歌舞伎座がその長い歴史に幕を降ろす時が近づいてきました。
前回、東京(新宿)厚生年金会館が
約半世紀に渡る歴史に終止符を打ったと書きましたが、
歌舞伎座がオープンしたのは明治22年(1889)11月21日だそうですから
半世紀どころかその倍以上。
焼失、関東大震災、そしてまた戦時下の大空襲により焼失、
現在の歌舞伎座は昭和26年(1951)1月に復興を遂げたそうですが、
明治、大正、昭和、平成と日本が近代国家への道を
歩み始めた時代から現在に至るまで、
様々な時代背景の中で国民に愛されつづけてきたわけですから、
その歴史は筆舌に尽くしがたいものがありますよね。
ずっしりと歴史の重みを感じます。
僕がこの写真を撮ったのは午前中だったのですが、
歌舞伎座を惜しむ人々で大変な賑わいでした。
因みに、歌舞伎=時代の先端を行くという意味だそうです。
生まれ変わる歌舞伎座も、また時代の先端を行くのでしょうね。
P.S しっかし今日は寒すぎる〜