MOTTAINAI宣言/トーク:KIKI&箭内道彦
※4月30日に行われた『風とロックBAR~MOTTAINAI NIGHT第一夜~』での、箭内道彦さんとKIKIさんの対談トークから。
以下、箭内道彦=(箭)、KIKI=(K)で表記。
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箭: KIKIさんの『もったいない宣言』をやってほしいと言われてるんです。自分で無理せずできること。寄藤文平君は「1枚デザインしたら1枚しか出力しない」。ルーさんは「マイ箸をユーズする」。小山薫堂さんは「昭和の暮らしの中にもったいないを見つけます」で。僕は「もったいないを一日何回も言います」と。会場で何人くらい書けます?
事務局: 全員書けます。
箭:(お客さんに向かって)何驚いてるの。いまはインタラクティブな時代なのに。じゃ、いろんな人に紙とペンを配ってください。
K:箭内さんとデジスタで初めてお会いしたときに、毎回印象が変わってます。
箭:変わってます? 最初はどうでした?
K:最初は怖かったです。
箭:いまは怖くない?
K:最初はクリエイティブディレクターの箭内さんというと、いろんな作品を作っている人。そういう情報しかないので、エッジのきいている作品だらけだから、自分と遠い感じがしたんです。だから最初はドキドキしてたんです。
箭:いいじゃないですか、ドキドキ。やっぱりドキドキですよ。僕が思うに「ドキドキしないのはもったいない」。
K:それ、いいですね。
箭:(お客さんがもったい宣言を書いているのを見て)いいなー、今日は参加している感じがいいです。でも、みんな興味がない雰囲気ですね、みんな。
(会場笑)
箭:おっ、手をふってる人もいますね。今日はいままでの夜にいなかったジャンルの人たちのような気がする。みんな生意気な顏をしている。すごく。
(会場笑)
箭:書きにくかったら、壁とかを使ってもいいよ。別にはみ出して壁を汚しても大丈夫なんで。だからゲストの人たちが壁に落書きしてるんです。ん? 高校生ですか?
お客さん(女性) はい。
箭:大丈夫なの? こんな夜遅くに。バーなんか来て大丈夫? 人生初バーなんじゃない?
(会場笑)
お客さん 「クーラーは使わない。うちわを使う」。
箭:相当いい会になってるなー。樹木希林さんの家に行ったことがあるんですけど、クーラーがないんですよ。
K:へー。
箭:クーラー自体がない。真夏に行ったけど、すごい暑かった。
K:うちわはいいですよね。
箭:いいですよね。うちわ。
K:全然違う話なんですけど、北海道の冬はとても寒いじゃないですか。それでも食料を保存するために冷蔵庫を使うんですけど、それは凍らせないためなんです。
箭:そのままだと凍っちゃうんだ。
K:でも、それだと電気が「もったいない」じゃないかと思って。いまでは非電化の冷蔵庫を使う所が増えてきているそうです。
箭:牛乳瓶とかね、冷やし過ぎると破裂しちゃうんですよ。僕は東北ですけど、うちも外に飲料を出しておくと、全部破裂していた。ん?いま水かけた?俺。でも、非電化冷蔵庫ってなんですか?
K:電気を使わないで放射熱を使った冷蔵庫があるんです。昼間の太陽の熱で冷蔵庫の回りの温度を一定化させる仕組み。北海道の寒い所でも、使える。
箭:それはエココロの連載?
K:それは地球データマップ(笑)。それで非電化住宅を作ろうという人が那須にいるんです。いまオール電化住宅を宣伝しているけど、逆の発想でやる人もいる。その人の取り組みは面白かったです。
箭:KIKIさんのいいところは、その場で勉強しますよね。
K:その場で知る感じですね。
箭:それは仕事でやっていると、なかなかそこまでいかないじゃないですか。
K:面白いんですよね。その場で知ると。
箭:じゃ、KIKIさん。
K:「ドキドキしないともったいない」。仕事も遊びも生活もドキドキがないとね。楽しんでやっていきたいと思います。
(会場拍手)
箭:じゃ、ということで。研究員としての心得があるんですけど、1つは「もったいない」という言葉を普及させたいんです。
K:今日だけでだいぶ広まったんじゃないですか。
箭:だいぶ広まりました。「もったいない」をいろんな現場で、NHKの収録やJ-WAVEの収録とかで口癖のように言ってもらえると。
K:一日一回以上、言わないとですね。
箭:そうですね。あとKIKIさんはモデルをしてるじゃないですかアパレル業界やファッション業界って、意外と「もったいない」ことだらけなんです。洋服は10kg買って9kg捨ててるというデータがあるくらい。
K:それはみんなが?
