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12月4日(日)東京文化会館大ホール「新都民合唱団第74回定期演奏会”マタイ受難曲”」
旧東京都民合唱団から名前を変えた新都民合唱団の定演は、J.S.バッハの大曲「マタイ受難曲」への挑戦でした。この曲は、1727年にライプツィヒのトーマス教会で初演されましたが、長い間忘れ去られていた作品をメンデルスゾーンが再発見し、100年ぶりに復活上演しました。しかし、そのことは、単にこの曲の復活上演と言うだけでなく、バッハという偉大な作曲家の再評価に繋がって行ったのです。休憩なしで3時間かかるという超大曲なので、アマチュアの合唱団が簡単に手を出せるような作品ではありませんが、完成度は高く、良く歌っていたと思います。 12月18日(日)紀尾井ホール 「東誠三ピアノリサイタル」 この演奏会は、日本楽劇協会の主催でしたが、同協会の山田理事長が東誠三を高く評価しているため、私も彼の本当に素晴らしいピアノを何度も聞くことが出来、嬉しい限りです。当日のプログラムは、リスト生誕200周年ということで、オールリストでした。しかし、単にリストの作品というだけでなく、大曲のピアノ・ソナタを始め、巡礼の年等、メフィストワルツ等、難曲ばかりが並んでいましたが、彼の非常に高い音楽性や完璧なテクニックを再認識することとなりました。 12月20日(火)日比谷公会堂 「ロイヤルチェンバーオーケストラ・ベートーヴェン交響曲第9番」 この演奏会は、合唱指揮の藤原規生が指導しているいくつかの合唱団を中心に、特別に編成された合唱団でしたが、良く声は出ていたと思います。この公演には私はまったく関わりませんでしたが、プログラム・ノーツだけを書きました。 12月25日(日)彩の国さいたま芸術劇場大ホール 埼玉オペラ協会「シンデレラ」(マスネ作曲) マスネと言えば、「マノン」「ウェルテル」「タイス」などのオペラで知られていますが、この「シンデレラ」もなかなかの名作です。ヨーロッパでは、「シンデレラ」のフランス語である「サンドリオン」と呼ばれることが多いですが、ストーリーは全世界の人が良く知る「シンデレラ」の話です。 当日のオペラに関しては、実は自宅を出る直前、車のバッテリーが上がってしまっていることが分かり、JAFを呼んだりして、1幕は見ることができず、2幕だけしか見ていないので、あまり詳しくは言えません。しかし、埼玉オペラ協会には会長の池本和憲を含めて友人が大勢いますので、パンフレットに弊社の広告も出させて頂きました。
続きです。
11月3日(目)渋谷・聖ヶ丘教会 オペラ「かぐや姫」 作曲家の平井英明が「3世代で楽しめる日本語のオペラ」を書こうと思い立ち、誰もが知る「かぐや姫」に題材を求め、自ら台本を書き、作った作品がこの「かぐや姫」です。当日は指揮者でもある作曲者本人が指揮を振りました。音楽は日本人にも外国人にも親しみやすく、覚えやすく印象深い旋律、正統派で美しいハーモニーで構成されています。プリマドンナのかぐや姫が体調不良でキャストチェンジになってしまいましたが、豊島雄一、布施雅也ら実力派の歌手たちがオペラを引き締め、公家役の晴雅彦は独特のコミカルな演技で舞台を盛り上げていました。 この作品は、今年の夏、ザルツブルク音楽祭の期間中、モーツァルテウムと隣町のアニフで上演される予定ですが、弊社で旅行を主催しております。合唱団員等、出演者をまだまだ募集中ですので、ご興味のある方はぜひ!詳しくは以下をご参照ください。 http://www.lattesa.co.jp/performance-tour.php?id=82 11月4日(金)めぐろパーシモンホール大ホール「テノールの響宴」 テノールの五十嵐喜芳と藤原歌劇団のテノールたちが繰り広げる饗宴ならぬ響宴も今回で第6回だったのだが、9月23日に五十嵐喜芳が急逝してしまったため、五十嵐喜芳先生を偲ぶコンサートとなってしまった。