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  • 最終回 優勝決定戦 大座談会
    [ 2007-11-06 15:23 ]

最終回 優勝決定戦 大座談会
入場行進

 一年半にわたって繰り広げられた「麺の甲子園」。全国あちこち歩きまわり、いろんな麺を勝手に絶賛、あるいは酷評し、強引に「地方大会」に出場させ、愛したりいたぶったりと好きなようにしてきましたが、いっこうにヒルムことなくとうとう決勝トーナメントまできてしまいました。
 強引に出場させた麺およそ四六○麺。そして全国各地の熾烈なブロック大会を勝ち抜いてきた二十四の代表麺が、いま怒りと苛立ちと不安と不満に胸だの胃袋だのを膨らませてごしゃごしゃと行進してくるところです。
 先頭は前回山形の強豪「酒田ワンタンメン」を破って見事初優勝をとげた香川県代表の「さぬきうどん」です。優勝麺だからそれほど不満や怒りはないようです。
 真紅の優勝旗を掲げて主将の「かまタマ君」(かまあげタマゴかけ)を先頭にさぬきうどんの精鋭選手たちが胸を張って堂々と行進してきます。あまり胸をはりすぎるとおつゆがこぼれます。グラウンドには「麺の甲子園」の歌が浜風に乗ってたからかに流れています。

風さやかなる行列に
耐えて希望の麺の海
いざ奮い立て若者よ
いや老人も
世界の平和を祈りつつ
かがやかなる箸さばき
つゆまで飲み干す熱情に
見よ雲がいく 汗に泣く
すすれ すすれ すすれ
麺の 麺の 甲子園
(くりかえす) 

 満員のグラウンドに大きな拍手が溢れます。
司会「本日はここに全麺協〔全国麺なら何でも食うぞ何時でも行くぞ連絡協議会〕専務理事の鳴門さんと、麺の大食い探検家、鮫腹さんに解説においで願っています。鳴門さん、ついにこの日がやってきましたねえ」
鳴門「ええ、素晴らしいことですねえ。しかしそれにしても各選手落ちついていますね。第二回のときは興奮したのか怒ったのか愛知代表の〔味噌煮込みうどん〕が本部前で転んであつあつの八丁味噌をあたりにぶちまけてしまったんですよねえ。この強烈な日差しと八丁味噌のにおい、愛知からの応援団の悲鳴の凄まじさに卒倒するチームがいました」
司会「どこでしたっけ」
鳴門「すぐ後ろにいた長野県代表の〔信州そば〕です。かれらは普段せいぜい擦り味噌程度しか知りませんからあのにおいに慣れていません。あっという間でしたね。そのためか試合は冴えず、帰宅後寝込んだ選手もいたそうです。週刊誌にそう書いてありました」
司会「気の毒なアクシデントでしたね。さて今年の展開予測はどうでしょう?」
鮫腹「やはり前回の優勝麺〔さぬき〕が練習量その他でひとつ飛び抜けているでしょうね。でも決勝トーナメント常連の〔札幌味噌ラーメン〕もよく走り込んでいてモヤシやニンニクとの連携プレーも完全なものにしています。毎回優勝候補と言われてまだ結果を出していませんから今年こそは、と張り切っていますし楽しみです」
司会「練習量とはどういうことをさすのでしょうか?」
鳴門「数値的にはどれだけ食べられているか、ということですね。専門的には〔食われ量の定理〕といいます。ピタゴラスなんかが論述していますね」
司会「はあそうでしたね。ほかに今年はどういうことに注目したらいいでしょう」
鳴門「今年は蕎麦勢が各地区でブロック優勝して決勝トーナメントに進出してきている、というのが大会前の大きな話題のひとつでした。それから全麺連による規制緩和でトコロテン、イカソーメン、糸コンニャク、キリボシダイコンなどのいわゆる境界部門というか、そういう分野からの出場も活発だった。準麺というか亜麺というか」
鮫腹「アーメンじゃないのね」
司会「(無視して)さあグラウンドでは遠い先島諸島からやってきた〔宮古そば〕の選手宣誓がおわっていよいよトーナメント組み合わせのくじ引きがはじまります。では第一回戦からの戦況を現場からナマナマしく報告してもらいましょう」

