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Right Back Where We Started from (2)
※書きかけです。お待たせしております。up予定は15日午前中…です(-_-;)とか嘘つきました(-_-;)さらに予定延長。今夜中、かな?(-_-;)

http://kawanamariko.exblog.jp/15750417/
6月13日にアップした『Right Back Where We Started from (1) 』の後半です。
前半は上記リンクにあります。2010年から書いてきたAV女優時代の回顧録のようなものの続きになります。
震災以降、中断、再開、中断と繰り返してきましたが、連載再開に再びチャレンジしたいと思います。
1999年以降の約10年間に亘る期間に起きた出来事と現在その日に起きたエピソソードとを自在に往きつ戻りつしながら、ゆっくりと現在に収束してゆく「本当にあったことの」物語です。

※初めて読む方のために、この話の雰囲気がわかる話のリンクも。参照までに。
『犬の生活(1)』3/3 http://blog.excite.co.jp/Kawanamariko/14999375/
『犬の生活(2)』3/7 http://blog.excite.co.jp/Kawanamariko/15018522/
『東京復活大聖堂』4/9 http://blog.excite.co.jp/Kawanamariko/15223158/
『加藤鷹さんについて私が知っていることはあまり多くない。』6/7
http://blog.excite.co.jp/Kawanamariko/15457070/

※参照リンク2。このあたりから始まりました。↓
『溜さんと川奈。』9/23 http://blog.excite.co.jp/Kawanamariko/14066024/
『あの日も雨が降っていた。』9/30 http://blog.excite.co.jp/Kawanamariko/14115609/


私たちはエレベーターに乗り込んだ。
部長にうながされるままにある階でエレベーターから降りて、廊下を歩きだした。
「つきあたりが溜池監督のお部屋です。川奈さんが入ってくるところから撮影するかもしれないということですので、僕はここで失礼いたしま……あっ?」
部長が驚いた声をあげたので、私はそちらを見た。
溜さんの部屋のドアが開いて、黒っぽいスーツを着た若い男が廊下に出てきたのだった。
まるで私のマネージャーみたいな人、と、思ったら、続いて女性が姿を現した。
背が高くて、服装が派手だ。明るい色に染めた長い髪。
ゴージャスだが、少し下品だ。
――どことなく、私に似ている。
彼女がこちらに向かって歩き出す。
スーツの若い男を、影のように付き従えて。
――ほら、また。まるで私のよう。いつもの私とマネージャーのような2人連れだ。
私を見ても、彼女は表情を変えなかった。
それを変化させたのは、スーツの男の一言だった。
「あっ! 川奈まり子さん? 川奈さんですよね?」

(『Right Back Where We Started from (1) 』より末尾の部分。以下はこのつづき)

