エキサイトイズム

カテゴリ:デザイン( 29 )

情報が多すぎる時代ですが、でもやっぱり学ぶのは面白い

今年は例年よりもインテリアライフスタイル展での仕事が多く、
今週末はすっかり廃人気味。。。
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とはいえ、本当に新しい発想が体に入ってきました。
確実に時代は変わっている。
それを見ないのは楽だけれど、見るのは怖いけど、
一度入ってくると、もうそれは自分の一部になる。
きちんと確信を持てる。

ちなみに今年面白かったのは
シカゴやロンドンのミュージアムショップのバイヤーさんとの
トークショーのお仕事でした。
美術館を世界的な集客力を持つコンテンツ産業と位置づけ、
さまざまなスピンオフが展開されている。
その一つがミュージアムショップなのでした。
この辺りのマーケティング記事は日経MJにて近く執筆いたします。

シカゴ現代美術館のバイヤー、マークは三年ごとに所蔵品を入れ替える、という
本館の内容に応じて、ミュージアムショップのバイイングをします。
アートという高度な感度を満たす商品を求めて、
年中、旅をしているそう。フレンドリーかつとてもクリアなビジョンを持つ彼。
その商品選びは、アーティストの人生観の背景を共有できるもの、、、という視点です。
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日本でミュージアムグッズというと絵はがきやTシャツ、クリアファイル、、、
という乏しい発想とは大違いです。

写真は再び、、、のテートモダンのバイヤー、ハナちゃん(!)。
アジアが初めてで大コーフンでした。
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ということで、
他の情報は関係ない、自分の世界を守る。。。
というのもアリだけれど、
まったく自分と違う発想をきちんと知ることで
より自分自身のことも見えてきます。

やはりセミナーや展示会、旅など、
忙しい中、時間をつくって足を運ぶことは必要ですね。

出不精になっている、そこの方、あちらの方。。。
少し新しい扉を開いてみませんか。




by kitchen-kokoro | 2015-06-14 23:55 | デザイン | Comments(0)

上海の才能豊かなデザイナー、ネリー&フー

遅筆ゆえのビハインドですが、
1月のケルンで見たネリー&フーの「ダス・ハウス」がとてもよかったのです。
お二人が直接説明してくれる機会を得たのですが
お人柄もなんとなくよかった(ツンデレ系です)。
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上海出身の二人のユニットは日本でも
ステラワークスなどの家具のデザインで
知られ始めています。

どこか切ないノスタルジックさと、時の深みに耐えそうな
色や素材、線の細さも感じるフォルム。
中国のモダンデザインが、これから盛り上がりそうで
その先陣を切ったのがこの二人でしょう。
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実生活でも夫婦で、3人のお子さんを育てているそう。
(一子制の中国で、これができるのはそれなりの地位や
収入があるのでしょう)。




こちらで今頃、やっと記事を執筆しています。


で、面白いことに自分もカメオ出演?しています笑!





by kitchen-kokoro | 2015-03-14 23:48 | デザイン | Comments(0)

自分の視点で切り取る旅…山川直子さんの写真展

出会ってから、さまざまな影響を受けたのが
VMDコーディネーターの山川直子さん。
バイタリティある生き方や、
好きなものや美しいものに対してまっすぐな姿勢、
それを素直に表現したり、感じたりすること。
それまでの私になかったものを
たくさん吸収させてくれたひと。

そんな彼女の「素敵な感性」が
詰め込まれた写真展が開かれます。
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中東に魅せられた山川ワールド。
私もまだ行けてないのですが、
今から楽しみです。

300×300dpi
tabi marche
at kiln aoyama garalley

yamakawa naoko




by kitchen-kokoro | 2015-02-19 19:29 | デザイン | Comments(0)

今年のミラノサローネは?

