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みなさん、こんにちは。 マリー秋沢です。
先日、広尾の祥雲寺で行われた素敵なお茶会に出席しました。 祥雲寺はにぎやかな商店街から一歩門をくぐり境内に入ると静かで広々とした敷地が広がるお寺です。。数家の大名が菩提寺としたことからあの黒田家のお墓もあるそうです。このお寺は大戦の空襲による難からも免れているため、往時の大名家の墓所が残っているのです。 『祥雲寺とは』 黒田忠之の父長政は深く龍岳宗劉を崇敬し、長政が没すると忠之は長政の冥福を祈るために赤坂溜池の邸内に一寺を建立、長政の法名・興雲をとって龍谷山興雲寺と号し、龍岳を講じて開山としたのが当山の起立である。寛永六年(1629)、市兵衛町いまの麻布台に移り、瑞泉山祥雲寺と称したが、同八年火災に遭い現在地に移った。 江戸時代を通じて臨済宗大徳寺派の触頭(寺院統制のため寺奉行のもとで、本山および一般寺院の上申下達の仲介をした寺)で、かつ「独札」(登城し将軍に単独謁見でき、乗輿も許される)の格式を誇っていた。 茶会では、客をもてなす亭主が季節やなんらかのテーマなどに合わせてお茶室のしつらえから茶道具、そしてお出しするお茶やお菓子にまで工夫をこらしてくださいます。今回はオリンピックをイメージして、名古屋の熱田神社の近くにあるきよめ餅総本家さんの藤団子という干菓子を、福寿園の萬丈の昔のお抹茶と共にいただきました。藤団子は、紫、白、桃、黄、緑。彩り豊かな五色の環を麻ひもで結わえ、本来は藤の花房に見立てておつくりになっているお菓子だそうで、オリンピックの五輪にみたてるなんて、さすがです。 最後は、十文字という懐石料理のお店に頼まれたという目にも鮮やかなお料理をいただきました。 細かいところに色々と工夫がなしてあり、ご飯はなんと生姜をすりおろしたものを炊き合わせたのか、細い糸を引くご飯でした。夏には生姜のような少しピリリとお味がきいたご飯が合いますね。早速、私も生姜ご飯、炊いてみたいと思います。 素敵なお茶会に浴衣で臨んだ夏の夜・・・。 なんともよい思い出となりました。 ありがとうございました♪ マリー秋沢
by ex_antiaging
| 2012-08-14 14:01
| 日本の文化
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