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グルメ ‐ ランチ Garboコンシェルジュ:並木麻輝子


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並木麻輝子さんの弟子、並木組が総力あげて取材するTOKYOランチ情報。
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<   2006年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧

月に一度のランチのチャンス~トゥエンティワン~

ヒルトン東京のフレンチダイニング「トゥエンティワン」は現在、ランチタイムは営業していない。しかし、月に1度だけクッキングアカデミーとして、料理教室とランチを楽しむことが出来る。

ウエルカムドリンクとして、
スターフルーツリキュール、クランベリージュース、アップルジュースをソーダで割ったもの、
ノンアルコールのドリンクとして、アップルシロップ、ライムジュース、グレープフルーツジュースをソーダで割ったものの2種が用意されており、ノンアルコールドリンクをいただいた。とてもフルーティーで、何杯でもいけちゃいそうなライムのかおりのたつおいしいドリンク。

3月は、レストランの監修をしているステファン・ガボリョー氏が来日しており、ガボリョー氏直々にお料理を習うことができた。

ガボリョー氏は2004年にMOFを獲得し、現在はパリ16区の1ツ星レストラン「ラ・ペルゴレーズ」のオーナーシェフとして活躍している。

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いつもは月に1日だけのクッキングアカデミーだが、ガボリョー氏の来日を記念して、前菜編、ソース&ドレッシング編、クッキングスタイル編と3日にわたって開催された。私は、ソース&ドレッシング編に参加。トマトソースやマヨネーズ、ペーストなど5種類のソースとドレッシング、その展開方法などのレクチャーはとても勉強になった。プロセス写真付のレシピは立派なファイルに収められてもらえる。さすがヒルトン!

お料理教室の後、お待ちかねのランチタイム。

前菜は「ポーチドエッグとフォアグラロワイヤル」

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フォアグラと卵黄のムースの上に赤ワインで作ったポーチドエッグ。
ソースも赤ワインベースで、パールオニオン、カリカリベーコン、ドライアプリコットが彩りよく散りばめられている。
ムースはフォアグラがあまり得意ではない私にもおいしくいただけるクリーミーなおいしさ。
紫のポーチドエッグは赤ワインの香りがほんのりとしてこれがムースとよく合う。

メインは「すずきのスティーム ホウレン草のタリアッテレ飾り」

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仔牛のソースの上にタリアッテレ、蒸したすずき、そしてイカのガーリックパセリハーブ和えがトッピングされている。
ガボリョーシェフは海のものと陸のものを合わせるのがお好きとのことで、このお料理では魚料理に仔牛のソースを合わせて、淡白なスズキにこってりとしたコクとうま味を添えている。
イカもやわらかくてとてもおいしい。スズキよりも存在感があったみたい。

デザートは「カスタードクリームのクレープ包みグランマルニエソース」

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クレープにレモン入りのカスタードクリームがひとつひとつ巻いてあり、オレンジのコンフィが飾られていた。
隣はレモンのグラニテ。どちらもさっぱりいただけて、食後の胃にやさしいお味と量だ。

コーヒーの付け合せはクレームブリュレ。

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バニラの香りが口いっぱいに広がるうれしい一口。

一流シェフのレクチャーと本格フレンチのランチで6500円はなかなかのお値打ちもの。

ちなみに次回は、レストラン常駐シェフのアンドレ・ボシア氏が教えてくれます。
4月23日(日)10:30am~
*帆立貝のバミセリポテト包み ベジタブルドレッシング
*仔牛のソテー アスパラガス飾り フルーツバターソース
料金: 一人 \6,500(デモンストレーション、ランチコース、グラスワイン付)税・サ込み


【DATA】
〒160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目6番2号
Tel: 03-3344-5111
Fax: 03-3342-6094
03-3344-5111(代) 内線325「トゥエンティ ワン」
5:30pm~10:00pm <月曜定休日>

ERI.A
by garbo-lunch | 2006-03-30 04:36 | フレンチ | Comments(0)

フランスの息吹を味わう春~ル ブルターニュ神楽坂~

休日、晴れた昼下がり。
気候がよくなってきたら、テラスでのランチが楽しみたくなる。
やっぱり、こじゃれたところがいい。
それにもちろん、おいしいところがいい。
力を抜いて、オシャレに楽しめるランチ。

というわけでやってきたのは神楽坂。
神楽坂といえば、おいしい隠れ家的レストランが多いことでも
よく知られていますが、ここもやっぱり、ちょっと隠れ家っぽい。
飯田橋駅から神楽坂を上り、有名なうどん会席店「鳥茶屋」の角を
右に曲がったつきあたりに、そのお店はあります。

「ル ブルターニュ神楽坂」。
フランス・ブルターニュ地方伝統の郷土料理、
ガレットがメインのカフェ クレープリー。
今でこそ浸透したそば粉のクレープ「ガレット」だけれど、
その文化を伝えてくれたのがこちら。
日本初のクレープリーなのです。
その道一筋のクレープ職人・クレーピエの打つガレット以外は本物ではない、
というこだわりのもと、本場フランスから職人を数人招聘。
今年でこの神楽坂のお店は10周年を迎えました。
入り口で迎えてくれた、フランス人の初老の男性スタッフの
「ボンソワ」の声と優しい笑顔に、ふわっと心がほどけます。

