ツアースケジュール
葉加瀬太郎
20th Anniversary Tour
「EMOTIONISM」
リリース情報
NEW album「EMOTIONISM」
NEW album
「EMOTIONISM」

数量限定盤(CD+DVD)
HUCD-10078/B ¥3,900(税込)

通常版(CD)
HUCD-10079 ¥3,150(税込)
1990年KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビューしてから、今年でデビュー20周年を迎える葉加瀬太郎。彼の音楽を愛する原点でもある「子供心」や「夢」をキーワードに新作のオリジナル作品11曲と生誕200周年を迎えるショパン&シューマンの曲を含む全14曲を収録。
グレードの高い良質な大人向けの音楽をセレクトし、着うた(R)や着うたフル(R)として配信。また葉加瀬太郎本人が各地からお届けするビデオブログや、ジャケット写真やアーティスト写真を使った待受画像、コンサートで好評を博している身近にある生活音をバイオリンで表現する着バイオリンなどご本人の魅力が存分に詰まったオリジナル独占コンテンツも!今すぐアクセス!!
おことわり

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微妙な移動
山梨県立県民文化ホール

・Mgr 菊池

ツアーの行程の中で何度か出てくる「微妙な移動」。
この山梨がまさに「ソレ」です。

普段、ツアーの移動で頻繁に使われるのは、新幹線なら東京駅、品川駅、
飛行機なら当然、羽田空港となるわけです。
日頃、使い慣れた駅や空港なら葉加瀬と合流した後、多少道が混んでいても
抜け道が何本も思い浮かぶワケです。

品川より東京駅は混むとか、羽田から北陸に向かう便は搭乗口が異常に遠い
とか、予想外に早く着いたらあのエリアでゆっくりお弁当買ってとか、あっち
の入り口から入って本屋によってとか何気にシミュレーション出来るワケです。
ところが、
山梨の場合、「あずさ」とか「かいじ」とか新宿なワケです。
それも今日は祝日ですから「紅葉狩り」と称した団体さんがイッパイいる
と予想されるワケで、団体が団体でいるのです。
二人掛けの椅子の向きを替えて四人掛けのボックスシートにして梨とか果物
ナイフ持ち込んで剥いてる群れの中では「あらぁ!葉加瀬さぁ〜ん」と弄ら
れ放題な「紅葉狩り」ならぬ「葉加瀬狩り」な姿が容易に想像出来ます。

ましてや、
ナゼか新宿には縁がないというか、、、
普段、葉加瀬と一緒にいて新宿で仕事と言うのは滅多に有りません。
不思議なくらい新宿には縁がなく、記憶が正しければ昨年の「笑っていいとも」
以来、新宿には行っていない気がします。

普段行き馴れていない新宿なので、余裕をもって早めに出発して、、、、
でも、早すぎると団体の団体に巻きこまれるし、逃げ場所も思いつかないし、
終演後もコンサート会場恒例の握手会の後、最終電車を気にしてバタバタするし、
実際、
今回の山梨の公演に関しては
「新宿11:00→あずさ13号→12:31甲府」で山梨に向かい、帰りの便は、、、
「甲府21:09→スーパーあずさ36号→22:36新宿」
と、
翌日「甲府11:29→特急かいじ108号→13:09新宿」のダブルスタンバイでした。
当然、宿泊もギリギリのタイミングで判断するのを前提にダブルスタンバっている
ワケです。

ツアーマネージャー北澤君や各地のプロモーターさん、ご苦労様です。

結局は前日まで迷いに迷って東京から車で行く事にしたのですが、ついこの間
までの「高速1,000円大渋滞」のトラウマが有ったので、、、
案の定、
帰りの高速は若干の渋滞に巻きこまれ「電車の方が良かったんじゃないのぉ」
なんて、葉加瀬に言われましたが。

意外と断りづらい、知らない人の「ほら、剥きたての梨どーぞぉ!」よりは、、、
by ex_hakasetaro | 2010-09-23 23:59 | Manager
思いがけない贈り物
倉敷市民会館

