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グルメ ‐ ランチ Garboコンシェルジュ:並木麻輝子


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並木麻輝子さんの弟子、並木組が総力あげて取材するTOKYOランチ情報。
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<   2006年 04月 ( 5 )   > この月の画像一覧

ヒルズの昼下がり

桜前線は北上し、東京の桜も葉桜になりましたね。
最近の東京の新名所と言えば「表参道!」と答える人が
ほとんどだと思います。しかし、「ヒルズブーム」(んっそんな
言葉あったかな?)のきっかけとなったのはやっぱり六本木
ヒルズですよね。そんな六本木ヒルズも3周年を迎えました。
表参道ヒルズは食の店舗が少ないのでなかなか入るのに
時間がかかってしまいますが、六本木はグルメスポットが
100店舗近くもあるんですよ。ま~広さも全然ちがいますけど
ね。人手は落ち着いたといえども、まだまだ注目の場所では
あります。そんな六本木ヒルズのランチチェック!

高いと思われがちの六ヒルも意外とお手軽に食べられます。
まずは、都会の緑のオアシス・毛利庭園を眺めながら食事が
出来るオーガニックレストラン・ロジャックへ行ってみました。
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アジアの魅力を存分に取り入れたエスニック料理が魅力!
店内は照明を少し落として落ち着いた雰囲気。席には
クッションも置いてあってなんか自分の家でご飯を食べてような
感じです。今回は1500円のセットにしてみました。
まず登場したのが「前菜5種」
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生春巻き・から揚げ・野菜のピクルス・ポテトサラダ&菜サラダ
です。生春巻きは野菜がぎっしり入っていてチョイピリッの
ソースがアクセントになっています。ちょっと注目したのが野菜
ピクルス。野菜そのものの美味しさが味わえます。自家製っぽ
いなぁ。ガラスの器だったんだけど木のテーブルだったので
清涼感が出なくてちょっと残念・・・テラス席だったら太陽の
日差しを浴びて器も喜んだことでしょう。
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メインは「鶏肉とオリーブのコリアンダー煮クスクス添え」
お肉は充分煮込んであって、軟らかいのでナイフを入れること
なくほぐれました。オリーブは調理してもサラダかピザに入れる
位しか思いつかない私でしたがお肉と一緒に煮込むと更に
味が引き立つ事を発見!勉強が足りないなぁ・・・
コリアンダーは好き嫌いがはっきりしているけど、エスニック
料理には必須ですよね。ちなみにこちらのお店はライスに十穀
米を使用していました。
今は3thアニバーサリー期間5月7日まで限定のスイ-ツ
「米粉のロールケーキ」もいただくことができます。

ヒルズならもう少しグレードアップしたランチを食べたいという
方にはこちらがおすすめ!数々の国内外のトップアクターが
一堂に集結した映画祭の開会式やイベントなどでメディアにも
度々登場する六本木ヒルズアリーナを通り抜け、けやき坂を
上るとグランドハイアットに辿り着く。その建物にあるのが
フレンチキッチンブラッセリーアンドバーです。
一流ホテルだけあって高級感溢れる店内は大きなガラス窓
から光りが差し込み優雅な気分になれます。フランスの
伝統的な料理をスタイリッシュにアレンジしていて前菜と
デザートはビュフェで楽しめます。
f0040321_4593540.jpgオープンキッチンになっており、ビュフェ用に
中央ではシェフが自分だけのため
に腕を振るってくれます。ベーコン
サラダを調理していて香ばしい香りが
漂っていました。新鮮な野菜や魚、
ハム、チーズなど様々にアレンジされ
1つ1つが繊細に味付けされています。
その雰囲気だけで食欲が沸いてきて歯止めが利かず
メインを待たずにお腹がいっぱいになってしまうので要注意
ですよ!
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メインは「子羊のピカタ」をセレクト
ナイフを入れれば肉の軟らかさが指に
伝わり感動。卵に包まれていると味も
マイルドになりますね。デザートに辿り
着くには時間とお腹に余裕が必要です。3600円で贅沢を味わえるのはある意味お得かな。