迷ったあげく、頼んだのは3800円のコース。
前菜、ガレットスペシャリテ、デザートのクレープ、ソフトドリンクというラインナップです。

前菜は「ブルーチーズのサラダ 鴨のスモーク添え」。

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鴨のスモークは、厚みがあるのに柔らかで
凝縮されたうまみがぎゅぎゅっと口の中に広がります。
ブルーチーズのソースも、コクがあって濃厚。
カリカリのくるみがアクセントになっていて、その苦味と
チーズのまろやかさがまた絶妙!
野菜も農家直送だから、みずみずしさが違います。
これを大きめのお皿でたっぷりいただけるのがうれしい。

メインディッシュの「ガレット・スペシャリテ」とデザートのクレープは
約10種のメニューの中から気になったものを選べるプリフィクススタイル。
ガレット・スペシャリテは「プロヴァンサル」をチョイスしました。

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目玉焼風卵焼き、トマト、ハム、オニオンのシードルコンフィ、アンチョビ、
グリエールチーズ、ハーブ ド プロヴァンス と盛りだくさんの内容です。

なんともこうばしい焼き目のガレット。
クリーミーなグリエールチーズがたっぷりのっていて、贅沢!
フランス産のハムも、職人の手作りだそう。
同じくプロヴァンス地方の名物、シードルで煮込んだオニオンは、
タマネギのやさしい甘さを、存分に引き出しています。
時折鼻をくすぐる、ハーブの香りも食欲をそそります。

あっという間に平らげて、デザート
「塩バターキャラメルのクレープ ヴァニラアイスクリーム添え」。

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「ボナペティだよ」とにっこり笑いながらサーブされたのは、
た~っぷりと塩バターキャラメルのかかったクレープ。
滑らかな舌触りの小麦ベースの生地に、ガレットとの違いを感じます。
ほろ苦いキャラメルソースとヴァニラを溶かしながら、口に運んでいきます。
アイスの量がほどよく、おなかいっぱいのはずなのに
ぺろりと平らげてしまいました。

ブルターニュ地方では夕食のフルコースにもなる流れ。
本当は食前にシードル、食後にカルヴァドスをいただきたいところでしたが
仕事のため、今回は断念しました(涙)。

テラス席はもちろん、木材をふんだんに使った小屋のような内装も
ほっとくつろげます。
息抜きランチに、ぜひ。

【DATA】
東京都新宿区神楽坂4-2
電話03-3235-3001
営11:00~22:30LO、日~21:00
月曜定休

CHIZU.K
by garbo-lunch | 2006-03-27 10:55 | フレンチ | Comments(0)

古きをたずね新しきを切り拓く、モダン・スパニッシュの雄~小笠原伯爵邸~

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大名の血脈を継ぐ名家の30代当主、小笠原長幹(ながよし)伯爵の邸宅として昭和初期に建てられたスペイン様式の洋館、『小笠原伯爵邸』。
2002年の開店時には、当時注目を集めていたモダン・スパニッシュを本格的に楽しめる店として話題が集中し、予約の取れない状態に。
そのため、ほとぼりが冷めるのを待ちながら虎視眈々と機会を狙っていたのですが、この度、遂に念願かなって攻め込んで参りました。
ランチは7350円のワンコースという、前回レポートした『レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ』を上回るツワモノでしたが、ええい、ひるむまいぞ!

邸宅の玄関口を入るとエントランスがあり、その先にはウェイティングルーム、さらに奥へ進めばダイニングルームが。
テーブルには席ごとにメニューリストが配置され、表紙の写真は6人分全てが異なっていました。
しかもお持ち帰りのできる紙製で、気が利いてます。
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まずは、フィンガーフードのピンチョスが並んだ『歓迎の“ピカエタ”』。
組み合せの妙を追及した一皿です。
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創作性に満ちた見た目に反して、意外におさまりの良い味わいでした。
左から、「レンズ豆のスープ イベリコのチョリソーとクルトン」、「野菜ピストと焼きなすのロースト 蜂蜜風味」、手前が「イベリコ豚のテリーヌフライ」、奥「じゃがいものコンフィと蛸 パプリカパウダーとオリーブオイル」、右端は「鰯とアーティチョークのペースト アンチョビ」。
モダン・スパニッシュの革新性の象徴とも言えるスプーン盛りがすっかりポピュラーな存在となった今、スプーン選びに凝るのではなくてグニャリと曲げてしまう遊び心にちょっとニヤリとしてしまいました。
サービスの方が「みんなで徹夜して曲げたんですよ~」と言っていましたが、
そんなアホな(笑)。


前菜は『63℃の卵 イベリコハム 野菜のピューレとトリュフ』。
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クリームのようなカリフラワーのピューレが敷かれた上に、63℃で調理されたポーチ・ド・エッグが。
刻みパセリ、世界最高級のブランド豚、イベリコ豚の生ハムがハラリと乗せられて、白トリュフのみじん切りもまた香りを添えていました。


次なる刺客は、『“ラ・マンチャ”のスープ 帆立貝添え』。
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スープの真ん中にポッコリと浮かんで見える楕円形のものは、帆立を焼いて荒くたたき、また焼いたもの。
卵白などでつないでいるのかと思いましたが、スプーンでうまく形成して、つなぎは用いていないそう。
コンソメのだしは、単一素材ではないなと思ったら、牛をベースに鶏と豚までも使っているのだとか。


主菜の魚料理は、ヨーロッパで広く食べられているタラを塩蔵にしたものを低温油で煮た、『バカラオのコンフィ ほうれん草のヌーベ ドライトマト』。
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塩に漬け込むことでゼラチン質が増えると説明を受けたバカラオは、確かに生のタラ以上にプリップリでした。
フランスで食べた干しダラも、水でもどしてあってふっくらと柔らかくなっており、やはりそのままで食べるよりもおいしいと感じました。
生活の知恵って偉大ですな~。
ちなみに、ヌーベとはイタリア語で言うスプーマ、要するに泡のこと。
モダン・スパニッシュが一般層にまで知られるようになるよりも前に、泡を作り出す機械をあるレストランで見せてもらったことがあるんですが、どのようなものだったのか、ほとんど形状を覚えてません・・;
機会があれば今度はじっくりと、調理工程とともに見てみたいです。


