ナースやすこの健康プラス
妊婦の健康シリーズ19:インフルエンザの予防接種について
少し前まで、「骨の本」を書いてたんですが、
今は「筋肉本」を書いてます。
両方ともイラスト中心ですが、書いた私にとってもバイブルになりそうな本です(^^;;
出来上がったらご紹介しますので、お楽しみに。

さて今日はインフルエンザの予防接種の話です。
前に書いたっけな、と思いつつ。

毎年冬に流行するインフルエンザ。
本格的な流行は年明けあたりなのでしょうけれど、
だからこそ予防接種は今のうちにしておきたいですね。

妊婦さんもしかり。
妊娠中にインフルエンザにかかると、
重症化しやすいといわれています。
「予防接種をすれば、インフルエンザにかからない」というわけではありませんが、
予防接種をしていれば、感染しても軽く済む可能性が高いのです。

だから最近では、妊婦さんも(または妊婦さんこそ)インフルエンザの予防接種を受けるべきという意見が多くなっています。
定期検診で病院に行ったとき、
外来や待合室に「インフルエンザ予防接種のご案内」という張り紙があったり、手紙をもらったりしていませんか?

ただ、予防接種によって起こるかもしれない発熱その他の副反応など、
妊娠に及ぼす影響を心配して、
予防接種をすることに消極的な意見もまだあるみたいですね。

で、私の意見も「妊婦さんこそ予防接種を受けたほうがいい」、です。
この時期にはいつも妊婦さんたちに、
「ご家族と、主治医と、よく相談してみて」とお話ししています。

受けるなら早いほうがいいですよ。
免疫がつくまでには2〜3週間はかかると考えられているので。

ただし、妊娠初期とか妊娠を望んで準備中の方、
またはお産がもう数日以内かも、といった方は、
時期をずらしたほうがいいかもしれないので、
医師とじっくり相談してくださいましね。

# by tiger_yz | 2011-11-23 00:25 | 妊娠と出産の話 | Trackback | Comments(0)
妊婦の健康シリーズ18:妊娠線
こんにちは。
明日、あいや、もう今日か(^^;; -は立冬ですと。
その通りに急に肌寒くなるそうです。
体調管理、しっかりしましょう。

今日は妊娠線のお話です。

妊娠線は、妊娠中に、お腹(特に下のほう)や、
ときには胸にもできることがある、赤っぽい線のことですね。

妊娠してお腹や胸が急激に大きくなり、
皮膚が引き伸ばされる結果、皮下の組織が裂けちゃうんです。
その下の血管が豊富なところが透けて見えるために、
赤いスジスジになって見えるわけ。

たいていは特に痛みなどの症状はありませんが、
たまにかゆみを訴える方もいます。

出産してお腹がペタンコになれば、
妊娠線も赤身がとれて目立たなくなります。
でも完全には消えません。
少し光ったような線が残ります(T_T)。

これは病気ではありません。
お腹が大きくなるのが原因ですから、
赤ちゃんがママのお腹でよく育った証拠。
勲章だと思ってね(..って言ってもそれとこれとは別ですかね、やっぱり(^^;;)

出る人と出ない人がいます。
お腹の皮膚が伸ばされるのが原因なので、
たとえば双子ちゃんとかの場合は出やすくなります。
またママさんが太り過ぎてしまうと出やすくなるかもしれませんね。

あとは皮膚が「伸び」に対して柔軟かどうかも関係があるでしょう。
でも、これは検査できるわけではないので、
「私は出ますか?」と聞かれても、わかりません。m(_._)m

妊娠線予防のためのクリーム、売ってますよね。
でもその効果はよくわかりません。
一生懸命塗っていたのに、臨月になって出ちゃった!
という方もいますし、
特に何もしていなくても出なかった方もいます。

ただ、そういったクリームは別に害があるわけじゃないし、
マッサージして血行を良くしておくことは、
皮膚にとっても悪くないはずですから、使ってもかまいません。
ま、使うか使わないかは、自己判断で、ってことで(^^ゞ

アロマのグッズにもありますよね。
ネロリ」という精油が入っているのが多いみたい。
ネロリは私も大好きな香り。
柑橘系の「だいだい(ビターオレンジ)」の花からとった精油で、
とても高価です(^^;;
皮膚の細胞の再生を活性化させる効果があると言われているので、
妊娠線予防に使われるのでしょう。