ここで六ヒルで手軽に食べられるデザートを紹介します。
地下鉄日比谷線改札を出て、甘~い香りが漂う一瞬があり
ます。スイ-ツ&カフェ89
f0040321_51595.jpg焼きたてのスフレを提供してくれる出来立てスイーツの専門店です。スフレは
時間との戦いです。テイクアウトも出来るのですぐにしぼんでしまうわけでは
ありませんが、出来たてはフワフワで口の中でトロけてしまいます。
チーズ味やチョコ味、アップルパイなども楽しめます。他にもアイスクリーム好きのフィギュアスケートの荒川静香選手がトリノオリンピック前に立ち
寄ったというアメリカで大人気の
コールド・ストーン・クリーマリーは1時間待ち!も覚悟できる人におすすめ。
まだまだ見逃せないお店が目白押しの六本木ヒルズあなたならどのお店を選びますか。

【DETA】
六本木ヒルズ
東京メトロ日比谷線六本木駅直結
ロジャック:HILLSIDE B2F  03-5770-5831
ランチ11:00~15:00
       ティー15:00~17:00
       ディナー18:00~翌1:00

フレンチキッチンブラッセリーアンドバー
      :グランドハイアット東京2F 03-4333-8781
       7:00~22:00

89    :NORTHTOWER B1F  03-3470-2789
11:00~21:00


   sumiko-I
        
       
by garbo-lunch | 2006-04-27 05:51 | 各国料理 | Comments(0)

季節を映す料理とともに、蕎麦屋で大人の極楽時間。~吉法師~

東急東横線学芸大学駅から目黒通り方向をめざして歩く。碑文谷公園やサレジオ教会がある界わいは、目黒通りのけん騒とはうって代わって、閑静な住宅街だ。その一角に蕎麦の銘店「吉法師(きちほうし)」がある。

わたしがその外観に憧れながら、始めて暖簾をくぐったのは4年前の5月は夕暮れの頃。店先には季節の鉢植えや盆栽がほどよく並んでいて、ほっとするような外観にふとたたずんでしまう。
当時、ある雑誌の蕎麦屋の特集号で表紙をかざり、クローズアップされて紹介された吉法師に行くには、かすかな期待を感じたことを憶えている。店内はこざっぱりと落ち着いた印象。さりげないしつらえが居心地よさそうだ。1階はテーブル席。2階は個室やお座敷もあり、宴会も可能だとか。
ここの特長は、蕎麦はもちろんだが、季節の素材をいかした料理の数々とご主人がこだわりで選んだ日本酒や焼酎の品揃え。お客さまは、蕎麦を目当てに、お酒や料理を目当てに通うのである(わたしの家族もその一人なのだが)。でも、ここでは、大声や泥酔者さんは似合わない。
ではさっそく、暖簾をくぐってみましょうか。
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まずいただいたのが、焼き筍 ほりたての旬の筍にうっすら醤油をぬって焼いてある。焦げぐあいといい、木の芽の散らしぐあいも素敵。春はやっぱ、筍でしょ!
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エシャロットの味噌あえ(735円) え〜!蕎麦屋でエシャロット?これが意外にも和のアレンジ=味噌のマジックであとをひく
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汲み上げ生湯葉(635円) これは、わたしのいちおし。京都の生湯葉のやさしいあまさに笑顔がこぼれます。たれ汁とわさびが味の架け渡し状態。ゼッタイ、おすすめしたい
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青豆と生姜のかき揚げ どーしてお蕎麦屋さんの揚げ物ってこんなにもそそられるのでしょうか。しかも、生姜の千切りにお豆さん。こだわりのお塩をかけすぎないようにそっとふり塩してどうぞ
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すっぽん雑炊(1500円) 昼限定。なんたって『売り切れ御免』の限定品。コラーゲンたっぷり。美容と健康のためになんて、講釈ぬきで。玉子とすっぽんがこんなに相性いいなんて。飲んだ人もそうでない人もぜひトライしてほしい。そえられたお漬け物に皮付き長いもがありまたまた、小さな感動
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せいろ(735円) これを食せずして吉法師を語るなかれ。石臼びきの厳選蕎麦粉を使用した細打ちめんはのど越しの良さが絶妙。手打ちならではの蕎麦粉の香りが鼻腔にひろがります。かえし(つゆ)は濃くも薄くもなくちょうどよい感じ。あ〜もういちまい食べたい!
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蕎麦はせいろ以外もさまざまな種類があり、料理はふんわりとした食感が素晴らしい、蕎麦屋の定番、玉子焼き。手間ひまかけた処理を感じる焼き魚や鴨料理など、お酒を飲まない人にもおすすめできる品々が揃っている。冬には、予約制でふぐも。とにかく、日本各地の新鮮で美味しい食材をつかって本格的に食べさせてくれる。また、塩、味噌、七味などが厳選されていて、うれしい。魚はとくに上質で、新鮮なお刺身やアレンジ上手な品々多数。もちろん、日本酒、焼酎、など酒好きには極楽なる一杯を楽しめる。そして、甘党ならずとも食べたい、大納言小豆をつかったそばかきしるこやそばかきぜんざいなどの和スウィーツも充実という心くばりに脱帽。
さて、次回は初夏あたり、また一献かな♪
予算は軽く飲んで、つまんで、せいろを食べて3500円前後というところです。わざわざ探していっても価値ある蕎麦屋さんです。