肉の主菜は、『スペイン産イベリコ豚頬肉のバニラ風味煮 パイナップル添え』。
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イベリコ豚との感激の再会!
さっきは1枚のスライスに過ぎなかったけれど、今度はゲンコツ大です♪
決して硬くはないながらも、しっかりと繊維を残して赤ワインで煮込まれた頬肉を噛みしめると、鼻腔にはバニラの甘い香りが。
なのに、甘みはないのがなんだか不思議です。
上に乗っているのは苺とリンゴで、それがまた、バニラが誘う味覚と嗅覚の不一致による混迷を深め・・、うう、どこか変な感じ。
かたわらに置かれているのは、焼きパイナップルです。


次に出てきたのは、『マンチェゴ風味のアロス』。
料理の仕掛けに夢中になっているうちに、気がつけばもう六皿目に!
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アロスはいわゆるリゾットのこと。
マンチェゴというのはスペイン産のチーズの一種で、パルミジャーノに似たコクのある味がしました。
訊き損ねてしまったのですが、スペイン式のコースでも炭水化物がこのタイミングで出て来るのは一般的なことなんでしょうか。
それとも、日本人向けにしているのかな。


いよいよコースもラストスパートにかかり、『“ラ マンチャ”のパンプディング』
なるデザートのおでましです。
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パンプディングと呼ぶには奇想天外なこのシロモノ。
一口食べてみると、カステラのようにキメが細かく柔らかいパンに、しっかりと卵液を吸わせてしっとりと焼き上げてあり、まるで上等な卵焼きのよう。
ソースはキャラメルソースで、見た目より軽やかでした。
巻かれているのは、リンゴを軽く焼いたものです。


彩り鮮やかな『5種のタパス』。タパスとは小皿料理を意味します。
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左から「ジェマとココナツ」、「ベリーのアイス」、「ノシジャ」、「フランボワーズとヨーグルトの冷たいスープ・アーモンドクッキーのマドラー」、「カシスのケーキ・ブルーベリーソース」の、以上5種類。
ジェマは一般的なスペイン菓子で、卵黄と砂糖を混ぜ合わせて丸めたもの。
和菓子の生菓子のようでしたが、スペインでこれを食べたという人によると、向こうではマジパンのような粘着質な食感がもう少し感じられたとか。
ノシジャもよく見るお菓子なのだそうですが、今回頂いたものは、バジルの風味づけがされた口溶けの良いチョコレートで、粒塩が振られていました。
チョコと塩とを一体にしないという発想に、新鮮な驚きを感じました。
最近流行りの塩チョコも、モダン・スパニッシュの旗手の手にかかるとこうなるのかぁ、と思わず感心。


締めに現れた『小菓子』にも、モダン・スパニッシュの心意気がふんだんに。
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左から「青海苔クッキー」、「オリーブのボンボン」、「ピスタチオのトゥーロン」。
さすがはオリーブ油の世界一の輸出国スペイン、オリーブ風味のガナッシュを閉じ込めたボンボンチョコレートというアイデアには思わず拍手!
トゥーロンはピスタチオがぎっしりと詰まった濃厚な味わいでした。
クリスマスによく食べられる伝統菓子の一つなんだとか。


ここまでを振り返ってみて、新しい調理法や盛り付けを編み出すなかにも意識的に伝統を息づかせる、それがスペイン料理に対する形容としての「モダン」の意味合いなのではないかと感じました。
同じヨーロッパでも、フランスでは素材の特徴をすくい上げ、混ぜ込んで一体化させるような手法を用いたり、多素材を合わせたり、味を複雑化させる傾向にありますが、ひるがえってスペインでは、主に、使う素材の持ち味は全面的に活かして、個々を重ね、やりすぎない、というやり方をするようです。
創造と表現の根幹として、まず料理人ありきなのか、素材ありきなのか、そこに決定的な違いがあるように感じました。

食事の後には、お店の方に、イスラム風のシガールームや藤棚のある屋上など、お屋敷内を案内してもらいました。
雑誌などで見て想像していたよりも大きな敷地ではありませんでしたが、シックななかにも丸みの感じられるデザインで、全体に落ち着いた雰囲気でした。
小笠原伯爵邸は本来は東京都の所有物で、レストランの経営者が修復期間を除いて10年間の賃貸を許可されて修復し、営業しているものだそうです。
ということは、オープンが2002年なので、6年後にはもしかして・・?
実績を認められて貸し出しが継続されるかもしれませんし、先のことはわかりませんが、興味がおありの方は、どうぞ永遠に機会を逃してしまうことのありませんように。

codama+

【DATA】
小笠原伯爵邸 (スペイン料理)
〒162-0054 東京都新宿区河田町10-10 MAP
TEL 03-3359-5830
by garbo-lunch | 2006-03-20 23:58 | 各国料理 | Comments(0)

昼間からパブで一息♪~ダブリナーズ・カフェ&パブ ~

平日のランチは仕事の合間なので食事だけを楽しむことが多いが、休日ランチは後の予定も考えずにのんびり取ることができる。
仕事から解放され、たまには昼からビール片手においしい食事を食べたいことも・・・

