中目黒「中目黒伍燗 (ごかん)」へ行く。
中目黒にあるお気に入りの日本料理店「中目黒伍燗 (ごかん)」で食事。
再開発された東急東横線の高架下オシャレ飲食街の一角にあり、
こんなカジュアルな場所なのに、
こんなに美味しい本格的な日本料理が食べれることに驚かされるお店。
個室もあるが、基本はプライベート空間を大事にした、
厨房を囲む6席のみで、とにかく居心地が良く、
特に壁際の端の席がたまらなく好きだ。
振る舞い酒は、菊の花の香りを付けた菊酒。
日本酒に菊の花を散らしたものらしいが、ものすごくいい香りがして、
一瞬、京都の料亭にでも来たかのような錯覚をおぼえる。
料理は、単品もあるが、大将の内藤さんにおまかせがおすすめ。
日本料理は時間がかかるイメージがあるが、
実にテンポ良く出してくれて、内容も量も、安心していられる。
「伍燗」の名物胡麻豆腐に始まり、
豪華な八寸から飯物まで、日本料理がしっかりと楽しめる。
しかも、東京の中心部で、夜23時ラストオーダーというのもありがたい。
最後は、松茸、栗、むかご、ゆり根を入れた、
秋の味覚たっぷりの炊き込みご飯。
これらすべてを1人前でやってくれるのが、本当に幸せ。
基本私はここメシクエで色んなお店をどんどん進んで紹介させてもらってるが、
正直、珍しくあまり人に教えたくないお店の1軒かもしれない。
■「中目黒伍燗」
http://www.nakamegurokoukashita.jp/shop/shop_detail.php?id=44
■今日のカメ
■「中目黒伍燗」
東急東横線「中目黒駅」から徒歩5分ほど。駅から続く高架下飲食街の「71番」という番号の場所にあります。
■店内の様子
厨房を囲むカウンター6席がメイン。奥にテーブル個室が1つ。このアットホームなカウンターがすご居心地良くて、好き。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
■「振舞」
着席すると、大将の内藤さんが菊酒を振舞ってくれました。「丹澤山」「隆」に菊の花で香り付けしたもの。
■「名物」
今まで私が食べた中で一番美味しかった胡麻豆腐が、この「伍燗」の胡麻豆腐。必食です。
■日本酒
すっきり辛口でおすすめの日本酒をいただきました。名前失念・・。
■前八寸
豪華な八寸。ワクワクが止まらない!
■アップ①
毛蟹と蔓紫(つるむらさき)のお浸し。
■アップ②
蛸のやわらか煮。
■アップ③
湯葉玉蒸し。上には、ウニとキャビア。
■アップ④
新イクラ。ビックリするくらいプリプリで、全く臭みなく、めちゃくちゃ美味しい!
■アップ⑤
蟹クリームコロッケ。これも、隠れ名物。絶品。
■「御椀」
「名残鱧と松茸 梅肉 柚子」です。いい出汁が出てます。癒される・・・。
■「割鮮」①
静岡県めいち鯛の刺身。甘味があって、歯ごたえもいい。
■「割鮮」②
このいわし巻き、絶品でした。ホント今思い出しても美味しかったな。
■「御鮨」
北海道のウニのにぎり。
■「焼肴」
赤むつの山椒焼きとほうづき。この赤むつもすごく脂が乗ってて、最高でした。甘辛い山椒たれとの相性も抜群。
■「炊肴」
「加賀蓮根饅頭 春菊 煮穴子 銀杏 生姜餡」です。口の中でスッとほどけるような、ふわっとした蓮根饅頭。これも絶品。
■「強肴」
「埼玉上里黒毛和牛いちぼ 無花果 サマートリュフ 仏産蜂蜜」です。濃厚な和牛イチボに、さわやかな甘さの無花果と蜂蜜、上には削ったトリュフがたっぷりかかってます。
■「飯物」
松茸、栗、むかご、ゆり根がたっぷり入った秋の味覚の炊き込みご飯。1人で行っても、ちゃんと炊いてくれて、炊き立てを食べさせてくれます。いい香り。
■ご飯セット
ぬか漬けと、お味噌汁と共に。
■「水菓子」
黄桃。
■貴醸酒
食後の貴醸酒。甘めのデザートワイン感覚。