「はい、そうですが」と私は彼女と目を合わせたままスーツの男に答えた。仕方がなかったのだ。私の名前を聞いたとたん、彼女は眼差しに力を込めた。猛禽のような、と言ってしまいたいような鋭い目で私の視線を捉えてしまった。
ひどい。なぜ睨まれなくちゃならないのか。こんなときに溜さんのカンメンを受けたうえに。
と、私は思ったけれど、もちろん彼女にとってみれば理不尽な言い分ということになる。好きで面接を受けに来たわけではないだろう。そばにいる、たぶんマネージャーであろう、その男か、そうでなければダクションの他の誰かに「行け」と言われたから来た。AV女優とは普通そういうものだし、彼女は普通のAV女優以外の何かには見えなかった。
――私と同じように。
気がついてみれば、私も普通のAV女優なのだった。これから監督にハメ撮りしてもらうのよ。と、私が心の中で彼女に語りかけなくても、彼女はそのことを知っている可能性が高かった。
そこにいるスーツの男、彼と溜さんは、カンメンの枕詞として、こんな会話を交わしただろう。
「溜池監督、このホテルへは撮影で……?」
「ええ、そうなんですよ。これから撮影です」
「こんな遅い時間から? お忙しいですね! さすが、売れっ子でいらっしゃるから」
お追従を並べる男の横で、AV女優はじっと座ったまま密かに部屋を点検し、監督を観察して、わかってしまう。よほどの馬鹿でないかぎり、ピンとくる。
撮影機材の少なさや、スタッフの影の無さ。髭を剃ったばかりのような監督の顔(たぶん)。そうしたことから、ハメ撮りなのだな、と、察せられたはずだ。
その後、私が現れた。そして私は「川奈まり子」だ。
「やっぱりお綺麗ですね!」とスーツの男が、彼のような男ならば年に2000回は言うであろうお世辞を口にした。
そして、よせばいいのに、「ほら、この人が、今話題の川奈まり子さんだよ」と連れに促した。
彼女は芸名を名乗り、お会いできて光栄です、というような挨拶をする。やや、つまらなさそうだ。カンメンは失敗だったのかもしれない。溜さんは面と向かって不採用を告げるタイプではないが、感情が顔に出やすいほうだ。本人は隠しおおせているつもりでも、勘の良い者ならすぐに彼の気分が見抜けてしまう。
そのとき、彼女が言った。
「私も川奈さんみたいになりたいです」
口辺に悔しさを滲ませて、半ば呟くように、そんなことを。
――この頃が始まりだったのだ、今、私は思う。それまでは言われたことがなかった、私のようになりたい、だなんて。とんでもないことだ。私なんて最悪な女に誰が成り代わりたいものか! ところが、一致していたはずの私と世間の価値感とは次第にずれていった。そして、私は「……みたいになりたい」と、うんざりするほど聞くはめになるのだった。
まだそんなことを言われることに不慣れだった私は困惑した。「えっ、私? どうして?」
「ええ、だって有名だし……」彼女は口ごもった。お世辞のつもりだったのに、戸惑われてしまったので困ったのだろう。その後の、こういうことにすっかり慣れた私だったら、こんなふうに困らせず、調子よく受け流したのだけれど。
スーツの男が雰囲気を読んでその場を引き取った。「こんなところでお時間を取らせちゃ申し訳ない。さ、行こう。川奈さん、どうもすみませんでした。監督がお待ちですから。私共はこれで失礼いたします。いつかまた改めてご挨拶させてください」三十秒ほどで、一気に彼はそんなようなことを言い、おまけに最後に、「お仕事頑張ってください!」と笑顔で手を振ることまでして、女を連れて去っていった。
私は、彼らが廊下の角を曲がって姿が見えなくなるまで、見送った。
途中、二人が振り返って会釈したので、会釈を返した。男は微笑んでいたが、女は無表情にこちらを見た。嫌な感じだったが、彼女の気持ちを考えれば仕方がないことだと思えば。
気の毒なほどだ。カンメンをするためにホテルに呼び出されて、撮ったもらえる見込みだと決まったわけでもなく、なのに、これから撮られる他のAV女優に会ったわけだから。
しかも、自分と同じように背が高くて色が白くて派手な外見の。
ダクションは、もちろん、そういう女が溜池ゴローの好みであると分析して、彼女を選んで連れてきたのだ。「川奈まり子」にどこか似通ったところのある女優として、彼女は選ばれた。
そのことが、彼女にもわかってしまった。これは彼女にとっては面白くないだろう。