箭:そう。あとは服を作るときの余った生地なんかも。ファッションの分野では中心的なメンバーになってほしいなと思ってます。あとは毎年富士山でやっている「企業対抗ゴミ拾いレース」の参加。これ楽しいですよ。
K:ふーん。
箭:環境のこととは全然関係なく、競争としてゴミを拾う。
K:ほかの会社に負けたくないから一生懸命ゴミを拾うんですね。
箭:そうそう。あれ!?会場に黒崎さんがいる。黒崎さん見たら、調子狂っちゃうなー。まあいろいろなイベントもありますが、動機が不純だとダメなんだろうか?って。ラジオでもいいましたけど、「ミスチルに褒められたくてゴミを拾うことも素敵じゃないか」といったことを「ap bank fes」でコメントしたら、ファンの方からお叱りを受けたことがあります。
(会場笑)
K:そんなつもりじゃないと。
箭:そうなんです。僕は図星だから怒ったと思ってるんですけど、誰かに褒められたくていいことをすることは、全然ありだと思うんです。動機はなんだっていい。
K:そうですね。
箭:だから富士山でやるゴミ拾いレースにもぜひ。あとは研究員が開発する「もったいない」グッズの発表。僕は包むとイチゴになるふろしきを作った。いちごに見えないんですけど(笑)。四隅が緑色になってて、普通に結ぶとイチゴっぽく見える。これね、僕の作ったグッズの中で一番売れてます。
K:ふろしきとかも日本に昔からあるもので、エコバック以上に使えるんじゃないかと思います。
箭:最後に黒崎さんに「もったいない」宣言を発表してもらおうかな。あのおじさん、そうとう変わった人ですからね。黒崎さんはIDEEを作って発展させたんですけど、いまはローリング・ストーン状態で、「世田谷ものづくり学校」という…。
黒:ボブ・ディランの「アイム・ノット・ゼア」って感じですかね。
箭:ほら、いままで一度も黒崎さんとはかみ合ったことがない。
(場内笑)
箭:「スクリーング・パッド」といって、ものづくり学校で授業をやっていたりする。
黒:箭内さんは来来週に出てもらって、こういう人前でしゃべることに芽生えて。
箭:失敗した! 黒崎さん出して(笑)。
黒:箭内さんに来てもらってすごい人気がある授業で。
箭:そんなことはどうでもいいんで…。
黒:僕が考えた「もったいない」。
箭:はいはい。
黒:「ありがたい」「もったいない」「おすそわけ」。この3つは日本古来からある大事な心がけだと思う。
箭:おー。
(場内拍手)
黒:一期一会ということも言えるけど、田舎でもおすそわけがあるじゃないですか。そういことに気が付いてもらって、それをブームにする。今日来た人にも気持ちよく帰っていただく、と今日はありがとうございました。
箭:僕はおすそわけという言葉が響きましたね。
K:そうですね。
黒:「もったいない」と通じるでしょ。
箭:黒崎さん、いままでもっともいいこと言った瞬間だったね。ということで今晩は「MOTTAINAI NIGHT」をお送りしました。
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箭:箭内道彦(風とロック)
K:KIKI
黒:黒崎輝男(流石創造集団株式会社)
以下、箭内道彦=(箭)、KIKI=(K)で表記。
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箭: KIKIさんの『もったいない宣言』をやってほしいと言われてるんです。自分で無理せずできること。寄藤文平君は「1枚デザインしたら1枚しか出力しない」。ルーさんは「マイ箸をユーズする」。小山薫堂さんは「昭和の暮らしの中にもったいないを見つけます」で。僕は「もったいないを一日何回も言います」と。会場で何人くらい書けます?
事務局: 全員書けます。
箭:(お客さんに向かって)何驚いてるの。いまはインタラクティブな時代なのに。じゃ、いろんな人に紙とペンを配ってください。
K:箭内さんとデジスタで初めてお会いしたときに、毎回印象が変わってます。
箭:変わってます? 最初はどうでした?
K:最初は怖かったです。
箭:いまは怖くない?
K:最初はクリエイティブディレクターの箭内さんというと、いろんな作品を作っている人。そういう情報しかないので、エッジのきいている作品だらけだから、自分と遠い感じがしたんです。だから最初はドキドキしてたんです。
箭:いいじゃないですか、ドキドキ。やっぱりドキドキですよ。僕が思うに「ドキドキしないのはもったいない」。
K:それ、いいですね。
箭:(お客さんがもったい宣言を書いているのを見て)いいなー、今日は参加している感じがいいです。でも、みんな興味がない雰囲気ですね、みんな。
(会場笑)
箭:おっ、手をふってる人もいますね。今日はいままでの夜にいなかったジャンルの人たちのような気がする。みんな生意気な顏をしている。すごく。
(会場笑)
箭:書きにくかったら、壁とかを使ってもいいよ。別にはみ出して壁を汚しても大丈夫なんで。だからゲストの人たちが壁に落書きしてるんです。ん? 高校生ですか?
お客さん(女性) はい。
箭:大丈夫なの? こんな夜遅くに。バーなんか来て大丈夫? 人生初バーなんじゃない?
(会場笑)
お客さん 「クーラーは使わない。うちわを使う」。
箭:相当いい会になってるなー。樹木希林さんの家に行ったことがあるんですけど、クーラーがないんですよ。
K:へー。
箭:クーラー自体がない。真夏に行ったけど、すごい暑かった。
K:うちわはいいですよね。
箭:いいですよね。うちわ。
K:全然違う話なんですけど、北海道の冬はとても寒いじゃないですか。それでも食料を保存するために冷蔵庫を使うんですけど、それは凍らせないためなんです。
箭:そのままだと凍っちゃうんだ。
K:でも、それだと電気が「もったいない」じゃないかと思って。いまでは非電化の冷蔵庫を使う所が増えてきているそうです。
箭:牛乳瓶とかね、冷やし過ぎると破裂しちゃうんですよ。僕は東北ですけど、うちも外に飲料を出しておくと、全部破裂していた。ん?いま水かけた?俺。でも、非電化冷蔵庫ってなんですか?
K:電気を使わないで放射熱を使った冷蔵庫があるんです。昼間の太陽の熱で冷蔵庫の回りの温度を一定化させる仕組み。北海道の寒い所でも、使える。
箭:それはエココロの連載?
