ラーメン王・石神秀幸によるラーメンナビ(写真付き!)
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新潟ラーメン
あまり知られていませんが新潟はラーメン店が多く、個人的には日本一ラーメンのレベルが高いエリアだと思っています。そうなった要因は、ラーメンの流行を発信する東京とアクセスが良いために、最先端の味を出す新店が次々と誕生するのと、昔からある老舗に現代でも古さを感じさせない実力店が多く、新旧拮抗して切磋琢磨している背景が挙げられます。
今回は新潟に古くから根付いているラーメンを紹介します。南北に広い土地を有する新潟は地域によって味の特徴が異なり、中でも代表的なのが“新潟四大ラーメン”です。
新潟市内に多いのが屋台発祥の“新潟流アッサリ醤油ラーメン”。鶏ガラや煮干しのダシにほんのりと醤油を効かせたスープで、麺は一分以内に茹であがる極細麺が主流。
現在は新潟市と合併した巻町で誕生したのが“巻町流割りスープ付き味噌ラーメン”。超が付くほど濃厚な味噌ラーメンで、ラーメンが入った丼とは別にもう一つ丼が出てきます。この丼にはカツオダシやガラスープなどが入っており、これで濃厚な味噌ラーメンを割って自分好みの濃さに調整して食べるという、全国にも類を見ない独特なスタイルです。
写真は“新潟流アッサリ醤油ラーメン”の名店「めん処 くら田」のラーメン(平麺:500円)。市場近くという立地のため朝7時から営業しており、まさに朝食にピッタリのアッサリ味なので、新潟を訪れた際は早起きして足を運んでみてはいかがでしょう。
次回は残る二つの“新潟四大ラーメン”を紹介します。お楽しみに。
めん処 くら田
新潟県新潟市本町通6番町1105
定休日なし
7:00〜15:30
今回は新潟に古くから根付いているラーメンを紹介します。南北に広い土地を有する新潟は地域によって味の特徴が異なり、中でも代表的なのが“新潟四大ラーメン”です。
新潟市内に多いのが屋台発祥の“新潟流アッサリ醤油ラーメン”。鶏ガラや煮干しのダシにほんのりと醤油を効かせたスープで、麺は一分以内に茹であがる極細麺が主流。
現在は新潟市と合併した巻町で誕生したのが“巻町流割りスープ付き味噌ラーメン”。超が付くほど濃厚な味噌ラーメンで、ラーメンが入った丼とは別にもう一つ丼が出てきます。この丼にはカツオダシやガラスープなどが入っており、これで濃厚な味噌ラーメンを割って自分好みの濃さに調整して食べるという、全国にも類を見ない独特なスタイルです。
写真は“新潟流アッサリ醤油ラーメン”の名店「めん処 くら田」のラーメン(平麺:500円)。市場近くという立地のため朝7時から営業しており、まさに朝食にピッタリのアッサリ味なので、新潟を訪れた際は早起きして足を運んでみてはいかがでしょう。
次回は残る二つの“新潟四大ラーメン”を紹介します。お楽しみに。
めん処 くら田
新潟県新潟市本町通6番町1105
定休日なし
7:00〜15:30
#
by ism-ramen
| 2006-02-25 22:21
沖縄そば
沖縄そばというとコッテリ、ギトギト等のイメージを浮かべる人が多いようですが、実は沖縄そばはラーメンと非常に似ており、しかもかなりアッサリしています。
どの辺がラーメンと似ているかというと、まずスープの材料は豚肉、豚骨、カツオ節を主体にしている店が多く、ラーメンと共通しており、具に豚の三枚肉や「ソーキ」という豚のアバラ肉を乗せる点もラーメンのチャーシューと似ています。また、麺は昔はガジュマルの灰を水に浸し、強アルカリ性になった上澄み汁を練り水にしていましたが、現在ではカン水を使う店が多く、この点もラーメンと一緒です。
逆にラーメンと違うのは、大抵の店では麺をあらかじめ茹でて油をまぶしておき、調理の際は軽く湯通しするだけで済むようにしている点、ラーメンのようにダシとタレを調理の際に合わせるのではなく、あらかじめダシに塩や醤油で味付けしておく点、先に書いたとおり本来はカン水でなくガジュマルの灰水を練り水にしていた点などが挙げられます。沖縄本島と石垣島、宮古島など島によって特徴も異なるので、これから暖かくなって沖縄を訪れた際は、食べ歩きをしてみてはいかがでしょう。
写真は今年創業100年を迎える「きしもと食堂」で、こちらではガジュマル、イジュ、センダン等の灰水を麺の練り水に使った昔ながらの沖縄そばが食べられます。
きしもと食堂
沖縄県国頭郡本部町渡久地5
0980-47-2887
定休日:水曜日
11:00~17:00(売り切れ次第終了)
どの辺がラーメンと似ているかというと、まずスープの材料は豚肉、豚骨、カツオ節を主体にしている店が多く、ラーメンと共通しており、具に豚の三枚肉や「ソーキ」という豚のアバラ肉を乗せる点もラーメンのチャーシューと似ています。また、麺は昔はガジュマルの灰を水に浸し、強アルカリ性になった上澄み汁を練り水にしていましたが、現在ではカン水を使う店が多く、この点もラーメンと一緒です。
逆にラーメンと違うのは、大抵の店では麺をあらかじめ茹でて油をまぶしておき、調理の際は軽く湯通しするだけで済むようにしている点、ラーメンのようにダシとタレを調理の際に合わせるのではなく、あらかじめダシに塩や醤油で味付けしておく点、先に書いたとおり本来はカン水でなくガジュマルの灰水を練り水にしていた点などが挙げられます。沖縄本島と石垣島、宮古島など島によって特徴も異なるので、これから暖かくなって沖縄を訪れた際は、食べ歩きをしてみてはいかがでしょう。
写真は今年創業100年を迎える「きしもと食堂」で、こちらではガジュマル、イジュ、センダン等の灰水を麺の練り水に使った昔ながらの沖縄そばが食べられます。
きしもと食堂
沖縄県国頭郡本部町渡久地5
0980-47-2887
定休日:水曜日
11:00~17:00(売り切れ次第終了)
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by ism-ramen
| 2006-02-20 14:52