【DATA】
東京都目黒区碑文谷4-2-3
電話03・3794・5253 営業時間12時〜15時 17時〜21時半
定休日 月曜日(祭日の場合は営業。翌日休み。月1回 不定休休みあり)
アクセス 東急東横線学芸大学駅から徒歩7分

Hamako*

by garbo-lunch | 2006-04-23 10:30 | 和食 | Comments(0)

恵比寿・モナリザで目も舌も潤うランチ

以前「モナリザ」へ訪れたのは、かれこれ約8年前。
「ちょっと背伸びをして、フランス料理を食べに行こう!」
と、学生時代の女友達と話が盛り上がって、意気揚々と出かけました。
事前に何を着て行ったら良いのかまで、打ち合わせしていたような。
その頃の私は、マナーも何もわからず、ちょっぴり緊張していたのです。
食前酒に、フルーツ入りのオリジナルカクテルをいただき、次から次へと出てくるきらめくお料理に、「美味しい!」を連発していたことを覚えています。

正式なフランス料理では、アミューズ・ブーシュから食後のプティ・フールまで、沢山の品数が出てくることに驚き、「お腹いっぱい」と言いながらチョコレートをつまんでました。

前回の訪問から、だいぶ間が空いてしまいましたが、再来のチャンスに胸を躍らせずにはいられない♪

約8年ぶりに訪れた「モナリザ」は、モダンシックな内装へとリニューアルしていました。
以前は全体的にピンク色でまとめられた、こそばゆいほど可愛らしいイメージだったのだが、現在はガラリと変わって落ち着いた大人の雰囲気。
約3年前に改装したそうです。
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今回いただいたのは、「menuA ¥4,800」(税込¥5,064)
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*アミューズ・ブーシュ
~ビーツとノワゼットのムース~

ガラスの器に入った、パッと目を惹く綺麗な一皿。
色鮮やかなカシス色のものは、ロシア料理のボルシチに入れることで有名なビーツ(赤甜菜)のムースです。
その上にノワゼットのムース、ビーツの角切りが飾られています。
デザートのようなビジュアルですが、塩加減が食欲をそそります。
こんなに綺麗なアミューズが出てくると、次からのお料理の期待も高まりますね。




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*パン

フランスパン・フルート(細長)
全粒粉のフランスパン(丸)

2種類とも、フルーツの天然酵母のパンだそうで、焼きたてあつあつ、もっちり。
ポイント高いです!







