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【Message from TK】 94.9.28。KEIKO落下の衝撃的瞬間。僕達3人が共有する最も古い記憶です。あれから時はめぐり、時を重ね、迎えたDECADE。 僕達ひとりひとりも、globeとしても、音楽業界的にも、カルチャーも、日本社会も、そして地球も事件々々の連続でした。 楽しい出来事もたくさんあったのに、地球規模で俯瞰した時、なぜか哀しみの連鎖が見えてしまうのは、僕だけではないでしょう。ただ、深い哀しみの闇も、彼方には光があると信じています。誰もがそう信じているでしょう。だから、僕達は誰もが今を、明日を、新たな時代を、生きていけるのだと思います。 誰かが──それは僕自身だったのかもしれませんが──彼方にある光の存在を疑いかけた時、「もう1日だけ、今日だけでも、それを信じてみようよ」と語りかけるつもり作ってきたのがglobeの曲です。その音楽の力を今一度確認するところからglobe DECADEを始めます。 コンサート終演時、みなさんの心に何が残るでしょうか。帰り道、みなさんの心にどの歌がリフレインされているでしょうか。“楽しかったね”その一言が最高の賛辞である事に疑う余地はありません。だけど、globe DECADEはそれ以上であればと願います。なぜなら、僕達globeの軌跡は、今も彼方の光に向かっているのだから。 小室哲哉 【globe decade writer:藤井徹貫】 ・1959年7月11日山口県生まれ。 ・1984年より音楽ライター業を始める。同年12月のTM NETWORK初コンサートに行き、小室哲哉を初めて生で見る。 ・1995年globe初フォトセッション現場目撃。 ・2002年11月TK・KEIKO披露宴出席。 ・2004年8月臼杵・山田屋初訪問。 単行本:TM NETWORK、access、TUBE、中島みゆき、サムシングエルス、宇都宮隆、T.M.Revolution他多数。 座右の銘:俺は決して悪い人間じゃない。ただ考えが甘いだけ。 |
「丸々1日の休みが、最高の誕生日プレゼントだったよ」
11月27日、TKが言ったとか。 福岡公演翌日、TKお誕生日当日は、大分県臼杵市の実家・山田屋でまったりされたご様子。聞くところでは、夜、山田屋の営業が終わってから、家族だけの誕生日会が催されたようですが。 ツアー先に、ちょこちょこオジャマしても、確かに忙しそうだったし。たとえば福岡。お前、福岡行ってんなら、レポート書けよって話ですが。その事についてはまたいつか報告させてください。大分からTKだけ1時間半ほど早く会場入り。2件のインタビューに応え、そのままライブ・アレンジ更新のためステージへ。そしてリハーサル。本番を終えたら、再び大分へ。 大宮も開演前にインタビューと打ち合わせだったし。大阪でもライブ・アレンジ更新のため、会場到着予定時刻を早めたとか。東京にいる時は、新曲作ったり。あ、この話は……。書いちゃいました。ま、詳しくは別枠って事で。 新曲作り始めたら、明け方まで集中したり。東京のTK宅は、都心ど真中。窓から見える景色は、どこまでも続くビル群。高層マンションだから、見晴らし最高。前に、こんな話を聞いた事があります。 「朝方、まだ街が静かな時、地下鉄が走る音がかすかに聞こえるんだよ」 ちなみにKEIKOは「聞こえないよ」と言うそうです。それって音なのか、超低周波のようなものなのか……。90年頃だったか、渋谷区池尻のマンションでした。スタンバイ状態のブラウン管(画面は真っ黒)が放つ高周波が耳につくからと、電源を完全オフにした光景を思い出しました。とにかくTKには、ぼくらに聞こえない音が聞こえているのだと思います。人間の可聴域は、20Hzから20KHzと言われていますが、100パーセントそれ以上を感知しているのでしょう。 音の上下幅のみならず、当然横幅も、ぼくらが想像できないところまで捉えているハズ。横幅っていうのは、テンポ感と言ってもいいかもしれませんが。前、トランスのお話をうかがっていた時です。単純にド・チ・ド・チと言うものの、そのチ(ハイハットの音)をどこに置くかにより、グルーヴも異なるって聞きました。現代テクノロジーでは、楽曲を1000分の1秒単位で管理できるから、当然TKの聴覚もそれに対応しているわけですから。 「昔は、あの曲のドラム、ジャストのリズムだと思ってたけど」 今年になってからも、そんな言葉を耳にしました。それは90年の音源。 覚えています。一口坂スタジオ。日本屈指のドラマーの演奏。それをプレイバックしながら、素直に感動するTKがいたのを。その時、聞いた話では、元チェッカーズの故クロベエさんがホームビデオカメラを持参し、そのドラマーの方の演奏風景を撮影されたそうです。かなり秘密度の高いレコーディングだったのに、そういう事を「どうぞ」と言えちゃうTKは、寛容というよりも、男らしいなと思いました。というか、撮りたい!という音楽好きの衝動を我が事のように受け止めたのでしょうか。 話を戻しますが、ぼくには、今もそのリズムは正確無比に聞こえちゃうんですけどね。曲芸と言っていいリズム、職人技と形容していい精密さ。TKも、きっとその楽曲や演奏には今も満足されてると思いますが、正確か否かという観点(聴点)では、あきらかに当時とは違って聞こえているようです。 「だから、リミックスの方向性を変えざるを得なかったんだよね」 昨今、ハイビジョンが話題ですよね。このブログでは、すっかりお馴染みの石坂(俺の事はあまり書くなと言われてるけど)も、デジタル放送やハイビジョンの高画質を力説してたしな~。50インチだかのプラズマTVを購入し、高画質放送を見ちゃうとさ、もう地上波は見れねェくらいの勢いだったし。それと似てるのかも。ま、やがて我家もデジタル放送になるだろうけど、できる事ならTK耳で1度音楽を聞いてみたいですよね。敏感ゆえ、音楽と向き合うと、疲労度もぼくらの想像以上でしょうけど。だから、何もない1日が余計に休息になるのだと思うのでした。
by globedecade
| 2004-12-01 12:47
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Comments(6)
ツッコミ。
実家…って、KEIKOの実家ね、KEIKOの。 気持ち的にはどっちが実家でもいいけど、 こういう書き方だと、てっちゃんのご両親がかわいそうだよ。
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seo bilbao
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by
Sunshine City
at 2019-06-08 13:06
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Ban chung cu Sunshine City
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BRG Grand Lang Ha
at 2019-06-08 13:07
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Du an chung cu BRG Grand Plaza 16 Lang Ha
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Du an FLC Tropical
at 2019-06-08 13:11
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Ban lien ke, shophouse FLC Tropical City
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Sunshine Golden
at 2019-06-08 13:13
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Chung cu Sunshine Golden River
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