朝青龍騒動に学ぶ。セカンドオピニオンとドクターショッピングはぜんぜん違う
朝青龍のケガや病気のことで、テレビや新聞が大騒ぎしてますな。
何人ものドクターが関わっているみたいだけど、
それに対してあるワイドショーの司会者が
「セカンドオピニオンというのもあるから、
複数の医師に診てもらうというのも必要なのでしょうけど..」
みたいなことを言ってたけど..
その言い方だと、本来のセカンドオピニオンの意味とはぜんぜん違うと思うんですね。
セカンドオピニオンっていうのは、あくまで「セカンド」だから、
「ファースト(first)」つまり
“主治医”がちゃんといるということ。
まず、主治医の意見に対してそれなりに納得した上で、
別の医師にも客観的な意見を聞きたいと思ったときに
セカンドオピニオンを求める。
で、実は一番大事なのは、
セカンドオピニオンを得たら、
必ずその意見を持って主治医のところに戻るということ。一方、主治医の意見が気に入らない、納得できないなどの理由で、
納得のいく意見を言ってくれる医師を求めて次々診察を受けるのは
ドクターショッピングという。
患者となる本人が、しっかり主体性を持っていることも大切。
もしも、本人が衰弱していたりして主体性を持つことが難しいなら、
家族など誰か信頼できる人が代理人になる。
朝青龍の騒動がごたごたしているのは、たぶん、
本人が主体性を持って問題に対峙しているわけではなさそうなうえ、
親方もその代理人にはなっていなさそうなこと、
そしてその結果(だと思うけど)、主治医がはっきりしていないこと..
なんでしょうねぇ。
セカンドオピニオンなどの話は、このブログの右に表示されてる私の著書
「ナース30人のホンネ!あなたが病気になったとき」にも
詳しく書いてあるので、ぜひ読んでね。

写真は、先日打合せで行った飯田橋の駅近くのタバコ屋さんの煙突(?)
とってもレトロな感じの、ステキな建物でした。
でも再開発で取り壊されちゃうんですって。
なんだか残念。