そんな時にお薦めなのが、アイリッシュパブ。
食事だけでも美味しく食べれるので、気のおけない仲間と一緒に行けば話しも弾むだろう。
今回うかがったのは、都内にいくつもお店がある「ダブリナーズ」の渋谷店。
駅前の雑踏を抜けてお店にたどりつくと、今までの人混みが嘘のような落ち着いた空間にほっと一息ついてしまう。

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まずは、ビールを注文。せっかくだからアイルランドを代表するビールを。
右はGUINNESS(ギネス)。とてもまろやかな黒ビールで、ビールの苦味が苦手な人にも飲みやすい。
左はKILKENNY(キルケニー)。別名「アイリッシュビールの宝石」ともいわれる。
ギネスと比べるとすっきりとしたビール。

ビールを片手に空腹を満たしてくれる料理も続々と登場。
ここでは、「単なるビールのつまみ」にとどまらず、伝統的なアイルランドの郷土料理や家庭料理が充実しているのも魅力。
通常、お昼はランチコースのみだが、ある程度人数がまとまったら、夜のメニューにある郷土料理を予約することもできる。


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「スモークフィッシュパテ ソーダブレッド添え」
2種類のパテは、スモークサーモンとサバで作られている。
ソーダブレッド自体は、イーストではなくソーダ(重曹)を加えているため、素朴で重たい食感だが、それが返ってこれらのパテと好相性。一緒に食べるとパテの味を見事に引き立てている。

続いてシチューを2品。

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「ギネスビーフシチュー」
名前のとおり、ギネスビールを使った煮込み料理。黒ビール独特の旨味と風味が加わって、こくのあるシチューとなっている。
一緒にきたパンにソースをつけながら食べるとさらに美味。


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「アイリッシュシチュー」
ラム肉とジャガイモをじっくり煮込んだシチューで、アイルランドの代表的な料理。ハーブも入っているので、ラム肉のくせが消されていて、とても食べやすい。


次に登場したのは、「シェパーズパイ」
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直訳すると「羊飼いのパイ」。パイといってもパイ皮は使わず、ラムのひき肉の上に、マッシュポテトをのせてオーブンで焼き上げたもの。
こちらもラム肉独特のくせは感じられず、マッシュポテトと一緒に食べるせいもあり、コロッケの中身という印象が強かった。日本人には親近感のある味わいでお勧め。

お腹もだいぶ落ち着いてきたところで、続いては「フィッシュ&チップス」
こちらもイギリスやアイルランドの代表的な料理である。
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タラのフライとフライドポテトの盛り合わせだが、今回は「フライドマッシュルーム」も一緒に添えてもらった。(左側の丸いもの)
ケチャップとビネガーをつけて食べる。

日頃は揚げ物はちょっと・・・と敬遠してしまうのに、こういう時はなぜかスイスイ食べられてしまう。
食べすぎかな・・・と心の中で思いつつ、フライドポテトにのびる手がまったく止まらない。

揚げ物でいっぱいになったお腹にやさしい一皿が、「コルキャノン」
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これはマッシュポテトとキャベツのミルク和え。アイルランドの家庭料理である。
口に入れた瞬間、何とも懐かしい気分にさせられた。
少し温かくて、余計にキャベツとミルクの甘さがやさしく感じる。

この他にもサラダや「ムール貝のガーリックパン粉焼き」を食べ、お腹もいっぱいになったところで、最後にデザート。
今回は組長こと並木先生も一緒だったため、特別に「クリスマスプディング」を用意していただいた。
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名前のとおり、本来はクリスマスに頂くデザートである。
干しレーズン、カラント、黒いパン、牛脂が入ったイギリスの伝統的なお菓子。
とても濃厚なので沢山は食べれないが、レーズンのしっかりとした食感にはまり、私はぺろっと食べてしまった。

みんなでおしゃべりしながら、あっという間に時間が過ぎていった。
おしゃれなレストランで優雅なランチもいいが、たまには昼間からビール片手に美味しい料理と過ごすのもいいのでは。


【DATA】
THE DUBLINERS’ CAFE&PUB渋谷(ダブリナーズ・カフェ&パブ しぶや)
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2-29-8
道玄坂センタービル2F
03-5459-1736

Aya
by garbo-lunch | 2006-03-19 22:57 | その他 | Comments(0)

ちょっと気取った八重洲にようこそ!~カノビアーノ東京~

東京・丸の内とは反対の出口にある「八重洲口」。お酒を嗜む渋いお店が多いのだがOL好みの素敵度満点のレストランはなかなか見あたらない。仕事のアレコレを少しでも忘れさせてくれる非日常的空間で美味しいランチができるところはないものか…と思っていたら、できましたよ!

去年の7月に誕生した「カノビアーノ東京」。言わずと知れた植竹隆政氏がグランシェフを務めるイタリアンレストラン。そう、あのカノビアーノがなんと東京駅前、八重洲にできちゃった!八重洲口正面にある石造りの趣のある建物(関東大震災をも耐え抜いた歴史あるビルです)。ちなみに前は某銀行でした。

お洒落なOLさんや、八重洲ではあまり見ることのない(失礼な!)品のいいおじ様達などが集っています。スタッフもにこやかに迎えてくれます。八重洲のOLには少々敷居が高いと思っていたのですが、そんなこともなく一安心。受付でランチの旨を告げると、奥のレストランスペースに案内されます。フレンドリーなスタッフが多いというのが私の印象です。
しっかりしたランチコースは¥2800からありますが、今回は気軽に利用できるパスタランチを紹介します。予約なしでも大丈夫です。

A・サラダorスープ + パスタ (¥1000)
B・パスタ + ジェラート + ドリンク (¥1000)
C・サラダorスープ + パスタ + ジェラート + ドリンク (¥1200)
この3つの中からお好みでチョイス。
プラス¥300でデザートが付きます。

今日は上記のC+デザート(欲張りなの!)にしてみました。

f0040321_19155427.jpg美味しいパンは食事が出てくる前についパクパク食べてしまいますよねぇ。無くなったらサーブしてくれますが、食べ過ぎ注意!