強豪さぬきうどん

「エー、こちらは試合の現場です。まあ普通は〔試合の現場〕とはいいませんね。殺人事件じゃないんだから。エート、だからこういうのは困るんですよね。実際に麺同士がぶつかりあって戦えないんだから。しょうがないからこの取材で全国十七ブロックを実際に歩いてきた七人の審議団による冷静な分析と白熱した議論によってひとつひとつ優劣を判定していこう、ということになりました。これは優勝に関係してくるようになると非常に悪質で油断のならない言葉のレトリックも交差してくるでしょうから、読者の皆さんは前号の〔前編〕からご覧になったほうがそのアンフェアかつ専横なる展開がわかり、馬鹿馬鹿しさと、心よりいい加減な内容にとことん苛々できること間違いありません。では抽選がおわって一回戦第一試合が決まったようです」
杉腹「一回戦第一試合は〔福井のおろしそば対神田のまつやのもりそば〕これはもろに本格的なうまい蕎麦対決となりました。しかし両麺への論議は前回の座談会で出つくしました。勝敗は素早く挙手でいきます。ハイ」
 四対三で〔神田まつや〕の勝ち。一回戦でモロに本格蕎麦同士というのはつらい、との声あり。
杉腹「続きまして〔山梨のほうとう対福島の高遠そば〕どちらも公立高校というかんじですね。〔高遠そば〕は箸のかわりに一本のネギで食べるという非常にきわものというかトリッキーな麺でしたが、食べてみたら意外な実力者。東北の未来を感じたという審議団の一員もいました。前回でそのあたりの論議は出つくしたと考えていいでしょう。さあ戦いです。来るか来ないか! 張るか張らないか! 勝負です」
 七対ゼロでほうとうの勝ち。ほうとうの田舎田舎した選手の面々に古きよき高校野球の郷愁を感じたとの声あり。
杉腹「次は〔旭川ラーメン対さぬきうどん〕です」
癖ノ瀬「おお、前回の優勝麺対北の強豪」
砂糖「早くもつぶしあいだ」
杉腹「七対ゼロでさぬきうどんの完封勝ち」
三太夫「勝負が早いのね」
杉腹「手をあげるだけだからね」
癖ノ瀬「足のたくさんあるゲソ天君が一番バッターで毎回塁に出てゆさぶりました」
杉腹「次は大阪の問題児〔肉吸いうどん対宮城のうーめん〕です。茶髪グループと東北の孝行息子とのタタカイです」
 ガンヅケゆさぶり攻撃あって五対二で〔肉吸い〕の圧勝。癖ノ瀬が試合後二回も個人で肉吸いの行列に並んでいた姿が発見され問題にされたが「やってない。並んでいただけだ」と必要以上に叫ぶのが印象に残った。「やってない」とは何をやってないのかも話題になった。
杉腹「次は〔鹿児島ラーメン対沖縄の亀かめそば〕です。これも力の入った対戦で、どちらも地元の応援が強い。とくに沖縄おばあの応援がすごいです。かめかめというのは沖縄のおばあのよくいう“食べろ”という意味の噛め噛めなんですね。灼熱の南国対決」
三太夫「おお。四対三で〔亀かめそば〕の勝ち。甲子園の沖縄勢にはむかしからNHKの判官びいきがなんとなくありましたね。次も注目の対決で〔下仁田シラタキ・糸コン姉妹対酒田のワンタンメン〕。一回戦最後の組み合わせですな」
椎名「おおし。ついに出た。個人的には酒田のワンタンメンにがぜん肩入れしますなあ。前回は決勝で敗れた。そろそろ今年あたり酒田のワンタンメンの年ではないかと思っていたんだ。シラタキ・糸コンニャクも好きだけれどあの人たちはあくまでも糸コンとシラタキですよ」
癖ノ瀬「それを我々のところに運んできたのが年頃の可愛い姉妹だった。そしていろいろ聞いてみるとシラタキと糸コンニャクは血縁、というか兄弟もしくは姉妹の関係にあった。そういうことが強く印象に残った。あろうことか専属カメラマンの砂糖君が撮っていたのはシラタキ・糸コンよりも、それを運んできた姉妹の写真のほうが多かった、という事実が判明しました」
椎名「だあらね、わたしは言いたい。みなさんこのあたりにみなさんの見識というか、人格というか、麺とは何かというか、つまりは麺格というものも関係してくるんです。美しい麺とはなにか、ということです。みなさんそういうことを深く考えながら挙手しなさいね。いまは憲法九条も守らなければならないが酒田のワンタンメンも守らなければならない重要な時に来ているのです」
杉腹「では審議団の皆さん、挙手を」
 六対一で糸コン姉妹の勝ち。
椎名「ギョホエー」

