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上映後、満員御礼となった劇場にゲストが現れると、観客からは大きな拍手が。舞台挨拶の模様をたっぷりとレポートします! ●まず皆さんにご挨拶を。 監督: 今日はこんなに大勢の方にお集まりいただきありがとうございます。この映画を撮るときに「にっこりとした現場であればにっこりした映画が撮れる」と話しました。そしてまさにそういった作品がつくれたと思います。一人でも多くの方に、そのにっこりが伝わっていれば嬉しいです。 松田: 今日はたくさんの映画が公開される中、この映画を観に来てくれてありがとうございました。 新垣: 今日は観に来てくださってありがとうございます。…ありがとうございました(笑) 菊地: 大勢の方にご来場いただきありがとうございます。この映画が皆さんの心に残るものでしたら、友達や家族に勧めていただけると嬉しいです。 世良: 「あ、出た」と思ったら映画が終わる、そういう重要な役をいただきました(笑)。僕は7年ぶりくらいのスクリーンでしたので、若い人たちと共演させてもらって、監督のバイタリティにひっぱられた、そんな感じでした。今日は父兄代表みたいなもんで。ぜひお友達やご家族に勧めていただいて、みなさんの心の中で育っていけますように、と思っています。 スネオヘアー: この並びでいくとオチを求められているようで…(笑)。皆さん演技をずっとやられている方なんですが、僕は音楽を担当させていただきました。監督とは5~6回デートはしましたが。(←監督:バカ!笑)僕はひとりで皆さんとはお会いすることなく、“恋しないマドリ”で音楽をつくりました。届く映像を見ながらにっこりの現場を想像し、ご一緒させてもらったという気持ちでいます ●新垣さんは映画初主演&歌手デビューですね。 新垣: 主演ということに関してはあまり意識しないでやりました。歌は聴かないで下さい。私が歌ったとか特別なことは考えないでください!!(笑) ●菊地さんはユイにとって憧れの女性役でしたが? 菊地: 映画を観ていただくと魅力的な女性に映っているかもしれませんが、私自身はユイにどこか助けられて、自分自身もにっこりしていく、自分にとっての幸せをみつけていく役だと思っています。魅力的というか、後輩に助けられていく、ちょっと強がりなお姉さんですね。演じていて楽しかったです。それに実際結衣ちゃんは私をにっこりさせてくれる子でしたし。 ●松田さん研究者という特殊な役柄。難しかったところは? 松田: いや…特に。(会場・笑)今回は監督にイントネーションの違いまで細かく演出してもらいました。こういうのは久しぶりで、役として固まっていく過程が楽しかったですね。 ●世良さんは7年ぶりの映画出演ということで、いかがでしたか? 世良: 意外と台詞が少ないと大変なのだと気付きました。主演の3人がチームワーク良く監督とつくっているという空気が、僕が現場に入ったとき既にありました。その空気の中で、世代感とか忘れて一緒に作るという現場の楽しさを感じさせてもらいました。感謝しています。 ●スネオヘアーさんにとって映画音楽の経験というのはいかがでしたか? スネオ: とってもスリリングで楽しい作業でした。自分のところに届く映像は何も音楽がのっていないので、その画に対して音をつけることでシーンの感情を上げたり下げたりできるということは、意味のある大変な作業です。スリリングとともに楽しませてもらいました。 ●大九監督は長編初監督なのだとか。 監督: インする前は想像し得ないことが起きるんじゃないかと不安になったり、考えなくていいことまで考えてしまったり。でも実際は長編も短編も、“ものをつくる”ということでは同じなんだと分かり、想像以上に落ち着いて、いつもどおりのやり方でできました。それに自分って意外と図々しいんだなと気付きましたね(笑) ●みなさんの考える“恋するマドリ”とは? 新垣: えっと・・・子供だから分かりませんー(>_<)笑。 引越しで言えば、高校を卒業してから一人暮らしをはじめました。近所の薬局からダンボールを一人でがつっと運んだり、荷物を詰めたり、部屋作りが楽しかったです。自分の住む場所のために頑張るって、楽しい経験でした。 菊地: えーと、子供なんで分かりません。。(←監督:嘘付け!笑) 間取りって空間だと思うので、空間が移動するということは、人も変わるということで、出逢いが増えることなのかな、と思います。 松田: あんまり恋と間取りを絡めて考えたことがなく・・・。