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*前菜1
~新ごぼうのスープと海老のフラン 野菜のフライ添え~

茶碗蒸しのような、滑らかな海老のフランの上に、香り高い新ごぼうのスープが注がれています。
エスプーマを使って、口当たり良く。
モナリザ定番の2層スープだそうです。
新ごぼうがこんなに良い香りだったなんて、開眼しました。
春を感じさせる一品です。



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*前菜2
~イカと新じゃがのクレープ 青海苔風味~

運ばれてきた途端、「わ~綺麗!」と思わず口に出てしまう。
宮崎産新じゃがのクレープは、ふわふわとした食感。
その下にコリコリと食感の良いスミイカとトマトが隠れています。
青海苔風味のソースと、黄色いサフランのソースが良く合い、美味しいです。





メインは2種類から選べます。
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*メイン(チョイス)
~桜マスと帆立貝のムース パン粉焼き ヴェルモット・ソース~

桜が咲く時期にとれるので「桜マス」と呼ばれる「ヤマメ」。
色が薄いピンク色をしていて、まるでサーモンのようです。
ヴェルモットソースとは、白ワインにハーブを入れたクリームソースのこと。
脂の乗った桜マスに良く合うソースでした。




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*メイン(チョイス)
~若鶏のフリカッセ パイ包み焼き 春野菜添え~

ぷっくりとドーム状に膨れ上がったパイの中に、若鶏とマッシュルームのクリーム煮が入っています。
アスパラガス、カリフラワー、にんじん、ブロッコリーなどの野菜が彩り良く、美味しかったです。








お待ちかねのデザート

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*デザート1
~フルーツのスープ仕立て~

苺のスープです。
冷たく甘酸っぱい、お口直しに最高です。





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*本日のデザート2
~ケーキの盛り合わせ~

ここ「モナリザ」では、一人一人違う盛り合わせで出てきます。
デザインも違うんですよ。
タルト、ムース、クレーム・ブリュレなど。
小さいポーションですが、どれも美味しいので、パクパクと食べてしまいます。

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*本日のデザート3
~アイスクリーム盛り合わせ~

グラス(アイスクリーム)とソルベ(シャーベット)が各1つずつ。
こちらも違う組み合わせで出てきます。
バニラ、マンゴー、ラベンダー、りんごでした。

この後に、コーヒー・紅茶・ハーブティーから1種類選び、プティ・フールとして、ルビーグレープフルーツの皮のシロップ煮とバニラのマドレーヌがついてます。
こんなにいただいて良いのでしょうか~。

お料理もデザートも美味しいお店。
最初から最後まで、目でも舌でも楽しめるランチです。

やはり一口味わっては、「美味しい!」と連発していた私。
またまた好きになってしまいました。
サービス、お料理、デザート、総合点の高いお店だと思います。

ところで、写真が綺麗だと思いませんか?
一眼デジタルデビューしました!

shigeko*



【DATA】
レストラン モナリザ 恵比寿本店
〒152-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-14-4
TEL : 03-5458-1887/ 03-5458-9002
営業時間 ランチ  11:30~14:00(LO)
      ディナー 17:30~21:30(LO)
定休日 無休
サービス料 10%
席数 ダイニング60席/テラス12席
by garbo-lunch | 2006-04-20 14:00 | フレンチ | Comments(0)

陽気な春にいただきたい-絶品イタリアン!~エリオ・ロカンダ・イタリアーナ~

春はなぜだか、パスタが食べたくなる季節です。
まだ桜の残っているうちに、と千鳥が淵を散歩した後、イタリアン好きの友人と
半蔵門の老舗イタリアン 「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」に行ってきました。
ここはイタリア半島の南端「カラブリア州」の料理を出すという珍しいお店。
ジョルジォ・アルマーニが来日中毎日来店することでも知られています。

どっしりと重厚な木の扉を開けると、 平日12時前なのに店内はほぼ満席。
予約をしていなかったら入れなかったでしょう。
そこかしこにイタリア語が飛び交い、 店内は明るく活気に満ちています。

