あの悪夢のような3.11から4年が経過しました。
遠く離れた地元は九州新幹線の開通式のイベントに出席中の出来事でした。
離れていてもとてつもない不安と恐怖を感じた事を鮮明に覚えています。
東京に戻ると帰宅難民になり、町の灯りも消えて恐怖を感じました…。
節電や原発の影響で仕事も一気に吹っ飛びなくなりました。
自分の音楽人生の分岐点にもなりました…。
3.11を前に被災地でもある福島に慰霊と復興支援に行って来ました。
震災報道も落ち着き、インフラも整備されつつあり少しは傷も癒えてきた様に見えましたが
まだ避難されていらっしゃる方々も多く、原発の影響でふるさとを追われた方々もたくさんいらっしゃいます。
町が街でなくなった爪痕、仮設住宅にいまだ避難を余儀なくされている方々…リアルでした。
震災後、初めて原発の近くに行きました。
目に見えない放射能がとても恐ろしく感じられました。
訪問しただけでそう思うのですからそこで暮らしていらっしゃる方々の不安はいかばかりか…。
初めて地元の方の生の声もたくさん聴かせて頂きました。
復興の現状も見て聞かせて頂き肌で色々な事を感じました。
どこかで過去のことになろうとしている自分に気付き深く内省しました。
決して風化させてはならない現在進行形の出来事でありいつ自分に降りかかるやもしれません。
義捐金の募金、物資の支援など出来る限りの事をしてきたようなつもりでしたが、
現地に赴いてまた考えも変わりました。
もっと東北に寄り添い、想いを持って行動したいと思います。
また、天災に関しても避難物資を準備したり日頃から備えておこうと思いを強くしました。
また東北で多くのコンサートが笑顔で出来ますように…
僕自身も頑張って行きたいと思います。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、復興支援への想いも新たにしたいと想います。
3.11 P:M2.46
infix 長友仍世