・Mgr 菊池

今年から楽屋の様子が様変わりです。
葉加瀬のデビュー20周年を祝って、ツアーの舞台美術を担当するシミズオクトさんが
幹事となり「楽屋暖簾」を贈ってくれました。

ステージのセットデザインや美術小物をセレクトする渡部さんが図案をデザインし、
営業の山岡さんが手配&発注を行い、まさにステージセットが創られてゆくのと同じ
ように色味や図案が何度も手直しされ、葉加瀬には秘密の「本気モード」のもう一つ
のプロジェクトが進んでいました。

この渡部さんと山岡さんは女性の最強コンビで、葉加瀬やステージプロデューサーの
岡崎さんが限界まで膨らましたアイディアを具現化し、渡部さんがデザイン画に興し
図面を作ります。その後、実際の強度や運搬や建て込みの利便性、そして何よりも
重要な「予算」の検証を山岡さんが行い、再度渡部さんがブラッシュアップします。
当然、
葉加瀬やステージプロデューサー岡崎さんは、その途中経過にも数多くの無理難題を
付け加えます。さらには、現場で実際に組み上げる大道具のスタッフや舞台監督から
も安全性に対してのリクエストも山のように浴びせられるワケです。

葉加瀬の想い、岡崎さんのイメージ、舞台監督が求める利便性と安全性、そして、
トラックに積みきる為の構造とサイズ。
ツアーに関わる大勢の気持ちと現実を一手に引き受けて、同じセクションの中で鬩ぎ
合う感じは、特殊な大人の関係が垣間見えるワケです。

昨年のデザイン画をオマケにどうぞ。






























ところで、この「楽屋暖簾」良く演劇や演歌の大御所な楽屋でお見受けして、
たいそう仰々しいかんじねぇ〜。なんて思ってましたが、、、
意外や意外、便利なんです。

ドアは開いているわけですから、中のようすは何となく解るワケで、、、
締め切った伺い知れない冷たい感じを醸し出し事は無いのです。
また何よりも、楽器を持ったままの出入りが多い葉加瀬楽屋、コレほど便利な
感じはありません。
ふだんの楽屋廊下は小学校の廊下なみに「走ると怒られる」のです。
どんなに急いでいてもステージでトラブルが起こっても「走ってはいけない」
のです。
出会い頭で楽器を持っている葉加瀬や楽器のスタッフとぶつかった事を考えると
全身に寒気が走ります。

廊下から楽屋の様子が解ると言う事は逆に、楽屋からも廊下の様子が解るわけで
コレが思った以上に便利なんです。ナンか安心なんです。
思いがけず、たまらなく便利な贈り物を頂きました。

で、
ステージプロデューサーの岡崎さん、この「楽屋暖簾」に触発されたのか、、、
「俺は20周年のお祝いに旗を贈る!」と言い出しているとかいないとか。
ツアーの途中から岡崎さんのポケットマネーによる演出が登場するかも?
by ex_hakasetaro | 2010-09-20 23:59 | Manager
奇跡の大逆転
アクトシティ浜松

・Mgr 菊池

初日にも書き込みましたが、今年のコンサート恒例のスペシャル・コーナー、
「ユア街ソングつくりまSHOW!!」は『秀逸』の一言に尽きると言っても過言
では無いでしょう。

