料理研究家の島本美由紀です。
大掃除などでなにかと忙しい12月。
冷蔵庫のお片付けなどで、冷蔵庫のすみでしなびた食材を発見したり、
賞味期限が切れた瓶を発見したり・・。
食べられずに捨ててしまう食品も多いのではないでしょうか?
さて、みなさんは日々の食事作りで出たくず野菜などを、水にぬらして捨てていませんか?生ゴミは、水を含むと重くなります。そして、生ゴミの水分は焼却時のエネルギーを増加させる原因にもなっているんですよ。
食べきれずしなびてしまった野菜のほか、調理時に出てくるくず野菜など、
家庭から出るごみの3分の1が、実は生ゴミが占めています。
生ゴミは濡れると重くなるだけでなく、ビニールからポタポタと水分が垂れたり、においの原因にも。
で、私が実践しているのがこちら。
野菜の皮むきや魚介の皮むきなどは、三角コーナーを使わずに、
使いやすく切った新聞紙の上で下ごしらえし、そのまま丸めてゴミ箱に捨てる。
また、チラシを折って作った箱に直接入れるのも便利です。
三角コーナーに野菜の皮を入れて、その上から汁物料理の残り汁を流してしまうなど、
何げなくやってしまいがちですが、もともと乾いているごみをぬらすことになるので注意してくださいね。
この水分を減らす工夫をすることで、家庭ごみも減らせるしエコにもつながります。
捨て方のポイントのほか、繰り返し使えるものを選ぶなど、
家庭ごみを減らすことで家事もラクになりますよ。
そして、ちょっと宣伝を。(笑)
12月15日に講談社より、「お金と時間が10倍になる!冷蔵庫お片づけ」という本を出版しました!
効率的な家事のポイントは冷蔵庫にありました。目からうろこの意識改革で、
日々のお買い物からお料理の仕方までが劇的にラクになり、エコにもつながります。
まさに冷蔵庫から始まるキッチン革命!家事ストレスがなくなるキッチンの極意、たっぷりご紹介します!
どうぞよろしくお願いします。