K:それは地球データマップ(笑)。それで非電化住宅を作ろうという人が那須にいるんです。いまオール電化住宅を宣伝しているけど、逆の発想でやる人もいる。その人の取り組みは面白かったです。
箭:KIKIさんのいいところは、その場で勉強しますよね。
K:その場で知る感じですね。
箭:それは仕事でやっていると、なかなかそこまでいかないじゃないですか。
K:面白いんですよね。その場で知ると。
箭:じゃ、KIKIさん。
K:「ドキドキしないともったいない」。仕事も遊びも生活もドキドキがないとね。楽しんでやっていきたいと思います。
(会場拍手)
箭:じゃ、ということで。研究員としての心得があるんですけど、1つは「もったいない」という言葉を普及させたいんです。
K:今日だけでだいぶ広まったんじゃないですか。
箭:だいぶ広まりました。「もったいない」をいろんな現場で、NHKの収録やJ-WAVEの収録とかで口癖のように言ってもらえると。
K:一日一回以上、言わないとですね。
箭:そうですね。あとKIKIさんはモデルをしてるじゃないですかアパレル業界やファッション業界って、意外と「もったいない」ことだらけなんです。洋服は10kg買って9kg捨ててるというデータがあるくらい。
K:それはみんなが?
箭:そう。あとは服を作るときの余った生地なんかも。ファッションの分野では中心的なメンバーになってほしいなと思ってます。あとは毎年富士山でやっている「企業対抗ゴミ拾いレース」の参加。これ楽しいですよ。
K:ふーん。
箭:環境のこととは全然関係なく、競争としてゴミを拾う。
K:ほかの会社に負けたくないから一生懸命ゴミを拾うんですね。
箭:そうそう。あれ!?会場に黒崎さんがいる。黒崎さん見たら、調子狂っちゃうなー。まあいろいろなイベントもありますが、動機が不純だとダメなんだろうか?って。ラジオでもいいましたけど、「ミスチルに褒められたくてゴミを拾うことも素敵じゃないか」といったことを「ap bank fes」でコメントしたら、ファンの方からお叱りを受けたことがあります。
(会場笑)
K:そんなつもりじゃないと。
箭:そうなんです。僕は図星だから怒ったと思ってるんですけど、誰かに褒められたくていいことをすることは、全然ありだと思うんです。動機はなんだっていい。
K:そうですね。
箭:だから富士山でやるゴミ拾いレースにもぜひ。あとは研究員が開発する「もったいない」グッズの発表。僕は包むとイチゴになるふろしきを作った。いちごに見えないんですけど(笑)。四隅が緑色になってて、普通に結ぶとイチゴっぽく見える。これね、僕の作ったグッズの中で一番売れてます。
K:ふろしきとかも日本に昔からあるもので、エコバック以上に使えるんじゃないかと思います。
箭:最後に黒崎さんに「もったいない」宣言を発表してもらおうかな。あのおじさん、そうとう変わった人ですからね。黒崎さんはIDEEを作って発展させたんですけど、いまはローリング・ストーン状態で、「世田谷ものづくり学校」という…。
黒:ボブ・ディランの「アイム・ノット・ゼア」って感じですかね。
箭:ほら、いままで一度も黒崎さんとはかみ合ったことがない。
(場内笑)
箭:「スクリーング・パッド」といって、ものづくり学校で授業をやっていたりする。
黒:箭内さんは来来週に出てもらって、こういう人前でしゃべることに芽生えて。
箭:失敗した! 黒崎さん出して(笑)。
黒:箭内さんに来てもらってすごい人気がある授業で。
箭:そんなことはどうでもいいんで…。
黒:僕が考えた「もったいない」。
箭:はいはい。
黒:「ありがたい」「もったいない」「おすそわけ」。この3つは日本古来からある大事な心がけだと思う。
箭:おー。
(場内拍手)
黒:一期一会ということも言えるけど、田舎でもおすそわけがあるじゃないですか。そういことに気が付いてもらって、それをブームにする。今日来た人にも気持ちよく帰っていただく、と今日はありがとうございました。
箭:僕はおすそわけという言葉が響きましたね。
K:そうですね。
黒:「もったいない」と通じるでしょ。
箭:黒崎さん、いままでもっともいいこと言った瞬間だったね。ということで今晩は「MOTTAINAI NIGHT」をお送りしました。
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箭:箭内道彦(風とロック)
K:KIKI
黒:黒崎輝男(流石創造集団株式会社)
モッタイナイトークvol.3/トーク:KIKI&箭内道彦
※4月30日に行われた『風とロックBAR~MOTTAINAI NIGHT第一夜~』での、箭内道彦さんとKIKIさんの対談トークから。以下、箭内道彦=(箭)、KIKI=(K)で表記。
**********************************************
<以下、本文>
箭:それでは、KIKIさんの身近にある「もったいない」。
K:建築ですね。この場所も「もったいない」ですよね。
箭:そうですよ。あそこの壁の絵とかヒドいもんじゃないですか。
K:あれは箭内さんが描いたんですか?
箭:違いますよ(笑)。ここは閉店したお店の内装をそのまま使っているんです。次のお店が入るまで1カ月開いていて、それを「もったいない」と思ったパルコの人が「ここでバーとかやりませんか」と言ってきた。それがタダならいいんですけど、タダじゃないんですよ。
(場内笑)。
箭:家賃取りやがってパルコみたいな。
K:パルコにとっては「もったいない」と思ったんじゃないですか。
箭:そう。パルコの「もったいない」をお手伝いしたというか。
K:例えば、お金や労力が発生しても、この場と時間があるのはいいことですよね。
箭:そう。なんかいいことしたような気になりますよね。タダだし。でも、そういうことが本当に面白い。そうそう、さっきも話してたんですけど、きのう斉藤和義さんがゲストだったんです。それで俺ともう一人と夜中まで歌を歌ってて。数人ぐらいしかお客さんが残ってなかったんだけど「斉藤和義のファン手を上げて」と言ったら、3人ぐらいしかいなかった。ほかの人にとって斉藤和義のことは全然興味がない。そのもったいなさは面白いなと思って。
K:すごい贅沢なことですよね。
箭:贅沢、贅沢。
K:「もったいない」か…。
箭:あとはKIKIさんの活動と言えば、NHK教育テレビの「地球データマップ」。これはどういう番組ですか?
