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ブームのカギ

「ブームを作る」これって難しい
秋元さんが放送作家志望の人から
「どうやったら企画を当てることができますか?」という質問に
「中ヒットは狙えるけど、ホームランは狙っても打てない」と言っていた。
ホームランというのは、良い企画に様々な要素が加わって出来るもので
その中でも最も重要なものが「時代の流れ」というものだ。
良い企画であっても、その時代に合ってないとホームランにはならない。
時代を読もうとタイミングを計っていても、今だと思った時にはもうすでに遅い。

じゃどうやったら当たるのか?
秋元さんの考えはこうだ。
「何年かかろうが、自分の得意なことをずっとやり続けること!
 そうすれば10年か12年か分からないが、時代の方から
 時計の針のようにぐるっと一周回って、自分に合ってくる」と。

AKB48を秋元さんが始めた時
「あぁ~やっちゃった!そんなおニャン子当てたからって、秋葉でオタク相手のアイドルなんて駄目だって」と正直みんな思ったはず。
ただ好きなことをやり続ける執念
時代が一周回ってくるまで、とにかくやり続ける執念ならぬ周念がホームランを生んだ

では執念があればそれでいいかと言えばそうではない。
まだそれだけではホームランになりえない。
良い企画+良い素材+時代の流れ
それにプラスしてブームに火を付けること。
このブームに火を付けるのに何が必要か?
その最大のヒントは「疑問が生むコミュニケーション」にある。

あるアイドル大好き人間の話によると
AKBが成功した最大の要因は現在人気ランキング二位の前田をトップに置いたことだそうだ。
一見すると「なんでこの子がトップなの?」とみんな思ったはずだと。
「この子より他のAKBの子の方が可愛いいんじゃないの?
あれっ?!ひょっとして俺がズレてるの?」

その「僅かな疑問」が世の中の人の口を伝ってコミュニケーションを生み、ジリジリと会話の連鎖が街の噂話となって広がりだし、ある時一気に火を付けた。

噂話とは元々みんなの疑問からなることが多い。
街一番のお金持ちの家に外車が二台あってもなんとも思わない。
しかしそうでない家に外車が二台あると、「なんであの家に?どうして?」とみんなのいろいろな憶測が飛び交うことで噂が広がる。
それと同じ構図がAKBにも働いているというのだ。

こうすることで世の男達は「なんでこの子がトップなの?この子だったらこっちの子の方が可愛いんじゃないの?」と、男なら誰でも雑誌で一度はやった、この中で一番可愛いのは誰だ的トークを永遠に繰り返す。
その会話により何が生まれたかというと、トップ以外の子に目を向けさせるという意外な効果も生んでいったのである。

そこまで秋元さんが考えていたかどうかは分からない。
ひょっとするとAKBの中での競争心を煽る為だけでやっていたかもしれない
「なんで私じゃなくて、あの子が一番なの?」と。
ただAKBの内外を問わず、相乗効果で人気がぐんっと上がっていったことは間違いない。
そして満を持しての「AKB総選挙」
今までトップだった前田を大島が抜き、新たな女王座に君臨する
しかしこうなると逆に、やっぱりトップは前田じゃないの?
と「トップ前田説」がどんどんちまたに沸いてきている。
良くできたアイドル力学がここにしっかり完成している。

ほとんど名前も知らなかった僕が、総選挙あたりから数人の名前を勝手に覚え始めている。
見事、ブームの渦に飲み込まれているのかもしれない。


高須光聖オフィシャルHP「御影屋」
by kyte-mikageya | 2010-08-27 02:02 | Trackback(1) | Comments(75)


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