ドアの横についたブザーを押した。
部屋の中から溜さんの声がした。「……川奈?」
答える前に、彼は内側からドアを開けた。少し顔をのぞかせて、私の背後の廊下に目を走らせる。そこに誰もいないことを確認したのだ。
「今、そこで会ったよ」と私は言った。
「ああ」と溜さんは眉間に皺を寄せた。「ごめんね。嫌だったんだけど、断れなくて……。面接してくれってずっと言われててさ……」
「しょうがないよ。いいよ、別に。私は、そういうの、全然気にしないから。今日は撮れなくなったとか言ったら、別だけど」
「そんなことするわけないじゃないか!」
部屋の中程まで入っていた私は、振り向いた。
溜さんに告げる。はっきりと。「わかってるよ」
それで彼は安心した。私が機嫌を損ねたりはしていないと知って。
この部屋で今夜私たちがしなければならないことは最初からはっきりしていた。
セックスをしなければならない。
可笑しな話だ。しなければならないと思いながら抱きあう恋人同士がいるだろうか。私たち以外に。
しかも、やらなければならいと決まっているだけではなく、台本まであるのだった。
私は台本を取り出した。
「部屋に入ってくるところから撮るの?」
廊下に出て、ブザーを押すところからやり直したほうがいいのだろうかと考えながら、尋ねた。
溜さんはベッドに腰を下ろした。クイーンサイズのベッドだ。彼は私を見ている。私は落ち着かない気持ちになり、部屋の中を無意味に見回した。
「広いね。高そう」
彼は、制作費から宿泊料金を払うのだから問題ないのだ言った。言われなくても、そんなことはわかっていた。これが初めてというわけでもない。『プライベート・セックス』のときにも、私たちはホテルに泊まってハメ撮りをした。
――でも、あのときとは違う。
『プライベート・セックス』の頃は、私たちの関係を知る者はなかった。溜さんの奥さんも知らなかった。
奥さんが何もかも知ってしまい、溜さんは帰る家を失いつつある。いや、もう完全に失ったのかもしれなかった。そして、私は、そんな彼と別れる気になれずにいる。
二人でどこへ行くあてもないというのに。母にも全てを白状してしまった。
梅雨空の下、潮騒だけが私たちを聞いていた、『プライベート・セックス』のときには、私は人生について考える必要すらなかった。ある男を殺さなかったこと、AVに出演しても元気に日々を生きていられることに感謝していれば、それでよかったのだ。あの頃は。
それがどうだろう?
私は人生について考えずにはいられなくなっている。目を覚ましている間はほんの一秒も逃れられない。
――たとえば、私がこのホテルから失踪して行方不明になるとする。
すると、溜さんは、もしかして奥さんの許へ帰るかもしれない。画商をして、芸術家たちのために美術品のプロデューサーをしている奥さんとの、洒落た暮らしに彼は戻れるかもしれない。母子ほども歳の違うカップルとして、以前と同じように、奥さんの周囲の文化的な人々から面白がられながらも受け容れてもらって……。
私は浴室で化粧を直した。溜さんに背を向けて、鏡の中の自分に問いかけてみる。
――ここから走って逃げだしたらどうなの? 企画系の三十二歳のAV女優なんか、どんな男にとってもお荷物になるだけ。全部、御破算にして、終わらせる。そういう選択肢もある。
けれども、浴室を出た私は溜さんに訊いた。
「先にシャワーを浴びたほうがいい?」
台詞を先に撮ると彼は私に答えた。
「俺は川奈と鷹さんとのカラミを見て……」
「うん」
「その嫉妬や、川奈の過去の御主人とのことに対する感情を、いちばん激しくて高いところで、乗り越えたいんだ。そうでなければ嘘だと思う」
台本では、「私」が過去やAV女優であるという事実を超えて、現在の恋人である「監督」に心を開くことになっている。
この『飼育』の構想について溜さんと語り合うのは楽しかったな、と、私は思い出した。
なんて無責任だったのだろう、過去の私は。面白い物語だと思ったのだ。半分ドラマで半分ドキュメンタリーで、ストーリーは繋がっている、面白い。単純にそう感じて、溜さんと台本を書いた。
――物語を考えているときは、主役は私ではなく、男性たちの夢の女だった。
ところが、いざというときになると、夢の女などどこにも居ない。私という現実の女が、困り果てた顔で立ち竦んでいるだけだ。
加藤鷹が居れば、まだしも、だ。彼はある意味、夢の男で、幻想に生きているから。でも、ここには溜さんしか居ない。先日来の苦労で、恐ろしいほど痩せてしまった、疲れた生身の男しか。
――こんな二人で、何をしようというの? 台本を書いたときは出来ると思った?
「監督が私の恋人なんだよね」と、わかりきったことを私は口にした。確認する必要などないのに。
うん、と、溜さんはうなずいた。
「じゃあ、撮ろう。ドアのあたりから歩いてきて、そのソファに座って、カメラ目線で台詞を言って」
ソファに向けて、すでに照明が組んであることに私は気づいた。
すでに準備万端なのだ。
彼はやり遂げる気だ。私は
# by kawanamariko | 2011-11-14 14:33 | 日記 | Trackback | Comments(0)
誕生日と官能小説デビューと近況もろもろ
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…お久しぶりです。
最近ログインしてませんでした。コメントを下さった皆さんどうもありがとうございます。
このところ何をしていたかというと、官能小説を書いてました。
本日発売されます。
『義母の艶光』(双葉文庫)
初の長編小説なのです。デビューということで、げんをかついでAVと同じく『義母』で揃えてみました。
 
