・Mgr 菊池
彼は照明スタッフの「中村君」

ムービングライトのオペレーターです。
去年のツアーまで数年にわたりレギュラースタッフだった「須貝君」に代わり葉加瀬チームに加わったニューフェイスです。
「須貝君」と言えば、移動日に¥200しか持ってなくて翌日「葉加瀬主催の焼き肉パーティ」を開かせた(2008.10.12の書込み参照)大物です。
葉加瀬チームに、どっぷりハマリ良い味を出していた「いぢられキャラ」の「須貝君」に代わっての登場ですから、精神的にもマエノメリに貢献して頂きたいと期待してます。
彼の担当するムービングライトオペレーターと言うのは、解りやすく簡単に言えば、ステージ上で動いたり点滅したり向きが変わったりする照明機材を操作するヒトで、つまり♪情熱大陸♪に代表されるような「派手」な部分は彼によって造り出されます。
最新鋭の照明機材はコンピュータ制御でコントロールされていて、ワンシーンづつ操作卓にデータとして記録されています。
基本的には曲に合わせて、シーンの切り替わり目で「enter Key」を押して行きます。
話で聞けば簡単に聞こえますが、、、、かなりビビる作業です。
ボタンを押して実際に動き始めるまでに若干のタイムラグが有りますが、相手は機械なので融通がききません。それを見越して微妙に早く「叩く」ワケです。
ビビッて指先が震え、1個先のシーンを呼び出してしまうコトも若いスタッフには有るようです。また、操作卓に入力済みのデータがワンシーン分だけ壊れていて、「enter Key」を押した瞬間にムービングライトが消えてしまうなんてコトが極稀に有ります。
今年の葉加瀬ツアーでも1回有りましたねぇ、、、、
彼らの凄いトコロは、極限の集中力を求められるオペレーターで有ると同時に、優秀なエンジニアでも有ると言うトコロです。

写真のように機材のメンテナンスも自分で行います。
ヴァイオリン・ソロの瞬間に後方に有る6台のムービングライトの明かりが葉加瀬に集まる!!
6台の動きに個体差が有ってはいけないワケです。
シルク・ド・ソレイユやセリーヌ・ディオンのように常設の会館でコンサートを行うのではなく、毎日撤去してトラックで運び設置して使いまくって!! ツアークルーの身体以上に機材は酷使されています。運搬中の振動でネジが揺るんでしまうなんて事は日常的におこっています。
機材を直し調整しベストな状態に保つこともツアークルーの役目です。
昔、日本にムービングライトが登場したばかりの頃、光を遮るアルミ製のシャッターが焼き切れてしまい、換えのパーツが無かった時に「烏龍茶」の缶を切って叩いて作ってしまったマクガイバーみたいなスタッフも普通にいたりします。 ツアースタッフはホント凄いです。
さて、「中村君」が操作する最新鋭のコンピュータ制御な照明機材。
ワンシーン、ワンシーンを造り上げ、会場に合わせて動く距離や速さを微調整して記録して行く操作卓も最新鋭なはずなのですが、、、、、
何故かバックアップを録るメディアが「フロッピーディスク」なんです。
「FD2HD 1.4MB」 ってヤツです。
今どきのデジタルカメラで撮った写真でさえ1枚3MB位あるでしょ?
どうも、釈然としません。 「フロッピーディスク」探すのも大変でしょ?
最新鋭なんですよねぇ?