いったい、いつから?なのか、そして、ナゼ?なのか、定かでは無いのですが、
葉加瀬コンサートでは「コーナー」と呼ばれるアトラクションが必ず有ります。
それも、1アイテムではなく2つも3つも有るのです。
過去には、訪れた街にビデオカメラを持ち出して地元の人達との交流を収めた
映像を紹介する「ふれあい散歩道」や、作曲家ブラームスの楽曲を解説するだ
けではなく、生い立ちや恋愛観までも紹介しつつ、抽選箱でその日の演奏曲を
選ぶ「ブラームス講座」、お客さんをステージに上げてルーレットで演奏曲を
その場で選んで貰う「葉加瀬セレクション」、ピアノのマチェック・ヤナスが
日本語勉強の成果を披露する為に習字作品を披露する「今日のお言葉」、「ふ
れあい散歩道」の映像の力に頼らず、話で盛り上げる事に特化させた画像スラ
イドショーの「巡業日記」と、ある意味演奏よりもハードルの高いトークコー
ナーが「ウリ」になっています。
最近では葉加瀬の「こんなコーナー作ってみました!」の一言が盛り上がるきっ
かけになってるほどです。

いつもは、ツアーのリハーサルも佳境となって皆が「いっぱいイッパイ」に
なり始めた頃を見計らったかのように葉加瀬が無茶な事を言い始めて来るワケ
ですが、、、今年は、とても早い段階から葉加瀬の中で完成度の高い状態で
見えていたようです。

ツアーが始まったステージ上では、パネルや黒板が用意されているので、葉加瀬
の面白可笑しい説明で彼がやろうとしている事が具体的に理解出来るのですが、、、

僕等はリハーサルスタジオのロビーで葉加瀬が殴り書いたペラ紙1枚見せられて、
「まず、このタイトル看板が有って!」
、、、、、? 皆がポカンと口を開いて頭の上にハテナマークが3個づつ浮かんで
いるトコロからスタートでした。

それが、「ユア街ソングつくりまSHOW!!」、このツアー連動ホームページの看板
連動コーナーにまでなるとは誰も予想していなかったワケです。

順次、アップロードして各地の「ユア街ソング」を聞けるようにします。
モバイルサイトでは、ツアースケジュールが折り返す頃から「着メロ」としての
配信も予定しています。

葉加瀬本人曰く、ピアノソロ演奏や唄う日が有っても良いんぢゃない?
早速、今夜、人前で初めて披露されるピアノ独奏となりました。

喰ってばかりのお笑いコーナーを卒業した、音楽的で且つアカデミックな新コー
ナーの誕生です。
by ex_hakasetaro | 2010-09-18 23:59 | Manager
初日!
伊賀市文化会館

・Mgr 菊池

今年のツアーも始まりました!!
ツアー初日と言えば、東京近郊から始まるのがここ数年の常でしたが、、、、

初日からツアームード全開の伊賀初日です。
意外と遠かったです。 いが だけに。

今年のツアーは、デビュー20周年に相応しいコンサートです。
自信を持ってオススメ出来ます。

葉加瀬のコンサートでは恒例の「スペシャル・コーナー!!」
昨年は、喰って喰って喰いまくった「巡業日記」とマチェックの「今日のお言葉」
一昨年は「ブラームス講座」と「リクエスト・ルーレット」等々どちらかと言えば
「お遊び色の強い」企画枠でしたが、、、
今年は『抜群にすばらしい』の一言です。

前半では、このHPでも公開している「ユア街ソングつくりまSHOW!!」。
後半には、更にステキなコーナーも。

コンサートの流れを引き締めてくれる「音楽的な」2つの企画が用意されています。
9月29日リリースのニューアルバムから新曲を沢山演奏したうえに、たのしく
素晴らしいコーナーまで有る、お得感満載のコンサート。
各地の公演を楽しみにしていて下さい。
by ex_hakasetaro | 2010-09-17 00:01 | Manager
EMOTIONISM
・Mgr 菊池

今年もいよいよ全国ツアーが始まります。
20th Anniversary Tour "EMOTIONISM" 当然、恒例のツアー連動ページも
スタートします。

3年目になるツアー連動ページも、若干のヴァージョンアップを目論んで様々
な情報ページや葉加瀬やHPスタッフに感想を届けられるページを設けたり
しています。

毎年思うのですが、自分で自分の首を絞めている気がしてなりません。

昨年は公演用の「巡業日記」編集やツアー連動ページ用の「巡業日記再編集」
を強行スケジュールの中で行い、忙しさにかまけてブログの更新が滞ってま
したが、、、、、、、
はい、解っています。 皆まで言わずとも自覚していますぅ−。