http://bit.ly/uJXuZ3
↑立ち読みが出来ます。通販サイトのリンク集も付いてます♪

コメントで書いてくださった方がいらっしゃいましたが、私、昨日11月9日で44歳になりました。
44歳で小説デビューって遅いですよね。
でも、31歳でAVデビューしたし(『義母・まり子34歳』で。逆サバデビューだったんですよ)、37歳で子供を産んだし、走るのも原稿を完成させるのも遅いので、まあ、私に関しては何事も遅め遅めで進行するのだろうと思ってます。
ちなみに今日は長編デビューのみならず、息子の誕生日でもあります。
せいたろうは7歳になりました。
驚いちゃいますねぇ。
7歳。7年。
…あ、今気づいたんですけど、『義母の艶光』の表紙写真はせいたろうを妊娠中の私です。
ちょっと太ってるでしょう? 臨月に近かったんじゃないかな?
『SEXEVOLUTION』という写真集の表紙からとったんですよ。撮影はハナブサ・リュウ先生。今はなき英知出版から出した私のラストヌード写真集なのですが、残念ながら出版社倒産にともない絶版になっております。Amazonやヤフオクではプレミアム価格がついた中古本が入手可能なようです。

最近Facebookにハマってますので、近況に御興味ある方でFbにアカウントをお持ちの方はFacebookを御覧になってね。
https://www.facebook.com/marikokawana?ref=tn_tinyman

では……ご要望いただいたので、ここでやらせていただいていた連載を再開したいと思います。
乞うご期待(*^^)v
# by kawanamariko | 2011-11-10 10:52 | 日記 | Trackback | Comments(9)
せいたろう。
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3人で旅をするようになったのは、せいたろうが2歳になるかならないかの頃でした。
しょっちゅう旅行ばかりしている私たちを、ある作家の友人は「風のようだ」と言ってくれましたが、実際の旅は天候含め色々なことと格闘しながら突き進むものなので、そんなに格好よくはありません。
ともあれ、いくつもの旅を経験しながら、せいたろうは強くなってきました。
シュノーケリングと素潜りは2歳半から。6歳になった今では4、5メートルはラクに潜れます。
今回の旅行中、西表島でシュノーケリングツアーに参加したのですが、ライフベストを着けずに水の中を自由自在に泳ぎまわるせいたろうを羨ましそうに見ていたツアー参加者の女の子が言いました。
「私もあんなふうに泳ぎたい! これ脱いでいい?」
これというのはライフベストのことです。
――誰もがせいたろうのように泳げるわけではないので、とくに子どもには、ライフベストなしのシュノーケリングは残念ながらお勧めできません。その女の子はせいたろうよりも3歳ほど年上に見えましたが……。
でも、少女の気持ちは私にも、その場に居合わせた大人たちの誰にも、理解できるものでした。
――だって、せいたろうは、あんなにも自由そうに、愉しそうに、独りぼっちなのに寂しくもなさそうに、遊んでいるのだもの!
「あの子だけズルイよ」
ああ、わかるわかる。親の私ですら、そう感じることがあるくらいだもの。子ども同士なら、なおさらでしょう。