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 ベビーリーフのサラダ。フレッシュです!f0040321_19281036.jpg

友人はスープ(大麦のミネストローネ)をオーダー。野菜たっぷり。有機野菜などの素材にこだわるカノビアーノですもの、美味しそう!


さて、メインのパスタ!
パスタは日替わりでメニューが変わるとのこと。
私が行った日は…
・芽キャベツと菜の花、アンチョビのスパゲッティーニ
・ホロホロ鳥のラグーとしし唐のスパゲッティーニ
・いろいろキノコとパンチェッタのスパゲッティーニ
・生ウニのトマトクリームソース スパゲッティーニ
この4種類。う~ん、悩む。芽キャベツと菜の花なんて「春」って感じですよね?私はいろいろキノコとパンチェッタのスパゲッティーニにしました。

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隊長!いろいろキノコの正体…椎茸、エリンギ、しめじを確認しました!キノコ達はみなしっかりとした厚みを持っています。食べ甲斐あります。パンチェッタ(生ベーコン)との相性も良く、味付けは和風な感じがしました。カノビアーノのパスタはバターは使ってないんですよね?え~、じゃあこの風味は何なの?パンチェッタから出てくるコクと香りなのかしら?パスタの和風といえばバターにしょう油だと思っている私には、とってもいい意味で不思議です。
パスタのゆで具合って大事なんだなって実感できるパスタのアルデンテ加減。理屈抜きで、あ、美味しい!と思えます。こっそり感動しました。

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お待ちかねのデザートの登場です。季節によって種類が変わるようですが、この日のデザートの集合写真をパチリ!色とりどりのタルト、きれいでしょ?モンブラン、チェリー、レモン、バナナ、洋梨、いちご、チョコレート、金柑とオレンジなどなど。どれにするかまた悩みます。

f0040321_1913374.jpg私が選んだのは金柑とオレンジのタルト。金柑のちょっとした苦みとオレンジの爽やかな風味が、中にはいっているカスタードクリームの甘みと溶け合って…う~ん幸せ!


この日はオーダーしなかったんですがチェリーのタルトも美味です(集合写真でピンクのタルトです)。グリオットチェリー(と説明された日もあれば、桜と説明された日もあり)のモンブランなのですが、タルト生地は抹茶風味。葉っぱは飾りかと思っていたのですが、これもきちんと食べられます。ほんのり桜葉の味がするところなど感動モノです。
ドリンクはコーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。

f0040321_19132693.jpgジェラートもケーキが運ばれてからすぐに出てきました。その日に入る素材によってジェラートの種類も変わるそうです。今日はキャラメル!コクがあってこれがまた美味しいの!(写真はちょっと溶け気味ですがあしからず)

食事が出てくるまで待たされることはないのですが、デザートまでいただいてゆったりしていると1時間はあっという間に経ってしまいます。入って左側の奥にソファー席があって、ここがまた居心地がいいんです。この席に通された日は心の中でニンマリ。

ランチとは話しがそれてしまいますが、窓際のカフェスペースも素敵です。カフェは朝7時からやっているので、旅行の待ち合わせ場所にもいいかも。なんたって駅が目の前!3分もあれば八重洲中央口の改札に到着できます。
もしディナーを食べる機会があったら、そのまま地下のバー「M・TOKYO」へ行くのもおすすめです。外からも入れるのですがレストランの中からも行けます。余談ですが地下は銀行時代、金庫室があったそうです。

東京駅に来たら丸の内もいいけど、ぜひ八重洲へ。朝・昼・晩とカノビアーノを堪能するのもまた楽しいはずですから。


【DATA】
CANOVIANO東京(カノビアーノ とうきょう)
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-9-9
レストラン:11:30~14:30(ランチ)/18:00~23:00(ディナー)
カフェ:7:00~23:00
M・TOKYO(バー):18:00~翌6:00


K.Nana
by garbo-lunch | 2006-03-16 20:06 | イタリアン | Comments(2)

料理も、器も一流!~IL GHIOTTONE(イルギオットーネ)~

世の中に、白い器って五万とあって、光沢のある白、マットな白、透け感のある白…一言で「白い器」といっても、そのレパートリーは様々だ。白い器で料理を出すお店は一般的なのは、やはり一番料理がきれいに見えるからなわけだが、ここまで料理一品一品との相性を考えて器が選ばれている店は少ないのではないか、と思う。