「僕だけ去年のツアーが終わっていません」
12月3日以降の残り15公演分も更新します! したいです。 すると思い
ます。 出来ると良いですね、、、

弱気な事を言わず、がんばります。あせてお楽しみに、、、 です。
by ex_hakasetaro | 2010-09-15 00:04 | Manager
派手部分担当
・Mgr 菊池

彼は照明スタッフの「中村君」
ムービングライトのオペレーターです。
去年のツアーまで数年にわたりレギュラースタッフだった「須貝君」に代わり葉加瀬チームに加わったニューフェイスです。

「須貝君」と言えば、移動日に¥200しか持ってなくて翌日「葉加瀬主催の焼き肉パーティ」を開かせた(2008.10.12の書込み参照)大物です。
葉加瀬チームに、どっぷりハマリ良い味を出していた「いぢられキャラ」の「須貝君」に代わっての登場ですから、精神的にもマエノメリに貢献して頂きたいと期待してます。

彼の担当するムービングライトオペレーターと言うのは、解りやすく簡単に言えば、ステージ上で動いたり点滅したり向きが変わったりする照明機材を操作するヒトで、つまり♪情熱大陸♪に代表されるような「派手」な部分は彼によって造り出されます。

最新鋭の照明機材はコンピュータ制御でコントロールされていて、ワンシーンづつ操作卓にデータとして記録されています。
基本的には曲に合わせて、シーンの切り替わり目で「enter Key」を押して行きます。
話で聞けば簡単に聞こえますが、、、、かなりビビる作業です。
ボタンを押して実際に動き始めるまでに若干のタイムラグが有りますが、相手は機械なので融通がききません。それを見越して微妙に早く「叩く」ワケです。
ビビッて指先が震え、1個先のシーンを呼び出してしまうコトも若いスタッフには有るようです。また、操作卓に入力済みのデータがワンシーン分だけ壊れていて、「enter Key」を押した瞬間にムービングライトが消えてしまうなんてコトが極稀に有ります。
今年の葉加瀬ツアーでも1回有りましたねぇ、、、、

彼らの凄いトコロは、極限の集中力を求められるオペレーターで有ると同時に、優秀なエンジニアでも有ると言うトコロです。
写真のように機材のメンテナンスも自分で行います。
ヴァイオリン・ソロの瞬間に後方に有る6台のムービングライトの明かりが葉加瀬に集まる!!
6台の動きに個体差が有ってはいけないワケです。
シルク・ド・ソレイユやセリーヌ・ディオンのように常設の会館でコンサートを行うのではなく、毎日撤去してトラックで運び設置して使いまくって!! ツアークルーの身体以上に機材は酷使されています。運搬中の振動でネジが揺るんでしまうなんて事は日常的におこっています。
機材を直し調整しベストな状態に保つこともツアークルーの役目です。

昔、日本にムービングライトが登場したばかりの頃、光を遮るアルミ製のシャッターが焼き切れてしまい、換えのパーツが無かった時に「烏龍茶」の缶を切って叩いて作ってしまったマクガイバーみたいなスタッフも普通にいたりします。 ツアースタッフはホント凄いです。

さて、「中村君」が操作する最新鋭のコンピュータ制御な照明機材。
ワンシーン、ワンシーンを造り上げ、会場に合わせて動く距離や速さを微調整して記録して行く操作卓も最新鋭なはずなのですが、、、、、
何故かバックアップを録るメディアが「フロッピーディスク」なんです。
「FD2HD 1.4MB」 ってヤツです。
今どきのデジタルカメラで撮った写真でさえ1枚3MB位あるでしょ?
どうも、釈然としません。 「フロッピーディスク」探すのも大変でしょ?

