プチ整形の怖さ

「美容整形」が、「プチ整形」と呼び名を変えて
一般人まで急速に広がりました。
日本では年間100万人(数)超が美容整形手術を
行っています。

私は、完全な手技療法で、その方の最も美しい
お顔を造っていますが、最近では美容整形後の
相談も多いです。

その多くが、一か所変えるとその他も気になり、
何か所も異物注入を繰り返しているうちに、
『自分はどんな顔が一番キレイなのかわからなく
なってしまった…』というもの。

美容整形医師は、患者が「ここをこうしたい!」と
言えばしてくれますが、所詮、自分の顔ではありません。
医師の仕事は患者を美人にすることではありません。
患者が希望する箇所を『変えるだけ』です。
つまり、変えた結果、さらに美しくなったか否かは
美容整形医師の仕事の範囲外だと考えるべきです。

上記の相談者は、何か所も異物混入しているせいで、
話したり笑ったりすると不自然なシワが現れます。
しかも、彼女が最も治さなければならない箇所は、
お顔の長さを短くすることでした。
予想外の私のアドバイスに驚かれていましたが、
長さを変えたら80%の悩みは解決するはずです。

私は美容整形外科を否定するわけではありません。
但し、その方の最も自然で美しいお顔を造るには、
異物混入されていると時間がかかります。
美容整形する前に、まず顔型を美しくするべきです。
何度パーツを造り変えても、顔型が美しくなければ
美人とは言いません。

日本骨気協会
http://korugi.jp
林 幸千代
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