出帆の時。
セヒーニャの親友、ホドリゴが約束通りタクシーを回してくれた。感謝。
去るときに、不意に淋しさを感じるのは何故だろう。
数時間前に言い合いをした、「マンションの一階の売店にたむろする外人嫌いの酔っ払いオヤジ」と、世話になっている顔なじみの売店主に、別れを告げようとしたけど、思いとどまった。
風の様にいることも必要かなと。またひょっこり行くぜ。ビビんなよ〜
もう二度とココに戻って来れない気がしたり、すっかり現地化した自分から、日本版の自分に戻りはじめなければならないことを自覚したり。。
13年前に1人、コネもツテも語学力もなくリオに飛び込んだ頃を、今回はやけに懐かしく新鮮に感じた。そして色々な大きな変化に気付いた。
今回、運命的に出会った1人、40歳以上先輩の兄貴にこう言われた。君はもうとっくにカリオカだろうし、すでにVELHO MACACOだよと。次回は兄貴に竹くらべを必ず持参する。
10年来の地元リオの親友達にも様々な変化が。また、色々と語り合った。
今回はイマサラだけど、自分がこの街で、自分ならではの仕事が出来ることを多くの人に指摘された。
まぁ、あと二年したら移住しようかな?
▼リオでは親友のマンションに居候。いつも鍵を渡され、出迎えも見送りもなし。特にお別れもなし。信用してもらっているのだけど・・・あまりにも自然体で無言の別れ方が彼流儀。
最後にドアの小窓から鍵を落とす儀式が。(彼のいない間に鍵を返すということ)
今年は小窓から机まで鍵のウルトラスローに成功!…逆にまだ居るんじゃないかと勘違いされたかも?
次回はお土産沢山持って行こう。だいたい持って行くもの=必要なものもわかった。
さあ、南大西洋沿岸を北東に進路をとり、地球の真裏に戻らなければ。日本にいる日本人だからこそ、ブラジルから任された仕事をきっちりやろう。
ケイタブラジル