これらの写真は、溜さんが旅行中に撮りだめたもののうちの一部です。
海中の写真がない理由は、溜さんも私も、せいたろうと一緒に泳いでいるためですが、来年からはなんとか状況を改善して撮影してみたいと考えています。私も素潜りが出来るので、海では私がカメラを担当すべきかな、と思っています(写真を撮るのは苦手なのですが)。
いつか、彼が海の中を高く低く海獣の仔のように泳いでいる姿を御紹介したいものです。

陸にいるときのせいたろうは、飄々としていて、少しトロくて、海泳ぎの達人(?)のようには見えません。
だけど、自転車を漕がせてみたら、何キロも何キロも、弱音を吐かずに漕ぎつづけるのでした。
ジャングルも、わしわしと踏破。
散歩をするときは、この2、3年ほど彼と一緒に旅をしてそろそろボロボロになってきた愛機・Canon IXYを首から下げて、炎天下でも涼しげな顔でひょいひょい飛び歩いています。
そして、初めての場所、初めて逢う人が大好きです。
――面白い子になってきたぞ。
そんな彼を見守りながら、わくわくしている今日この頃なのです。
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# by kawanamariko | 2011-08-05 11:38 | 日記 | Trackback | Comments(16)
子どもの夏旅景色(風物編)
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>>>前回に続き息子の撮った写真ギャラリーです。この空は宮古島で撮影。光る雲と屋根の影とのコントラストがド迫力の1枚。


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>>>宮古島・仲原鍾乳洞前の景色。木の枝から下がっているお札みたいなものには「頭上注意」と書いてあったような気がします。ここでは、大きな蜘蛛とキノボリトカゲ、それから緑色の山鳩に出遭いました。手を入れ過ぎていないところが素晴らしい。


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>>>この旅では2日目の朝に石垣島を発って、波照間島へ向かいました。日本の最南端の島である波照間島は本土からは勿論、沖縄本島からも石垣島からもたいそう遠いところにあり、石垣港から高速艇が出るようになるまでは行くことが難しい島でした。今年から石垣や西表島からの定期便が開通し、ずいぶん行きやすくなりました。今回、往路は西表島経由で、復路は石垣島直行便を利用しましたが、往路の西表島経由波照間島行きのほうが時間は1時間20分と少々かかるものの(直行なら1時間)肉体的にはラクでしたね。
…船が洋上で連続ジャンプするのは去年時化のときに乗った漁船で経験済みでしたが、何十人も乗れる客船でもジャンプするとは!!
慣れているのでさすがに吐いたりはしませんでしたが、3人とも座席に座ってるだけで疲れちゃいました。
上は乗った船。下は船窓から見た景色。



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>>>石垣島から宮古島へは飛行機で行くのが手っとり早い。というわけで、去年同様RACのエアコミューターにお世話になりました。サイズ的にも利用客のメンツも「空飛ぶ長距離バス」という感じ。地元の人たちが大勢乗り込むわけですが、平日だったせいか男性が大半でしたね。何らかの会合へ向かう人たち、営業や買い付けに行く人たち…目的は様々なんでしょうけど、地元の男性は皆さん体つきがとっても逞しいので観光客とはすぐ見分けがつきます。
いちばん下の写真は、飛行機の窓から見た宮古島沿岸部。もうすぐ着陸です。



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>>>息子の写真はなぜか空と、それから道を写したものが多いのです。
上から順に――宮古島・砂山ビーチへ続く道。白砂の坂道を上っていくと、突如として眼前に海が現れるという、素晴らしい坂道(歩きにくさもスバラシイ)。
中・竹富島の西桟橋の夕日。ここの日没はガイドブックで紹介されるほど有名。夕ご飯が終わってすぐに駆けつけました。これでたぶん7時過ぎ。雲に滲む太陽、洋上の金の道。
下・西表島の美しい夕やけ空。この日はスコールが2度ばかり降りました。翌日は快晴。空は正直です。