MCは、故人のお嬢さんの五十嵐麻利江。実力派のテノールたちが何の制約もなく、自分の好きな歌を好きなように歌う会でしたので、ハチャメチャな構成でしたが、テノールの魅力は十分に伝わり、故人も草葉の陰で笑っていたことでしょう。 11月8日(火)サントリーホール「ありがとうチャリティーコンサート」 東日本大震災の後、数多くのチャリティーコンサートが開かれ、私もたくさん行きました。それにしても2011年という年は、3月11日以降、数多くの演奏会が中止になり、音楽家にとって苦難の1年となりました。そして、音楽ファンにとっても数多くのアーティストたちが来日を中止してしまい、がっかりな1年になってしまいました。東北地方の被災地の人々が早く日常を取り戻し、2012年が明るく前向きな1年になるよう、私も微力ながら頑張ります。 このコンサートは、N響、東京芸大、桐朋音大の有志たちによるスペシャル編成のオーケストラに、被災地からのブラスバンドや合唱団が加わり、賑やかな演奏会となりました。 11月11日(金)同仁キリスト教会「ペルゴレージからモーツァルトへ」 サブタイトルは、~絃楽器と共に歌う教会音楽の夕べ~というものでした。 当夜は、ペルゴレージの”スタバト・マーテル”全曲とヘンデルの”メサイヤ”からの抜粋とモーツァルトのアリアが演奏され、友人の笹倉直也がバリトンとしてメサイヤを歌いました。 11月12日(土)日生劇場オペラ「夕鶴」 「夕鶴」は、説明する必要もなく、木下順二の戯曲を團伊玖磨がオペラにしたものですが、今もって日本オペラを代表する作品として君臨しています。指揮は、下野竜也。つうに針生美智子、余ひょうに大槻孝志、運ずと惣どに原田圭と藤澤眞理というこの役を得意とする実力派の歌手たちが集められたため、見ていて非常に安心出来る好演となりました。なお、この舞台の演出は、鈴木敬介でしたが、彼も今年の8月22日に逝去してしまったため、このオペラは追悼公演となってしまいました。今年は特に多くの芸術家の方が亡くなってしまったのではないでしょうか。 11月23日(水)紀尾井ホール「メサイア」全曲 この会は、東洋英和の同窓生たちによって構成された”メサイアを歌う会”によって毎年演奏されるコンサートです。私も足を運ぶのは2回目でしたが、さすがに毎年のライフワークとされている方々のコンサートで、安定感は抜群です。今年は指導者の辻秀幸がテノールのソリストに廻り、指揮はバロックのスペシャリスト、田崎瑞博が務めました。 11月29日(火)ジュネーヴ・ヴィクトリアホール「六本木男声合唱団倶楽部記念コンサート」 このコンサートは、赤十字本部のあるジュネーヴで行われた大会のスペシャルゲストとして我々六本木男声合唱団が呼ばれ、ヴィクトリア・ホールで歌わせてもらったものです。もちろん、世界赤十字社の社長が六男の団員の近衛さんだから呼ばれたのです。しかも、オケはかのスイス・ロマンドのメンバー有志によるスペシャルなもの。こんな贅沢なことが許されるのでしょうか。曲は去年、一昨日とサントリーホールで歌った三枝成彰作曲の「ラスト・メッセージ」。もちろん大成功に終わりました。すべての関係者に感謝します。本当にありがとうございました。
10月4日(火)スイス・ジュネーヴ ヴィクトリアホール