K:これは地球上の環境問題と社会問題をまとめたもので、中高生向けの教育番組。けっこう内容が濃くて大人にも見てもらいたいなと思います。
箭:日曜日の夜中?
K:そう、今年の春から、日曜日の午前0時15分からやっています。私はナビゲーターをしているんですけど、番組を続けているうちにいろいろ知るようになってそこから変わってきましたね。この番組は深刻に作っていて、問題を解決する糸口は提示しないんです。見た人たちが、自分だったら何ができるかを考えてほしいと思って。
箭:ふーん。
K:解決策が出てこないんで、撮影の最中はすごく暗くなってしまうんです。
箭:そうなんだ。
K:いろんな問題が自分の身近で起こっている、ということを知って驚きましたね。
箭:地球データーマップね…。
K:そうなんです。お子さんがいらっしゃる方とか、ぜひ見てほしいです。あとこの番組は大人にも見てほしいです。
*********************************************
この続きはまた次回・・・。
**********************************************
<以下、本文>
箭:それでは、KIKIさんの身近にある「もったいない」。
K:建築ですね。この場所も「もったいない」ですよね。
箭:そうですよ。あそこの壁の絵とかヒドいもんじゃないですか。
K:あれは箭内さんが描いたんですか?
箭:違いますよ(笑)。ここは閉店したお店の内装をそのまま使っているんです。次のお店が入るまで1カ月開いていて、それを「もったいない」と思ったパルコの人が「ここでバーとかやりませんか」と言ってきた。それがタダならいいんですけど、タダじゃないんですよ。
(場内笑)。
箭:家賃取りやがってパルコみたいな。
K:パルコにとっては「もったいない」と思ったんじゃないですか。
箭:そう。パルコの「もったいない」をお手伝いしたというか。
K:例えば、お金や労力が発生しても、この場と時間があるのはいいことですよね。
箭:そう。なんかいいことしたような気になりますよね。タダだし。でも、そういうことが本当に面白い。そうそう、さっきも話してたんですけど、きのう斉藤和義さんがゲストだったんです。それで俺ともう一人と夜中まで歌を歌ってて。数人ぐらいしかお客さんが残ってなかったんだけど「斉藤和義のファン手を上げて」と言ったら、3人ぐらいしかいなかった。ほかの人にとって斉藤和義のことは全然興味がない。そのもったいなさは面白いなと思って。
K:すごい贅沢なことですよね。
箭:贅沢、贅沢。
K:「もったいない」か…。
箭:あとはKIKIさんの活動と言えば、NHK教育テレビの「地球データマップ」。これはどういう番組ですか?
K:これは地球上の環境問題と社会問題をまとめたもので、中高生向けの教育番組。けっこう内容が濃くて大人にも見てもらいたいなと思います。
箭:日曜日の夜中?
K:そう、今年の春から、日曜日の午前0時15分からやっています。私はナビゲーターをしているんですけど、番組を続けているうちにいろいろ知るようになってそこから変わってきましたね。この番組は深刻に作っていて、問題を解決する糸口は提示しないんです。見た人たちが、自分だったら何ができるかを考えてほしいと思って。
箭:ふーん。
K:解決策が出てこないんで、撮影の最中はすごく暗くなってしまうんです。
箭:そうなんだ。
K:いろんな問題が自分の身近で起こっている、ということを知って驚きましたね。
箭:地球データーマップね…。
K:そうなんです。お子さんがいらっしゃる方とか、ぜひ見てほしいです。あとこの番組は大人にも見てほしいです。
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この続きはまた次回・・・。
モッタイナイトークvol.2/トーク:KIKI&箭内道彦
※4月30日に行われた『風とロックBAR~MOTTAINAI NIGHT第一夜~』での、箭内道彦さんとKIKIさんの対談トークから。以下、箭内道彦=(箭)、KIKI=(K)で表記。
**********************************************
<以下、本文>
箭:KIKIさん活動をみているとすべてそんな感じですよね。一貫しているというか。
そういえば、大学のときからモデルをやってるんですか?
K:大学からです。あと空間プロデューサーのアシスタントもやっていたことがあって、しばらく二足のわらじ状態でした。そこをやめてモデルや女優をやってます。これはラジオでも伺ったんですけど、箭内さんを見ていると、いまは「もったいない」や東京環境会議、東京スマートドライバーの仕事をやっているじゃないですか。
箭:あとは「マニフェストを読んで選挙に行こう。」という投票率を上げるキャンペーンの仕事もやってますよ。
K:そういったことに関わろうとしたきっかけは? やっぱり年齢も関係あるんですか?
箭:僕は40歳すぎてからですね。いまだに環境やエコとは全然興味がなくて。
(場内笑)。
K:じゃ、なんで参加してるんですか?
箭:うーん、どうしてなんですかね?
K:「もったいない」とかも。
箭:これは知り合いに頼まれて…。まったく意味がわからない、興味ないなと思った。でも、やっているうちに興味が出たら大発見だなと思いましたね。東京環境会議のときも小林武史さんに誘われて「なんで僕を誘ったんですか?」って聞いたら、「箭内君が僕といちばん正反対だからと感じて」と言われた。そもそも環境にたいして一生懸命やっている人が嫌いだったんですよ。なんか、偉そうな感じ、頭もよさそう、しかも金も持ってそうで。そうすると自分のことを考えるとどんどん惨めになってしまうというか。
K:遠い存在だった?