最新鋭なんですよねぇ?
by ex_hakasetaro | 2009-12-02 22:19 | Manager
不勉強でした
・Mgr 菊池

大宮 これほどまでに強烈な思い出が残る街は無いかもしれません。
厳密に言えば、結果的には「与野」なんですが、事の始まりは「大宮」です。

それは忘れもしない2007年6月23日、全国ツアー「Re;」の真っ最中の出来事です。
この日23日は「茨城県結城市」での公演、翌日24日は「新潟県上越市」での公演でした、レギュラーの移動行程は「結城の公演終了後」に「なすの284号 22:56着」で東京に戻り解散、翌日「11:12発とき319号」で「上越文化会館」に向かうと言う行程でした。
半日かけて北関東から上越にV字移動をするのはどうにも納得出来ず「どこか途中に泊まろう」と言うことになりました。
メンバーは「家に帰った方が結果的にラクだろ?」と誰もノって来ず、結局は葉加瀬と僕とトレーナーの西村さんの代打でこの期間を同行していた中村君の「3人」で「大宮に泊まろう!」と言うことになりました。

ところが、、、
何故か「大宮」でホテルの予約が取れません。
決して " あのホテルがこうだ " とか " このホテルはどうだ " とワガママ言ってるワケではなく、いくら電話しても片っ端から「満室です」のオンパレードです。
日頃お付き合いのある旅行代理店のルートを使っても答えは変わらず「満室です」の繰り返し、、、
大宮駅から1Km離れ、2Km離れ、3Km離れ、、、、、
やっとの思いで見つけたのが「与野第一ホテル」でした。
深夜にタクシーで飛ばして15分、以前書き込んだ「カヴァーネーム」や「ナイトマネージャー」なんて単語はまるで通じない「行動派のビジネスマンのため」のホテルです。

ホテルに着いて驚いたのは!! お世辞にも広いとは言えないロビーが「おばちゃん」で溢れかえっていました。夜中の12時前です。ごったがえすと言った感じです。
さらに驚いたのは「おばちゃん」達がウチワや横断幕や旗を握りしめているのです。
観たコトのない「しゅっ」っとした青年の写真とキラキラしたモールがイッパイいっぱい貼られた、とにかく派手なモノを握りしめているのです。

不勉強でした。スミマセン!!

僕等が知らなかった青年は、「リュウ・シオン」。
泣く子も黙る韓流スターのジャパンツアーRyu Siwon 2007 Live "With You"のツアーファイナル公演が23日&24日にさいたまスーパーアリーナで行われていたそうで、、、、
日本全国から大宮に彼のファンが大移動していたと言うことです。

ホテルのフロントで教えて貰った歩いて5分の焼鳥屋で「30分だけなら飲ませるよ」と言われ、、、
「コレは終わった」「ソレは売り切れ」「今日は無いんだ」、、、、、、
『すいません、有るヤツ全部焼いてくれますか?』
葉加瀬と中村君と3人で飲んだ焼酎が未だに忘れられません。

東京に帰れば良かったです。

by ex_hakasetaro | 2009-11-29 23:28 | Manager
敏腕プロデューサー
・Mgr 菊池
前回、「関東近郊の公演が続くパターンが実は一番辛い」と書き込みましたが、、、
ウソでした。
今年のツアーの行程が「普通にとっても辛い」です。

今年は幾つもの絡み合った事情があり10月スタートの3ヶ月のツアーとなりました。
ここ数年は時期の違いは有っても、毎年4ヶ月かけて40公演前後の全国ツアーと言うのが通例でした。
去年の11月末から2009年の年間プランをFIXさせ始め、年明け早々の1月17日に「全国ツアーは3ヶ月間の30公演」と決定したはずでした。

