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i, like a 911 -三菱iが来そうな予感その1-
■三菱iは既に一度エントリーを書いていますが、改めてもう一度取り上げたいと思います。
■今日、たまたま三菱から広報車を借りて乗ってみました。夕方までは2WD仕様に乗り、夕方からは4WD仕様に乗り換えて試乗しました。

■あえてポルシェ911と絡めて写真を撮った理由は、誤解を恐れずにいうと、iが911と同じような走行感覚を持っていることを表現したかったから。事実走らせるとリアミッドシップというエンジン搭載レイアウトは、あまたある軽自動車の走りを極めて凡庸に思わせるだけの感覚を伝えます。
■特に強烈に印象に残るのがステアリング・フィールとブレーキ・フィール。この2点だけを見ると、RR(リアエンジン・リアドライブ)のポルシェ911にかなり近い感覚があるんです。
■街角を曲がるためにステアリングを操作すると、ライバルの軽自動車の多くが採用するFF(フロントエンジン・フロントドライブ)では絶対に味わえない、実に軽快な操作感が味わえます。リアミッドシップというエンジン搭載レイアウトをとるだけに、iは前輪に駆動がかからない。このため前輪の役目は操舵のみに使われるわけで、これが実に軽快で滑らかなステアリングの操作感につながるわけです。そしてこの点は図らずもポルシェ911と同じだったりします。
■さらにブレーキ。iも911も重いエンジンを車体後方に搭載するだけに、ブレーキング時に通常のフロントエンジンのクルマのような過大なノーズダイブ(=前のめり)が起こらない。この点で共通。またこの時、車体全体が沈み込むように実に気持ちよくグッと沈み込む感覚も同じです。
■リアミッドシップというエンジン搭載レイアウトは、走りにおいて非常に濃い味を持ちます。他の軽自動車は様々なメリットからFFを採用するわけですが、やはりそうした事実は走りにおいて、平凡の域を抜け出ることができないのが実際です。
■もちろん自動車は生活の道具という側面を持っています。だから多くの軽自動車はFFを採用します。しかし自動車は本当に生活の道具というだけの存在であって良いのでしょうか? 百万円からの出費をし、自身の好みを反映できる乗り物なのに、不思議と走りについては皆「どれも同じ」という思いをもっていませんか? でも実際は大きく違うんです。
■走りを味わう…というのは、自動車に残された最も崇高な部分だと僕は思います。A地点からB地点までの移動を、単なる運転で終わらせるか、走りを味わうための時間ととらえるか、この意識の差は相当違うように思えます。
■もっともそこまで考えずとも、iは乗って走らせると単純に、今までと何かが違う…と感じるはず。
■年に数百台のクルマを試乗する僕が乗ってみて、相当に他とは違う…と感じるということは、iの走りにはやはり強烈な個性があるということでしょう。
■そんなわけで、僕の同業の人たちも、iの走りを高く評価しています。事実iと比べると走りを高く評価できる軽自動車は皆無。その意味ではクルマ好きにとって、iは興味深い対象としてかなり来そうな予感がするわけです。
■というわけで今日はここまで。後半では、走りではない部分における「iが来そうな予感」をアップしようと思います。