箭:そう、遠い存在ですね。例えばロハスとか。例えば、坂本龍一さんとかがやっていてもよくわからなかった。「すげーけど、俺には関係ないや」みたいなね。そういう人ってたくさんいるはずなんですけど、しかも置き去りにされている。興味をもっていない人に興味をもたせる方法を考えたら、自分の体を使って実験したくなった。それで何かヒントみたいなものを会得したら、僕の広告の仕事にめちゃめちゃプラスになるというか。興味のない人に興味を持たせるコツを学ぶわけだから。それで環境系の仕事に関わるようになったの。それが1つ。あとは40歳すぎると人生を折り返した感があって。
K:折り返した…。
箭:80歳まで生きるとしても、もう半分。その中で、人の役に立ってみたらどんな気分なんだろうって、突然興味がわいてきた。自分が何かをしたせいで、自殺を思いとどまったり、痴漢が減ったとか。たぶん広告の仕事の延長だと思ってるんですよ。自分がやろうとしているコミュニケーションが届いて行動に移るという、その実感を味わいたくなったというかありますね。「このお菓子おいしいよ」といって世の中の人が買ってくれることと同じレベルで興味がわいてきた。ラジオに出たときと違う答えしてませんか(笑)。
K:大丈夫です(笑)
箭:僕は「もったいない」というのをやって…。「もったいない」も嫌いだったんです。
K:「もったいない」と思われることが?
箭:そう。なんかおばあちゃんに怒られている感じがして。
K:「それしちゃ、もったいないよ」みたいに。
箭:ご飯粒を残すと、これはお百姓さんの結晶なんだ、みたいな。「もうウルセー!」と思ったりね。
K:(笑)
箭:僕は「もったいない」ということを考えていたら、例えば年末年始のカレンダー。
使うのは1つだけど、使わないものはゴミになってしまう。それって「もったいない」と。
「カレンダー作るのをやめましょう」と言うことはできるけど、面白い方法で解決できたら、めちゃくちゃクリエイティブな頭を開発できるんじゃないかって。
K:「カレンダーを作るのをやめましょう」と呼びかけるんじゃなくて、「別の方法を考えて楽しくやりましょう」と提案するわけですね。
箭:そうそう。ふだん広告のアイデアを考えているよりも、クリエイティビティーを刺激される瞬間だと思って。自分がクリエイティブになれる感覚のきっかけを「もったいない」が提供してくれるとしたら、これは参加してもいいかなと思ったんです。
K:「もったいない」か。意識しているとよく使ってる言葉ですよね。
箭:意外と使ってますね。CMだと、最近は永ちゃんが言ってましたね。「ブルーレイじゃないのはもったいない」って。
(会場笑)
K:ありましたね。
箭:佐藤浩市さんも「一番搾りじゃないともったいない」って言ってます。
K:流行なんでしょうか。
箭:流行もあるんと思うんですけど、みんな言いたくなってきたんじゃないでしょうか。流行ね。KIKIさんが「流行ですか」と言うと、冷たい感じしますね(笑)。
(場内笑)。
K:流行だとなんかイヤですよね。
箭:流行は嫌いでしょ?
K:うーん、どっちかというと。流行というとすぐ忘れ去られちゃいそうで。もっとしみ込んでいくほうがいいな。
箭:もう1つきっかけがあったのが、会社を辞めるときに「もったいない」と言われたことがあったんです。
K:会社を辞めちゃうのは「もったいない」と。
箭:そう。せっかく入った会社で、これからずっと給料もらえるのに、辞めるのは「もったいない」と言われた。自分は辞めないことのほうが「もったいない」と確信が持てたというか。辞めないことがつまらないんじゃないかって。
K:会社を辞めても、別の新しい体験ができますよね。
箭:そう。会社にいることで、別の可能性を消していることは「もったいない」と思ったんですよ。そのときに人が「もったいない」と感じることはそれぞれ違うって気付いた。
だから、いろんなことに「もったいない」と付けてみる実験をしてみようと。
K:実験?
箭:例えば、「ここにみんな集まるのはもったいない」じゃない。本当はここにいるよりは、やるべきことがあるかもしれないじゃないですか。
(場内笑)。
K:ほかの場所とかで(笑)。
箭:だけどここにこないと「もったいない」という考え方もあるし、すべての人にやさしくすることは「もったいない」という人や、その逆の人もいる。何を「もったいない」とするか、もったいなくないとするか、その人のスタイルで全然違ってくる。
K:すべてのことに両極端に付けられますね。
箭:そう、両極端ですね。確かに。
K:本当に人によって違いますね。
箭:違いますね。僕は、貯金があるのは「もったいない」と思うんですよ。
K:使わないのが「もったいない」というか。
箭:使うのが「もったいない」という人もいるでしょ。死ぬ瞬間に貯金が残っていたら、負けだと思いますよ。
(場内笑)
K:負けですか(笑)。
箭:すべての貯金を使い終わって死ぬって、すごい難しいことなんじゃないかって。それをなんとか実現したいと思ってやり続けてますけどね。
K:ちょうど使い切る?
箭:ちょうどよりも、使い過ぎ?
K:それはある意味、借金を残して死なないと「もったいない」というか。
箭:そう、まさにそうですよね(笑)。
K:いいのかな(笑)。
箭:だから「もったいない」って面白いなと思ったんです。そういう意味で。「もったいない」は環境のことを考える活動なのかなと思ったら、実は違う。
K:違いますね。
箭:YES、NOのアンケートでも、「お互い興味がわかない合コン」とかあるじゃないですか。これって環境となんら関係ない(笑)。でも、これ「もったいない」と思う人が74.4%もいるわけですよ。
K:そうなんだ(笑)。
箭:だから、「もったいない」はそういうことでいいと思うんですよ。
K:よく考えると楽しいですね。
箭:「もったいない」を考えることって楽しいですよ。
K:そうですね。
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<以下、本文>
箭:KIKIさん活動をみているとすべてそんな感じですよね。一貫しているというか。
そういえば、大学のときからモデルをやってるんですか?