今回うかがった「IL GHIOTTONE(イルギオットーネ)」は、料理の紹介はもちろんのこと、器にも注目してご紹介したい。

まず、席について驚くのは、すでにセッティングされているパン皿と水用グラス。パン皿は「 Rosenthal(ローゼンタール)」、グラスは「ALESSI(アレッシー)」である。パン皿と水用のグラスなんて、脇役中の脇役だというのに、きちんと「いい器」を使っているところにただならぬものを感じる。

f0040321_16561910.jpg最初に出されたのは、<オリーブオイル2種>。このために特注されたのではないか、と思うほどぴったりのガラスの器。ガラスを透けてテーブルクロスの白が、2種のオリーブオイルの色の違いを歴然とさせる。右(薄い色)が北イタリアのもの。フルーティーで甘みがあり、なじみのあるオリーブオイルの味である。一方、左(濃い色)は南イタリアのもの。サンサンと注ぐ太陽を彷彿とさせる、藁っぽい苦みの強い味である。

f0040321_1657272.jpg2種のオリーブオイルに感動していると、おしゃれなカップに入った料理が出される。<カリフラワーのスープ>。炙ったホタテ、茹でたブロッコリー、プラドという豚の脂身の塩漬けに、カリフラワーのスープというよりは、クリームがかかっている感じ。炙ったホタテの香ばしさ、ブロッコリーの青っぽさ、プラドの凝縮した塩辛さが、マイルドなカリフラワーのスープでお互いの調和を取っているようだ。なるほど、この料理には、ゴロゴロとした具材が、適量のスープに絡むように、スープ皿ではなく、カップがよいのだと感じる。また、添えられた打ち銅の匙は、小ぶりでアイスクリームスプーンのように平たく、掬いやすい。さりげなく、和のものが入っているところがにくい。

f0040321_16572644.jpgまず、前菜の<初鰹のサラダ仕立て>。半面炙った初鰹に、フレッシュな葉もの、でこぽんとフェンネルのソースがかかっている。でこぽんの甘さが、鰹の臭みを消して、気持ちの良い味がする。厚みのあるガラスの器は、安定感があるのに、涼しさを演出できるすぐれものである。




f0040321_16574965.jpg次は、パスタ。<岩手産大椎茸とベーコンのタリアテッレ>。まるでポルチーニ茸のような肉厚な椎茸と、層の厚いベーコンのサイ切りと、フレッシュなセージの葉をタリアテッレと炒め合わせ、仕上げに粗挽きこしょうとパルメザンチーズをふんだんにかけた、至ってシンプルなもの。噛めば噛むほどお互いの風味がギュッと感じらる。器は、リムの大きなボール状のもの。ソースのあるもの、ないもの、どちらにしても、パスタは少し深みのある器が食べやすい。

f0040321_16581134.jpgそして、気になるメイン。料理の前に、カトラリーが出される。仰々しい牛角の柄のフォークとナイフ。よく見れば、「Laguiole(ラギオール)」のものである。ラギオールとは、フランスの、刃物で有名な小さな村の名前である。柄の部分にさりげなく付いている蜂だか蝿だかのマークが特徴で、この村の工芸品である。が、その切れ味は抜群で、折りたたみ式のポケットナイフを始め、世界的に認められ、ブランド化している。キッチンウェアのお店のショウウィンドウでしか拝見したことがない「ラギオール」を今から、自らが使って食するものとはいったい!?と期待が大きくふくらむ。そして、出されたのは、<地鶏のパートフィロ巻 九条ネギとスクランブルエッグ添え>。パリッと歯ごたえのある皮に包まれたミディアムレアな地鶏と、とろとろのスクランブルエッグと柔らかい九条ネギのこってり感に、グリーンマスタードソースのキリッとした辛みが利いている。器は、リムのない、フラットかと思えば、中央に向かってややくぼんでいるきれいなラインのもので、料理が栄える。リムが必要なほどのソースの量ではないが、真フラットでは心許ない、こんな料理には最適な器である。ラギオールの刃のあたりも問題ない。

f0040321_16584225.jpg締めのデザートは、<アーモンド風味のヴィアンコマンジャーレ キャラメルアイス添え>。ブラマンジェといえば想像つきやすいだろう。が、想像以上のフワフワ感と口に入れたと同時にとろける感じが普通ではない。さらに苦みのあるキャラメルアイスが、ヴィアンコマンジャーレの優しい甘さを引き立てている。中央が楕円型にくぼんだ、愛嬌のある器は、デザートの甘さと相まって、かわいらしさを演出している。

最後は、一杯のコーヒーで。カラーの花びらのようなフォルムのコーヒーカップは、「Villeroy&Boch(ビレロイ&ボッホ)」のもの。「おいしかったね~」と本日のランチについて語り合う、各々の手元に「満足」の花が咲いている。


料理の美味しさはもちろんの事、最後まで気を抜かない器選びには、もう脱帽である。


Motoho Joh


IL GHIOTTONE(イルギオットーネ)
  〒100-6401
  東京都千代田区丸の内2-7-3
  東京ビルディング1F
  03-5220-2006
  www.ilghiottone.com
by garbo-lunch | 2006-03-13 17:04 | イタリアン | Comments(1)

日本橋で老舗の洋食屋~たいめいけん~

日本橋は古さと新しさが共存する街。コレドを初めとして新しいお店が増える一方で、歴史のある古きよきお店も沢山残っています。お江戸日本橋というと、和食のイメージが強いのではないかと思いますが、意外と多いのが老舗の洋食屋さんです。
中でも有名なのは『たいめいけん』。昭和の初めに創業した洋食店の老舗です。
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いつも行列が出来ていますが、比較的席数が多いので、30〜40分くらいで、入れます。客層は、若いカップルから老夫婦、そして以外に多かったのが小さいお子様連れの家族。
1Fと2Fではメニューが少し違います。(2Fの方がちょっと価格帯が高めです)今回は1Fで食べました。

まずは、名物料理の『コールスロー天下一品』(酢油キャベツとも呼ばれている)と『ボルシチ(ボリウム満点)』。
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この2品は各50円で食べられるのです。このお店が、日本橋にオープンした当時(昭和23年)の値段のまま、かわらずに出しているサービス品なのだそう。しかし、50円だからといって侮ってはいけません。名前の通りボリューム満点です。コールスローはキャベツと人参、たまねぎなどをプレーンなオイル&ビネガーであえたシンプルな一品。さっぱり味が後を引くロングセラーです。ボルシチはじゃがいもや人参がごろごろしていて、やさしい味です。