いつも自分のためだけに間取りを考えているので、あんまりしっくり来ない質問です。僕にあんまり聞かないでほしいなって感じです。(会場・笑) 世良: その世代をはるか昔に終えてしまったので答えられません(笑)。恋するってどのくらい昔のことなんだろうと考えてしまいましたね。思いついたらホームページなどで発表させてもらいます。 スネオ: 僕も分からないですけど、良い響きだな、と思います。ポップで素敵です。 監督: 私にとっての恋する間取りはやっぱりこの映画の「恋するマドリ」ということになっちゃうんですけど、美術スタッフと最初に話したときに、「間取りって骨格じゃないですか」と言われました。これって格言だと思うんです。敢えてマドリとカタカナ表記しているのですが、それはみんなが説明しづらく、もてあましていた、この雰囲気そのものです。骨格、街、窓から見える景色、そこに暮らす人、出入りする人、全部を含めて「マドリ」なんです。生活するって結構しんどいことですよね、やんなっちゃうなぁと思うことがあったり。そんなことをにっこりと生きている“人”って健気な生き物だなぁと思います。そういう健気な人たちが暮らす空間、それが恋するマドリだと思っています。 現場の雰囲気、映画の雰囲気さながらのにっこりとしたゲストのトークに、訪れた観客も笑顔で大きな拍手を贈り、映画『恋するマドリ』は、文字通りにっこりな公開スタートを切りました。 #
by koisurumadori
| 2007-08-20 23:35
| 初日舞台挨拶情報
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[profile] 辛酸なめ子/NAMEKO SHINSAN 1974年東京都千代田区生まれ。埼玉県で育つ。6年間の女子校生活を経て、武蔵野美術大学短期大学へ進学・卒業。アート、漫画、エッセイ、TVなど、さまざまなジャンルで多岐に渡って活躍中。私生活では、26歳にして初マンションに買い換えるという不動産通の顔を持つ。主な著書に『自立日記』『消費セラピー』『女修行』『おでかけセレビッチ』などがある。 新刊『片付けられない女は卒業します』は、ゴミの山だった1DKを「目にうつるもの全てをおしゃれ」に総入れ替えした住み替え一代記!2軒目のマンション購入をきっかけに、引っ越しデトックスに成功。“片付けられない女”が“住まい美女”に変身するまでの 激動の日々がつづられています。 #
by koisurumadori
| 2007-08-17 21:31
| comment
[profile] わたなべたすく/TASK WATANABE 1959年神奈川県出身。 80年代に雑誌「宝島」編集部を経て独立、以来、フリーのエディター/ライターとして活動。編集プロダクション「DO THE MONKEY」を主宰。TV「タモリ倶楽部」に時々出没、また東京のFM局・J-WAVEでは番組DJも担当中。 【番組サイト】http://www.j-wave.co.jp/original/estation/ 【個人blog】http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/ #
by koisurumadori
| 2007-08-17 20:47
| comment
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『恋するマドリ』Photo Story Book
著者:大九明子 発売元:プチグラパブリッシング 版型:B5変形 発売日:2007年8月20日 価格:1,400円(税別) 映画のストーリーを監督自身が書き下ろし スチールと河村ふうこイラストで構成。 映画の優しい空気感をそのままにお伝えします。 #
by koisurumadori
| 2007-08-17 19:38
| goods
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ご案内しておりました初日舞台挨拶につきまして、
各劇場すべてチケット完売となりました。 お買い求めいただいた皆様、ありがとうございました。 舞台挨拶の模様はこのブログにてレポートいたします! どうぞお楽しみに★ #
by koisurumadori
| 2007-08-17 18:40
| 初日舞台挨拶情報
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