K:大学からです。あと空間プロデューサーのアシスタントもやっていたことがあって、しばらく二足のわらじ状態でした。そこをやめてモデルや女優をやってます。これはラジオでも伺ったんですけど、箭内さんを見ていると、いまは「もったいない」や東京環境会議、東京スマートドライバーの仕事をやっているじゃないですか。
箭:あとは「マニフェストを読んで選挙に行こう。」という投票率を上げるキャンペーンの仕事もやってますよ。
K:そういったことに関わろうとしたきっかけは? やっぱり年齢も関係あるんですか?
箭:僕は40歳すぎてからですね。いまだに環境やエコとは全然興味がなくて。
(場内笑)。
K:じゃ、なんで参加してるんですか?
箭:うーん、どうしてなんですかね?
K:「もったいない」とかも。
箭:これは知り合いに頼まれて…。まったく意味がわからない、興味ないなと思った。でも、やっているうちに興味が出たら大発見だなと思いましたね。東京環境会議のときも小林武史さんに誘われて「なんで僕を誘ったんですか?」って聞いたら、「箭内君が僕といちばん正反対だからと感じて」と言われた。そもそも環境にたいして一生懸命やっている人が嫌いだったんですよ。なんか、偉そうな感じ、頭もよさそう、しかも金も持ってそうで。そうすると自分のことを考えるとどんどん惨めになってしまうというか。
K:遠い存在だった?
箭:そう、遠い存在ですね。例えばロハスとか。例えば、坂本龍一さんとかがやっていてもよくわからなかった。「すげーけど、俺には関係ないや」みたいなね。そういう人ってたくさんいるはずなんですけど、しかも置き去りにされている。興味をもっていない人に興味をもたせる方法を考えたら、自分の体を使って実験したくなった。それで何かヒントみたいなものを会得したら、僕の広告の仕事にめちゃめちゃプラスになるというか。興味のない人に興味を持たせるコツを学ぶわけだから。それで環境系の仕事に関わるようになったの。それが1つ。あとは40歳すぎると人生を折り返した感があって。
K:折り返した…。
箭:80歳まで生きるとしても、もう半分。その中で、人の役に立ってみたらどんな気分なんだろうって、突然興味がわいてきた。自分が何かをしたせいで、自殺を思いとどまったり、痴漢が減ったとか。たぶん広告の仕事の延長だと思ってるんですよ。自分がやろうとしているコミュニケーションが届いて行動に移るという、その実感を味わいたくなったというかありますね。「このお菓子おいしいよ」といって世の中の人が買ってくれることと同じレベルで興味がわいてきた。ラジオに出たときと違う答えしてませんか(笑)。
K:大丈夫です(笑)
箭:僕は「もったいない」というのをやって…。「もったいない」も嫌いだったんです。
K:「もったいない」と思われることが?
箭:そう。なんかおばあちゃんに怒られている感じがして。
K:「それしちゃ、もったいないよ」みたいに。
箭:ご飯粒を残すと、これはお百姓さんの結晶なんだ、みたいな。「もうウルセー!」と思ったりね。
K:(笑)
箭:僕は「もったいない」ということを考えていたら、例えば年末年始のカレンダー。
使うのは1つだけど、使わないものはゴミになってしまう。それって「もったいない」と。
「カレンダー作るのをやめましょう」と言うことはできるけど、面白い方法で解決できたら、めちゃくちゃクリエイティブな頭を開発できるんじゃないかって。
K:「カレンダーを作るのをやめましょう」と呼びかけるんじゃなくて、「別の方法を考えて楽しくやりましょう」と提案するわけですね。
箭:そうそう。ふだん広告のアイデアを考えているよりも、クリエイティビティーを刺激される瞬間だと思って。自分がクリエイティブになれる感覚のきっかけを「もったいない」が提供してくれるとしたら、これは参加してもいいかなと思ったんです。
K:「もったいない」か。意識しているとよく使ってる言葉ですよね。
箭:意外と使ってますね。CMだと、最近は永ちゃんが言ってましたね。「ブルーレイじゃないのはもったいない」って。
(会場笑)
K:ありましたね。
箭:佐藤浩市さんも「一番搾りじゃないともったいない」って言ってます。
K:流行なんでしょうか。
箭:流行もあるんと思うんですけど、みんな言いたくなってきたんじゃないでしょうか。流行ね。KIKIさんが「流行ですか」と言うと、冷たい感じしますね(笑)。
(場内笑)。
K:流行だとなんかイヤですよね。
箭:流行は嫌いでしょ?
K:うーん、どっちかというと。流行というとすぐ忘れ去られちゃいそうで。もっとしみ込んでいくほうがいいな。
箭:もう1つきっかけがあったのが、会社を辞めるときに「もったいない」と言われたことがあったんです。
K:会社を辞めちゃうのは「もったいない」と。
箭:そう。せっかく入った会社で、これからずっと給料もらえるのに、辞めるのは「もったいない」と言われた。自分は辞めないことのほうが「もったいない」と確信が持てたというか。辞めないことがつまらないんじゃないかって。
K:会社を辞めても、別の新しい体験ができますよね。
箭:そう。会社にいることで、別の可能性を消していることは「もったいない」と思ったんですよ。そのときに人が「もったいない」と感じることはそれぞれ違うって気付いた。
だから、いろんなことに「もったいない」と付けてみる実験をしてみようと。
K:実験?