友人と私が選んだのはビジネス・ランチのコース。
前菜かパスタを選んでから、サラダ、 メインディッシュ、デザート、という構成。
前菜とパスタは両方味わいたいので、 それぞれとってシェア。

前菜は「仔牛の薄切り ツナソース」と 「カポナータ」の盛り合わせ。

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オリーブの輪切りを散らした シルキーなツナソースのベールを剥がすと、       
鮮やかなロゼ色をした仔牛のローストビーフが神々しく姿を見せる・・・
麗しくも神秘的な光景です。     

そして口に入れると、ソースをまとったしっとり柔らかな仔牛が
悩ましく舌にからみつくのでした。
アンチョビとケッパーのきいたツナソースが牛特有の臭みを見事に消し、
肉の深い甘みだけが鮮やかにきわだっています。

カポナータは、くたくたに煮てあるのに、 驚くほどジューシー。
野菜の味が濃厚で、それぞれの素材の味が際立ってます。
いただくと、太陽の恵みを受けたように元気になれる気がしました。
これぞ南イタリア、マンマの味!


パンは焼きたてのフォカッチャと、丸型のキュートなグリッシーニが
こんもりと籠に盛られています。
フォカッチャはふわふわで温かく、ローズマリーの香りが食欲をそそります。
リング型のグリッシーニも思わず微笑みを誘う可愛らしさです。

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パスタは「仔羊のラグーのフジッリ」 。この仄かに野生の香り漂う仔羊が、
旨味たっぷり、食べ応えもあって、素晴らしく美味しい!
粗みじんというより、ワイルドなぶつ切り。 口の中で肉汁が豪快にはじけ、
甘い脂がじわっと広がる幸福感は 何物にも変えがたいものがあります。
ああ、至福・・・!!

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そして何より、フジッリのアルデンテ具合が最高です。
ここはパスタには定評がありますが、 ソースといい、からまり具合といい、
確かに全てが絶妙。 かなり高レベルでした。

そしてグリーンサラダが出た後、メインは「真鯛のグリル」。
港町の味付けらしく塩のしっかりきいた真鯛は
皮はパリっと香ばしい焦げ目がつき、中はふっくら。
ナイフを入れると白身は半透明な光沢を放ち、見るからに新鮮そのもの。
旬の美味しさをしみじみ五感で味わうことができました。

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真鯛の周りは、ブロッコリー、パプリカなど たっぷりの野菜で囲まれ、
オリーブをペーストにしたタプナード風のソースがかけられていますが、
このソースがまたなんとも美味しいのです。

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パンをお代わりして、ソースをぬぐい、思う存分堪能。
しっかりした骨太な味なので、ワインが欲しくなります。
ああ、この後仕事がなければ、 絶対飲みたかった・・・。


デザートは「杏のタルト」と「パッションフルーツのムース」の盛り合わせ。
タルトはバターの風味たっぷりで、さっくさく。
口に入れるとほろほろと優しくほどけていきます。
ふんだんに入った杏の素朴な甘酸っぱさとあわせると
もう、たまりません・・・。

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ムースは、 デリケートでうっとりするような甘さと柔らかさ。
舌にふんわり残るほどよい酸味の余韻も爽やかです。
とろりとかかったソースが目にも美しく、あっという間にいただいてしまう。

最後はカプチーノをいただきつつ、大満足でしめました。
これで2200円だから、 かなり高いCPではないでしょうか。
他の客のラザニアや手打ち麺も、とても魅力的に見え、
思わず長時間流し目を送ってしまい、友人に注意されました。

でも最後の桜とともにに素敵なランチの思い出ができて、とても幸福でした。
美味しいパスタを陽気な気分でいただきたい時、おすすめのお店です!