4月中旬、イタリア・ミラノが今年もデザインで盛り上がった。見本市会場(フィエラ)で開かれる国際家具見本市ミラノサローネ。市街で行われるミラノデザインウィークといったイベント。視察に飛んだ業界関連...
ミラノに行ってきた人に取材する…という新スタイルで
まとめてみましたが、
自分で行って、わたわたするより、
ポイントが見えて面白かった取材。

多くの人が注目したこと、
写真に撮ってるものなど、
共通点があり、そういったところからも
時代を感じることがありました。

現地取材には及ばずながらも
やっと
アップされました〜!
by kitchen-kokoro | 2013-05-10 15:06 | デザイン | Comments(0)

ポヨポヨ、ピカピカ、ナハナハ

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今月の初め、クラウディオ・コルッチさんにインタビューした(先週の日経MJに掲載)。

1990年代末、当時、最盛期を迎えていた
フィリップ・スタルクのパリの事務所を飛び出し東京へ。
伝説の青山イデーの屋上のドームを、
事務所と住居として才能を遺憾なく発揮した人。
当時はまだ「室内」の編集部にいて
イデーに住んで、斬新なデザインを発表し続ける
スイス人デザイナーなんて、
雲の上の人のようだった。
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ということで先週、彼の展覧会があったときに
恐る恐るのインタビューだったけれど
さすがに世界中を拠点にしている懐の広さからか
オープンでユーモラス。
あっという間に笑いの絶えない1時間となった。

一番面白かったエピソードは
日本語の語感について。
「ピカピカ…とか日本語のわからないボクでも
感情がつたわる擬音が素晴しいよね…」と。

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新作の球をつなげたようなガラスオブジェの名前は
「ポヨポヨ」と名づけた。

「へえ〜」なんて言っていたらコルッチ氏、
急に「ナハナハ」と。
ん?
秘書嬢いわく「せんだみつおに似てるって言われて
ナハナハを教えてもらったんですよ」。

オサレなモダンデザイナー氏、
手のひらを顔の脇で空に向けて「ナハナハ」ともう一回。
なんか彼がすると
違うパフォーマンスに見えて不思議〜!
by kitchen-kokoro | 2013-03-21 09:44 | デザイン | Comments(0)

東京スカイツリーと美女

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マサミデザインの髙橋正実さんとは、10年前に初めて出会った。

東京スカイツリーの中の、
墨田の四季をテーマにしたエレベーターの
秋と冬のデザインをしたことで、
一躍テレビや新聞で取材に引っ張りだこの彼女。

私も新聞の取材の仕事が舞い込み、お会いした。
久しぶりの彼女。
成田空港の壁面デザインなど、
大活躍ぶりは知っていたから少し緊張した。
そして、とにかくお美しい…。

スカイツリーほどのビッグプロジェクトになると
エレベーターの空間というのは
大工事を仕切る側から見れば、
小さな案件である。
工期やコストカットのしわ寄せが、
そこに押し寄せてくる。

手放さなければならないこと。
どうしても守り抜いたこと。

その両方を聞くことで、彼女の「デザイン」がしっかり理解できた。

おすすめは「冬」のエレベーターだそうで、
押し絵羽子板の技術でつくられた、立体的な雲。
真鍮の鋳物に銀メッキした都鳥。
雲を分け入ってそびえる東京スカイツリーは
かつての浮世絵の富士山のよう。

墨田区で生まれ育った正実さんが、
地元の歴史や暮らしから着想した意匠が、
地元の伝統技術でつくられる。
この流れが完成して初めて、
彼女の考える「デザイン」となる。
江戸の歴史と日本の未来がつながる。
それがきちんと実現できたのが、
「冬」のエレベーターだったのだ。

正実さんとしては本当は四季すべてを
納得いくまで作りたかっただろう。
こたえは10年先に出るよね、と彼女と話した。

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マサミデザインの名刺は
輪のように結んで渡される。
「お会いした人と、よい縁と輪が結べますように」。
そういって名刺をくるりと巻いて、交換する。
そんな正実さんの魅力に、落ちた。


※彼女のインタビューは7月4日付けの日経MJに掲載
by kitchen-kokoro | 2012-07-04 08:00 | デザイン | Comments(0)