「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」演奏会 指揮:クリスティアン・バスケス 演目:ショスタコーヴィチ作曲「祝典序曲」 チャイコフスキー作曲「ヴァイオリン協奏曲」 ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第12番」 11月29日にヴィクトリア・ホール行われる予定だった「六本木男声合唱団」の演奏旅行の打合せで、三枝団長、倉田女史と一緒にヴィクトリア・ホール、赤十字本社等を訪ねました。その時に、ちょうどシモン・ボリバルのユースオケがジュネーヴに来ていて、しかも我々が演奏するヴィクトリア・ホールで演奏会をすると知り、見てきました。以前、このブログでも書きましたが、ベネズエラが国を挙げて取り組んでいる「エル・システマ」の象徴のようなオケです。 指揮のバスケスは、ドゥダメルの弟分とも呼ぶべき俊英で、まだ27歳という若さですが、切れのある指揮ぶりでオケを見事に統率していました。しかし、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のソロを弾いたアンヘリカ・オリボは、テクニックはあるものの音楽の作り方が少し雑な感じがしました。 10月8日(土)サントリーホール・ブルーローズ「被災地の若きアーティスト支援チャリティーコンサート」 蟹瀬令子さん主宰の「さくら芸術文化応援団」のコンサートで、「きっと、さくら咲く。」というテーマの写真や詩を募集し、その入賞発表会でした。その中で、歌詞・優秀賞となった「さくらラララ咲いたね」という曲を、六男有志のメンバーと一緒に歌ってきました。 10月14日(金)東京オペラシティ大ホール「ベルリン放送交響楽団」演奏会 指揮:マレク・ヤノフスキ 演目:ブラームス作曲「交響曲第3番」「交響曲第4番」 現在、ベルリン放送響とスイス・ロマンドの音楽監督を務めるヤノフスキーは、ドイツものを中心にオペラ、コンサートの両方で活躍を続けている指揮者です。当夜は、ブラームスの交響曲を2曲という珍しいプログラムでしたが、いかにもドイツのオケらしく重厚で安定感のある演奏でした。 10月15日(土)津田ホール「経種廉彦テノール・リサイタル」 二期会ゴールデンコンサートのシリーズでした。前半は日本の歌で山田幸作の曲を中心としたプログラム。後半はトスティ歌曲による「ある若者の恋の物語」というもので、トスティの有名な歌曲を繋げていって1つのストーリーにするという経種廉彦本人に構成・台本を書いたオリジナル。セリフも含めて暗譜はさぞ大変だったと思いますが、見事歌い切りました。 10月16日(日)渋谷区文化総合センター大和田さくらホール「南風野香フラメンコスタジオ発表会」 友人の遠藤佳子さんが出演するということで行きました。フラメンコは、スペインでしか見たことがありませんでしたが、日本にこんなにフラメンコを踊る人たちがいるなんて驚きました。 10月17日(月)上野学園石橋メモリアルホール「横山幸雄ショパンピアノ独奏曲全曲演奏会」 9月の時に説明しましたが、プレイエルによるショパンの独奏曲全曲演奏会で、全12回の最終回がこの日でした。前半は、晩年のマズルカ、後半は幻想ポロネーズ、ワルツ、ノクターン、舟歌など聴きごたえのある内容でした。
昨日はミランのことを書いてしまったので、いよいよ今日からオペラや演奏会を振り返っていきたいと思います。記憶が定かでないものもありますし、ごく簡単に行きますね!今日は9月下旬のものです。
9月16日(金)東京文化会館 ボローニャ歌劇場来日公演「カルメン」 指揮:ミケーレ・マリオッティ 歌手:ニーノ・スルクラーゼ(カルメン)、ヴァレンティーナ・コッラデッティ(ミカエラ)、マルセロ・アルヴァレス(ホセ)、カイル・ケテルセン(エスカミーリョ) *昨年の来日オペラは3.11の影響で大変な目に遭ってしまいましたが、ボローニャも例外ではありませんでした。このカルメンも主役の4人のうち、ミカエラとエスカミーリョの2人が替わってしまいました。それでもフローレスがキャンセルした「清教徒」やリチートラが亡くなってしまった「エルナーニ」に比べれば、アルヴァレスが素晴らしかった「カルメン」は救われました。 