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相変わらず暑い日が続いています。こんな日は、お腹を抱えて笑えるコメディか、ぞくっとするホラー系の映画がよいのでは? 今日ご紹介するのは、思いっきり笑えちゃう「ベガスの恋に勝つルール」。 ストーリーは、get fired(仕事を首になる)のジャック(アシュトン・カッチャー)とget dumped(恋人に振られる)のジョイ(キャメロン・ディアス)がラスベガスで酒に酔って結婚してしまうが、たまたま当てた大金を巡り、どうやってお金を自分のものにしながら上手く離婚するか駆け引きするお話。 まあ、典型的なハリウッド・コメディですが、興味深いのはジャックを演じるアシュトンのダメ男ぶり。(美男子にダメ男を演じさせるのは映画では珍しくはないですけど・・・)不真面目な仕事ぶりだけでなく、洗濯物の始末やトイレのフタの上げ下げなど、すべてに「だらしなーい」ところにジョイがうんざりして嘆くところは、女性なら誰でも共感できる。 You have to step up to be a man.(頑張って、ちゃんとした男になれ)と父親に諭されるが、なかなかそうもいかないジャック。実は、子供が大好きで優しいところのある彼だが、世の中はそれだけでは生きていけないのが常。 元気いっぱいで常に挑戦意欲の盛んなジョイにだんだんと惹かれていくジャックは、ベガスでのゲームの賭けにたとえて、自分をこう分析する。 I did take myself out of the game. If you stop betting, you never have to lose. (自分から挑戦を諦めていた。賭けなければ、負けることもないから・・・) この映画、ジョークと下ネタスラング満載ですから、ある意味で英語の勉強にもなりますよ。映画の中でJackという名前そのものが下ネタジョークになる場面があるので、注意して聞いてみてください! 拙著「働く女性の英語術」では上品な英語を目指すことを勧めている私ですが、知識としてスラングを知っているのはよいこと。こういう映画で勉強しちゃいましょう! 写真は、このブログではお馴染みの近藤忠義さん撮影のバリ島の風景。こんなところで夏休みならいいんですが・・・ 「働く女性の英語術」もよろしく。 The Japan Times BOOKCLUB http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Detail.do?id=1301
by kerigarbo
| 2008-08-20 14:45
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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