内容は1971年にサンフランシスコ湾で起きた原油の流出事故を目撃、黒くなっていく湾を見つめ衝撃を受け、車に乗るのを止め、人が自然の中で生きるとはどういう事なのかを黙って歩きながら問い続けた17年の旅の記録です。
私もこの流出事故は覚えています。
人々が石油で真っ黒になった野鳥を救い海辺を清掃するニュースを見ました。
その時感じたのは一度失った自然は元に戻すのに時間が掛かり大変だという事です。
ジョンさんが言うには、原油流出事故はタンカー会社だけの責任だけではなく、それを使っている私達すべての問題であり、生き方の問題であると説いてます。
だから車を乗るのは止めたと・・・。
それにしても17年間も車に乗らず、人との争いを避けるために口を閉ざし、ジェスチャーと筆談だけでコミュニケーション、でも支援者を生み出す。
私は正直10分持ちません、頭が下がりました。
その後ジョンさんは米政府の環境問題のプロジェクトチームの一員や国連の親善大使などとして活躍、歩くことを通じて環境問題を学ぶ教育プログラムの構築に取り組んでいます。
ジョンさんとは比べ物になりませんが、私も最近はマイカーは程ほどに、移動は出来るだけ電車、バス、タクシーを利用しています。
時間が読めますし、風景を楽しみ読書も出来、そして環境にも良い。まさに一石三鳥です。
私も人生の折り返し地点を過ぎました。自分の事だけでなく、世のためになる事も考えなければいけない年齢になりました。




