たべるとばりばりいう

最近、言葉の力をデザインしてくれる
グラフィックデザイナーが(エディトリアルまで!)減った。

文字はたいてい箱組み…。
タイトルの文字も
タイトルがどんな雰囲気の言葉であるかより
文字数さえ「グラフィック的に」収まっていれば
どんな言葉が入っていても
彼らには構わないのだ。

長い文字数の横組みに、改行なしの箱組み。
そんな読む人を否定するような
デザインも平気でまかり通る。
彼らに取っては文字のカタマリが
写真と同じサイズでアキが均等であれば
どんな情報が入っているかは意に介せず。
データは級数小さく右下に収めればいい。
いつもこのパターン。
雑誌のデザインはどんどんつまらなくなる。

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最近は、そんなデザインばかりなため、
時々「文字の力]をきちんと表現している
グラフィックに出会うと思わずぱちり。
イラストと文字が空間に完璧にはまっている!
ただ字を大きくすればいいとかじゃない。
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たべるとばりばりいう。
この素晴らしいコピーに対して
デザイナーさんは商品の意味とか、
その文字で表現している最終的なイメージとか、
きちんと考えているなあと思う。
地色といいロゴといい、イラストといい面白い。
どこのどなたかは知りませんが…。

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あ、これのデザインは
スリーミンの高橋さんですね。
彼らしい!
細明朝と細ゴシックの縦組みの余白具合…。
by kitchen-kokoro | 2012-02-13 15:52 | デザイン | Comments(0)

インド出身の女性デザイナー、ニーパ・ドシィ

記者発表会場の空気がふわっと変わった。

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「空気が変わる」とはすでに紋切り型の表現だけれど、
でもそれが本当。
ニーパ・ドシィの顔はうろ覚え。
けれども「あ、この人だ」とすぐ分かった。

今年のケルン国際家具見本市で
デザインユニット「ドシィレヴィン」の
インタビューをする機会があった。
会場の特別企画「ダスハウス」を担当したのが
この二人である。

インタビューはこちらで執筆。
「ドシィレヴィン」—世界のカオスをモダンデザインに

数年前、ミラノでモローゾのこの家具を
デザインした人、といえばわかるだろう。
イギリス人のジョナサン・レヴィンとインド人のニーパ・ドシィの
ユニットで、事務所をロンドンに構える。
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コケティッシュ、キュート、アトラクティブ。
西洋的な褒め言葉の、どれもをはね返してしまう
インド人女性のエネルギー。

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少しだけ個別のインタビューの時間をもらった。
すごい目力!

インタビューの途中、
ロンドンでの顔見知りのジャーナリストだろうか、
女性記者が「ニーパ!」と通りすがりに声をかける。
「あなたのこと、夕べ、◯◯◯のパーティで見かけたけど、
靴が素敵だった。今日も素敵だけど
どこで買えるの?」

「私の靴はみんなルブタン」とニーパ。

成功した女性デザイナーだけが言える言葉。
でもニーパが言うと嫌みがない。

彼女のシュークローゼットを見てみたくなった。
by kitchen-kokoro | 2012-02-07 16:26 | デザイン | Comments(0)

柳宗理

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工業デザイナーの柳宗理さんが逝去されました。

最後の取材は2007年のこのとき。
国立近代美術展での取材でした。

柳宗理展


ご冥福をお祈りします
by kitchen-kokoro | 2011-12-26 20:00 | デザイン | Comments(0)

大阪のグラフ

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大阪のグラフに行ってきました。家具、雑貨のショールームとショップ。事務所。
プラスαのある空間。

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グラフはおもしろいね〜

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代表の服部さんはぐっと濃く。
最近はたけを始めて、日焼けしたのだそうだ。

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司会としてゲスト参加した
トークは聞き手の集中力が濃かった1時間。
というか延長して1時間半になってしまった。

後ろ髪を引かれながら、
新幹線に飛び乗って帰京。

明日からやっとやっと遅い夏休み。
ブログも少しお休みです。
by kitchen-kokoro | 2011-09-11 09:04 | デザイン | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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