いまホワイトボードに先日の大会記事を貼って頂いてます(^^)
秒殺女王ってなってます。
ネーミングをつけて頂く事は読む人にもインパクトを与えるし憶えてもらえやすいので嬉しい事です。ありがとうございます。
ビデオも頂いて見ました!試合の流れは憶えてたのとちょっと違ってましたね^^今思えばあのワンツーフックはタックルに入らせるための伏線だったようにも思えます。そして試合時間が長く感じましたって試合後言いましたが見るとあまり長くなかったですね。。。試合ってほんと不思議だな…。スローで進む事もあれば早送りの時もある。なんでだろ?後スライディングが思ってたより速く入れてたから嬉しかったです^^反省点はアンクルを極めるまでのスピードが遅かった事。足の使い方をもっと意識しなくてはです(*_*)試合は必ず課題が出来るのでやる気が出ます。
最近秒殺が続いてますが、1本でKOで秒殺出来るという事は選手にとっては嬉しい事です。だって始まってすぐ完璧に技がきまったって事ですもんね。
ただ期待には応えたいと思っていますが秒殺を狙っていく事が私のポリシーなのではなく、'流れの中でどんな体勢からでも極めを狙っていく事'が私の目指す闘い方です。
試合が始まって相手の隙が見えて飛び込む。打撃だってそうです相手のガードが下がったり撃てる隙があったり隙をうまく作れればそこに撃ちますよね。これは一瞬の判断でもあり野生の感。その判断が遅れてしまったら次の瞬間を見つけたり作っていかなくてはいけない。もちろん隙を見つけれなかったり作れない時もある。
当たり前の事ですが誰でも闘う時は持ってる力を全て出し切るぞ!と思って闘います。私も例外ではなく試合が始まった瞬間から一生懸命真剣に闘います。
だから試合時間はその一生懸命の力一杯の繰り返し。
中途半端で曖昧な時間はないです。
だから何が起こるかわからない。アッという間に終わる時もあればフルで時間を使う事もあったり怪我をする事もあったりもしかしたら二度と闘う事が出来なくなる可能性もある。何が起こってもおかしくない場所です。
だから面白いし時にそうじゃない時もある。
試合の濃さは時間じゃないです。
でもこれだけは世界各国全ての選手に共通して言えます。
みんなKOや一本で極める為に毎日の練習をしていて、その成果を試す為にお客さんの声援に応える為に一生懸命闘っています。
判定とはそれを狙っていった中での結果に過ぎません。
柔道時代によく言われました。
'チャンスは1試合に1回あるかないかそれをものに出来るか出来ないかは想いの差。相手は死ぬ気で来てるんだ。勝負の世界は甘くない死にもの狂いでいけ'
確かにその通りだと思う。相手の一瞬を奪えば自分のものになるし一瞬を迷えば相手のものになる。
ただその一瞬の判断力があっても極めれない時もある。
タイミング・パワー・判断力・正確性・集中力・気持ち、全てが合致して相手を越えないと倒せない。だから難しい。だから面白い。
リサと瀧本選手の試合も、特別ルールの吉田さん大室さんの試合もビデオでやっとじっくり見れた。勉強になる良い試合だった。イチゴ選手の引退式には言葉が見つからなかった。胸が痛くなった。
今、日本以外の国で行われている女子の総合はいわゆるパウンドありのなんでもありルール。私もデビュー戦から8戦。全てこのなんでもありルールで闘ってます。
普通にこのルールで普通に闘える選手がこれからもっと増えて見る側からの違和感もなくなる位にしていきたいですね。
いつも試合が終わると普通の生活に戻り次にむけて頭がすぐ切り替わるのですがここ数日でいつも目に入るとこに記事があったり映像を見たりすると体の中で何かが揺れます。
その波が増えてきた時が選手を辞める時なのかもしれないなって思います。
とにかく今は余計な事を考えず純粋に練習を頑張りたいと思います。
自分に負けない。
心折れない。
簡単なようでなかなかうまくいかない。
永遠の課題です。