冬の甲子園を

司会「試合はシード対決のある二回戦になりました。鳴門さんどうですか。いままでの展開で」
鳴門「まあくじ引きのあやというか一回戦で優勝を左右する対戦が多くて複雑なものを感じますね」
司会「二回戦第一試合はどちらも東京の下町の名店〔神田まつやと浅草並木藪〕のもりそば対決。沖縄の多くの人はもりそばの食べ方がわからないといいます。蕎麦湯など出てくるとどうしていいか狼狽するそうです。そういう意味では非常に東京ローカルの対決というか」
鳴門「まあね、ある意味ではこのどちらかと、あとで出てきますけど長崎の〔皿うどん〕が対戦しなくてよかったと思うんですよ」
司会「早くも老舗蕎麦対決の決着がついて浅草〔並木藪のもりそば〕が勝ちました」
鳴門「一点差ですからどちらが勝ってもおかしくないわけですよ」
司会「続いて南西諸島宮古島の〔宮古そば対ほうとう〕です。あれ! そう言っているうちにもう勝負がつきました。七対ゼロでほうとうです。強いですね。山梨県。続いて〔札幌味噌ラーメン対さぬきうどん〕です。鳴門さん、これなんかもう決勝の組み合わせといってもおかしくないですよね」
鳴門「そのとおりですね。これは興味深いですねえ。いまや札幌味噌ラーメンは究極の完成域に近づいていると思うんですよ。日本麺類界の代表のひとつ。次はアジアだという声が大きいですからね」
司会「タイのトムヤムクンヌードル、ベトナムのフォー、ミャンマーのモヒンガー。いろいろ楽しみな強豪がいますからねえ。あれ? なんとこの試合は五対二で〔さぬきうどん〕の勝ち。いやあ驚きました。札幌味噌ラーメンにとってさぬきの壁は厚いですねえ」
鮫腹「麺の甲子園は冬の大会をやらないと不公平ですよ。厳寒期だったら札幌味噌ラーメンに勝てるところは少ないっしょ」
鳴門「少ないっしょ、ってあんた道産子?」
鮫腹「バレましたか」
鳴門「バレバレ」
司会「次は〔釧路ラーメン対徳島ラーメン〕あっさりとこってりのガチンコです」
鮫腹「ありぁあ。もう勝負ついてますよ。四対三で〔徳島ラーメン〕の勝ち。だからやっぱり冬の甲子園を」
司会「次は噂の〔沖縄の前田食堂対広島の小鳥系ラーメン〕ここから再び現場からの報告に切り換えましょう。杉腹さーん」
杉腹「はいこちらは試合現場です。このむごたらしい事件も現場検証もおわってようやく町は平静をとりもどしていますじゃなくて現在〔前田食堂〕へむけた熱い応援演説が三太夫によって行われています」
三太夫「だあらね。東京のようにどこへいっても三十秒で隣りのラーメン屋があるところとちがって、那覇から一時間以上もかけてやっと出会うオアシスみたいな店なわけですよ。こういう前田食堂のような地方の麺があって、それが日本の麺文化を支えているわけですよ。そこのところを考えてほしいんですよ」
砂糖「でも小鳥系ラーメンも店主におごるところもなく、無意味に行列を作らせて喜ぶわけでもなく、テレビがときおり騒ぐように達人でもなく、すべてに淡々としていますよね。ああいうところは行列のできる東京の繁盛店にはないですね」
 しかし勝負は四対三で〔前田食堂〕の勝ちとなった。
阿呆木「非常ですね。いや間違えた。非情ですね」
三太夫「お前いたのか。しかし今の間違いは単純に文字変換ミスじゃないの」
阿呆木「高箸ディスポーザー大さんとともに先月号からずっとここにいました」
三太夫「おまえ質問に正確に答えてないな」
 次は大阪の〔肉吸いうどん〕に久留米の〔沖食堂〕のシード対決である。沖食堂は久留米の明善高校のそばにあって博多あたりにまでひそかにここのうまい支那うどんの評判が伝わってきている。でもそれよりも前に地元の人気店で、いつも満員。明善高校の生徒たち、なかんずく運動部の選手たちはこの沖食堂で青春時代を謳歌したと断言していいようです。
杉腹「さあ、〔肉吸いうどん〕一筋できた癖ノ瀬さんどうする? 肉吸いと癖ノ瀬さんの間にはいま逆栄養費疑惑がチラチラしてるようですよ」
 結果は六対一で〔沖食堂〕の勝利!