次に私が選んだのは、『ビーフコロッケ(ライス付き)』 (1550円)。
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衣は、非常に細かくて、サックリ。そして中はとってもクリーミー。中に入っているお肉がまた、ひき肉なのにちゃんと肉の食感が味わえて、美味しいです。そして、洋食屋さん自慢のこくのあるデミグラスソースがかかっています。普段コロッケにはソースかケチャップなのですが、デミグラスソースがかかると、いつもの家庭のコロッケとは一味ちがった、レストランのビーフコロッケになるのだなぁと実感しました。

そして、なんといっても、この店の看板メニューは『タンポポオムライス』(1850円)。
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伊丹十三監督の映画「タンポポ」に登場したオムライスで、店の社長と伊丹氏のふたりで発案した自慢の味なのだそう。チキンライス(お店ではハムライスと呼んでいる)の上にふわふわのプレーンオムレツがのっていて、ナイフを入れると卵がとろ〜りと広がります。
以前、我らが組長、並木麻輝子先生が同店にて講座を開いたときに、特別にケチャップ、デミグラスソース、ちょっぴり辛目のサルサ風のソースの3種類を試させてもらったことがあります。それぞれおいしかったけれど、オムライスにはやっぱりケチャップがいちばん好きという意見が多かったです。

メニューは他にも、ハンバーグ、エビフライやカニクリームコロッケ、スパゲッティナポリタンなど、洋食の定番メニューがそろっています。家庭で普通に食卓にならぶメニューも、手間と暇をかけて、プロが作ると、母の味とは違ったおいしさがありますよね。


【DATA】
たいめいけん  
東京都中央区日本橋1−12−10
TEL 03−3271−2465(代表)
    03−3271−2463(1F)
年中無休 (2Fは日・祭日定休)
平日・土曜日 11:00〜21:00 (ラストオーダー 20:30)
日・祭日 11:00〜20:30 (ラストオーダー 20:00)
(2Fの営業時間は異なります)

michika
by garbo-lunch | 2006-03-13 12:55 | 洋食 | Comments(0)

これぞ骨太のフレンチ!ザ・ビストロ~L'AMITIE(ラミティエ)~

休日のランチと言えば、おしゃれをして雰囲気やサービスを楽しむリストランテでの食事もいいが、気の置けない仲間と食事を楽しむなら、こんな小粋なビストロがいい。
「ビストロ」とは、フランスでは大衆食堂!とは言うものの、味もサービスも疎かにはしたくない。そして、もちろん雰囲気も大切。

そこで今回は、高田馬場にあるL'AMITIE(ラミティエ)へ足を伸ばした。

高田馬場から早稲田通りを歩くこと約10分。目印は「牛丼の吉野家」を曲がったら、ラミティエの赤いテントに遭遇する。店前の看板、窓越しに見える店内。どれもまるでパリのお散歩の途中・・・そんな気分にさせてくれる。

私以外ラミティエ初体験!の3人衆は、この光景が目に張ったとたん、早くもテンションが上がりわざわざ高田馬場まで足を伸ばしたことに納得のご様子。

そして、メニューをに目を通したらどれも宮下シェフの愛情たっぷりのフランス郷土料理。
更に、このラミティエがビストロでビストロたる所以・・・なんと、前菜+メインで¥1,050-なのだ。いまどき、この値段でランチを食べないこともあるのに、がっつりフランス郷土料理が堪能できるとは、毎回ながら驚きである。

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私が選んだ前菜は「小エビのタブレ」

前菜は他に「田舎風お肉のパテ」や「キッシュロレーヌ」、「サーモンのタルタルカナッペ」、「いわしとじゃがいものあたたかいタルト」、「クリュディテ(野菜の盛り合わせ)」と計6品。どれも、フランスのエスプリが溢れている。

フランスでタブレ(Tabbouleh)といえば、スムールを蒸してトマト、タマネギ、ピーマン、パセリなど刻んだ野菜を加えた、クスクスのサラダのこと。ルーツは東地中海のレバノン。

フランスの家庭料理、お惣菜としてフランス料理に浸透している。

ぽろぽろとしたスムールの食感とドレッシングの酸味、プリッとしたエビの旨み、プチトマトの甘味と酸味に加え、たっぷりの刻んだパセリ。口の中で調和されてなんともさわやかだ。ぱくぱくと口にはこぶバランスで、さまざまなニュアンスを感じられ、なんだか心がウキウキとする前菜だ。

きっと和食・家庭料理で私が幼少からあまり体験しなかった食感なので、タブレを頂く度にと「ビストロ」「フレンチ」と感じるのかもしれない。

こんな小さな食材の持つ、パワーを改めて感じた。

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メインは「カモのコンフィー」、「仔羊と白インゲン豆のトマト煮」や「牛リブロースのステーキ」など7品も並ぶ。その中から「シュークルートガルニ」をチョイス。

シュークルートとはフランスとドイツの国境近いアルザス地方の郷土料理。
塩漬けして乳酸発酵したキャベツを水洗い又は水に浸して塩抜きし、スパイス(ネズの実、丁字、こしょうなど)と塊肉やソーセージと共にアルザスの白ワインで煮込んだ料理。茹でたジャガイモと一緒にいただく。

