せっかくなのでなにか家庭菜園っぽいあしらいをしてみることに。
どうでしょう? このテラコッタ製のネームプレート。
いや、ほぼ1種類しか育ててないのでプレートなんぞなくても
何を植えたか忘れる心配はないわけですが。
そのまんま「ミニトマト」と記すのもなんだったので
フランス語(以前、ちょっとだけ習ってザセツした経験あり)で
トマトを意味する「Pomme d'amour(ポム・ダムール)」と
書いてみました。直訳すると「愛のリンゴ」となるそうな。
本来、tomatoの語源は古代アステカ帝国の言葉、
「tomatl=トマトゥル(「膨らむ果実」の意)」が元だそうですが、
それ以外にもいろいろな呼び名があったようなのです。
パスタ屋さんなどでよく耳にするイタリア語の
「Pomod'ro(ポモドーロ)」は「黄金のリンゴ」の意味なんですって。
英国ではフランスと同じ意味の「Love Apple(ラブ・アップル)」、
ドイツでは「Paradeisapfel(パラディースアプフェル)」(舌かみそう)
=これは「天国のリンゴ」の意。
リンゴにばかりたとえられて、なんか可哀相な気もするトマト君。
ちなみに、日本にトマトが伝来したのは江戸時代だそうで
中国から伝えられたため当時は「唐柿」なんて呼ばれていたのだそう。
確かに、かたちだけを見るとリンゴよりは柿に似ていますよね!?
ところで、植え替え作業が完了してから花見などで忙しくしていて(笑)
あまりじっくり苗を見ていなかったのですが
今日なにげなく「接ぎ木苗」の鉢を眺めていて驚愕!!
全然気づいていなかったのですが、ひっそりと
つぼみができてました。
翌日には、こんなに開いてきました。生長が早くてビックリ。
きれいなイエローの、小さくてとってもかわいい花です……うっとり。
さらに、園芸書であらかじめ読んでいた「わき芽」をついに発見!
「わき芽」とは、本葉と茎のあいだから伸びてくる芽のこと。
伸ばす枝は主枝1本だけで、それ以外は摘み取ってしまわないと
全体に勢いがなくなり、実のつき方が悪くなってしまうのだそうです。
こんなふうに手で「ぷちっ」と摘み取ります。
これを「わき芽かき」といいます。ちょっと、菜園のプロっぽい?(笑)
ハサミを使うと茎を傷つけたり、ウイルス病にかかる恐れがあるので
かならず手で摘み取るのがポイントとか。
これから支柱を立てたり、まだまだやることがいっぱい!!
当分は忙しい日々が続きそうですが、どうぞおつきあいくださいませ。