通常、コンサートのスケジュールは18ヶ月から12ヶ月前に各地のプロモーターがそれぞれの会館で行われる「抽選会」に参加してキープしておきます。
また、葉加瀬のようの毎年コンスタントにツアーを行うアーティストの場合「既得権」と言うワケでは有りませんが「この月の第一土曜は葉加瀬さん」と、会館が空けて待ってくれてたりもします。
逆に予約する際に「プロモーターのキープ」ではなくアーティスト名と内容を明らかにしなければならない「キャンセル出来ない会館」も有ります。

これら全国の情報を集め、会館が空けて待ってくれている「土曜日」を「日曜日」に変える交渉をしたり、無理と無駄のない移動行程を踏まえ、全国のプロモーターをコントロールしつつツアースケジュールを組み上げるのが「コンサート制作会社」の一番始めのお仕事です。
この後、
チケット券売のプラン立てや制作費の管理、様々な手配や折衝、それこそ気が遠くなる程のプロセスが待ちかまえていますが、なによりも「スケジュール組み」が肝心要な仕事です。

葉加瀬ツアーの「コンサート制作」は「オン・ザ・ライン」と言う会社が行っています。 この「オン・ザ・ライン」、公正取引委員会から独占禁止法に抵触すると勧告を受けてもおかしくない位に、様々なジャンルのありとあらゆるコンサートを片っ端から企画制作しています。
J-POPのアーティストを思いつくままに5組挙げると2組は「オン・ザ・ライン」が制作してます。10組挙げれば6組のアーティストに何らかのカタチで拘わっています。
とにかく、コンサートの仕事をしていて「オン・ザ・ライン」を知らない人はアウトです。
野球をやっていて長嶋茂雄を知らないようなモンです。

日本のどこかで「オン・ザ・ライン」が絡んだコンサートが毎日必ず行われています。
と、言うことはつまり、、、、
こっそり内緒でキープしている会館のスケジュールを持っていたり、Fさん用に押さえていた会館をAさんに渡してAさんが押さえていた会館を葉加瀬で使ったり!と、効率的なツアースケジュールを組み上げる無限のウラワザを隠し持っているワケです。
もっとネタバラシをすると、野外イヴェントやアリーナクラスの公演翌日に別なアーティストの公演を行い基礎舞台や音響機材をそれぞれがシェアするというハナレワザも可能なワケです。
当然、
音楽性や企画が「かぶらない」アーティストやコンサートでなければいけないワケで、でも、バンドの編成や根本的なサウンド感が近くなければ音響機材までシェアする事は不可能なワケで、ソレが可能な様々なパターンでシェア出来る程のシェアを誇る「オン・ザ・ライン」なのです。

その「オン・ザ・ラインの根津さん」が組んだ今年のツアースケジュールを昨年末にチラッと見ました。
年が明けの1月17日に葉加瀬本人も交え「根津さん」と確認の打合せもしました。
3ヶ月で30本のツアーでFIXしたはずでした。
ツアープロデューサーがアーティスト本人と書面を見つつ皆で決定したスケジュールでした。

移動行程に無理のない今後の葉加瀬の展開を見据えた美しいスケジュールが並んだ書類でした。

ところが、、、、
サービス精神旺盛な葉加瀬は「あの街に行けないのは残念だね」とか「この街での公演はやり続けよう」とか、、、、「多少、移動が辛くても頑張るよ!!」とまで仰ったワケです。
それに答えて「根津さん」は、、、
「もう少し調整します」とか「ココは行けますね」とか、、、、、
前向きモードのスイッチがON!したワケです。

「スタートまで一年を切っての調整はムリが有るだろう。数本公演が増えるんだろうなぁ」ナンて思っていたら、期間はそのまま変わらずに11公演も増えたワケです。
「敏腕」なのにも程が有るだろう!! と、言うのが率直な感想で、、、

結果今週は、「大阪」→「埼玉」→「神戸」→「大宮」→「福岡」と西日本を行ったり来たりの大騒ぎです。
葉加瀬も僕もそれぞれに結構長い間コンサートの仕事をしてますが、此程までの強行スケジュールは聞いたことさえ有りません。
限界を通り越して「抜け殻」が日本中を漂っている感じです。