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>>>竹富島・ものみの塔からの眺め。島じゅうで最も高い塔ですら20メートルくらい?(違うかも。ようするにたいして高くないってことです) 初めて見たときは「まるでおとぎの国のようだ」と思いましたが、何年も毎年通うようになり、ここにも良くも悪くも人らしい人の暮らしがあることがわかりました。息子にもわかっているはず。
白砂をまいて掃き清められた美しい道も、各戸の屋根を守るシーサーも、人間たちの小さなドラマを内包してなを愛しい…。



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>>>竹富島・宿「竹の子」の共有スペース。この廊下を絶えず風が吹き抜けていました。畳敷きの室内はクーラーがいらないほど快適で爽やか。先人の知恵をうまく活かした新しい宿で、非常に感心いたしました。食堂が正面玄関と宿のフロントを兼ねていて、床が土間になっていましたが、ヘタな床敷きよりも遥かに清潔感がありました。この島の気候風土に合っているんでしょうね。『陰影礼賛』じゃありませんが、こういう廊下の暗さも涼を呼ぶための工夫に違いありません。




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>>>日本の最南端でカメラを構えるせいたろうをお父さん(溜池ゴロー)がパチリ☆ 背中のうしろに広がる海はフィリピン沖に続いています。空には、今は眠っている無数の星たちが。夜になったら目を覚ましていっせいに輝きはじめます。遥かな宇宙に繋がる景色、そして眼差し。
# by kawanamariko | 2011-08-04 14:17 | 日記 | Trackback | Comments(0)
子どもの夏旅景色(いきもの編)
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>>>竹富島の宿「竹の子」の正面。屋根にはシーサー、暗い入り口の中に見える男女は私と溜さん。

長らくご無沙汰してしまいました。
留守中にここを訪れてくださった方、ありがとうございます、そしてごめんなさい。
更新を怠っていた言い訳になってしまいますが、この2,3ヶ月の間、小説をいくつか書いたり、会社を立ち上げることになったり、溜池ゴローの補佐にいそしんだりしておりました。
このご時勢においては忙しいのは有難いことだと思い、日々がんばっていた次第です。

でも、まあ、頑張ってばっかりてのもアレだ。
と、いうわけで、7月23日から8月1日(昨日)まで、家族3人で旅行に行ってまいりました。
毎年恒例の離島めぐりの旅だったわけですが、ただ、今年はいくつか変化がありました。

そのうち最大のものは、息子が小学校1年生というものになり、夏休みなるものにスケジュールが縛られることになったこと。
そのせいで台風が最も多く来る時期を避けられなくなってしまったのでした。
しかしながら、蓋を開けてみればお天気は10日間ずっと上々で――後半に2度ばかりスコール(通り雨)に遭ったぐらいで――毎日々々快晴ときどき薄曇り。
私たちがこちらへ帰ってきたとたん、台風が北上してあちらでも雨が降りはじめたようなので、今回は本当にツイていましたが、出立前にはずいぶんハラハラしました。ギリギリになるまで天気予報が恐くて見れなかったぐらい。お天気については、それぐらい心配で心配で……杞憂でしたが。

