
話が続いても、相手の方に特別興味が持てません。
出会いもないので、これではいけないと思い結婚相談所に登録などしてこちらでも婚活をしています。
ですが、
色々な方とメール交換や会って話したりしますが、相手に興味が持てません。そつなくこなすという状態に、だんだん、億劫になってしまいます。
お相手にも、貴重な時間を私に費やすのが申し訳なく感じてしまいます。
そもそも、誰かを好きになる事は少なく、憧れる芸能人などもいません。
私も幸せな結婚、子供を持つ事が夢でもありますが、だんだん気が滅入ってきますし、理想とするイメージも分かりません。
この様な心的状況から脱出するためには、やはり、どんどん会ってお話を続けるべきなのでしょうか?* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
ご相談を拝見いたしました。
あなたは誠実で優しく思いやり深い方なのだと思います。それ故、少しご無理を重ねることが続いてお疲れなのではないでしょうか。
好きな人と会うことは楽しいですけれども、まだそんなに好きになっていない人と続けて会うのは疲れますよね。
その先に結婚を考えてしまうと、どうしても目的意識に縛られてしまい、なかなか楽しめなくなってしまう場合も多いと思います。
「幸せな結婚、子供を持つ事が夢」とおっしゃっておられるのですから、恋愛したい、結婚したい、と望んでいらっしゃることは間違いないのでしょう。
でも、理想とするイメージがわからない・・・とのこと。
では、なぜ結婚したいと思われるのですか?
「そもそも、誰かを好きになる事は少なく、憧れる芸能人などもいない」そうですが、では、これまでに人を好きなったことはありますか?
おありだからこそ、結婚したいと思われるのではないでしょうか。
それとも、結婚したらきっと幸せなんだろうな・・・という、ただ漠然とした思いだけなのでしょうか。
みんなしているし、周りからは「おめでとう」と祝ってもらえるし、一人じゃないほうが寂しくなさそうだし、子供はきっと可愛いいのだろうし、親も安心するみたいだし・・・。
もしかしてそんなイメージですか?
でしたら、そんなにご無理なさらないほうがいいと思います。
私の立場でこんな発言をしてはいけないかもしれませんが、結婚は決して万全なものではありません。
確固たる意志を持ってしても失敗するかもしれないし、かといってゆる~くとらえているから成功しないとも限りません。
結婚って、まさに生き物みたいな気がします。
どこかに結婚という素晴らしい世界があって、それがポーンと自分のほうに飛んできてくれるわけではなく、幸せなどというものも、そういう領域がどこかに厳然とあって、結婚するとそれが標準装備される・・・というものでもないでしょう。
あくまで、結婚も幸せも、生きている自分が、そのプロセスに多大にかかわって紡ぎあげていく、かたちがあってないタペストリーのようなもの。
愛する心がなければ何も始まらないのです。
かといって意気込み過ぎても、抜き過ぎても違う。
うまく心のバランスをとって相手の気持ちを慮り、自分の気持ちも生かし、何より楽しい気持ちで自然に向かい合っていけないと、とにかくちょっとでもその気になれないものです。
恋とか愛とかいう不定形なものを損得だけで計ろうとしたり、世の中的にこうだから・・・ということに自分を当てはめようとしたりするだけで、生きるのが窮屈になってしまいます。
いつも申しあげていることではありますが、疲れたら休んでください。
身体がそういうSOSを出すことで教えてくれていることがたくさんあるのです。
もっともっとご自分の生理に忠実に生きていただきたいです。
恋愛も結婚も、しんどいのを無理してすべきことでは決してありません。
気が乗らなければ、しばらく活動休止もアリではないでしょうか?
骨にヒビが入っているのに筋トレしたら、身体全体が壊れてしまいます。
骨折ならいっそ決断しやすいけれど、ヒビだとつい、もっとがんばらなくては
いけないのではないか?と、あせってしまったりするものでしょう。
男性と女性は当然違う部分があるかもしれませんが、
女性のほうが心身の構造上、好きでない相手といることが苦痛のようです。
肉体関係だけ求めることのできる男性とはそこがやや違う。
もちろん、愛情がない女性と肉体関係を持ちたくない男性もたくさんいるし、
肉体関係だけを重視する女性もいないわけではありませんが。
極端に聞こえたら申し訳ありませんけれど、女性の場合、昔からの友達や幼なじみとご飯を食べたり飲みに行ったりするのは別として、抱かれてもいい・・・と思える相手じゃないと、デートの準備も何気ない日常も、なかなか楽しめないものなのではないでしょうか。
あなたがかつて、好きなった男性がいらっしゃいますよね。
もしかしたら、もう全然好きではないかもしれないし、
つらいことがあったかもしれないし、もう忘れてしまってらっしゃることかもしれません。
でも、好きになったというその記憶は、あなたに結婚を夢見させるだけの
感覚なり体験を与えてくれたのではありませんか?
その感覚をもう一度、思い出してみていただけませんか。
恋する気持ち、恋したい気持ちを取り戻すこと!
あなたが、ご自身の本当に感じていること、本当に望んでいることと
出合うというか、気づけて、それと真剣に立ち向かえた時、
あるいは、現在の自分を愛おしく大切に思えた時、
自然に満ちてくる感情、流れに身を任せる中で必然的に芽生えてくる
意識というものが必ずあると信じています。
今は、ちょっと消耗してしまって何もかもにうんざりなさっているだけ。
まずはご自分に向われることだと思います。
お願いですから、ご自身に優しくしてあげてください。
これ以上、無理させないでください。
旅でもエステでも女子会でも温泉でもスポーツでもコンサートでも、
ご自分が楽しめそうな、なごめそうな、癒されそうなメニューを考えて
ゆったりくつろぐひとときを堪能することのほうが先です。
あなたが自分らしくゆったりなさることができれば、それは必ずや周囲の人たちや男性たちをくつろがせ、魅了することでしょう。
そうすると、無理なことや無駄なことが自然になくなってくるものです。
ひとつひとつの出会いが生きてきて、自分も楽しめるようになる。
「お相手にも、貴重な時間を私に費やすのが申し訳なく感じてしまう」とおっしゃる、とても思いやり深い優しいあなたなのです。
ご自身が疲れていらっしゃると、なかなかその優しさを相手に伝えにくいですが、ご自分が余裕を持ててらっしゃると簡単ですよ。
そういう気持ちのあるところにこそ、自然に愛情が生まれてくるのではないでしょうか。
がんばらなくていいのです。
どうかもっと感じて、そしてどうぞ楽しんでください。
響子
アドバイザー: 神原 響子