9月23日(金)イタリア文化会館アニエッリホール「白川佳子・山口邦明ジョイントリサイタル」 ソプラノの白川佳子とバリトンの山口邦明のジョイントリサイタルでしたが、ヴェルディとプッチーニのアリアや2重唱ばかりを集め、ものすごく欲張りで大変なプログラムでした(笑)。山口邦明の「ジャンニ・スキッキ」のアリアが素晴らしかったことを良く覚えています。私はこの演奏会のために一目でそのシーンのシチュエーションが分かるような解説を作ってくれと頼まれて、大変だったことを記憶しています。 9月23日(金)渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール「N.F.レディースシンガーズ定期演奏会」 NFレディースシンガーズとは、東京放送児童合唱団(現在のNHK東京児童合唱団)の卒団生たちによって結成された女声合唱団です。30年以上ぶりに集まったかつての美少女たちは貫録たっぷりのおばさまたちになりましたが、透明感のある素晴らしいハーモニーを聞かせてくれました。今も音楽の世界で生きている人はほんの2、3人と聞きびっくりしました。すぐにでもプロの合唱団として通用するようなレヴェルだったので。渋谷の駅からすぐの場所にあるこのさくらホールは、この時が初めてでしたが、とても人気があるようで、あれから3、4回行っています。 9月24日(土)サンパール荒川大ホール あらかわバイロイト「神々の黄昏」 ワーグナーの超大作「ニーベルングの指環」の最後の作品、「神々の黄昏」は、ワーグナーの集大成とも言える傑作です。ヨーロッパの超一流の劇場でもなかなか手を出すことが出来ないほどの大作ですし、たくさんの優秀な歌手を必要としますが、日本でもこれほどの「神々の黄昏」が当たり前の出来るようになったんだと感心しました。主役ジークフフリート役でsじょむいいの池本和憲が出演しました。彼の声は素晴らしいリリコ・レッジェーロですが、明らかにワーグナー向きではないので、心配していましたが、テクニックで見事にカバーし、最後まで歌いきってくれました。そうそう、彼は昨年、「マザーテレサの祈り」というCDを出しました。彼の魅力が溢れる素晴らしい1枚ですので、ご興味のある方はぜひ!!及川音楽事務所(03-3981-6052)で購入できます。 9月26日(月)上野学園石橋メモリアルホール 「横山幸雄リサイタル」 これは約100前の名器、プレイエルによる横山幸雄のショパンの独奏曲全曲演奏会でした。ほぼ時代順に全12回行われたコンサートのうち、当夜は第11回。傑作中の傑作ソナタの第3番を始め、スケルツォの第4番などが演奏されました。彼のショパンの連続演奏に関しては、以前も言いましたのでここれは触れませんが、本当の天才です。また、この連続演奏会も全12巻のCDとしてキングレコードから発売されていますので、ぜひ。http://www.kingrecords.co.jp/ なお、これらの演奏会以外にもいくつか行っているのですが、まったく思い出せなかったり、当日のパンフレットが見つからなかったりというものは割愛させて頂きました。 それでは明日は10月を書きます。
残念ながらカンプノウの大一番は1-3で負けてしまい、ミランはCLの舞台から消えることになってしまいました。バルサはやはり世界一のチームで、強かったです。そのことには何の疑問もありません。あれだけのパスサッカーが展開出来るチームは、サッカー史上なかったのではないでしょうか。そしてその中心に君臨するメッシは、すでにペレやマラドーナを超えて伝説となっています。そして、そのメッシはまだ25歳なのです。