自作するなら、皮膚を柔らかくする効果がある「みつろう」と
好きな植物油(マカダミアナッツとかビタミンEが豊富な小麦胚芽とか)で
少し柔らかめのクリームを作って、
ネロリ、ラベンダー、フランキンセンスといった精油を入れて、
入浴後などに優しくマッサージしてみてもいいかもですね。
みつろうのクリームの作り方はこちら
みつろうを若干少なめ、または植物油を多めにすると、柔らかいクリームになります)

ただし、それで妊娠線ができないという保証はできませんので、
ごめんなさいね。(^^;;

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先日、高尾山に行ってきました。紅葉にはまだ少し早かったみたい。でもいい天気で久々&お手軽森林浴。楽しゅうございました。(^^)/


# by tiger_yz | 2011-11-08 01:15 | 妊娠と出産の話 | Trackback | Comments(0)
妊婦の健康シリーズ17:朝、手がにぎりにくい
そろそろインフルエンザの予防注射が始まってるみたいですよ。
妊婦の皆様、ぜひ早めに予防注射を考えて下さいませ。
予防注射を受けることが心配な方や、
予定日が迫っている方でタイミングが難しいと思う方は、
次の定期検診のときに主治医と相談を!

さて今回は、妊婦の健康シリーズ第17弾、
「朝、手がにぎりにくい」です。

特に妊娠後期になってくると、
朝起きたときに手がにぎりにくい、
こわばったようになる、
手をにぎるとなんだか痛い、
そんな症状を感じることがあります。

同時に、
指輪がきつい、
指が太くなった、
指のシワが少ない、
などと感じることも。

でも、そういう症状はたいていは朝だけで、
時間とともに引いていき、
午後や夕方には忘れていることも多いのでは?

これはおそらくむくみです。

寝ている間、普通は何度も寝返りをうつわけですが、
お腹が大きくなると、
動きにくいのと、
無意識にお腹を守るのか、
寝返りが少なくなると考えられます。
そのために腕や手の血流が悪くなってしまい、
手がむくむのだと考えられます。

ということならば、
ま、寝ている間のことは仕方ないわけで、
朝、むくんでいたらどうするか、っちゅ〜話ですね。

朝、手がにぎりにくかったら、
両手を上に上げて、グーパー、グーパーしてください。
がんばって、何度も何度も。

肩や首のストレッチをしたり、
温めたりして
血流を良くしてあげるのもいいと思います。

それと、ウォーキングなどの運動も効果的です。
ただ.. 手を下にブラブラしながら歩くと、
逆にひどくなることもあるので..(^^;;
そういう方には水泳がオススメ
水泳は、ホントにむくみがとれますよ。(^^)V

それと、手がむくんできて指輪がきつくなってきたら、
外しておいたほうがいいですよ。
むくみがひどくなって、完全に外せなくなり、
指輪を切ってもらったという人もいますから。

いずれにしても、
時間とともに手の違和感がとれるのであれば、
おそらく特別の病気ではなくて、
前述のようなことが原因だと思います。

でも、時間が経ってもぜんぜん違和感がとれないとか、
手をグーパーしても何してもダメとか、
痛みがひどいといった場合は、
別の問題かもしれませんから、
一度主治医に相談してみてくださいね。

日に日に寒くなってきますから、
皆様、風邪をひかないように気をつけてください!
# by tiger_yz | 2011-10-25 00:14 | 妊娠と出産の話 | Trackback | Comments(0)
妊婦の健康シリーズ16:静脈瘤
いやいや、先週は連日で野球観戦をいたしまして。
野球場ってのは、だいたいヘルシーなものは売ってないし、
帰宅も遅くなるから、夕飯が深夜になり..。
で、2日で体重がほぼ1kgUP!!!!(^^;;
次の日から、ダイエットしてますですよ。
ただご飯をおかゆに変えて、
肉や魚を豆腐や白はんぺんに変えてるだけですが(^^ゞ
お豆腐でもピカタにしたり、
白はんぺんでもにんにくとしょうゆで焼いたりすると、
かな〜り満足度高し。(^^)V
うむうむ、よしよし。
..とりあえず、観戦前の体重にはすぐに戻りましたが、
もうちょっと続けようと思ってます。

さて今日は静脈瘤のお話。
「じょうみゃくりゅう」と読みますです。

これは、静脈がブッとふくれてボコボコと目立つようになるもの。
「瘤」はコブという意味です。
高齢の方にもみられることがあります。
おばあちゃまの膝の裏とかふくらはぎとかに
静脈瘤ができているのを見たことがある方もいらっしゃるのでは?