【DATA】
エリオ・ロカンダ・イタリアーナ  
〒102-0083
千代田区麹町2-5-2 半蔵門ハウス 1F
Tel: 03-3239-6771 
Fax: 03-5210-5702
11:45~14:15 17:45~22:30 <日曜定休日>


みなきち
by garbo-lunch | 2006-04-13 23:08 | イタリアン | Comments(0)

根津の町並にとけこむ、そこは、時間の流れの異なる、うどん専門店~釜竹~

普段、自分のブログでは、「朝昼晩、三食スイーツ食べてるんじゃないの・・?」
と聞かれるくらい、スイーツを食べない日はありませんが、ご安心ください、ご飯も食べています。

今回、並木組ランチブログの更新を前に、皆さんのこれまでのランチ記録を改めて読み返していたら、あら?「和食」カテゴリーに、まだ投稿がありませんでした。

和食とは!なんてタイムリーなんでしょう!ちょうど、行きたかったお店があったんです。
それは、下町風情あふれる、文京区・根津に昨年10月にオープンした、「釜揚げうどん専門店」の「釜竹(かまちく)」
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少し前に、こちらのお店に、夜、知人達とお訪ねする予定だったたのですが、急な予定のため、残念ながら伺えず・・。
以来、いつ行こうかと、機会を見計らっておりました。

お昼であれば、ぶっつけで行っても入れるかな、とも思ったのですが、いやいや、ここは万全を期して、昼でも予約をお願いできるならそうしよう!と思い直し、早速、お電話を。

すると、「土日は混みあうので、できれば予約をされた方がよいかと思います」とのこと。
テーブル席と掘り炬燵席、どちらが希望か聞かれたものの、ややイメージがつかなかったので、
「・・うーん、どっちにしよう。おすすめはどちらですか?」とお尋ねしたら
「テーブル席はお庭が見えるので、お庭の緑をご覧になられたい方は、そちらになさることが多いです。」と。

掘り炬燵の方が雰囲気があっていいかな、と傾いてもいたのですが、せっかく昼間にお訪ねするし、春のいい季節ですから、それではお庭の見える方にしよう!と決めました。

こうやって、短いやり取りをさせていただく中でも、お店の方のご対応がとても丁寧で、きりっとしていて、とても気持ちよい印象を受けます。
あぁ、これは、ますます期待がふくらみます。楽しみ~。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

不忍(しのばず)通りから、ちょっと入った先に、看板にしたがって歩いていくと、お店を発見・・と思いきや、涼やかな青竹の目隠しの向こうに見える、その不思議な建築に、思わず声を呑んで、見渡してしまいました。

そう。実際、「見渡す」、という表現が、当てはまったのです。
一軒家のお店と思いきや、んん?広いお庭と、かなり不思議な、私のイメージでは、
『千と千尋』に登場する「湯屋」を、ふと想起させるようなレトロモダン調の建物と、一体、どこが境目なのか、わからない・・。
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「釜竹」の本店は、大阪府羽曳野(はびきの)市で1985年に創業。
根津のお店は、息子さんが取り仕切っていらっしゃるそう。

中に入ってみると、お店の方のご説明の意味が、わかりました。
奥は、一段高くなった、石造りの土蔵をそのまま活かしたつくりになっていて、その中に、掘り炬燵の席がいくつか。その前側にせり出しているテーブル席が、ガラス越しにお庭を楽しめるようになっています。
土蔵は、明治年間築造とのことで、建物の内側に幾本も見える、黒光りする太い梁が、その歴史を物語ります。

メニューは、釜揚げうどんと、ざるうどん(細打ち・太打ち)の3種類のみで、
それぞれ、大盛りを選ぶこともできます。
おっと、「ねぎの追加:100円」もありました。

それに、利き酒師の資格をお持ちのご主人が選んだ「麺前酒」の数々と、「季節
の肴少々」。これをいくつか選んで、私が釜揚げ、相方がざるの太打ちを、それ
ぞれ注文。二人とも、日本酒は下戸に近いのが、残念ですね・・。