しかし、今朝のゲームがそのまますんなり受け入れられるかと言ったら、まったく受け入れられません。前半、メッシにPKを決められ0-1となるも、イブラの絶妙のパスから今シーズン絶好調のノチェリーノが冷静に決めて1-1。このまま終了すればミランがベスト4という状況で、事件は起きました。相手のコーナーキックが上がる時にネスタがブスケッツのユニフォームを引っ張ったということで、何と2つ目のPKがバルサに与えられたのです。ネスタがユニフォームを引っ張っていたのは事実ですが、コーナーキックの直前の混戦であのくらいの出来事は毎度のことでしょう。しかも、その2人の間にプジョルがわざと割って入ったことによってブスケッツが倒れたように見えました。これがなければ前半は1-1で折り返したはずで、後半もどうなったかはわからなかったところです。 他にも明らかに何度かバルサ有利な笛が吹かれていました。モウリーニョがいつも言っていることがようやく分かった気がします。 ともかくこの敗戦を引きずらず、週末のヴィオラ戦を頑張って欲しいものです。スクデットのV2はもはや絶対に必要なことになってしまいました。
皆さん、ご無沙汰いたしておりました。
昨年の秋口くらいからバタバタと忙しく、ブログのこと自体をすっかり失念しておりました。 まずは昨年9月くらいからの演奏会を振り返って行こうと思います。 それにしても今日の天気はすさまじい。早く帰らないと帰れなくなるかも。そして、明朝のカンプノウの大一番に備えます。 明日からまたお付き合い下さい。
日本時間の今日の早朝、ついに今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が始まりました。わがミランは、グループHで、何とバルセロナと同じ組になってしまいました。
バルサは、現時点で誰もが認める世界一のクラブチームです。2年連続世界最優秀選手のメッシだけでなく、W-Cupに優勝したスペインのイニエスタ、シャビらの素晴らしい選手たちが縦横無尽にパスを繋ぐポゼッション・サッカーは誰が見ても楽しいですし、本当に強いです。昨年のチャンピオンズリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦も圧勝し、名将ファーガソン監督も脱帽せざるを得ませんでした。今年のCLも注目点は、バルサが下馬評通り連覇をするか、もし止めるチームがあるとすれば一体どこなのか?という構図です。 そのバルサといきなりグループリーグの初戦で対戦することになり、しかも敵地カンプノウということで、なんとかドローに持ち込めれば!と思っていましたが、見事2-2の引き分けに持ち込むことができました。 KO直後の24秒、高めのセンターバック2人をスピードで置き去りにしたパトが見事なゴールで先制!昨シーズンのデルビーのゴールを思い出しました。しかし、パトに厳しいマークがつき始めるとペースは徐々にバルサのものになり、それからの90分はほぼミラン陣内でバルサに自由自在にパスを回されるということになってしまいました。しかし、そんな中でもメッシの個人技とスピードでペドロが合わせただけのゴールとビジャのFKによる2点だけに抑え、反撃の機会を待っていました。するとロスタイム2分が過ぎ、もう1プレイか、というところでミランがCKの機会を得、セードルフのキックにチアゴ・シルヴァが頭で合わせ、同点に追いついたのです!!私も熱狂しました!!!DFの選手だけでなく、MFの選手も粘り強くバルサも攻撃を凌いだ苦労を神様が見てくれていたのでしょう。特にネスタが久々に素晴らしい読みと身体能力を発揮してくれました。アバーテも凄く良かったと思います。 まあ常識的にはグループHはミランとバルサの2強の勝ちぬけで決まりでしょうが、バルサに勝つためには、という一筋の光明が見えた気がします。しかも、今日はエースのイブラヒモビッチにロビーニョ、インザーギまで欠いたメンバーだったのですから、限りなく勝ちに等しいドローだったと言えるでしょう! 次は今週末のナポリ戦です。これも厳しいアウェイ戦ですが、やってくれると思います!!
