡米。ニューヨークのケンブリッジ高校を経て、1987年にパーソンズ大学環境デザイン科に進学。1994年からファッションフォトグラファーとして活躍し、1999年以降は、宇多田ヒカル、SMAP、MISIA、サザンオールスターズ、浜崎あゆみといった多くのトップアーティストのジャケット写真やミュージック・ビデオを手掛け、一躍映像クリエーターとしての知名度をあげる。2004年に映画「CASSHERN」の監督をつとめる。近年ではUtada『You Make Me Want to Be a Man』、宇多田ヒカル『Be My Last』などのプロモーションビデオのディレクションを担当。
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1968年熊本県生まれ。1983年に映像技術を学ぶ為に渡米。ニューヨークのケンブリッジ高校を経て、1987年にパーソンズ大学環境デザイン科に進学。1994年からファッションフォトグラファーとして活躍し、1999年以降は、宇多田ヒカル、SMAP、MISIA、サザンオールスターズ、浜崎あゆみといった多くのトップアーティストのジャケット写真やミュージック・ビデオを手掛け、一躍映像クリエーターとしての知名度をあげる。2004年に映画「CASSHERN」の監督をつとめる。近年ではUtada『You Make Me Want to Be a Man』、宇多田ヒカル『Be My Last』などのプロモーションビデオのディレクションを担当。KIRIYA.COM
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