箭:例えば、「ここにみんな集まるのはもったいない」じゃない。本当はここにいるよりは、やるべきことがあるかもしれないじゃないですか。
(場内笑)。
K:ほかの場所とかで(笑)。
箭:だけどここにこないと「もったいない」という考え方もあるし、すべての人にやさしくすることは「もったいない」という人や、その逆の人もいる。何を「もったいない」とするか、もったいなくないとするか、その人のスタイルで全然違ってくる。
K:すべてのことに両極端に付けられますね。
箭:そう、両極端ですね。確かに。
K:本当に人によって違いますね。
箭:違いますね。僕は、貯金があるのは「もったいない」と思うんですよ。
K:使わないのが「もったいない」というか。
箭:使うのが「もったいない」という人もいるでしょ。死ぬ瞬間に貯金が残っていたら、負けだと思いますよ。
(場内笑)
K:負けですか(笑)。
箭:すべての貯金を使い終わって死ぬって、すごい難しいことなんじゃないかって。それをなんとか実現したいと思ってやり続けてますけどね。
K:ちょうど使い切る?
箭:ちょうどよりも、使い過ぎ?
K:それはある意味、借金を残して死なないと「もったいない」というか。
箭:そう、まさにそうですよね(笑)。
K:いいのかな(笑)。
箭:だから「もったいない」って面白いなと思ったんです。そういう意味で。「もったいない」は環境のことを考える活動なのかなと思ったら、実は違う。
K:違いますね。
箭:YES、NOのアンケートでも、「お互い興味がわかない合コン」とかあるじゃないですか。これって環境となんら関係ない(笑)。でも、これ「もったいない」と思う人が74.4%もいるわけですよ。
K:そうなんだ(笑)。
箭:だから、「もったいない」はそういうことでいいと思うんですよ。
K:よく考えると楽しいですね。
箭:「もったいない」を考えることって楽しいですよ。
K:そうですね。
“モッタイナイ”から連想すること/トーク:KIKI
※4月30日に行われた『風とロックBAR~MOTTAINAI NIGHT第一夜~』での、箭内道彦さんとKIKIさんの対談トークから。以下、箭内道彦=(箭)、KIKI=(K)で表記。
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箭:今日はMOTTAINAI NIGHT第一夜ですね。
これは2回ありまして、次がCharさん。1回目のKIKIさんは、MOTTAINAIがやっている
MOTTAINAI Labというラボがあって、もっとも新しい研究員がKIKIさんです。
K:そうなんです。正直、自分にどんな使命が与えられているとか、ちょっとわかっていないところがあって…。
箭:それを今日は皆さんの前で紹介できたらなと。
K:誘われ方もちょっと強引なところがあって。
箭:それはクレームですか(笑)。
K:NOとは言えない状況で誘われたんですよね(笑)。
箭:そうなんです。100%成功する人の誘い方があって、それは生放送のオンエア中に言うことなんです。KIKIさんの場合は、生放送じゃなくて収録だったんですけどね。放送中に「MOTTAINAI Labの研究員になってください」と言われたら、絶対断れないですよね。
K:「ぜひ!」と答えたんですよね。放送でもカットされずに使われていました。
箭:それは小山薫堂さんが関係しているラジオ番組なんですけど、小山さんを研究員に誘ったのも放送中だったんです。
K:それは生放送中?
箭:そう。J-WAVEの生放送中で。
薫堂さんの隣にクリス智子さんがいて、クリスさんも誘った。
K:そうやって増えていくんですね(笑)。
箭:それで少しずつ増えて行きます。
K:(笑)
箭:それで、KIKIさんが「もったいない」で連想することは何ですか?
K:うーん…普段の生活だと、使い捨てるものですよね。
最近は水筒やお箸を持ち歩くようになったけど、お店に入るとたくさんのお箸が出たりする。自分もお水の宣伝をしていますが、ペットボトルの使い捨てはどうなんだろうとか、日々思います。
あと建築が好きなので見て回っているんですが、見たかった建築がいつの間にか取り壊されていたりとか。そういう情報はアンテナを貼っているつもりでも耳に入ってこなかったりして。ものが壊されるのはいろいろな理由がありますが、壊される前にもっとなにかすべきだったんじゃないかと思います。それは「もったいない」なと。
箭:建築ね。建築って永遠のものじゃないんだ。
K:日本は無理ですね。地震があるから倒れたりとか。昔は先のことも考えて材料になる木材も育てていたと思うんです。昔は無意味な壊し方はしていなかったはずなんですね。例えば、伊勢神宮は20年に一度「遷宮(せんぐ)」するんです。
箭:遷宮って何ですか?
K:神様がいる社を隣の土地に20年に一度建て替える伊勢神宮の大祭のことなんです。
箭:20年に一度?
K:そう。建物を壊すのは「もったいない」と思うんですけど、神社の鳥居や建材になったり、修繕の材料になったりする。何回も同じ木材が使い回しされるんです。どこの木を使うかは20年以上前から考えていて、この建材がないと、ほかの神社で使える木材がないそうなんです。
箭:20年なんだ。
K:20年という期間がサイクル的にも適しているみたいですよ。
箭:ふーん。KIKIさんは建築学科を出て女優やモデルをやっているけど、建築はいつも気になってるんですね。
K:女優とモデルをやっているんですけど、モデルは仕事なんですよ。
箭:モデルという会社に勤めている感じ?