9月11日はNYの同時テロからちょうど10年に当たる日でした。そして、今年の3月11日の東日本大震災からはちょうど半年でもあります。ロイヤルチェンバーオーケストラ(以下RCO)では、この第80回定期演奏会をチャリティーコンサートとして、開催しました。
プログラムは三枝成彰の”震災のためのREQUIEM”とモーツァルトの「レクイエム」K626。 三枝さんの方は、1995年の阪神淡路大震災のために書かれた作品で、1998年の「1,000人のチェロコンサート」で初演されました。それは弦合奏曲に編曲したもので、祈りを捧げるような静かな曲です。チェロやヴァイオリンが奏でる物悲しくも美しい旋律は、いつまでも耳に残るような素晴らしいものです。 そしてモーツァルトの「レクイエム」。ご存知の方も多いでしょうが、モーツァルトが書いた最後の作品です。この曲中の「ラクリモーザ」の8小節まで書いたところで、モーツァルトは天に召されてしまいました。RCOでは、この公演に当たりRCO専属の合唱団を立ち上げて、質の良い演奏をしようということになりました。そこで、昨年12月のメンデルスゾーンの”讃歌”の時のスペシャル合唱団で歌って頂いた方を中心にRCO合唱団を結成し、半年前から練習を重ねてきたのです。合唱団の指導は、大学の1年後輩の小屋敷真先生にお願いをし、団員も弊社の合唱団の海外ツアーのリピーターの方たち、私の高校時代の合唱団の仲間、弊社のオペラツアーのリピーター、そして私が教えている青山女声合唱団まで、ごくごく親しい方たちに集まってもらいました。この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました!! 指揮はもちろん音楽監督の堤俊作氏。合唱団だけの練習にも何度も足を運んで頂き、かなり気合の入ったコンサートとなりました。彼独特の解釈で、テンポはかなり速めで、最初は面喰っている団員も多かったようですが、最後はモーツァルトの素晴らしい音楽を満喫できたようです。当日のお客様の入りもほぼ満席で、終演後は万雷の拍手を頂きました。ご来場頂きましたお客様も本当にありがとうございました!
チャリティーマッチのためにACミラン・グローリエが来日しました。ACミラン・グローリエとは、2003年に創設された栄光のミランOBたちによるチームで、今までも恵まれない子供たちや難病と闘う人々、震災の被害者のための組織「ミラン財団」の付属機関です。そのグローリエが、東日本大震災のために来日して、チャリティーマッチを仙台で行ったのです。対戦相手は、元Jリーガーによって今回組織されたJエスペランサ。主にドーハ組、フランスW-Cup組の日本代表、そしてベガルタ仙台OB組によって豪華なメンバーが集まりました。
さて、今回のミラン・グロリエのメンバーです。 主なところだけ挙げておきます。まずキャプテンは不滅の永久欠番6、永遠のカピターノ、フランコ・バレージ。バレージと一緒にミランとアッズーリで黄金のディフェンスラインを形成した、アレッサンドロ・コスタクルタ。昨年まで現役だったGKのブラジル人ジダ。抜群の運動量を誇ったステーファノ・エラーニオ。悲劇のレフティ、ジャンルイージ・レンティーニ。ザッケローニの下で活躍したフェデリコ・ジュンティ。左サイドスペシャリスト、元ブラジル代表のセルジーニョ。エスパルスでも活躍したFWのダニエレ・マッサーロ。元フランス代表でバロンドールも獲得したジャン・ピエール・パパン等々。 他にも懐かしい選手はたくさんいましたが、やはり最初に感動したのはバレージが6番のユニフォームでピッチに現れた時です!しかし、今回のメンバーの中でも最年長なので、5分くらいで膝に手をついてハーハー言っていましたので、きっと運動不足なのでしょう。前半の途中で早々に退いてしまいました。でも、ラインを統率する姿は昔のままで、涙が出そうになりました。ビリー(コスタクルタ)の抜群の読みによるナイスカヴァーもジーンときました。マッサーロも頑張っていましたが、1人だけちょっとお腹が出ていて、足はついていかないようでした。そんな中で動きが1人だけ別次元に素晴らしかったのがセルジーニョ。3年前まで現役だったので、当然なのかも知れませんが、まだまだ現役で出来る感じでした。見事なFKも決めてくれました。