このみちゃん

大阪支店オープンから1年間は大阪がわからないので
定宿のルームサービスだけで過ごしました。
しかも、2つのメニューのいずれか。
一度気に入ると飽きない性質で。

そして忘年会で行った定宿地下の『禅園』。
お料理が美味しいだけでなくカウンターの幅が広い。
これは一人の時に使えそうだなと思い、それからというもの、
大阪出張時には浮気をせずにここだけです。
一度気に入ると飽きない性質で。(笑)
社長、店長、姉御肌の濱崎さん、皆さんいい方で我が家の
ようにくつろがせてもらっています。

そこで仲良くなったが着物姿が可愛いこのみちゃん。
彼女は、私の目の前のカウンター内でお酒を作るのが
主な仕事なのですが、引っ切り無しにオーダーが入るため、
氷を砕く手が止まることが無い程とにかく忙しい。
しかし、その過酷な状況の中、お客の声に反応する時には、
必ず満面の笑みで明るく元気いっぱいに答えます。
こういうタイプ、私は大大大好き!(笑)
このお嬢さん偉いなぁ。
客の要望に適したタイプに成りきれる頭の良さ。
このお嬢さんは間違いなく優秀だと、日経夕刊を読みながら
チラチラと観察すること数ヶ月。
その後、国立大阪大学の学生とわかり就職相談に乗ったり、
おススメ本を紹介したりあげたり。

そんな矢先、名刺を差し出されて、
「これからも宜しくお願いしま~す」と。
おっと、まずい!
と思ったのも、大学生が名刺を持っているのに驚いたのでは
無くて、私は名刺を持っていない。(!)
いや、その時持参して無いのではなくて、作ってない。(?)
その昔、別会社の社長時代、1週間に1ケース(100枚)使った
結果、こちらも膨大な名刺数になり秘書の仕事が増えた経験と、
名刺交換後、再び名刺を見るのは1%に満たないという
実体験に基づいた経験から、私の名刺も負の遺産
なんだろうなと思ったら、
「それなら、いらないじゃん!」ということで、今はない。
「あはっ、そんな風に割り切れるの林さんだけだよ、
林さんはいいなぁ~」という友人の声、多し。(笑)

話は戻るが、大学生に名刺を出されて社長らしい?と
思われている私が名刺が無いというのもねぇ。(苦笑)
実際、私は名刺を作らないどころか外では肩書や仕事
内容など一切言わないので、『なんとなく社長らしい』と
思われても、実際何をしている人かは皆わからない。
しかし、何たって大学生に名刺を頂いた以上、
仁義を切らな、あかん!
とは言え名刺は無い。(トホホ)
そこで、「次回お土産に私の本を持って来るわ」と。
「っ!林さん、本、出してる人なの?!」と、このみちゃんは
ビックリ仰天、大きな目をまんまるに。(笑)

その後、私が誰だかわかった後はいつも通りの
お決まりパターン。
他の女性スタッフからも、「私も小顔になります?」
「どうやったら小顔になりますか?」と。(笑)

>禅園の皆さん
いつもありがとうございます。
若いカップルや、出勤前のキレイなお姉さんを連れて
頬っぺた真っ赤なオジサマ達を両脇に、勝手に定位置と
決めたカウンターど真ん中で、一人夕刊を読みながら
勝手気ままに過ごさせていただいて、いつもいつも
本当に感謝しています。
定宿共々、まるで我が家のようです。(笑)


日本骨気協会
http://korugi.jp
林 幸千代
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