妊娠すると、お腹で赤ちゃんと子宮がぐんぐんと大きくなります。
すると、下半身から血液が戻るためにお腹に通っている太い静脈が圧迫されて、
下半身からの血液の戻り具合が悪くなります。
そうすると、脚の静脈に血液がたまったような状態になって、
圧力が高まります。
このとき、静脈の壁がふくれやすい方だと、
ブッとふくれちゃう、というメカニズムです。

膝の裏やその上下のあたり、または外陰などにできることがあります。
コブ状にはっきりとボコボコしてくることもあれば、
その一歩手前の感じで、静脈がすごく目立つ、という程度のこともあります。

できてしまうことはある程度仕方ないことで、
たいていは出産すれば元通りになるので心配はないのですが、
やっぱり見た目が嫌かもしれませんよね。

ひどくなって脚に痛みが出たり、
その部分で血栓(血のかたまり)ができたりしてはいけないので、
何らかのケアをしてあげたほうがよいですね。

まず、むくみ防止用のソックスのように
少し圧迫できるソックスやストッキングをはくと悪化防止に役立ちます。

立ち仕事が多い、ずっと座った姿勢で動かないという方は、
ときどき歩いて筋肉を動かしたり(筋肉の動きが脚の血液を送ってくれます)、
できれば横になって脚を高くして休むこと。

適度な運動は効果的です。
脚の筋肉を動かしたり、
運動をして全身の血液循環が良くなれば、
悪化防止効果が期待できます。

特に水泳はGOOD。
重力がほとんど関係なく、
水平になってする運動で、
水圧もごく弱いけれどもかかってくれるので、
脚からの血液の戻りはよくなります。

入浴して血液循環をよくしたり、
脚を軽〜くマッサージしてあげるのもよいでしょう。
ただし静脈瘤の部分は強く揉んだりしないこと。
表面を優しく、脚の先から太ももに向かって
ゆっくりとマッサージしてあげてください。

実の母親も妊娠中に静脈瘤が出た、
という方もちょくちょく聞きます。
体質が似ちゃうんでしょうね。
お母様が妊娠中に静脈瘤が出たという方は、
自分も出るかもと思って早めに予防策を講じたほうがよいかもです。
..ま、体質が父親に似ることもあるわけですが。(^^ゞ

とにかく、出産すれば元に戻ります。
ただ、一度静脈瘤が出た方は、
次に妊娠した時にも出る可能性はあるし、
もしかしたら、おばあちゃんになってからまた出るかもしれません。
そのことを頭のスミに記憶しておいて、
早めにケアをしましょうね。

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野菜が高い!! 特に葉もの野菜が高いですね〜。そんな秋口にはサンチュ。去年も重宝したので、近所の直売所で苗を買って来て植えました。まだまだおチビですが、しばらく役に立ってくれるでしょう。
# by tiger_yz | 2011-10-18 00:38 | 妊娠と出産の話 | Trackback | Comments(0)
妊婦の健康シリーズ15:股関節や恥骨部が痛い
すいません。先週、更新できませんでした。
最近スタートした仕事で頭がウニになっちゃってました(^^;;

朝晩、涼しくなって、妊婦さんたちも「寝やすくなった」
「過ごしやすくなった」とホッとしてますね。
その一方で「風邪をひいた」という妊婦さんもチラホラ。
気をつけてくださいね、皆様。

さて今日は骨盤や脚まわりの痛みについて。

妊娠中、特に後期に入る頃から、
歩いていると、股関節がカクッとして急に力が抜けたようになって痛む、
椅子から立ち上がるときに、股関節や恥骨にピキッと痛みが走る、
などの訴えが聞かれ始めます。
中には中期の頃に痛みが始まっちゃう人もいますね(>_<)

ひどくなると、痛みで歩くのも大変な状態になっちゃう方もいます。

股関節というのは、骨盤と太ももの大腿骨のつなぎ目のこと。
脚の付け根ですね。
痛みは、前のほうに出る人、横に出る人、お尻のほうに出る人など
まちまちです。
恥骨というのは、左右の骨盤の骨が下腹の下の方でつながっているところ。
ここは動く関節ではなく、
左右の骨の間に軟骨のようなものが挟まっていて、
靭帯というスジでつながった形をしています。