次に大きく変わった点は、やはり、「息子が成長したこと」でしょうか。
以前から水泳が好きで5歳のときに自ら進んで東京スイミングセンターに通い始めた息子ですが、このところの進歩が、実力・ヤル気両面共にめざましく、小一になってからは1ヶ月に1段階というハイペースで合格するようになっていました。
クロールと背泳ぎの泳法は既に合格済み、現在は平泳ぎを仕上げ中。次はバタフライ、そしてターン……その次は上級にあがるので、この調子なら低学年のうちに選手コースに進めそうな見込みです。
しかも、息子の場合は2歳くらいから毎年何回も海でも泳いできていますので、スイミングだけで泳ぎを習ってきた子とは違って、海でも泳げる――というより、むしろ海のほうが自在に泳げる。
もともと、教えなくても、本能的に耳抜きが出来たり、仰向けに潜水しても鼻が痛くならないという、「やや特殊体質系」な河童小僧であったところに、スイミング仕込みの泳力と大人並みのスタミナがプラスされたわけなので……。
……どうやったら本気で愉しく遊ばせてあげられるだろうか?!と、旅行前からかなり真剣に悩みましたよ、こんな子の親としては。
ふつうの小1のお子さんたちは、ホテルのプールでバチャバチャ水遊びをして、海では浮き輪かライフベストでプカプカ浮かんで、まあ、トータル一時間もすればくたびれてくれるのではないでしょうか?
うちの子は、去年、まだ5歳だったというのに、往復1時間余りのジャングルトレッキング&カヤック漕ぎのあとで2時間泳いでケロッとしていた「前科」があり、遊園地のプールでは近頃は同年代のお友だちたちとのもはや文化的と言っていいようなギャップを自覚、一人で黙々と10M以上潜水で泳いだり水中で回転したりしている始末なのです。
そこで、私と溜さんが導き出した結論は、「子ども扱いしない」こと。
大人と同じように悪路でも自転車を漕がせるし、シュノーケリングもさせちゃう!
ジャングルも歩かせるし、船も漕がせる!!
――結果的には大正解の大成功でした。

3つ目の変化は、今回の旅行は息子の「夏休みの自由研究」を兼ねているという点です。
旅行記もOKとのことだったので、息子よりもむしろ親が(笑)それに飛びついただけなのですが、そうと決まったとたん、息子が自主的かつ積極的に写真を撮りまくり、かつほとんど毎日その日あったことを作文に書いていたのが面白かった。
てなわけで、このたびは、息子愛用のデジタルカメラCanon IXYからの画像をお届けします。
6歳児ではありますが、4歳からのデジタルカメラ歴を持つ子どもなので、なかなか達者に撮影します。
ズームや画角、モード選択なども全部本人によるものです。もちろん被写体の選定も。

たくさんあるので、どれを載せるか迷うなぁ~。

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>>>宮古島ではこんな蜘蛛をたくさん見かけた。脚を広げると私の手よりも大きかった。


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>>>西表島のアダンの実。道端によく生えていた。夜になるとヤシガ二などが食べにくるという。


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>>>波照間島のジャングルでハイビスカスを見つけた。どこかから種が飛んできたのだろうか…。広い向日葵畑も、名前を知らない花も見つけた。日本最南端の島に咲く花はどれも不思議なほど美しかった。


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>>>竹富島の牛車は有名。毎年乗っているので今回はパスしてしまったが、帰ってくると、やっぱり乗っておけばよかったと思う。子猫は同島「しだめー館」という美味しい食堂兼居酒屋のトイレの前にいた。母親を探していたようで盛んに鳴いていたところを女の子たちにつかまって弄られて辟易、ダッシュで逃げ出す一秒前の顔。鶏は波照間島の土産物店「モンパの木」の店主の相棒・ジミー。片目で、ガチョウのように大きい。見ればわかるが脚が太くて長く、しかもわりと凶暴なのでおっかない。店主のおじい共々、リタイヤした海賊みたいなのだ。息子は2年ぶりにジミーに再会して喜んでいた。



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>>>最後に…「宮古島まもる君」の雄姿を紹介。宮古島には19体あるとあるタクシー運転手は言っていた。本物の警察官は56人居て、信号機は77機あるとも教えてくれたが、真偽のほどは「?」。まあ、いずれにせよ、宮古島のまもる君たちは今日も島の辻々に立ってみんなを交通事故から守ってくれているのだ。最近人気。土産物のハンドタオルやキーホルダー、車の窓に貼れるステッカーなどが売られている。






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>>>撮影した人:せいたろう 満6歳と9ヶ月 小学一年生 趣味は水泳と柔術とレスリングとピアノ 将来の夢は「科学者になること」
# by kawanamariko | 2011-08-02 15:56 | 日記 | Trackback | Comments(2)
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