ついにベスト四

司会「そういうような展開で早くもベスト四が出そろい、準決勝となりました」
 ええ? 早すぎるう、という声あり。しかし残り試合時間も迫ってきていてすべての対戦を解説している時間はないのよ。
 残ったベスト四は次のような顔ぶれである。

 並木藪のもりそば(東東京代表)
 さぬきうどん(香川県代表)
 沖食堂の支那うどん(福岡県代表)
 シラタキ・糸コン姉妹(群馬県代表)

 ここからは実況中継になります。
「準決勝第一試合は東京の老舗〔並木藪のもりそば〕対香川県代表の強豪です。なにしろ前回の優勝麺〔さぬきうどん〕です。先攻は〔さぬきチーム〕のゲソ天君。ゆるいシュートをカツンと跳ね返して二遊間。ゲソ天君早くも先制の出塁です。二番ぶっかけ君。定石どおり送りバント。一アウトで三番かき揚げ君。得意のふわっとしたかき揚げフライは藪蕎麦チームのライト、おかめ君にゆるりと捕球されました。おかめ君笑っています。続いてさぬきチーム四番のかまタマやま君です。いいですね。さぬきは余裕がありますね」
鳴門「まあさきほど私がもうしあげたようにピタゴラスですからね」
 東京の並木藪蕎麦は四対三で敗れました。
鳴門「まあね。藪蕎麦は悔いることはないですよ。蕎麦対うどん。これからも伝統の一戦になっていくでしょうからね」
 第二会場ではどちらも初出場、福岡県久留米出身二所ノ関部屋じゃなかった明善高校横の〔沖食堂対群馬のシラタキ・糸コン姉妹〕
 両者にらみあっております。最初につっかけたのは姉の糸コン。けっこうからむのは得意です。沖食堂困った顔をしてぐるぐる回っています。その足に素早くとりついた妹のシラタキが巧みに何本も這いのぼっていきます。いやですねえ。だから女はいやですねえ。気持ち悪いですねえ。でも沖食堂辛抱して隙をついてぶちかまし、沖食堂そのままかまわずシュート!
鮫腹「あの……これ甲子園ですよね」
司会「いいの。もうそんなこと言ってられないでしょう。時間がないんです。球はぐんぐんのびていきます。沖食堂やる気になっているのがここからもわかります。球はぐんぐん三遊間。のびてのびて、ああ、麺だけにあまり伸びるといけません。おあとがよろしいようで……などと言っているうちにあああああ、世界陸上の進行係の男みたいにもう騒ぎまくりです。あのひとうるさかったですねえ。あああああああああ。はいったああああああ。ゴオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおル!」
杉腹「かくて決勝は〔さぬきうどん対沖食堂〕ということになりました。ではこのあたりで両者の身辺整理をしてみましょう。今世間の目はドーピングとか特待生問題とか事務所経費問題とかいろいろうるさいですからね」
阿呆木「さぬきうどんには“貧しさ疑惑”が出ています。わざと店内の造作や食べるしくみを貧困ふうにして涙を誘うという高等戦術です」
癖ノ瀬「でもそのぶん確実に安くして、ルミばあちゃんの池上製麺所なんて素うどん七○円ですよ。いまどき七○円ですよ」
三太夫「その努力姿勢は高校生として立派です。見習うべきだ」
砂糖「高校生って、ルミばあちゃんですよ」
阿呆木「〔沖食堂〕にだっておばあちゃんがいました」
