『故郷は遠きにありて想うもの』…あんなに憧れた東京だったが、齢を重ねツアーで全国を回る様になってからは地方、田舎がとても恋しく想う様になった。東京は人間らしく暮らすには生きて行きにくい場所だ。今日もうだる様に暑い中、プロモーションに歩く。今は銀座のカフェでひと休み。新宿と銀座はなぜか落ち着く。渋谷や六本木みたく血の気の多いガキや危ない輩も居ないしホッとする。昔『銀ぶら』と言って皆が華の銀座を闊歩したその名残があるなぁ…。今は待ってて仕事が舞い込む時代でも立場でもない…『営業ミュージシャン!』と揶喩する人も居るがこうやって汗してアルバムを宣伝して歩くのも嫌じゃない。銀座ラプソディー…ひと時の安らぎに身を委ねるのだった…。
でも、戦争の連鎖は続き、ニュースも暗いねぇ。戦争を宗教や人種の問題にすり替えてさぁ。さも正当な理由を並べ立てて『聖戦』とか言って人殺しをしてるだけじゃん。どんな神様も「正義の為なら人を殺しても良い」なんて言ってないよ。全てはエゴと利権じゃん?肉親を殺られたら恨んでやり返すよ。武器商人と石油関連の人間は利益を得て笑いが止まらないらしいね…『戦争中毒』って本に利権の仕組みが載ってて改めて納得した。苦しむのは末端の弱者、庶民やからね。ガソリン、石油製品の値上げもたまらんよね(`´)とか世界情勢の事を考えて美味いコーヒー飲んでたら隣のサラリーマン風のオヤジの屁、強烈に臭いヤツをかまされて死にそう!毒ガスやぁ!銀座の一時が台無しじゃー(>_<)