ちなみに、私のパートナーは、大阪生まれ。
大阪の人に、関東のうどんについて語ってもらうと、出汁の味の違いが大きいのか、「あれは、関西のうどんとは違う食べ物」といったような言いっぷりで、なかなか満足がいかないもののよう。さて、そんな彼も気に入ってくれるでしょうか・・。

注文を受けてから麺を刻む、というご説明どおり、歯切れのよい、トントンというリズミカルな音が聞こえてきて、それにつられるように、期待感も否応なく高まって参ります。

順に、つゆ、そして薬味が運ばれて、お待ちかねのうどんが出てくるまで、しばしの時間の猶予が。よく、「うどんは和のファーストフード」なんて言われるけれど、どっこい、そうはいきません。
でも、こんなのどかな休日の昼間、たまにはゆったりと時間をかけて、手間ひまをかけて作られた、極上の食事をいただける。幸せなひと時ですね~。

店内に、本店の様子を紹介した、閲覧用の雑誌記事のスクラップがあり、待つ間、パラパラと眺めておりました。
その中の、『週刊現代』の山本益博さんの記事で、このうどんのために、大阪の本店までわざわざ旅をするに足るといったお言葉を拝読。釜揚げうどんの一杯のために、遠く大阪まで足を運ばれる。その情熱も素晴らしいですが、そういううどんと出会えたことは、とても幸せなことだなぁと思われました。

お庭を共有するような形になっている、隣接する建物は、後から知ったことによれば、老人ホームとのこと。こんな素敵なうどん屋さんが、まるで「離れ」のように隣にあるなんて、うーん、贅沢なホームだなぁ。
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そうこうするうちに、先ほどお願いした、酒の肴が運ばれてきました。
たこの粕漬け、ごま豆腐、ねぎとかつお。意外なところでは、「レーズン&レパン(レーズンバター詰のパンだそう!)」なんてものまでありました。
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こりっ、くにゅっとした噛み応えが癖になりそうな、たこの粕漬けは、
「お土産があったら買って帰りたい・・!」と思わずつぶやいてしまうほど、絶妙な漬かり具合の上品な美味しさ。ご飯にも合いそう~。

うっすらと、緑鮮やかな山葵をひいた、白いごま豆腐の、美しく、繊細な味と、ほんの一口でも存在感たっぷりの、もちもちとした弾力といったら!

店内には、塊から削り節まで、様々な形状のかつお節も販売されているのですが、実は、女将さんのご実家が、かつお節問屋さんでいらっしゃるそう。
友人が、「麺もさることながら、かつお出汁の香りが素晴らしかった!」と絶賛していたのも、なるほど、とうなずけました。

ちなみに、ご主人のご実家は、酒屋さんでいらっしゃるそうで、まさに、「集大成」のようなお店なんですね。

さて、いよいよ、待ちに待ったうどんとのご対面!

ですが、真打登場までに、順に段取りというものがあります。
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まず最初に、釜揚げ用のつゆを入れた、大きな徳利が運ばれてきました。
注ぎ口近くに、しめ縄のように太い紐が巻かれているのは、地肌が熱くて持てないためのよう。それにしても、こんなに大きくて重い汁徳利は、初めてです。

そして、薬味。
器一杯の青みの九条ねぎ、揚げ玉、そして、惜しげなくたっぷり使えそうなおろし生姜。
これが、テーブルに出しっぱなしといったことなく、1人1人に専用に出されるのが、なんとも嬉しい。

さて、これだけの準備を整えて、いよいよ、たっぷりの湯の中で泳ぐ、釜揚げうどんの登場です!