癖ノ瀬「その意見にどういう意味が?」
杉腹「沖食堂は店のなかがとにかくなごやかでしたね。みんなが嬉しそう」
三太夫「店の人の存在感があまりない。しかし座って待っているととにかく確実においしい支那うどんをはじめとした麺類がやってくる。あそこにあったグリーンピースおにぎりをもう一度食べたい」
癖ノ瀬「それを考えると明善高校を卒業していった生徒は幸せだったろうね。ふるさとの味があんなにおいしいんだ」
椎名「でも卒業して町から出て例えば上京すると、偉そうな店主が三○分も待たせて背アブラギトギトのラーメン出して黙って食え、なんていう現実にでっくわす」
杉腹「では評決です。挙手を願います」
阿呆木「また挙手にもどるんですか?」
杉腹「時間がないんです」
 六対一で〔沖食堂〕が勝ちました。完勝といっていいでしょう。
一同「おお!」
司会「では勝利者インタビューです。沖食堂チーム主将の支那うどん君です。おめでとうございました。緒戦から強豪との戦いが続きました。その一回戦。大阪の〔肉吸い〕は強敵だったんじゃないですか?」
支那うどん「いえ、ああいうのは九州にはないのでよくわかりませんでした」
司会「沖縄の〔前田食堂〕はコショウが強烈でした」
支那うどん「もう目も開けられなくて。対戦したときはグリーンピースのおにぎりを食べるしか何も思いつきませんでした」
司会「この大会のアイドルでもあった〔シラタキ・糸コン姉妹〕とは五対二と厳しい接戦でした」
支那うどん「もう夢中でしたス」
司会「決勝戦は前回優勝の〔さぬきうどん〕でしたが六対一で大勝しました。どんなことに気をつけましたか?」
支那うどん「もう全力をだそうと……」
司会「母校にかえって誰にいちばんにこの喜びを報告したいですか」
支那うどん「毎日うちのスープの基礎を作ってくれて毎日ノックしてくれた店の親父さんに感謝したいです」
司会「おめでとうございました。では再び放送席にマイクを戻します」
杉腹「これで終わります。今まで『麺の甲子園』に声援をおくってくれた皆さん、全国の麺のみなさん。どうもありがとうございました」
(完) 
by shiina_rensai | 2007-11-06 15:23 | Trackback(10130) | Comments(259)

<椎名誠プロフィール>
1944年東京生まれ。東京写真大学中退。流通業界誌「ストアーズレポート」編集長を経て、現在は作家、「本の雑誌」編集長、映画監督など幅広い分野で活躍。著書は『さらば国分寺書店のオババ』『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春篇』『アド・バード』『武装島田倉庫』『岳物語』『犬の系譜』『黄金時代』『ぱいかじ南海作戦』など多数。紀行エッセイに『波のむこうのかくれ島』『風のかなたのひみつ島』などがある。近作の『全日本食えばわかる図鑑』には第一回≪全日本麺の甲子園大会≫の模様を収録。ブンダンでも随一の麺好き作家として知られ、世界中どこでも「一日一麺」を実践する、敬虔な地麺教信者でヌードリストである。

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