パパンも何度か切れ味鋭いドリブルを披露、あわやというシュートも放ってくれました。GKのジダは後半の途中で退いたのですが、何と残り5分くらいのところでユニフォームを着替え、フィールドプレイヤーとして、前線でボールを追い始め、万雷の拍手を浴びていました。ジダはハーフタイムの時にフィールドでリフティングをしていたのですが、これがまた素晴らしいのです。やはり規格外の選手だったのでしょうね。 Jの方では、元ベガルタで岩本輝雄や千葉直樹、平瀬智行らが張り切っていましたが、やはり1人だけ動きが違ったのが、当夜1人だけ現役選手として出場したカズです。拍手も1番大きかったと思います。また、シュートを決めたのが福田正博、北沢豪というカズと同じドーハ組というのも、彼らのスター性なのでしょうか。 両チームのキャプテンはカズとバレージだったのですが、カズがイタリアに渡ってジェノアのプレイヤーとして1年だけプレイしましたが、その最初のゲームの開幕戦でミランと対戦してゴール前で激突して鼻骨を骨折させられた相手がバレージ。この2人が握手を交わすシーンには思わずニンマリでした。また元エスパルスの同僚であったマッサーロと澤登正朗はひときわ熱い抱擁を交わしていましたし、他にも各選手の現役時代の動きそのままのところもあったりして、大満足の一夜となりました。 さて今夜は、セリエAの開幕戦です。ストライキで2節を流してしまったので、正確には第3節からの開始になるのですが、ミランは難敵ラツィオです。Forza Milan!!! ![]()
先月末、テノール歌手のサルヴァトーレ・リチートラがシチリア島にてスクーターで交通事故に遭い重体という第一報に接し、非常に心配しておりましたが、今朝、脳死判定を受け、臓器提供というショッキングなNEWSが入ってきました。彼は1968年8月10日生まれなので43歳になったばかり。今月のボローニャ歌劇場の来日公演では、「エルナーニ」のタイトルロールを歌う予定でした。最近は、まさに脂が乗り切った感じでしたので、残念でなりません。
スイス生まれですがシチリア人の両親を持ち、パルマで声楽の勉強し、カルロ・ベルゴンツィに師事し、1998年パルマ・レッジョ劇場の「仮面舞踏会」のリッカルド役でデビュー。同年のヴェローナ野外音楽祭で急遽同役の代役のオファーがあり、大成功。2000年にはムーティ指揮の「トスカ」のカヴァラドッシ役でスカラ座にデビュー、12月7日には「トロヴァトーレ」のマンリーコ役にも大抜擢されました。METではパヴァロッティのドタキャンを受け、カヴァラドッシ役でセンセーショナルな成功を収め、その後も順調にキャリアを重ねてきました。声は本格的なテノーレ・スピントで、ポスト3大テノールの最右翼とも言われました。アクートが強く、中低音から高音まで安定感があり、繊細な表現も出来る非常に貴重な歌手でした。 素顔の彼は、大スターであるのにまったくおごることがなく、イタリア人にしては無口で多くを語らず、しかし人懐っこい笑顔が魅力的なナイスガイでした。2年前にミラノで食事をした時も、イタリアとスイスの国境近くの実家からバイクで来ていて、しかも数年前にもバイクで大きな事故を起こしていたので、くれぐれも気をつけて運転して下さいね!と言っていたのに。 このブログでも彼のことは何度も書いてきました。良いことも悪いことも。今朝からずっと彼のCDを聞いていますが、本当に残念です。心から冥福を祈っています。 ![]()
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【筆者のプロフィール】 上月光 (KOZUKI,Hikari) 株式会社ラテーザ代表取締役社長。音楽評論家。青山女声合唱団団長、指導者。六本木男声合唱団倶楽部バリトンメンバー。ロイヤルチェンバーオーケストラ相談役、評議員。武蔵野音楽大学声楽科卒業。バリトン。趣味ゴルフ、スポーツ観戦等。熱狂的なACミランのファン(ミラニスタ) 【リンク】 男の隠れ家~大人の男のためのオペラ入門塾~ 六本木男声合唱団倶楽部 株式会社ラテーザ ピアニスト一世オフィシャルサイト カテゴリ
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