うどんは太打ちで、少し白くにごったゆで湯に浮いて、つやつやと、真っ白よりはやや黄色味をおびて、半透明にすけています。
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まずは一本、ここはやっぱり、つゆも薬味もつけずに、そのまま口に運びます。
・・・うーん、もちっとしたうどんが、周囲の、ほんのわずかとろっとした食感を残しつつ、口の中で伸びながら、ぷつんと切れるまでの、その心地よいやわらかさ。甘い、小麦粉のやさしい味がします。
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つゆは熱く、軽くひたして、はふはふっと一口。
醤油の色をすかして、いっそう、その透明感が美しく引き立ちます。
そのまま、もう二口、三口。

その後、半分くらい一気に食べたところで、薬味にねぎを入れて、一口。
たまに、薬味でねぎの小口切りを使った後、辛味や青臭さがずっと口の中に残ってしまうことがありますが、これは、そんなことはなく、丁寧に一手間かけて、軽くさらしてあるようです。
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さらに、揚げ玉を入れて、そして生姜をたっぷり。
揚げ玉が入ると、一気にコクと独特の甘みが加わって、また全然違った味わいになりますね。

出来たての美味しさを一気に堪能し、やっと一息ついた頃、ちょうど相方の、太打ちのざるうどんも運ばれてきていました。
こちらは、見た目、やや量が少ないようにも見えて、男性だとちょっと足りないかしら?とも。

ですが、これまた、つやつやと光る、「美しい」という表現を使いたくなるような、見事な太打ちうどんです。
山本益博さんが、コラムの中で、こちらを「デュラムセモリナのパスタ」にたとえていらっしゃって、そうはいっても、うどんだし、さすがにセモリナとまではいかないんじゃないのかな?と思っていたのですが・・。
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味見させてもらって、見事なまでに、そんな思いが覆されました!

デュラムセモリナとは・・・言い得て妙!うん、わかります。まさにそういう感じ!!

釜揚げとは、これまた全然食感が異なり、きゅっと締まった感じで、モチモチ、しこしこして、そのコシの強さといったら、想像以上でした。
彼も、「うん、なんとなく、大阪のうどんって感じやな。」と。最近、東京でも多く見られる稲庭や讃岐うどんとは、やっぱり、ちょっと違うものに感じてくれたようです。

「釜揚げうどん専門店」なので、ちょっと申し訳ないかもと思いつつ、私は、このざるうどんの美味しさに、すっかり魅せられてしまいました。

こちらのつゆは冷たく、釜揚げ用よりも、少し味が濃いようにも思われたのですが、温度の違いによったのかも知れません。
でも、それなら、細打ちのつゆは、どうなんでしょう?おそらく、細い分、つゆが絡みやすいので、太打ちと同じではないような気もするのですが・・。

今度はぜひ、細打ちのざるも、食べに来たいと思いました。

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そして、帰り際に、本店で女将さんの手作りが人気という、ちりめん山椒を、お土産に。
「バタバタしていてすみません!土日は、やっぱり混んでしまって・・平日だと、全然すいてるんですよ。」と、お店の方は申し訳なさそうにおっしゃいますが、混んでいるといっても、決してあわただしさを感じさせない、ゆったりした時間の流れは変わらない、とても不思議な空間でした。
御礼と、またぜひお訪ねしたいとお伝えして、そして、もう一度、この素敵な土蔵造りの建物を振り返りつつ、根津の町を後にしたのでした。
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その日の夜、さっそく、お土産のちりめん山椒をあけて、土鍋で炊いたご飯にかけて、いただいてみました。青々とした山椒の実。大好きなので、あら、もっとたくさん入っていてもいいくらいなのに・・と思ったものの、一口食べてみたら、想像以上に、全体に山椒の清々しい香味が行き渡っていて、あぁ、すごい、美味しい・・・。

ランチから、夕飯まで幸せをおすそ分けしてくれた、素敵なお土産でした。

また、ぜひともお訪ねしたいです!
今度は、甘鯛の干物と、ねぎ焼きを肴に、できたら、日本酒党の友人と一緒に・・かな。

【DATA】
〒113-0031
東京都文京区根津2-14-18
Tel: お店のご都合により掲載いたしません
営業時間:
火曜~土曜 11時から14時 17時から20時
日曜・祝日 11時から14時 16時から19時
手打ちのため、うどんが無くなり次第閉店となります

(文責:平岩理緒
by garbo-lunch | 2006-04-10 23:13 | 和食 | Comments(0)