K:そうですね(笑)。楽しんでやってはいるんですが、これ以上にやりたいことたくさんあって、その中に建築がある感じで。ちょっと違うんですよ。
箭:へー。雑誌の連載でいろんなところに訪ねたりしてますよね。
K:「エココロ」でエコのワークショップや体験したり。あとはアウトドアの連載もあります。
それらも仕事なんですけど、本当に楽しいんです。
箭:すばらしいと思います。
K:楽しんで伝えないと、ちゃんと相手に聞いてもらえないんじゃないかなと。
自分で体験してろ過したものを伝えると、うまく伝わるんじゃないかと思うんです。
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この続きはまた次回・・・。
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箭:今日はMOTTAINAI NIGHT第一夜ですね。
これは2回ありまして、次がCharさん。1回目のKIKIさんは、MOTTAINAIがやっている
MOTTAINAI Labというラボがあって、もっとも新しい研究員がKIKIさんです。
K:そうなんです。正直、自分にどんな使命が与えられているとか、ちょっとわかっていないところがあって…。
箭:それを今日は皆さんの前で紹介できたらなと。
K:誘われ方もちょっと強引なところがあって。
箭:それはクレームですか(笑)。
K:NOとは言えない状況で誘われたんですよね(笑)。
箭:そうなんです。100%成功する人の誘い方があって、それは生放送のオンエア中に言うことなんです。KIKIさんの場合は、生放送じゃなくて収録だったんですけどね。放送中に「MOTTAINAI Labの研究員になってください」と言われたら、絶対断れないですよね。
K:「ぜひ!」と答えたんですよね。放送でもカットされずに使われていました。
箭:それは小山薫堂さんが関係しているラジオ番組なんですけど、小山さんを研究員に誘ったのも放送中だったんです。
K:それは生放送中?
箭:そう。J-WAVEの生放送中で。
薫堂さんの隣にクリス智子さんがいて、クリスさんも誘った。
K:そうやって増えていくんですね(笑)。
箭:それで少しずつ増えて行きます。
K:(笑)
箭:それで、KIKIさんが「もったいない」で連想することは何ですか?
K:うーん…普段の生活だと、使い捨てるものですよね。
最近は水筒やお箸を持ち歩くようになったけど、お店に入るとたくさんのお箸が出たりする。自分もお水の宣伝をしていますが、ペットボトルの使い捨てはどうなんだろうとか、日々思います。
あと建築が好きなので見て回っているんですが、見たかった建築がいつの間にか取り壊されていたりとか。そういう情報はアンテナを貼っているつもりでも耳に入ってこなかったりして。ものが壊されるのはいろいろな理由がありますが、壊される前にもっとなにかすべきだったんじゃないかと思います。それは「もったいない」なと。
箭:建築ね。建築って永遠のものじゃないんだ。
K:日本は無理ですね。地震があるから倒れたりとか。昔は先のことも考えて材料になる木材も育てていたと思うんです。昔は無意味な壊し方はしていなかったはずなんですね。例えば、伊勢神宮は20年に一度「遷宮(せんぐ)」するんです。
箭:遷宮って何ですか?
K:神様がいる社を隣の土地に20年に一度建て替える伊勢神宮の大祭のことなんです。
箭:20年に一度?
K:そう。建物を壊すのは「もったいない」と思うんですけど、神社の鳥居や建材になったり、修繕の材料になったりする。何回も同じ木材が使い回しされるんです。どこの木を使うかは20年以上前から考えていて、この建材がないと、ほかの神社で使える木材がないそうなんです。
箭:20年なんだ。
K:20年という期間がサイクル的にも適しているみたいですよ。
箭:ふーん。KIKIさんは建築学科を出て女優やモデルをやっているけど、建築はいつも気になってるんですね。
K:女優とモデルをやっているんですけど、モデルは仕事なんですよ。
箭:モデルという会社に勤めている感じ?
K:そうですね(笑)。楽しんでやってはいるんですが、これ以上にやりたいことたくさんあって、その中に建築がある感じで。ちょっと違うんですよ。
箭:へー。雑誌の連載でいろんなところに訪ねたりしてますよね。
K:「エココロ」でエコのワークショップや体験したり。あとはアウトドアの連載もあります。
それらも仕事なんですけど、本当に楽しいんです。
箭:すばらしいと思います。
K:楽しんで伝えないと、ちゃんと相手に聞いてもらえないんじゃないかなと。
自分で体験してろ過したものを伝えると、うまく伝わるんじゃないかと思うんです。
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この続きはまた次回・・・。
プロフィール
●KIKI(キキ) モデル、女優

東京都出身。武蔵野美術大学建築学科在学中からモデル活動を開始。CM、雑誌連載や、著書『LOVE ARCHITECTURE』、映画『ヴィタール』出演など多方面で活躍。
J-WAVE『TOKYO SMART DRIVE “SHARE SMILE”』 ナビゲーター。
NHK『地球データマップ』(NHK教育テレビ:月曜日午前0時15分~0時35分)も深夜再放送中。
<連載>
「KIKIのどうなってるの?eco」(ecocolo*エスプレ)
「KIKIのOTOKOMAE ni OUTDOOR」(フィールドライフ*エイ出版)
「KIKI 東京アートリサーチ」(uomo*集英社)
<広告>
日本コカ・コーラ株式会社:アクアセラピー ミナクア
◎KIKIホームページ
◎KIKIブログ

東京都出身。武蔵野美術大学建築学科在学中からモデル活動を開始。CM、雑誌連載や、著書『LOVE ARCHITECTURE』、映画『ヴィタール』出演など多方面で活躍。
J-WAVE『TOKYO SMART DRIVE “SHARE SMILE”』 ナビゲーター。
NHK『地球データマップ』(NHK教育テレビ:月曜日午前0時15分~0時35分)も深夜再放送中。
<連載>
「KIKIのどうなってるの?eco」(ecocolo*エスプレ)
「KIKIのOTOKOMAE ni OUTDOOR」(フィールドライフ*エイ出版)
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