四季を感じながら丁寧に暮らすために知っておくべき日本の年間行事・イベントのおさらい【7月編】

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梅雨も中盤に差し掛かり、季節も少しづつ夏らしくなってきました。カエルやセミの大合唱が聞こえるのも、もう間近かもしれませんね。
7月の旧暦の呼び名は「文月(ふみづき)」。七夕の詩歌や短冊に願い事の文を書いた所から「文月」と呼ばれるようになったと言われています。一方 7月のころから稲穂にお米を含まれて大きくなっていくことから「含み月(ふくみづき)」「穂含み月」と呼ぶようになり、今の「ふみづき」に由来したという説もあります。七夕説と稲作説、とても情緒があってすてきですね。
今更だけど「そうだったんだ!」「へー!」が連発!意外と知らない、7月の日本の年間行事、イベントの基本をまとめました。





夏のアウトドアシーズン到来を告げる!7月1日は海開き・山開きの日

夏のアウトドアシーズン到来を告げる!7月1日は海開き・山開きの日

「プール開き」や「店開き」など「○○開き」という言葉は様々なところで耳にしますよね。この「開き」という言葉が一番最初に使われたのが「山開き」と 言われています。
1000年以上前から日本人にとって山は神様が宿っている神聖な場所。一般の人々は日頃から山の神々を恐れ敬い、山に登ることは禁じられていましたが 夏の一定期間だけ一般の人も入山することが許されました。その期間の最初の日を「山開き」と呼び、盛大な信仰行事が行われました。また「海開き」は山開きにならい、海水浴場を開場する日のことを呼ぶようになったのだとか。今でも地域によっては山の神様、海の神様の神聖な場所に入ることへの感謝と安全を願う神事を行うところは多くあります。 今も昔も山開きや海開きは人々に夏の訪れを告げてくれる大事な行事だったのですね。
写真はsenbei551さんが撮影した加太海水浴場海開きの神事のもの。 神事の後は子供たちによって浜辺の清掃が行われ、いよいよ楽しみにしていた海水浴シーズンがスタートします。

今年は七夕の笹飾りもチェック!意外と深くておもしろい七夕イベント

今年は七夕の笹飾りもチェック!意外と深くておもしろい七夕イベント

七夕は子供のころから慣れ親しんできた行事の1つではないでしょうか?おり姫と彦星が7月7日の夜だけ会うことができる ロマンチックな物語は誰でも1度は聞いたことがあると思います。七夕は別名「笹の節供」「星祭り」と呼ばれ江戸時代に五節供の一つに定められて いました。
笹竹に短冊が飾られたのは江戸時代から。神迎えや依りついた災厄を水に流す役目があり、昔から中国の陰陽五行説にちなんだ「青、赤、黄、白、黒」の五色の短冊を飾ったそうです。 また短冊以外にもさまざまな飾りつけがされ、その1つ1つにはちゃんと意味が込められているそうです。例えば 網飾りは魚を捕る網を表し、豊年豊作大漁の願い。折鶴は長寿のシンボル、吹き流しは織姫の織り糸を表しており、五色を用いて魔除けの意味があるそうです。 七夕の飾りにそんな深い意味があったとは!今年はちょっと違った目線で七夕の笹竹を眺めることができそうですね。

京都の祇園祭りと博多の祇園山笠って何のイベント?共通点は?

京都の祇園祭りと博多の祇園山笠って何のイベント?共通点は?

博多で7月1日から15日まで行われる祇園山笠祭り、京都で7月17日に行われる祇園祭。両方とも日本を代表する 大きなお祭りですよね。
しかしお祭りに使われている「祇園」って何のことなのか知っている人は意外と少ないようです。 もともと京都の祇園祭は八坂神社のお祭。その八坂神社に祀られているのがスサノウノミコト。一方、博多祇園山笠は櫛田神社のお祭りで、 こちらもスサノウノミコトが祀られているそうです。 実はこの2つのお祭りは、全く違ったお祭りですが祀っている神様が一緒なのです。
そのスサノウノミコトは別名「牛頭天王(ゴズテンノウ)と呼ばれており、インドではお釈迦様が悟りを開かれた『祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)』の守護神とされました。そこで、スサノウノミコトは「祇園さん」と呼ばれ、神社のお祭りは「祇園祭り」という呼ばれるようになったと言われています。日本には他にも祇園を使う言葉がたくさん!見つけた時にはぜひ思い出してくださいね。

(起源•由来には諸説あります)

国民の休日「海の日」は意外と歴史が古かった!

国民の休日「海の日」は意外と歴史が古かった!

1年に唯一国民の休日がない6月を経て、とりわけ楽しみなのが7月の国民の休日「海の日」ではないでしょうか。 海の日は「海の恩恵に感謝し、海洋国家の繁栄を祝う」趣旨のもと、1996年から施行された割と新しい休日です。 制定当初の7月20日でしたが2003年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)によって7月の第3月曜日となり現在のうれしい3連休の形となりました。
しかし、この「海の日」は意外と歴史が古いそうです。 1876年、明治天皇は50日かけて東北・北海道を船を使って御巡幸されました。その御巡幸の最終日、函館から横浜に到着されたのが7月20日。それを記念して7月20日を「海の記念日」として定めてたことが始まりと言われています。 2016年8月から「山の日」が始まりますね。ルーツはちょっと異なりますがせっかくの国民の休日、思う存分海や山を楽しみたいですね。

2016年の『土用丑の日』は7月30日!2017年はなんと2回!なんで回数が違うの?

2016年の『土用丑の日』は7月30日!2017年はなんと2回!なんで回数が違うの?

土用の丑の日と言えば、美味しいウナギを食べる日。スーパーにもコーナーができるほどで日本人が最もウナギを消費する日ではないでしょうか。 そんな土用の丑の日ですが、未だに「土曜日にウナギを食べる」と思っている方も多いですよね。
土用とはもともと古代中国の自然哲学である五行思想(全てのものは木、火、土、金、水の 5 種類の元素から成る)をベースにした考え方から来ており、 それを春=木、夏=火、秋=金、冬=水と季節にそれぞれ4つの元素を当てはめた時に「土」があまってしまった所から季節の変わり目という意味で「土」を 使ったと言われ、各季節の最後の18~19日を「土用」と呼んでいました。つまり四季それぞれに「土用の日が」あるんですね。そして 丑とは年・月・日・時の順序を示す十二支のことで、土用の期間中にある丑の日が「土用の丑の日」となります。
夏の土用には丑の日が年に1日か2日(平均1.57日)あり、2日ある場合はそれぞれ一の丑・二の丑というそうです。ですので今年は7月30日の1回、 2017年は2回の年に当たります。「なぜウナギなの?」には諸説ありますが、夏の時期のウナギの売れ行きの悪さに悩み、平賀源内に相談した所「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧められたことは有名な話ですよね。



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by blog_editor3 | 2016-06-24 19:22 | 私のこと | Comments(0)

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