ローマの2日目になります。午前中は前述のようにヴァチカンに。実質1日しかないローマをどのように見ようか考えたあげく、午前を効率よく使うためにツアーでヴァチカンへ、午後はコロッセオ、フォロ・ロマーノから回れるだけ回ろう、ということにしました。三越近くにあったターゲットというお店で昼食を食べた後、歩いてコロッセオへ。
コロッセオへ行く途中、ヴァチカンツアーのガイドさんがバスの中からチラっと教えてくれたモーゼ像のあるサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会に続く階段です。
教えてもらわないとわかりにくいね、といいながらその階段を登って教会の入り口まで行ってみましたが、お昼休み?なのか閉まっていました。残念・・・。
でも、来訪者を慰めてくれるかのように入り口にはモーゼ像の写真が。
気を取り直して、こっちかな~と地図を見ながら歩いていくと、あったぁ・・・!
思った以上の感動でした。なんで、こんなに感動するのか、ちょっと不思議な気さえしました。青空も応援してくれて、絵葉書のような景観!
さらに続くフォロ・ロマーノも、写真では廃墟にしか見えなかったのですが、本物ってすごいエネルギーがあるんですね。
へ~っ、え~っ、と驚くたびに、いっしょに行ったAちゃんとともに変な笑いが出てしまうんです。廃墟を見て、まさか笑っちゃうとは思わなかったというのが2人の共通した感想です。
こういうのがゴロゴロっと、この間落っこちた、みたいになっているのがすごい。
こちらに倒れてきそうでしょう。そういった臨場感もあります。
これは来ないとわからない圧倒感です。
フォロ・ロマーノの先にあるカピトリーニ美術館でよくガイドブックでも目にするコンスタンティヌス大帝の巨像が見たくて立ち寄ることにしました。
大きいと聞いていたけれど、本当に迫力があります。このカピトリーニ美術館には、他にも五賢帝のひとり「マルクス・アウレリウス帝の騎馬像」やローマ建国の伝説では必ず出てくる「カピトリーノ雌狼」があって見どころ満載です。絵画鑑賞に疲れたら、彫像はまた新鮮に感じられていいですね。