妊娠の後期頃になってこれらの場所が痛むようになるのは、
妊娠中に出るホルモンの影響。
そのホルモンは、骨盤などの関節のつなぎめの部分を少〜し緩めるんです。

出産のとき、赤ちゃんがスムーズに出てこられるように、
ママさんの骨盤はほんの少し広がるんですね。
そのための準備=骨盤が少〜し緩む=が、妊娠中から始まっているわけ。

そして、そのホルモンは骨盤だけじゃなくて、他の関節にも影響してしまう。
つまり股関節や膝なんかも関節が少〜し緩んじゃう。

で、人間というのは左右対称じゃないし、
必ずしも負担のない正しい姿勢をしているわけじゃないから、
骨盤や股関節なんかが緩んでくると、それが「ゆがみ」になることがある。
で、どっかの神経をピッと刺激したり、
そのゆがみでどこかの筋肉に負担がかかったりして、
痛みが出てきちゃうわけですね。

骨盤とか股関節が緩むといっても、ほんの少〜しですよ。
グラグラになったりはしません。(^^;;
とはいえ、人の体というのはホントに微妙なバランスでできているので、
そのほんの少しの緩みやゆがみが、それなりの影響を及ぼしてしまう、と。

それと、恥骨の部分はもともと結合が弱いので、
ひどい場合はここがぐい〜と広がっちゃうことがあります。
その場合は、ホントに痛くて歩けなくなっちゃいます。
歩くのが大変なほど痛い場合は、早めに産科の主治医に相談してくださいね。

歩いていると痛みが走る、立ち上がるときに痛い、
といった程度(“程度”なんて言っても、しんどいのは確かですけど(^^;;)の場合は、
まずは痛みが出るような動作をできるだけしないこと。
立ち上がるときは、腕の力も使ってゆっくり立ち上がるとか、
痛いのにウォーキングは必要だとばかりに無理して2時間も歩くとか..
そういうことは、症状を悪化させちゃうので避けましょう。

ただ、運動はある程度は必要です。
まわりの筋肉を鍛えて関節を支えられるようにしたほうがいいし、
妊娠中の健康管理にも大切なことですしね。
痛みが出ない程度のことを上手に続けてください。

股関節などが痛い方におススメの運動は、やっぱり水泳(^^)V
特にバタフライはおススメですよ。
全身をうねらせながら泳ぐので股関節にピンポイントで負担がかかることが少ないし、
消費エネルギーも大きめだし、
何より泳げるとカッコいい(^^;;
ぜひマタニティスイミングコースで教えてもらっちゃいましょう。(^。^)

また、恥骨や股関節の痛みには、
骨盤をベルトなどで少しキュッとしめておくと楽だと思います。
お腹でなく、骨盤の部分を、しめすぎず、緩すぎずにキュッと。

某○○ちゃんベルトなどもありますね。
アレ、すごくいいという方もいますが、
座ったときに脚につかえて嫌だとか、
価格ほどの効果は..?という意見も聞きます。
興味がある方は、Webなどで調べてみてくださいね。

私は、ホームセンターでも手に入るアメゴムがお手軽だと思います。
1メートル何百円かで売ってるアメゴム(直径1cmくらいのがいいかと)を
2メートルほど買ってきて、
骨盤のしっくりくる場所(試行錯誤して探してください)にキュとしめておく。
これだけでかなりよいと思います。
コツは、お尻の方はやや高く、前は下の方、つまり恥骨の近くで結ぶこと。

ま、これで効果がなくても数百円のものだからあまり悔しくないし、
ゴムチューブトレーニング用にすれば無駄にならない(^^;;

..とはいえ、何しろ股関節や恥骨の痛みは
出産のために体が準備している結果起きるものなので、
ある程度はしかたないとしかいえません。
つまり何かをすれば消える、というものじゃないんですね。
痛みができるだけ出ないように、
また悪化しないように、いろんな工夫をするしかなかったりする。

こんなアドバイスしかできなくて、ホントすいませんですm(_._)m  (^^ゞ
# by tiger_yz | 2011-10-11 01:04 | 妊娠と出産の話 | Trackback | Comments(0)