宮下さんのシュークルートはまず出てきた瞬間に釘付けになる「パリッ」と焼けた皮をまとった若鳥のもも。噛み締めるとしっかりと肉の旨みを感じられる。そして程よく酸味を残したキャベツとほっくりとしたジャガイモの甘味がさらに肉の旨みをひきたてる。

まさに五感で堪能した一皿。家庭料理や郷土料理は本当にとても心にしみわたる。

至極の一品を頂いた後はもちろん、デセールへ。
ランチは以上の「前菜」;「メイン」で¥1,050-だが、プラス¥525でデザートとドリンクがいただける。迷わずメニューを手にする。「ブランマンジェ」や「フォンダンショコラ」など6品とコーヒーや紅茶が選べる。

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私の選んだデセールは「クレーム・ブリュレ(CREME BRULEE)」。直訳すると“焦げたクリーム”というフランス語。

カスタード風クリーム又はプリンの表面に砂糖をかけ、天火又はバーナーでその砂糖を焦がしたデザートの事 。世界一カロリーの高いデザートと言われようが、メニューに並んでいたらはずせない。。。

しっかりとキャラメリゼされた、表面をパリッんと砕き濃厚なクリームへ突入。ぱくっと口に運べばバニラの香りがたっぷり漂う。

東京で本場・ビストロの雰囲気さながらのお店はあれど、このコストパフォーマンスは、宮下シェフの努力の賜物。心から感謝です。

実際にランチの後に寄ったパティスリーでの出費が軽くランチ+デセールをオーバーした事実。

そして、今日もビストロの底力に感服である。

心に栄養をつけたい時に立寄ると、心にもそして体にもたっぷりと栄養をもらえる。
充実した食生活の大切さを改めて感じた。

【DATE】
店名 L’AMITIE(ラミティエ)
住所 新宿区高田馬場2-9-12 芝原ビル1F
TEL 03-5272-5010

hamayuri★
by garbo-lunch | 2006-03-08 01:39 | フレンチ | Comments(0)

ラ ボンダンス(実り豊か)な時を、気軽に楽しもう♪~L’Abondance ラ ボンダンス~


選んだのは、[伝統派フレンチ]と称される「L’Abondance ラ ボンダンス」

オーナーシェフは豊田英稔氏。有楽町線要町駅近くにある「オテル ドゥ キオタカ」のシェフを12年勤めた後、このお店をオープンさせたんですって。

価格帯はキオタカよりは若干安いけれど、味は負けず劣らずという人気店。グルメ雑誌で度々名前を見かけていたから、気になっていたのよねーっ

ランチもディナーも、基本はプリフィクスメニュー。
私は2520円(アミューズ 前菜 主菜 デザート お茶)のコースをチョイス。
(他は3045円で+スープ、3990円で+魚料理が付きます)

いつもそうなんだけど、プリフィクスのメニューって、食べたいものに限って(+500円)とか書いてあるんだな。そういう時って、皆さんどうします?私は飲み物を我慢してでも、それを選びます。食いしん坊万歳。

アミューズ モッツァレラチーズとベーコンの春巻

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大きなお皿にチョコンと。手でつまんでパクッと。チーズの柔らかさと春巻きの皮のパリッとした食感がいい。誰もが「もう1個ちょーだい!」って言いたくなるわ。


前菜 真ダラの白子とアン肝のサラダ、シェリービネガー風味 (+1050円)

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結構、ボリュームがあってびっくり。もっとも内臓大好きな私としては、むしろウエルカムだけど。インゲンを挟んで、白子と真ダラのルーレット。どこに当たっても幸せ~!(^^)!
表面に衣をつけてソテーしているのかしら、このカリカリ感。でも中はとろりととろける舌触り。さすが海のフォアグラ。シェリービネガーの酸味が料理のバランスを保っています。シャープでドライな白ワインと合わせたいですな。


主菜 和牛ミンチ肉とフォアグラ、キノコのパイ包み焼き、マデラソース (+525円)

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きゃっ、かわいい(●^o^●)

でも中はズッシリ肉が包まれてます。
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ソース共に、想像以上に濃厚!前菜もハイカ○リーなもの選んだから、2品でちょうど良かったかも。肉はジューシーな仕上がりで、カルダモンなどのスパイスが8種類くらい使われているそうです。肉の臭みをなくす効果があるとはいえ、フォアグラの味わいと同じくらい幅を利かせているスパイス。やや強すぎるかも。ん~、ここが好き嫌い分かれるところかもね。


デザート (青りんごのシャーベット、バニラアイス、洋ナシのクラフティ、ガトーショコラ)

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やっぱりうれしい盛り合わせ(^^♪ お茶は、見た目も美しいフレッシュハーブティーにしました。ローズヒップ、ミント、レモングラスなどのブレンド。ハーブティーは癒し効果もありますが、私の場合、食べ過ぎた後の罪悪感も打ち消されちゃいますっ。

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前菜は魚介を使ったものが多く、主菜は肉系が多いです。奇をてらったものはなく、安心しておいしいものが食べられると思います。サービスも丁寧で、ものごしゆったりとした接客でした。テーブルは12卓ほどの小さな店内。カップルでゆったり食事できそう。
忙しいとき意外は、シェフが玄関でお見送りしてくれるみたい。これがまた、なかなか二枚目なシェフでした。イタリアンの落合シェフをもっとダンディにした感じ?必見です。
 
L’Abondance
 東京都豊島区東池袋2-59-7 秋山商事ビル1階
03-5953-6161 ランチ 11:30~14:00(L.O) ディナー18:00~21:00(L.O)
by garbo-lunch | 2006-03-03 04:23 | フレンチ | Comments(0)