■今日、たまたま三菱から広報車を借りて乗ってみました。夕方までは2WD仕様に乗り、夕方からは4WD仕様に乗り換えて試乗しました。

■あえてポルシェ911と絡めて写真を撮った理由は、誤解を恐れずにいうと、iが911と同じような走行感覚を持っていることを表現したかったから。事実走らせるとリアミッドシップというエンジン搭載レイアウトは、あまたある軽自動車の走りを極めて凡庸に思わせるだけの感覚を伝えます。
■特に強烈に印象に残るのがステアリング・フィールとブレーキ・フィール。この2点だけを見ると、RR(リアエンジン・リアドライブ)のポルシェ911にかなり近い感覚があるんです。
■街角を曲がるためにステアリングを操作すると、ライバルの軽自動車の多くが採用するFF(フロントエンジン・フロントドライブ)では絶対に味わえない、実に軽快な操作感が味わえます。リアミッドシップというエンジン搭載レイアウトをとるだけに、iは前輪に駆動がかからない。このため前輪の役目は操舵のみに使われるわけで、これが実に軽快で滑らかなステアリングの操作感につながるわけです。そしてこの点は図らずもポルシェ911と同じだったりします。
■さらにブレーキ。iも911も重いエンジンを車体後方に搭載するだけに、ブレーキング時に通常のフロントエンジンのクルマのような過大なノーズダイブ(=前のめり)が起こらない。この点で共通。またこの時、車体全体が沈み込むように実に気持ちよくグッと沈み込む感覚も同じです。
■リアミッドシップというエンジン搭載レイアウトは、走りにおいて非常に濃い味を持ちます。他の軽自動車は様々なメリットからFFを採用するわけですが、やはりそうした事実は走りにおいて、平凡の域を抜け出ることができないのが実際です。
■もちろん自動車は生活の道具という側面を持っています。だから多くの軽自動車はFFを採用します。しかし自動車は本当に生活の道具というだけの存在であって良いのでしょうか? 百万円からの出費をし、自身の好みを反映できる乗り物なのに、不思議と走りについては皆「どれも同じ」という思いをもっていませんか? でも実際は大きく違うんです。
■走りを味わう…というのは、自動車に残された最も崇高な部分だと僕は思います。A地点からB地点までの移動を、単なる運転で終わらせるか、走りを味わうための時間ととらえるか、この意識の差は相当違うように思えます。
■もっともそこまで考えずとも、iは乗って走らせると単純に、今までと何かが違う…と感じるはず。
■年に数百台のクルマを試乗する僕が乗ってみて、相当に他とは違う…と感じるということは、iの走りにはやはり強烈な個性があるということでしょう。
■そんなわけで、僕の同業の人たちも、iの走りを高く評価しています。事実iと比べると走りを高く評価できる軽自動車は皆無。その意味ではクルマ好きにとって、iは興味深い対象としてかなり来そうな予感がするわけです。
■というわけで今日はここまで。後半では、走りではない部分における「iが来そうな予感」をアップしようと思います。
三菱i スマート(?)な軽

※写真は東京モーターショー時のもの
1月24日に発表されたばかりの三菱iは、エンジンを車両後方に搭載するリアミッドシップ・レイアウトを採用するのが最大の特徴だ。
三菱は以前、ダイムラー・クライスラーと提携しており、同グループ内のスマートとも大いに関係があった。スマートはエンジンを車両後方に搭載するレイアウトを採用していた。
が、三菱いわくこのiの成り立ちに関して、「スマートとは関係がない」とのこと。ただこのiに搭載される660cc3気筒エンジンは、今後スマートに供給されるという。
つまりiのコンセプトは既にスマートが実現していたものだから新しいわけではない。が、日本ではこうしたエンジン・レイアウトを採用するクルマがないゆえ、コンセプトとしては珍しいわけだ。
リアミッドシップ・レイアウトの利点は、主に室内スペースに割り当てられている。前方にエンジンがないため、室内空間が広く取れるわけだ。ただエンジンが後ろとなる分、荷室の床は他車と比べて高めとなっている。

ミッドシップ・レイアウトは主に、スポーツカーに多く採用される。車両構成メカニズムの中で最も重いエンジンを車両中央に配置することで運動性能を高めるという理屈だ。ただ同時に車両の運動性能は挙がるのだが、運動特性はシビアになる傾向にある。
が、iの場合はその点を考慮して、徹底した安定志向の走りを築き上げている。また走りにおいては独特の感覚も少し感じる。通常のFF(フロント・エンジン/フロント・ドライブ)車に比べると、コーナリング中の一体感が高い、微妙に。そして軽快な感覚がある。
とはいえご覧のように走りを強く訴求するクルマではない。むしろリアミッドシップ・レイアウトは、そのユニークなスタイリングに表れている。他とは異なる成り立ちゆえに、スタイリングはとても個性的。そして何よりイマドキ感があっていい。
●manabu's eye●リアミッドシップ・レイアウトの恩恵は、実はユニークなスタイリングに表れている。ライバルは似たような箱型ばかりだが、iはしっかりとオリジナリティを訴求している。
【SPEC】 -三菱i-
全長×全幅×全高:3395×1475×1600mm
ホイールベース:2550mm
車両重量:900kg
エンジン:直列3気筒DOHCターボ
排気量:659cc
最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:9.6kgm/3000rpm
トランスミッション:4速AT
車両価格:128.1-161.7万円(税込)
お問い合わせ:三菱自動車
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