カテゴリ:バーゼル・ワールド
- バーゼル・ワールド2010/超絶クリストフ・クラーレ[ 2010-04-18 22:21 ]
- バーゼル・ワールド2010/ティソ『ヴィソデイト 1957 オートマティック』[ 2010-04-13 17:19 ]
- バーゼル・ワールド2010/H.Moser&Cie世界初の快挙[ 2010-03-25 23:35 ]
- バーゼル・ワールド2010/カシオ 特別仕様のMR-G[ 2010-03-25 22:56 ]
- マーク・ニューソンの砂時計でアイクポッド国内販売復活[ 2010-03-23 03:24 ]
- バーゼル・ワールド2010開幕[ 2010-03-19 01:21 ]
- ブラックフォレスト/バーゼル・ワールド2010[ 2010-03-07 02:50 ]

Christophe Claret
DualTow
世界時計博ことバーゼル・ワールドに出展するウォッチメーカー、ジュエラーの総数は数千ブランドにものぼります。当然のことながら日本に代理店のないブランドもたくさんあります。
そこで今年は、事前に取材対象を絞ることで時間を作り、日本に紹介されていないメーカーのブースも回ってきました。例えばピアニストであるウォッチコンセプターが立ち上げた、ピアノの世界的名器スタンウェイの世界観をモチーフとした「スタンウェイ」。そして上の写真のクリストフ・クラーレ。頂上時計ブランドのコンプリケーション(複雑時計)のムーブメントを手掛けてきたクリストフ・クラーレ氏が、創業20周年を記念して、
独自ブランド「クリストフ・クラーレ」として発表した超絶孤高のコンプリケーションがご覧のアイテムです。トゥールビヨンにエレベーター式のデジタル表示など、これまでに手掛けてきた複雑時計の集合体といえる作品です。クラーレ氏はもともとモーターバイクが好きで、時計師を志した10代後半のときに集めたバイクを売って時計製作のための工具などを買ったというエピソードなどを話してくれました。

スイスの時計ブランド「ティソ」はバーゼル・ワールド2010で、ノスタルジックなデザインが人気の『ヘリテージ』シリーズの新作となる、ご覧の『ヴィソデイト 1957 オートマティック』(税込価格:¥63,000~¥68,250)を発表。国内では2010年6月より、全国の有名百貨店および時計店で発売が開始されます。
『ヴィソデイト 1957 オートマティック』は、1950年代のティソが創業百年祭を祝っていた当時のデザインを再現したヘリテージシリーズの新作。アンティークウォッチに多く採用されているエレガントなドルフィン針と、ノスタルジックなドーム型の風防を組み合わせ、往年のブランドロゴが採用されています。
1950年代には、曜日表示を機械式時計のメカニズムに取り入れたことが画期的な出来事として注目を集めており、本モデルにも当時を想起させるように3時位置にデイデイト表示が配置されています。
高級感を感じさせるゴールドプレーテッドケースと、スタイリッシュなステンレススティールケースにそれぞれシルバーとブラックのダイヤルカラーを用意し、高級機械式ムーヴメントを搭載しながらお求め安い価格設定となっており、入門ウォッチとして是非揃えたい一本です。
【スペック(共通)】
機能:デイデイト表示
ムーヴメント:自動巻き(ETA.2836-2、42時間パワーリザーブ)
ケース素材:ステンレススティール、レザーストラップ、ガラス素材:ドーム型サファイア、防水性:30m防水、シースルーバック
ケースサイズ:直径40mm、厚さ11.6mm、総重量:71g
ダイヤルカラーはシルバー、ブラック
・ステンレススティール6万3.000円
・ステンレススティール(YG・PVD加工)6万8.250円
(問)スウォッチ グループ ジャパン ティソ事業部
TEL. 03-6254-7360

モーザーは今季、1.000年にわたって動き続けた場合に生じる誤差が、わずか1日というという驚愕ムーンフェイズ(月の干満表示機能)を搭載するニューモデルを発表。18k製のアンクルやガンギ車を装備するモーザー独自の交換可能なエスケープメントはもちろん、ダブルスプリング香箱による最低7日間のパワーリザーブも継承されています。
なお一般的なムーブフェイズ機能付きウォッチは、ベースムーブメントにモジュールを搭載して実現されていますが、本作はムーブメント自体にムーンフェイズ機能が組み込まれるという世界初とされる快挙を成し遂げています。
また、時計を止めてしまった場合の調整も簡単。ご覧のように9時位置のピンボタンで調整します。月相に対応する正確な時刻合わせは通常のようにリュウズで行います。
パテックのも手掛けてきたフルツキガ社製の気品あるダイヤル、パネライほか一流どころを手掛けてきているドンツェヴォーム社製のケースも極美。2010年9月入荷予定。いつ順番が回ってくるか未定ですが、個人的にもオーダーさせてもらおうと考えています。
RG(ローズゴールド)ケース:262万5000円(税込、予価)
PT(プラチナ)ケース:367万5000円(税込、予価)
なおモーザーに関しては、TOPリテーラーリポートと題して、BEST新宿、ISHIDA青山表参道の統括CEO、石田憲孝氏の商談風景も日を改めて取材してきています。石田氏も同作に魅了され、強気の発注をされておられたので、店頭で見られる日を楽しみにしています。
また、モーザーの魅力については、紙媒体では超富裕層向けの「PAVONE」(4月発売号)ほかでも紹介させて頂きます。
世界的な金融不安の渦中にあっても、今季のバーゼル・ワールド2010(SIHH2010も)は、モーザーも含めて魅力的な作品が数多く発表されました。メーカーの威信をかけてニューカマーを開発し、良心価格を提示するといった傾向が多々見られます。