でも、しかし、
コンサートが始まり、一曲目のイントロが流れ、客席に拍手の音が溢れると、、、
背筋にビッシッ!とチカラが入りカラダの中が熱くなるのを毎公演の度に感じます。
本当にコンサートは恐ろしいくらい楽しいモノです。

ツアープロデューサーが「敏腕」でホント感謝です。
by ex_hakasetaro | 2009-11-28 22:57 | Manager
カヴァーネーム
・Mgr 菊池

越谷での公演です。
ツアー中、意外と大変なのが関東近郊での公演です。
関東近郊の公演は基本的に「現地集合」の「現地解散」なワケで、、、
ツアーマネージャーが手配してくれる移動と宿泊へシステマチックに乗っかる流れではなく、原則的に「自力」です。
この関東近郊の公演が続くパターンが実は一番辛いツアーのパターンなのです。

会館まで「ドア トゥ ドア」で2時間以上かかる事も良く有るコトですし、都内に戻れるとなればチョッとムリして会社に戻ってデスクワークしてみたり、家に帰って洗濯してみたり、、、、、
2週間、旅に出っぱなしな方が体力的には、よっぽどラクだったりします。
ホテルに宿泊!! と言う理由で、いろんなコトを諦めて「寝る」しかないってコトも良く有るワケです。

さて、今回は、
「ホテルに宿泊」というキーワードで「ツアーにまつわる」小ネタです。

携帯電話が普及したおかげで最近は若干緩やかになりましたが、ツアー特有の「ルール」と言うか「取り決め」と言うか、ツアー運営のノウハウとして実に面白い「宿泊ワザ」が有ります。
こんなコト書き込んで良いのか?と、思いつつなのですが、、、、、まぁいいか!

「カヴァーネーム」と言うワザです。
基本的には「騒ぎに巻き込まれたくない」とか「他の宿泊客に迷惑をかけない」と言う心遣いからなのですが、、、、
数年前までは、アーティストやミュージシャンが「本名」や「芸名」で宿泊予約することは滅多になく宿泊用の名前「カヴァーネーム」での予約が常識でした。
一人で幾つかの「カヴァーネーム」を使い分け、さらに「一行団体名」も幾つも用意します。
「一行団体名」は、例えば「柏木工務店御一行様」とか「西嶋製作所御一行様」とか「居酒屋太郎御一行様」等々、何パターンも用意し、ツアー前には一覧表が作られて関係各位、会社や家族に配布されます。

何故こんな面倒なコトをするかと言うと、、、、
基本的に宿泊先のホテルへの外線電話はシャットアウトします。
とは言え、携帯電話が普及する数年前までは、連絡取るのは電話が命なワケですから「カヴァーネーム」と「一行団体名」が「合い言葉」の役割を果たしてくれます。

超人気のバンドが宿泊したホテルに、熱狂的なファンが清掃係のバイトとして入り込んで、、、、、ナンてウソのようなホントの話も有ったりするのです。
ホテルの従業員に「そのような方は宿泊されていません!!」と嘘を吐いてくれと無理強いするワケにもいかず、そこで「カヴァーネーム」が活用されます。
アーティストと行動を共にするマネージャーも例外ではなく、僕もドイツ人の友達「アンドリュー」に因み「安藤 龍」という「カヴァーネーム」を暫く使ってました。

「居酒屋太郎の安藤さん」と言わない限りチェックインはモチロン、予約の確認も出来ないワケです。
場合によっては正面玄関ではなく従業員通用口など裏導線を使わせて頂くコトもあり、アーティスト御本人が宿泊するコトを「ホテルの支配人とナイトマネージャー」以外は誰も知らないナンてコトも良く有る話だったりします。

チョッと前まで、真夜中のフロントで「部屋番号が解らないんです、あと、僕の名前も解りません」と、呆気にとられるホテルマンをジッと見つめる、イイ感じに酔っぱらったメンバーを見かけたものです。
by ex_hakasetaro | 2009-11-26 23:31 | Manager
葉加瀬のマイク
・Mgr 菊池

