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がんQ&A 治療の進歩

火曜は、テレ玉がんQ&A」第4回のO.A.でした。
毎月最終火曜の放送ですが、月1というのも意外とあっという間にやってくるものです。
テーマは「ここまで進歩しているがん医療①」、前立腺がんの手術方法の進歩を見ていきながら、
埼玉県立がんセンターでも導入されている最新のロボット手術(ダヴィンチ)のお話も伺いました。

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(写真はテレビ画面のスクリーンショット。出演は影山幸雄先生、スタジオは椿姫彩菜さん、山田香菜子アナウンサー)


がん治療の大きな柱は、手術、薬物治療(抗がん剤治療)、放射線治療。
これは従来から変わっていません。
この3つの治療の中から、国内外の大規模試験で得られたデータをもとに安全性と効果が実証され、
現在の日本でもっともよい治療と推奨されるものが「標準治療」といわれるもので、
基本的には「標準治療」に則って治療方針が決められます。
どの治療法においても、技術、機器、薬剤の進歩はめざましく、
患者さんひとりひとりのがんに、より効果的で、負担が少ない治療法を選択できるようになりました。

今回ご紹介いただいたロボット支援手術「ダヴィンチ」は、
非常に狭い部位で行なう前立腺がんの繊細な手術をより正確、精密にし、
安全性を高めたという点で、大きな進歩となりました。
ロボットというと近未来的な二足歩行のロボットをイメージするかもしれませんが、
患者さんから離れた場所にある操作台で手術操作をする“遠隔手術”のことです。

次回「ここまで進歩しているがん医療②」は、薬物治療の進歩について伺います。
9月30日(火) 17:30頃に、情報番組「ごごたま」内で放送。
県内はもちろん、CATVを通して関東全域で試聴可能です。ぜひ、ご覧ください。

by mori-mado | 2014-08-28 09:23 | 医療キャスターのおしごと | Comments(0)

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