カシオ計算機は、耐衝撃腕時計ことG-SHOCKの最上級シリーズMR-Gの特別仕様モデル「MRG-8100R」(50個限定)を発表。2010年7月に発売される予定。予価57万7.500円。赤のさし色にはルビーが使用されているとのこと。
G-SHOCKと音楽やアートなどとコラボレートして世界各地を回るワールドツアーは今年も開催地を拡大して続行されるという。また、レッドブル・エアレースチーム、F1との提携などもあり、今年もG-SHOCKから目が離せません。

世界一多忙を極める、超人気インダストリデザイナーのマーク・ニューソン。こうした氏がデザインする時計が「アイクポッド」。個人的にも大好きです。
そんな「アイクポッド」がバーゼル・ワールド2010のブースで展示したのが、ご覧のアワーグラス(1時間を計測する砂時計)。熟練職人が1個ずつ、吹いて作るという点もさることながら、本気で欲しいと思えるアイテムです。価格は200万円を超すと予想されます。なんたってマーク・ニューソンのアートですから。
極小のボールベアリングがサラサラと流れ落ちて舞い、さだらかな曲線を描きながら山を作る様子は見飽きることがありません。極上のアート・インテリアとしての価値は計り知れません。関心のない人からは絶句されるでしょうが、このような究極の無駄ともいえるようなものがきっと、大切なのではないでしょうか。
ところが「アイクポッド」の国内代理店であるアイクポッド・ジャパンが、メンテナンスなどの責任を果たしながらも休眠中であり、国内入荷を危ぶんでいたところにビッグニュースが。
アイクポッド・ジャパンを経営してきたノーブル・スタリングの葛西代表と昨夜、バーゼル市のイタリアンレストランで夕食をご一緒させて頂いていた最中に氏が突如、このアワーグラスの取り扱いを決断され、「アイクポッド」の代理店復活を口にしたのです。
ご本人は酔ってましたし、一夜明けて確認したのですが、やはり男に二言はないとのこと。条件面の摘めなど問題は諸々山積でしょうが、万難を排して「アイクポッド」の流通に取り組んで頂きたいと思いました。

2010年3月18日、世界時計博こと「バーゼル・ワールド2010」がスイス・バーゼル市で開幕しました。
初日の本日はパテック・フィリップ、H.モーザー、ブライトリング、シャネルを取材してきました。
パテック フィリップは「ノーチラス」などの人気シリーズのニューカラーほか充実。
H.モーザーからはムーブメントにムーンフェイズ機構を組み込み、そのムーンフェイズ(月の満ち欠け表示)が1000年に1日の誤差しかうまないという驚異的なニューモデルがお目見え。
ブライトリングは光沢あるブラックIPケース、ダイヤルの赤いさし色が精悍さを強調するクロノグラフ、スペックアップしてなおリーズナブルプライスを踏襲するダイバーズウォッチ・シリーズなど魅力的なアイテムが勢揃い。
取材のアポイントはスイス現地時間で明日19日ですが、ロレックスのブースには、大振りとなり精悍さを増した「エクスプローラーⅠ」、ベゼルだけでなくダイヤルもコーポレイテッドカラーのグリーンとなった「サブマリーナー」のニューモデルが展示され、各国のプレスが見入っています。

※写真はバーゼル市の市庁舎前からバーゼル・ワールド会場方向へ向かうトラム(チンチン電車)
一昨年、行きつけのダビドフブティック前あたりから撮影した記憶があります。
パテック・フィリップやロレックス、オメガ、マーヴィン、シャネル、ブルガリ、ハリー・ウィンストンほか最多でおよそ4.000ものウォッチメーカー、ジュエラーが年に一度、一堂に会してニューモデルを発表する世界時計博「バーゼル・ワールド」が2010年3月18日から、スイス・バーゼル市で催されます。
今年は初日に入り、最終日前日の同23日まで取材してきます。途中のオフ日に、ジュネーブに出たり、ミラノに向かうかも知れません。
宿泊先が今年は、ドイツの黒い森至近にあるバーデンとなる見込み。温泉やプールでくつろぐ欧米人たちを横目に、部屋で原稿を書き続けるわけです。スイスの会場から直線距離で11キロくらいですが、会場から宿泊先に戻るのに、スイスから歩いてドイツに入り、途中フランスに入ってまたドイツにという面白さです。イタリアにも近く、電車で行き来できてしまう立地です。
バーゼルには、ロンドンなどでは消滅してしまった感がある、パイプ用タバコを好みにあわせて調合してくれる店などもあり、ホワイトアスパラガスが旬なのでソーセージなどと地ビールの組み合わせの食事も楽しみです。
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