以前のブログで音響スタッフ「飯島さん」が今年のツアーからモニター・エンジニアになったコトを書き込みましたが、、、、
と、言うことは「3番目」のポジションに空席が出来たと言うコトになります。
つまり「音響チーム」ニューフェイスが加わったと言うワケです。
今年のツアーからチーム葉加瀬に参加するのは「石井くん」


彼の重要な仕事のヒトツが「マイククリップ作り」です。 特に今回のツアーでは、最も重要な仕事かもしれません。

と、言うのも、、、この写真。
左側から「マイクに純正付属品として付いてくる」クリップ、「数年前まで純正付属品として付いてきた」クリップ、「石井くんお手製の」クリップです。

真ん中の「数年前まで」のクリップが葉加瀬が使っている「マイククリップ」です。
この「マイククリップ」使ってISO-MAXの「無指向性マイク」をヴァイオリンに付けます。

葉加瀬の場合、写真のようにブリッヂにマイクを固定します。
最近は、駒とブリッヂの間の弦に直接クリップを留めるのが流行っているようで、現行品のクリップは弦を挟みやすいように小さく作ってあります。


葉加瀬が使っているクリップは「数年前まで」の付属品クリップです。
色々なトコロからかき集めたのですが、手持ちはいよいよ3個になってしまいました。


写真のクリップは「オーケストラimage」のメンバーが使っているクリップです。
このクリップの場合、ブリッヂを挟むコトも駒の後ろの弦を挟むことも出来ます。
また、アームが付いている分、マイクの位置をフレキシブルに調整出来ます。
しかし、
葉加瀬はこのアーム付きのクリップを選びません。
柏木さんも「その音」ではOKを出しません。二人揃って数年前までマイクを買うと付いてきた大きめの「クリップ」を選びます。
当然、新しいマイクが発売される度に、また誰かがマイクを変えたと言う噂を聞く度に葉加瀬も試します。これまでも何度も何度も試しました。

それでも、採用になるのは、ISO-MAXの「無指向性マイク」に「古いタイプのクリップ」です。最近やっと、僕等も気付いたのですが、、、
重要なのは、どうやら「クリップ」のようです。

オーケストラのメンバーやクラシックのソリストと違い「葉加瀬ならでは」の音色を造る為には、楽器の振動をもしっかりと拾わなければいけないようです。
その為には、「弦」ではなく「ブリッヂ」にしっかり「マイク」を固定出来る「クリップ」が必要なようです。
ソレを可能にするのが「古いタイプのクリップ」なのですが、デッドストックも使い切る勢いで、もう3個しか残っていません。
ステージ上にはサブヴァイオリンも有るワケですから、予備は1個しか無い状況です。

そこで、この3個の「古いタイプのクリップ」が壊れてしまう前に「同じ音色」を出す「クリップ」を入手しなければいけません。
でも、既に売って無いワケですから、、、、、
造るしか無いのです。

同じような大きさの「クリップ」でも挟むバネのチカラが違うと「音色」も変わってしまうようです。
「石井くん」は公演日の合間で東京に戻る度に「東急ハンズ」や何件もの「金物屋」に行きパーツを探しリニューアルを続けています。
先日コンビニで加工するにはサイズも素材もイイ感じな「クリップ」を見つけました。超カリスマ人気モデル「益若つばさプロデュース」の「ヘア・クリップ」です。
残念なコトに「挟むチカラ」が、ほんの少しだけ弱かったようです。
そんな感じでイツも頭の中では「もっと良いクリップ」「クリップ」「クリップ」とグルグル廻っているようです。

しかし、、、、
「マジ」で、葉加瀬の音色の存亡を「石井くん」が握っています。
ガンバレ!! ニューフェイス!
by ex_hakasetaro | 2009-11-23 23:31 | Manager


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